プロジェクトレポート
2017年02月13日 Mon
島原の古民家を活かしたまちづくりについて講演してきました。NPO島原四郎の会の活動は、多岐に渡っていますが、古民家の活用もその一つです。武家屋敷の古民家は、展示施設として公開されていますが、この観光資源を宿泊などに使えたら、さらに町は活性化するでしょう。活用を待っている古民家は、全国に140万棟あると言われています。
内閣府から出ている「明日の日本を支える観光ビジョン」でも古民家を活かした観光戦略が各省庁に指示されました。古民家が一気に脚光を浴びる時代になったといえます。
これまで打ち捨てられて空き家になっていた古民家も、日本の観光資源として表舞台に立つときです。http://www.kominkanet.com/column/post-26/
2013年12月11日 Wed
初めてのベニスの夕日は、この上もなくきれいでした。
2013年11月22日 Fri
スイスの建築家ピーター・ツムトールは、保存修復士です。スケッチのグルガン邸は、16世紀から存在していたと思われる農家を再生してモダンな別荘として使っています。山に向かって雪の中にたたずむ姿は素晴らしい。
2013年11月15日 Fri
しばらくぶりのスケッチです。
数年前にヨーロッパを訪れ、ピーターツムトールの作品を見て回りました。
古建築の改修を得意とする建築家で、私の敬愛する人です。
2008年01月01日 Tue
みなさまにとってよい年でありますように。
今年もよろしくお願いいたします。
2007年08月27日 Mon
金沢市の日本海側に大野という醤油蔵の建つ町があります。江戸時代から栄えた港町です。近年、蔵を改装したお店や、ギャラリーができて観光客でにぎわっています。
金沢市街には、いつも文化のにおいが強く感じられますが、この大野にも新たな文化拠点が芽生えつつあります。スケッチは中心街の様子です。消防署の火の見櫓がアクセントになって、景色をつくっています。(画・文 松井郁夫)
金沢・大野
2007年08月20日 Mon
郡上八幡での定宿は、菊美屋さんと決めています。笑顔のお女将さんと、鮎釣りで真っ黒な旦那さんがいつも優しく迎えてくれます。夜はいつも、役所や町の悪い友人と飲んでしまうので、菊美屋さんで晩御飯を食べたことがなかったのですが、先日初めて夕食を頂きました。
鮎の塩焼きはもちろんですが、蜂の子やら明宝ハムやら、牛肉などとてもおいしく頂きました。初めて鮎ご飯を食べました。焼いた鮎を山菜とご飯に混ぜて頂きました。ほっぺたが落ちるとはこのことをいうのでしょうか?今度から夕食は、菊美屋さんですね。(画・文 松井郁夫)
郡上八幡・菊美屋
2007年07月07日 Sat
大徳寺は千利休ゆかりの禅寺です。高桐院という楓のお庭で有名な塔頭に利休の邸宅から移した書院があります。
スケッチの茶室「松向軒」は、秀吉が天正15年に催した、北野大茶会の折の茶室だと言われています。いつ行っても静かで落ち着きあるお寺です。京都に行った折には必ず寄ってひとり庭を眺めます。お庭を見ながらいただくお抹茶は格別です。(絵と文松井郁夫)
京都 茶室「松向軒」
2007年06月29日 Fri
福岡市内の大濠公園の中にある美術館のホールです。大勢の人が美術品を鑑賞に来ます。玄関ホールはコンクリートの打ち放しの重厚な空間ですが、コンクリートの色がこんなにさまざまに見えるのは光のいたずらでしょうか。
設計は、日本のモダニズム建築の父「前川國男」氏。質素で無骨なデザインですが、実直な設計姿勢が好きです。フランスの建築家コルビジェに学んだ気骨の建築家でした。東京都立美術館も同じ設計者です。(画・文 郁夫)
福岡市立美術館
2007年06月27日 Wed
鎌倉の八幡様の境内に、近代美術館があります。坂倉準三という戦後のモダニズム建築の旗手であった人の設計です。古風な神社の境内の池に浮かぶ、なんとも軽快な建物です。この建物が好きで、時々見に行きます。館内のデッキから池を望むと水面が軒先に映って陽炎のようにゆらゆらと揺れます。軒先の天井を見上げているうちに時間を忘れてしまいます。(画・文 郁夫)
鎌倉近代美術館
2007年06月24日 Sun
