プロジェクトレポート
2017年12月27日 Wed
松井郁夫建築設計事務所は、2017年12月29日より2018年1月4日までお正月休暇をいただきます。
メールは随時見ることが出来ますので、お急ぎの方はok@matsui-ikuo.jpまでご連絡ください。
みなさま、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。
2017年12月09日 Sat
セミナーのお知らせです。2018年3月1日。わたくしの敬愛するお二人とご一緒できる機会が生まれました。
岩崎駿介さんは、都市計画家として憧れた人です。わたくしが若いころアーバンデザイナーを目指し、歴史的町並み保存運動に参加して、今があるのは、岩崎さんのおかげです!
伊礼智さんは、住宅作家として万人に好かれる設計が素晴らしいと、日頃から憧れています。作品を見てそのエッセンスを学びたいと、わたくしの主催する木組ゼミの講師をお願いしております。
今回は、インテグラルの藤間さんの企画で、「美しさ」をテーマに参加することになりました。
わたくしは、日本の住まいのルーツである民家と家づくりの仕組みについてお話しさせていただきます。歴史に埋もれた構法と社会的な取り組みが今こそ重要だと思っております。
お時間のある方は、是非お運びください。
わたくしも、お二人の素晴らしい講演を楽しみにしております。
2017年10月03日 Tue
浜田山の住宅地に、「せがい造り」の家が上棟します。
「せがい」とは、二階が一階よりせり出したつくり方を呼びます。
和船から来た、日本古来の民家の木組です。
建主様のご厚意によって建方見学会を開催させていただきます。
「木組の家」にご興味のある方は、ふるってご参加ください。
骨太の国産・無垢の木を職人の手で刻み、 金物に頼らず組上げる建て方は、木組の最大の見せ場です。
地震に粘り強くしなやかに耐える「足固め」と「貫」「渡り腮」を採用しました。
当日は、ダイナミックな組み手「継手・仕口」を間近でご覧いただけます。
力強く組み上がる「建て方」を見に来ませんか?
めったにない機会ですので、ぜひお誘い合わせの上お越しください。
お申込みは、松井事務所までメールもしくはFAXにてお申し込みください。
現場の地図をお送りいたします。
10月7日は雨模様ということなので、8日(日)に順延となりました。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
ブログ | お知らせ | 住まいの相談会・見学会 | 浜田山の家III
2017年08月26日 Sat
全国で講演会をされている住宅温熱環境のトップランナー、
辻充孝先生による 連続5回の「温熱講座」を
2017年「木組のデザイン」ゼミナール(ワークショップ「き」組 主催)で開催します。
じっくり木造住宅の温熱・エネルギーを勉強したい方はぜひご参加ください。
東京での温熱連続講座は今年ここでだけです。
講義後に宿題を提出すれば、辻先生の自作Excel計算ツールが手に入ります。
外皮計算、一次エネルギー計算だけでなく、
結露や室温の予測まで可能な優れたツールです。
温熱・省エネの狙いから基本的な計算、室温の計算まで少人数でじっくり学んで、
温熱計算のスペシャリストになりましょう!
2017年04月04日 Tue
わたくしの長男の松井匠が、このたび「岐阜県立森林文化アカデミー」の講師として、就任いたしました。
松井事務所で11年間スタッフとして働いてきましたが、当事務所での実績を活かして、教職員として成長してほしいと思います。
これまでお世話になった多くの建主様や工事関係者の方、友人みなさまにご報告するとともに、感謝いたします。
引き続き、息子の支援をよろしくお願いいたします。
代表取締役 松井郁夫
2017年03月31日 Fri
木の家を建てようとすると、必ず直面することに構造の問題があります。気になるのは柱や梁の組み方です。
そこで見直されてくるのが、丈夫で長寿命な伝統の木組です。
柱や梁の制約の多い木組ですが、基本的なルールーを身につけることで自由度もアップし、美しいデザインの家をつくることが出来ます。
14期をむかえる本講座では、伝統構法による木組の技術と省エネルギーの手法を加え、これからの木の家づくりを学んでゆきたいと思います。
本講座の特徴でもある、美術が習得できる講座も好評です。
さらに省エネルギー法の改正を2020年に控え、温熱性能向上も必須事項となりました。
毎年大好評の、岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、温熱計算ツールを入手できる講座を、5回連続で行います。
木造住宅の基本から、丈夫で、快適で、燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?
