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2022年02月12日 Sat

小平の古民家再生

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現在は瓦葺きの日本家屋ですが、この家の調査報告書によれば、架構は江戸中期の建物です。

茅葺きで式台玄関付きの由緒ある外観の古い写真が残っています。

江戸時代に、この地を開拓した先祖を持つ地主さんの建物です。

実測調査と解体現場調査から古い時代の手直しの跡が多くあり、

これからが改修工事の正念場です。

耐震改修と温熱改修を行います。来週にも再度小屋裏の調査を行い、補強材の整理を行います。

限界耐力計算に基づき再生します。小屋裏を表しにしてダイナミックな室内空間をつくります。

生花のギャラリーと茶室を備えた別宅として蘇ります。ご期待ください!

 

2022年02月12日 Sat

鶴見の古民家再生

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関東大震災で被災した家が、直後に解体再生されて今まで受け継がれてきました。

大正12年の建物です。古民家と言うには時代が新しいのですが、架構や間取りは伝統的なつくり方です。

以前再生した「川口の古民家」(昭和7年築)とよく似た立派な伝統構法の架構と間取りでした。

実測調査から基本設計を経て実施設計まで2年かかりましたが、ようやく現場の解体工事が始まり、見えなかった小屋裏もあらわになって、耐震の方針を変更しながら進めています。

約一年の工事期間です。限界耐力計算による石場建てのままの耐震補強と温熱環境の向上を図ります。乞うご期待! またご報告します。

 

 

 

 

2022年02月02日 Wed

すまいろんの記事が電子版になります

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22年前の「すまいろん」という雑誌に書いた記事です。

電子版にするにあたって掲載の承認をしました。

故郷大野のまちづくりについて熱く語っています。

当時の意気込みが出ていて、ちょっと気恥ずかしいのですが「住民参加のワークショップ」のことを書いてます。

お時間あれば、どうぞこの表紙をクリックしてご一読ください。

 

2022年01月24日 Mon

池袋ジュンク堂にコーナーができました!

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池袋ジュンク堂の本棚の一角に松井郁夫コーナーができていました!

新刊の「古民家のみらい」の他、ウエルパイン書店から出版した書籍が並んでいます。

店員の方に感謝しています。

 

書籍は、以下のリンクからもお買い求めいただけます。

「古民家への道」は歴史的考察と実大実験の検証を書いている理念編です。

「初めての人にもできる!古民家再生絵本」は古民家再生のノウハウをイラストでわかりやすく解説した技術編です。

「古民家のみらい」はこれまでの実践事例を写真と図面で解説した、使える仕事集です。

以上、お手に取って読んでいただけますと幸いです。

 

松井郁夫仕事集1「美しい木組の家

松井郁夫仕事集2「古民家のみらい」

初めての人にもできる!木組の家づくり絵本

初めての人にもできる!古民家再生絵本

古民家への道

2022年01月12日 Wed

「古民家のみらい」ー成熟した社会を目指してー発刊

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新刊本のお知らせ

「古民家のみらい」ー成熟した社会を目指してー松井郁夫仕事集2が、2022年1月20日発売予定です。

昨年10月に発売された「美しい木組みの家」ーいつか古民家になる-の続編です。

古民家再生の18事例を写真と図面と解説をそえてお送りします。

松井事務所の写真集ですが「作品集」と言わずにあえて「仕事集」と読んでいます。

37年間の再生のノウハウを公開することによって、壊されそうな古民家が救われることを願っています。

240頁 オールカラー ウエルパイン書店発行 5500円

Amazonで予約買うことが出来ます。こちらからどうぞhttps://onl.la/NJYBUsU

2022年01月01日 Sat

新年あけましておめでとうございます

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2022年 新年のお慶びを申し上げます。

コロナ禍の続く中、今年も始まりました。

今年こそ明るい年でありますように。

みなさまのご多幸をお祈りします。

本年もよろしくお願い致します。

2022年元旦  株式会社 松井郁夫建築設計事務所

 

2021年12月21日 Tue

年末年始休業は12/28〜1/4です

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平素は格別のお引き立てを賜わり厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、松井事務所の年末年始休業期間は以下の日程となります。

2021年12月28日(火)~2022年1月4日(火)

