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2023年07月28日 Fri

コラム「地球のエアコン」が止まる!

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猛暑が続きます! 地球環境の危機に何ができるか模索している松井郁夫です。

今日は「地球のエアコン」が止まるかもしれないという危機的な話です。

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地球の海の中では北極海からの低温深海海流が、1000年周期で廻っていて地球の温暖化を防いでいるという説があり、以前から知られています。

その悠久の仕組である「地球のエアコン」が早ければ2025年遅ければ2095年までに停止してしまうという研究結果があるといいます。

びっくりしますが、地球の気候危機は深刻です。

目先の快適さや利益だけをみていると「茹でガエル」が徐々に茹で上がるように気がついたときには遅きに逸していることになります。

資本主義による地球資源の開発と浪費をやめて、今すぐ環境保全の仕組みをつくり人類全員が協力しあって実践するときではないでしょうか?

CO2の排出を減らす努力は一般家庭でもできます。まず、消費生活の変更です。これまでの浪費的生活スタイルをあらためてできるだけエネルギー消費を抑えることです。電化製品の電力を少なくすることも必要ですし、建物の断熱向上は省エネルギーの面からも必須です。今や断熱材は家の設備の一つだと言えます。また、できるだけ外出を控えることも考えられます。コロナ禍でリモートに慣れたいまこそできる対策です。

排気ガスを減らす対策は製造会社こそ率先して実践すべきです。工場の稼働率を下げることは経済成長にとってはマイナスですが、環境危機は人類の存亡の問題ですから「まったなし!」だと思います。資本主義の目的は「人類の滅亡」ではないはずです。

ここまで書いてFBの友人(同じ世代の女性)からメッセージが届きました。

「よく顔を合わせるFB仲間の皆さんは、「自分は地球の一員」ということを常に意識しながら、それぞれの分野でご活躍なさっています。今やっていることを、続けていけばいいと思います。疲れたら休んで、でも諦めずに!」

この助言に従えば、松井の実践は「これまでのように山に植林費用を還し職人と協働しながら温熱性能に優れた省エネルギーの木の家づくりに励む!」ということになります。

更に彼女の助言が続きます。「高層建築にも木が使われ始めました。木の建築はいろいろな環境問題を解決する手段になると思います」

ありがとうございます!ますます木を素材とした環境に良い建物の設計に励みたいと思います。