対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。
本講座の特色は、美しさと構造と温熱向上のバランスの取れた木組を学べる点にあります。
美術大学出身のメンバーが「美術講座」を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画した「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが「木組講座」を指導します。
実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。
また、第一線で活躍されている建築家の方々に、家づくりの極意を講義していただくゲスト講座も設けました。
講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3コース制です。
実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意おります。
受講生による実践事例も増えています。
わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、
省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。
日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。
全国の皆様のご参加をお待ちしております。
ワークショップ「き」組 理事長 松井郁夫
2017年03月16日 Thu
台湾でわたしたちが執筆いたしました木造住宅「私家版仕様書」を読み木組の家を自力建設している
揚さんに会いに行くため、4月6日~9日の間 松井郁夫建築設計事務所はお休みになります。
その間に戴きましたご連絡は、10日以降のお返事になります。
ご迷惑おかけいたしますが、ご了承ください。
揚さんが松井の表敬訪問についてFacebook に書いてくれています。一冊大木家屋
出会いが広がり、嬉しい限りです。
訪問の様子はFBにて逐次、報告いたします。
2017年03月16日 Thu
2016年6月に竣工した「阿佐ヶ谷の家」の写真撮影を行いました。
小さな家ながら、広がりを感じる間取りです。
吹き抜けからは陽がさし、暖かなリビングになっています。
壁一面の本棚に本が並び、ますます素敵な空間になりました。
どうぞ御覧ください。
2017年02月20日 Mon
古民家を取り巻く現状は、いま大きく動いています。
内閣府が推進する「明日の日本を支える観光ビジョン」の提言に、古民家の利活用が戦略として取り上げられたからです。
これまでの古民家は、価値のわかる人達の中で熱烈に支持されてきましたが、今回あらたに日本の観光資源として国を挙げて推進することになったのです。
この施策は歓迎すべき流れですが、古民家再生を一過性のブームにしてはいけません。
古民家には暮らしの美しさがあります。純粋な用と美の姿には、真の豊かさがあります。
本講座では、その昔、古民家を手がけた無名の職人たちの手仕事をくみ取り活かすことで、むかしと未来をつなぐ再生利活用の実践を目指したいと思います。
古民家の歴史を知り、実際の古民家を実測し、改修設計を行います。
いますぐ実践できる、古民家再生のスキルを身に着けたい方の応募をお待ちします。
(※チラシの日程に誤りがあり修正致しました。6月10日は、土曜日で13時に日本民家園集合です。失礼いたしました)
2017年02月01日 Wed
この度ワークショップ「き」組ウェブサイトがリニューアルオープンしました!
写真も見やすく、スマートフォンにも最適化しましたので、ぜひ御覧ください。
2017年01月28日 Sat
古民家再生とまちづくりの話しをします。長崎県島原市の文化会館ホールで、2月11日に開催です。お近くの方は是非お運びください。古い民家を空家にしないで活用したいですよね。各地の事例と松井事務所の取組みをご紹介します。
2017年01月01日 Sun
新年あけましておめでとうございます。
2017年。事務所は32歳になります。変化の中にも、充実した年にしたいと思います。
みなさまには、幸おおい年でありますように。今年も一年、頑張りましょう!