期間中にいただいたご連絡は1月5日(水)から順次対応致します。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。

2021年12月20日 Mon

「古民家のみらい」発刊のお知らせ

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シリーズ第二弾の古民家再生の写真集が発刊します。

「古民家のみらい」ー成熟した社会を目指してー松井郁夫・仕事集2です。

実作の図面と工事中の解説を添えて、実務に役立つ仕事集です。

もちろん、写真集としても楽しめます。

「寒い」「暗い」を取り除き「しなやかな」耐震性能と「あたたかい」温熱環境を実践する

「進化する古民家再生」をご覧ください。

ウエルパイン書店より、210頁、オールカラー、来年1月末の発売予定です。乞うご期待!

Amazonから予約できます

 

 

 

2021年12月11日 Sat

岐阜での講演会のお知らせ

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「和の住まい」の講演会のお知らせ。

2022年1月17日14時から、岐阜県立国際たくみアカデミー「たくみホール」にて

省エネと和の住まいシンポジュウムで

「美しい木組の家」についてお話します。

内容は「古民家再生」から山と職人と住まい手を結ぶ「ワークショップき組」の仕組みとデザインです。

どうぞお近くの方は、ご参加ください。参加料は無料です。

この日に間に合わせた、最新版の写真集「古民家のみらい」と

好評発売中の「美しい木組の家」の販売もあります。

会場でお会いしましょう!

 

 

2021年12月02日 Thu

エッセイ 「成熟した社会を目指して」

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歴史的な町並みの落ち着いた城下町で育ったせいか、重厚な古い家の連なる町並みに癒やされる。狭い路地や用水路の脇の洗い場の日陰に静寂を感じる。

幼い頃に遊んだ薄暗いお寺の境内や、神社の深い森の緑を見ると敬虔な気持ちが湧いてくる。

そんな故郷が、いまでは広い道路と明るい色の家々が立ち並ぶ、なんとも居住まいの悪い町になってしまった。

かつての家々は、黒々とした太い無垢の木で陰影の深いしっとりとした趣であった。季節がめぐると表情を変える町並みと祭りの喧騒が一年の生活に彩りをもたらしていた。

暑い夏も雪のふる冬も、住人は穏やかに一年を送った。むかしからの生活を同じように飽きもせず、ずっと繰り返すように。家族は年寄りも幼子も一緒に暮らし、和やかで、にぎやかな日常を楽しんでいる。

家族の暮らしは、嵐の夜も、病める日も丈夫な家が守ってくれる。安心と安全は地域のつながりが約束してくれる。

町内に住んでいる職人たちは、心強い知恵と工夫の持ち主だ。何か困ったことがあれば、顔見知りの友だちがやってきて解決してくれる。

どんな職業についているとしても、外面の体裁や見かけにこだわることもなく、のびのびと暮らすことができる町、そんな生活ができる、幸せな社会を目指したいと思う。

そこに流れる時間はゆっくりと、まるで、熟した果実が成るように豊かさに満ちている。

日々の設計の中で、想うこと…。

2021年11月22日 Mon

「美しい木組の家」発売!

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大変お待たせいたしておりました。

松井事務所の仕事集1「美しい木組の家」―いつか古民家になる―が発売になりました!

約一ヶ月遅れで店頭に並びました。

予約されていた方には申し訳ありませんでしたが、好評発売中です。

この本は2冊構成の一冊目です。

松井事務所開設時から現在までの「木組」の仕事をまとめました。

内容は、建物の竣工写真ばかりでなく、設計の経緯や工事の工程や実施図面も満載しました。

仕事に役立つ「コラム」もあります。

「木組の家」なので、架構の仕組みを詳しく解説しています。

実務者にとっては「使える写真集」となっています。

また、住まい手の方には、木組の魅力を満載した「住まいの写真集」となっています。

進化する木組の家をご覧ください。

A4版 オールカラー 210ページ 5000円(税別)ウエルパイン書店発行

来年1月には、二冊目の「古民家のみらい」-あたたかな再生- を上程予定です。

2冊合わせて松井事務所の「仕事」をご覧ください。

こちらから購入できます。Amazon

 

2021年11月18日 Thu

「ウッドデザイン賞2021」を受賞しました!

