年間アーカイブ

2014

2014年12月26日 Fri

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日経ホームビルダー「伝統構法の省エネ」掲載されました

日経HB「伝統構法で省エネ」

日経ホームビルダー2015年1月号に「伝統的な木造建築でも省エネ基準は超えるべき壁」と題してインタビューが掲載されました。 どうぞご覧ください。

(印刷用PDFはこちら)

2014年12月26日 Fri

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日本住宅新聞「高円寺の家」掲載

日本住宅新聞「高円寺の家」

日本住宅新聞1月5日号に「高円寺の家」が掲載されました。
「準耐火でもひと工夫で木の家ができる」と題して1~3面に取り上げられています。
どうぞご覧ください。

(印刷用PDFはこちら)

日本住宅新聞「高円寺の家」2

 

日本住宅新聞「高円寺の家」3

2014年12月26日 Fri

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年末年始休業は12/27~1/4となります

平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さて弊社におきましては、来る下記期間を年末年始休業とさせて頂きます。

■年末年始休業日
2014年12月27日(土)~2015年1月4日(日)

今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう宜しくお願い致します。
尚、休業中にいただきましたお問い合わせは、1月5日から順次対応致しますのでご了承ください。

 

2014年12月12日 Fri

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「こうすれば燃えにくい木造建築」

こうすれば燃えにくい木造建築

木組の準耐火建築「高円寺の家」が本に掲載されました。

真壁で、無垢の木をあらわしにして新防火地区で、準耐火建築を実現しました。木の家でも、火災に強い建物にするための方法がわかりやすく解説されています。

どうぞ書店などでお買い求めください。

「こうすれば燃えにくい 新しい木造建築 22のQ&Aと10の実例で学ぶ設計の心得03」

日経アーキテクチャ+松浦隆幸 編
発行:日経BP社
定価:3,800円+税

 

□作品集「高円寺の家」

こうすれば燃えにくい木造建築

2014年12月10日 Wed

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PHJ「省エネ診断士セミナーin山形」に参加しました

山形エコハウスサーモグラフィ

「山形エコハウス」のサーモグラフィ画像。壁も天井も、24度前後の均一な温度になっていますね。

 

松井匠です。
先日、一般社団法人パッシブハウスジャパン主催の「省エネ診断士セミナー」に参加してきました。
森みわさんと松尾和也さんによる、省エネ住宅をつくるための講義です。

いろんな温風勉強会に出てきましたが、パッシブハウスジャパンの基準にしている性能はとても高いレベルだと思いました。
ぼくは工学系でも理系でもないのですが、温熱の話はなんとなく肌に合うというか、おもしろく感じるので、今回の勉強会はエキサイティングでした。
とくに外皮に断熱材を300㎜以上使った「山形エコハウス」は、室温が天井から床まで均一になっているという快適さと、厚い断熱材で遮音された空間が、とても印象に残りました。
関東と東北の気候の違いはあれど、ずっと住むには気持ちのいい家がいちばんですから、この快適さを忘れないように設計しようと思います。

森さん、松尾さん、パッシブハウスジャパンの方々、ありがとうございました。

<匠>

2014年11月26日 Wed

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和の住まいシンポ

2014年11月24日 Mon

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再び講演会ラッシュ

年末にかけて、講演会が増えてきました。

12月3日には千葉で、「和の住まい」シンポジュウムに参加予定ですし、13日には、公開フォラム「伝統的木造住宅はどこにむかうか」ー省エネルギー基準義務化を見据えてーにパネラーとして参加。14日は滋賀の木考塾にて、「伝統構法の行方」について講演、18日は、岐阜県のスキルアップ講座にて木造住宅の設計法について講演、年明けは、やはり岐阜にてWOODAC主催のフォラムに「耐震エコ改修から考える伝統民家」の講演予定、等などです。

わたしに話せることは、伝統構法の実大実験の所見だとか、木組みと省エネの家づくりとか、古民家の再生ですが、これまでの講演会では、皆さん大変熱心に聞いて下さるので恐縮するばかりです。

講演会が増えているということは、今の時勢に必要とされている内容があるというふうに考えれば、ありがたいことです。(我田引水ですが・・)

講演に何を期待されているのかと考えて、勝手な解釈をすれば、伝統構法も、木組みの家づくりも、省エネも、古民家の再生も、すべて、現代住宅事情に関連していることなのです。(これも我田引水かなぁ?)