今年も蛍を見てきました。丸子の谷筋に蛍の名所があります。今年は最近3年間のうちで一番たくさんの蛍を見ることができました。谷間には500匹から700匹くらいの蛍の群れが、いっせいにひかりを放っては消え、消えてはひかり、またたくさまが美しい光景でした。
スケッチは、丸子に建てたお宅のお風呂場から見た蛍です。手が届きそうなところにせせらぎがあって、毎年、蛍が数匹ですが舞います。この家はまさに蛍舞う家です。(画・文 郁夫)
蛍舞う丸子の家
2007年06月22日 Fri
私のふるさとの町は、町割が碁盤の目になっている奥越の小京都です。100年前の町家がたくさん残っています。スケッチの建物は、町に4軒ある造り酒屋の一つです。同級生の南部さんが、毎年おいしいお酒をつくっています。品評会で何度か金賞に輝いた実績もある「花垣」酒蔵です。建物も老舗の風格のある立派な軒せがいのつくりです。雪国なのに軒の深いのが特徴です。
どうぞおいしいお酒を召し上がってください。ホームページのアドレスを載せておきます。(画・文 郁夫)
大野の造り酒屋「花垣」
http://www.hanagaki.co.jp/
2007年06月19日 Tue
千倉港の見える防波堤でバーベキューに誘われました。仕掛け人は、リブロスの小宮さん。日差しも風も強い日でしたが、港はのんびり船が甲羅干ししています。この日は、おいしい肉や新鮮なイカを、青木屋さんのワインと共にいただきました。すっかりいい気持ちになって千倉の一日を楽しませていただきました。小宮さん、また誘ってください。
千倉港の初夏
2007年06月18日 Mon
千倉に通い始めた頃は、この青木屋さんのすぐ裏に住んでいました。冷えたビールを届けてくれたおじさんも代替わりしました。息子さんの代になってワインの専門店になりました。品揃えも良く、料理との相性などの相談にも乗ってくれます。千倉にたくさんあるレストランやバーにも卸しています。古民家の風情でワインを売っているなんて素敵ですよね。手前の蔵の「ナマコ壁」は千倉でも珍しいつくりです。(画・文 郁夫)
千倉の民家「青木屋」
2007年06月15日 Fri
舟宿の向こうに倉が見えます。伊根は山のふもとと、海の間の少ない土地を利用して家々が立ち並んでいます。倉は道を隔てた山の斜面に建っています。漁業で生計を立てている家々の倉には何が納められているのでしょうか?朽ちようとしている土の壁が雨に生えて美しくも悲しい色です。(画・文 郁夫)
伊根の倉
2007年06月14日 Thu
日本海に面する丹後半島の伊根には、舟が海から直接家の中に入ってしまう宿があります。海面の一定した湾でしか見られない光景ですが、伊根ではむかしの町並みそのものが懐かしくも美しい舟宿となって残っています。まるで、時間が止まったような集落にも、現代の生活があります。訪れた時は雨でしたが、海面を揺らす波が漣のように美しく印象的でした。(画・文 郁夫)
伊根の舟宿
2007年06月11日 Mon
初夏の一番いい季節になりました。中野の駅前に世間の喧騒を逃れ、静まり返った野原があります。警察大学があったところです。そこに一本のメタセコイアがあり、スッキリと佇んでいます。初夏の装いで緑も濃くなりとても素敵でした。メタセコイアというのは大変珍しい種でメタセコイア科メタセコイアという他の種とまったく別に進化してきたものらしいです。奈穂
跡地のメタセコイア
2007年06月09日 Sat
去年植えた紫陽花がきれいに咲きました。紫が色よく出てうれしいです。毎日かわいい、かわいいと声をかけています。一本だけ切ってきて机に飾りました。
絵に描いて残してあげようと思います。奈穂
紫陽花の花
2007年06月08日 Fri
中野の象徴でもあるサンプラザと樹齢200年は経っているだろうといわれている椎の樹林を描きました。樹林の中に入るとうっそうとしてひんやりとした空気が漂っています。奈穂
跡地から見たサンプラザ
2007年05月22日 Tue
八郷の朝早く、田んぼのあぜ道で新緑を描きました。里山は人と自然がうまく暮らしあっている美しさがあります。八郷は気候もよく、豊かな土地で、本当にきれいな風景が見られます。朝もやがけむる淡い山のみどりがきれいでした。(文・奈穂)
去年の秋に来た時に同じ場所から描いた景色です。色づいた紅葉の山がとてもきれいです。
八郷の初夏
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