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この度、「八王子の古民家再生」がウッドデザイン賞を受賞しました。

高ハッポウで光を取り込み、G1レベルの外皮性能を確保することで、

「暗くて寒い」明治40年の古民家が、さらに100年を生きる「明るく暖かな」古民家に生まれ変わりました。

これもひとえに皆様のご支援とご協力の賜物と感謝致しております。

2021年10月30日 Sat

内覧会のお知らせ

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この度、夫婦2人住まいの小さな木組の家が竣工いたしました。

1階のリビングと2階のワークスペースをつなぐ吹抜けからたっぷりと日射を取込み、

小さくも暖かく広がりのある木組の家となりました。

建主様のご厚意で内覧会を開催させていただく運びとなりました。

力強い架構と自然素材に囲まれた心地の良い豊かな暮らしを体験しませんか?

※ご希望の方には、案内図をお送り致しますので、下記までお申し込みください。

 

内覧会 開催日時

2021年11月27日(土)13:00〜17:00

 

お申込先

株式会社 松井郁夫建築設計事務所

MAIL  :  info@kigumi.jp

FAX  :  03-5996-1370

2021年09月16日 Thu

講演会のお知らせ

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ふるさと福井で講演会が開かれます。

10月26日13:30より福井国際会館にて

「和の住まい」シンポジュウムにおいて「いつか古民家になる」美しい木組の家 についてお話させていただきます。

お申し込みは、下記チラシもしくは受付フォームからお願い致します。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdlDHXQ-xMk94OpGRZvWAAaKIERUGj13QXxlTDASVqryOisUw/closedform

2021年09月04日 Sat

「鎌倉古今」放映予告編

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「鎌倉古今」TV放映の予告編を見ることが出来ます。

2021年9月10日の22時54分からの番組「風景の足跡」でした。

下記、バックナンバーからどうぞ!

https://www.tv-tokyo.co.jp/fukeinoashiato/backnumber/index.html?trgt=20210910

鎌倉古今

2021年08月30日 Mon

仕事集1「美しい木組の家」発売

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「仕事集1」を発行します。

事務所開設以来、これまでに手がけさせていただいた「木組の家」を写真集にまとめました。

『美しい木組の家「いつか古民家になる」』です。新築の家の 「仕事集」第一弾として発売します。

全16事例、図面と解説をつけて設計の趣旨や経緯をまとめました。

木組の「理念」と架構の「技術」も公開しました。

これからの環境時代を生きる、進化した「美しい木組の家」の事例をご覧ください。

ただいま編集中!ウエルパイン書店より10月1日発行の予定です。オールカラー210頁。

第二弾は「仕事集2」『古民家のみらい「あたたかな再生」』を来年1月に発売予定しています。現在、同時編集中!

チラシを掲載します。ご期待ください!

 

ご予約はこちらから↓

Amazon

楽天ブックス

2021年08月28日 Sat

「鎌倉古今」TV放映のお知らせ

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古民家ホテル&レストラン「鎌倉古今」がテレビ東京「風景の足跡」で紹介されます。

安静2年築の農家をレストランに大正時代の土蔵と昭和の数寄屋を客室にした民泊です。

「むかしといまをみらいにつなぐ」古民家の魅力をご堪能ください!

9月10日夜10時54分 テレビ東京「風景の足跡」

一週間前になると予告編が放映されます。

近くなりましたら、またお知らせ致します。ぜひご覧ください!

鎌倉古今

2021年08月19日 Thu

「仕事集」執筆・編集中

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事務所開設から36年になりました。

都市計画から転身して、元大工棟梁のもとで伝統構法を学び、木の家を設計する事務所を立ち上げたのは、ちょうど30歳のときです。

阪神大震災や東北大地震を経て、木造住宅の実大実験に参加させていただき、耐震性について学びました。

その後『木造住宅【私家版】仕様書』の執筆や、山と職人と住まい手をつなぐ『ワークショップ「き」組』の活動を通して、

日本の民家に学んだ知恵や工夫を発表してまいりましたが、今回その実例をまとめた「仕事集」を発行することになりました。

「美しい木組の家」―いつか古民家になる―

「古民家再生のみらい」―むかしとみらいをつなぐ―

の2冊です。

木造住宅のつくり方について、「伝統が進化した形」で新しくお見せできると思います。

10月1日に発行の予定です。ただいま編集中ですので、しばらくお待ち下さい。

 