2016年12月30日 Fri
今年も、あと僅かを残すばかりとなりました。おかげさまで、事務所も来年で32年を迎えます。
今年は変化の年でした。来年も、より一層皆様に喜んでいただけるよう努力いたします。
これまでの経験を活かして、新しい暮らしの提案がしたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
一年間ありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。
2016年12月10日 Sat
ご夫婦のための終の棲家「白井の平屋」が完成しました。
ワークショップ「き」組のタケワキ住宅建設さんの施工。
松井事務所は基本設計と監理補助を行いました。
ワークショップ「き」組のHPから内覧会の様子をどうぞご覧ください。
2016年11月27日 Sun
当事務所が再生した、築150年のかやぶきの古民家を、手放すことになりました。
大切に使っていただける方を募集しています。
21年前に再生した建物で、1996年ナショナルの「健康な住まいコンテスト」に入賞した建物です。
福島県伊達郡飯野町青木村の山間に建っています。
むかしながらの萱の家として、生活を楽しむ様々なイベントを行ってきた建物です。
再生に当たっては、4年間かけて茅を集めて葺きなおしました。
むかしながらの囲炉裏も焚くことができます。
使い勝手の良い台所や庭を眺めることのできる浴室、水洗トイレ(2箇所)もついています。
隣には、大きな納屋もあります。
敷地は、935坪、建物は、母屋64坪と納屋20坪。ゆったりとした田舎暮らしを楽しみたい方には最適です。
また、開放的な間取りと和室の続き部屋は、食事処としてお店に使うにもいいでしょう。
建物の様子は、当事務所のHPから見ることができます。
http://matsui-ikuo.jp/works/%E3%81%8B%E3%82%84%E3%81%B6%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%AE%B6
ご興味のある方は、お問い合わせください。お問い合わせ先:グリーン興建 024-544-0544まで。
2016年11月18日 Fri
この度、松井郁夫建築設計事務所のホームページをリニューアルしました。
スマートフォンからも見やすくなり、スタッフ紹介なども追加されました。
どうぞごゆっくりご覧ください。
2016年08月18日 Thu
「木組の準耐火建築」をメインに、各部屋を丁寧にレポートしていただいています。
どうぞ下記からご覧ください。
2016年08月04日 Thu
誠に勝手ながら、2016年8月11日(木)~8月17日(水)まで、
松井郁夫建築設計事務所は夏季休業とさせていただきます。
期間中にいただいたご連絡は8月18日(木)から順次対応致します。
ご不便おかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
2016年07月07日 Thu
夏がきました。
楽しい予定は目白押しでしょうか。
夏明け9月10日(土)より始まる
「木組のデザイン」ゼミナール実践コース、受講生募集中です。
辻充孝先生による、大人気の温熱講座。
身になる講義で、仕事の幅が広がります。
講座出席と宿題提出で、素敵なプレゼントも!
詳しい事はこちらを御覧ください。
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2016年06月17日 Fri
杉並区阿佐ヶ谷に、焼杉板を使った「阿佐ヶ谷の家」が完成しました。
いよいよ来週末に内覧会です。どうぞ、みなさまご参加ください。
「阿佐ヶ谷の家」は、本のお仕事が多いご家族のための、壁一面の本棚。
光や風の回りを考えた、小さな吹き抜けと吊り階段。
温熱環境の向上を目指して、断熱性能を上げて透湿も図りました。
床下エアコンによる暖房を取り入れた、省エネで快適な木組の家です。
コンパクトなのに、おおらかな空間を見に来ませんか?
皆様のお越しをお待ちしております。
開催日時:
2016年6月25日(土)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方、本年度「木組ゼミ・古民家再生ゼミ」受講生
「阿佐ヶ谷の家」建物データ
本棚と焼杉板の木組の家
1F 38.21㎡ 2F 35.89㎡
延床面積 74.10㎡(22.42坪)
構造材 天竜杉・桧(手刻み)
外壁 焼杉板、土壁風藁入モルタル
内壁 漆喰塗り、薄塗り漆喰
開口部 防火サッシ
断熱材 グラスウール+可変透湿シート
設計:松井郁夫建築設計事務所(松井郁夫、松井匠)
構造計算:悟工房(山中信悟)
施工:キューブワン・ハウジング(小村幸治)
山:天竜T.S.ドライシステム協同組合(森下幸司)
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