 

2021年08月17日 Tue

「軸組模型」のはなし

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木造住宅は、軸組でできています。

木の家は柱や梁の構造材が、一本一本の木軸(もくじく)でできています。これを「木造軸組工法」といいます。

床や壁は、板や土を使って軸組と軸組の間を埋めてつくります。なので、柱と梁は、つながっていなければなりません。

木の家を考えるときは、この「軸組構造=骨組」を考えながら部屋をつくり、生活の動線を確保します。

そこで「つくり手」は、まず柱の配置を決めて、梁の架け方を考え、床や屋根にかかる力の受け方や流し方を検討します。

軸組は「架構」と呼ばれています。架構をつくる柱や梁は「真壁」でないと表には出てきません。「大壁」の場合は全て壁の中に隠れます。

わたしの事務所では、木を全て表に出して使う「真壁」を標準仕様にしています。柱や梁を見せない「大壁」では、木が壁の中で蒸れてしまうことがあるからです。

そこで設計の途中で「軸組模型」をつくって柱や梁の掛け方をスタディします。

ここで難しいのは、表に見える柱や梁を綺麗に見えるように設計することです。柱も梁のそのままインテリアになるので、室内からの見え方で建物のデザインが決まるからです。

「真壁」の室内は、出来上がってしまえば、家具などのしつらいがなくても、インテリアデザインとして充分見ごたえがあります。

そのためには、柱も梁も美しいプロポーションと配置の整理が必要です。「木組」と呼ばれる架構は構造と密接につながっています。

シンプルで無駄のない架構の整理で「木組の家」の美しさが表現できます。木組のデザインは軸組のデザインでもあります。

 

 

2021年08月16日 Mon

「白模型」のはなし

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設計の段階で、模型をつくることがよくあります。

建築は、三次元の立体ですから、二次元で描かれた図面やスケッチなどでは、三次元空間を考えるには自ずと限界があります。

そこで、模型には縦・横・高さがありますから、三次元がわかりやすいのです。模型を作る目的には、いくつかありますが、設計者が建物の立体を把握したい時には「スタディ模型」をつくります。

設計者は、「プロポーション」や「マッス」「ボリューム」を正確に知りたくて図面から立体に置き換えてスタディするのです。

数多くつくって、「消去法」で気に入った形を探る人もいます。模型の数が、スタディの証と言わんばかりです。

わたくしの事務所では、すべての図面が出来上がってから模型をつくります。立体は最初から頭の中で3Dが浮かんでいますので、スタディと言うよりも建主さんへの「プレゼンテーション」のための模型です。

一般の依頼主さんは、図面を見ても立体を想像できないので、模型は喜ばれます。外観だけでなく室内の階段や家具を造り込むと具体的なイメージが湧くようです。

しかし、ここで気をつけるのは、あまりにもリアリティがあると俗っぽくなることです。

設計は、オーナーの夢を叶えることが仕事なので、実際の建物が出来上がるまでに何度もイメージを確認して、最終的には実物で現物に落とし込むのです。

リアルさは完成したその時で良くて、模型段階ではイマジネーションを膨らませて、最後まで夢の実現を探るのです。

そのためには、模型は白い無地のほうがいいと思います。素材の色や質感はどうやっても模型では表現しきれません。スケールが違うからです。

若い頃、張り切って色紙で模型を作って、叱られたことがります。

「色や形にとらわれるのは、美術大学を出た奴の悪い癖だ!」「木は天にのびのびと延びるように!魚は水の中を生き生きと泳ぐように!つくるのだ!」と関根伸夫という彫刻家に言われました。中国の画論「気韻生動」という考えだそうです。

その当時は、哲学的で理解できませんでしたが、模型に色や素材感を表現するとそこでイメージが止まってしまいます。

つまり「夢」が膨らまないのです。それから、むしろ白無垢のほうが、いろいろと想像力を掻き立てるのでいいと思うようになりました。

なので、模型はいつも白です。事務所では「白模型」と呼んでいます。様々なスケールでつくりますが、プロポーションはもとより模型の窓から覗く色のついた景色が気に入っています。まさに「景ひかり・かげ」と「色いろ」です。