伝統構法を標榜する人たちは、実践している人も、していない人も含めて、このままでは日本の家づくりから伝統構法が消えてしまうのではないか、という危機感があると思います。

木組を実践したいと言う人は、日本に伝わる継手・仕口を駆使した、本来の家づくりのノウハウが知りたいのだと思います。やはり伝統構法を継承したいとかんがえているのでしょうか。

省エネルギーの話題を取り上げる人は、2020年の改正省エネルギー法の義務化を控えて、伝統的な木造住宅と温熱性能をどう融合してゆくのかを心配しているのだと思います。

古民家は、まさに伝統構法や、木組みの基本ですが、講演ではなくて、実際の古民家再生の調査依頼が増えています。もちろん講演の内容にそのエッセンスは出てきます。

実は、いま日本の住宅産業は、これまでに経験したことのない「空き家問題」に遭遇しています。すでに全国で、820万戸を超える空き家が発生し、住宅全体の13.5%が人が住んでいない状態です。2040年には、さらに40%に増えるという予測です。隣の家が空き家という時代が来るということでしょうか。

一見無関係のような伝統の木組や古民家は、この大きな社会問題となる「空き家対策」にもリンクしてゆきます。

つまり、空き家活用には、古い建物を直して住む場合、リフォームもしくはリノベーションの技術が必要になります。そこで、むかしの家の工法を知ることが必要になります。

さらに、耐震改修はもちろん、温熱の改修も必要となります。そのノウハウを身につけるために、これから私たちはさらに修練を積む必要に迫られているのです。これからの住まいづくりの課題にどれだけ寄与し、「地方創世」を実現できるか。まさに、正念場の時期に来ていると思います。

講演会を通して、みなさんと一緒に実践の道を探りたいと思います。どうぞご来場ください。

第二回伝木フォーラムチラシ表第二回伝木フォーラムチラシ裏

湖国すまい h26家づくり講演会 表_(1) 湖国すまい h26家づくり講演会 裏

2014年11月23日 Sun

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滋賀講演会

湖国すまい h26家づくり講演会 表_(1)湖国すまい h26家づくり講演会 裏

2014年11月23日 Sun

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第二回公開フォラム

第二回伝木フォーラムチラシ表第二回伝木フォーラムチラシ裏

2014年11月18日 Tue

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「古民家再生ゼミ」が始まりました

今月8日から「古民家再生ゼミ」が始まりました。

すでに、木組みの家づくり講座「木組のデザインゼミナール」を11年間開催してきましたが、伝統の木組みの長所をお話しするときに常に原点となる民家に戻ることが必要なことに気付きました。

さらに最近、家づくりの現場から、本来の日本の家のルーツを見つけることが難しくなったような気がしていたので、むかしの民家を知ることで、いまの住まいづくりを見直そうと今回のゼミを思い立ちました。

木組みの講座の中で、なぜ、貫が大切なのか。なぜ、継手・仕口が大切なのか。言葉と図版を尽くして解説していますが、実際に古民家を観て、実測すれば、たちどころにその理由が分かります。

一回目は、座学で基本的な部位や名称を解説しました。二回目は、日本民家園で町家の実測を行います。3回目は、実例をもとにみなさんに再生設計をしてもらいます。

受講すれば、今まで気がつかなかった住まいの原理・原則が見えてきます。

毎回、これまで知らなかった、民家の再発見があり、必ず実務ににつながる実力の付く「目から鱗」の講座だと自負しています。

古民家は、日本の住まいの原点です。

古民家の架構は、木組みの基本です。

古民家は、究極のエコハウスです。

今年度は3回の講座を用意しましたが、来年4月からは5回に増やして、直に古民家に触れていただくつもりです。

新築の設計の基本をぶことはもちろん、リフォームやリノベーションの技術も身に着きます。どうぞ、ご期待ください!

 

DSCN1196

 

2014年11月14日 Fri

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「登戸の家」撮影に伺いました

木組みの家「登戸の家」居間2

木組みの家「登戸の家」玄関

冬の明るい日は、砂漠のカスバのような玄関ポーチ

木組みの家「登戸の家」居間1 今年5月に完成した「登戸の家」の竣工写真撮影に行ってきました。

冬の光に無垢の木が輝いています。
楽しく住まわれているご様子で安心しました。
これからもずっと楽しく暮してください。
どうもありがとうございました。

木組みの家「登戸の家」1階寝室

2014年11月12日 Wed

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「高円寺の家」お住まい見学会【紅葉】(盛況のうちに終了しました)

 

高円寺の家お住まい見学会[紅葉]

「高円寺の家」が完成から2年になります。
季節ごとに見学会をさせていただいている「高円寺の家」。
秋も深まりお庭の木々が色づきはじめました。
紅葉を見に来ませんか?

「お風呂から庭を眺めたい」という、
たった一つのご要望から始まったこの家は、
知恵と工夫にあふれた「木組のパッシブハウス」になりました。

狭小地でも西窓で採光し、日射熱は「浄土寺格子」で遮蔽。
部屋の湿度を安定させて、体調を整える「漆喰壁」。
エアコン1台で全室を暖房し、夏はクーラーがいらない「省エネの工夫」。
規制の厳しい新防火地区でも、
無垢の木をあらわしで使える「木組の準耐火建築」。

国産無垢材と漆喰による、
いつまでも飽きの来ないデザインの木組の家です。

お住まいの様子をご覧になれる今回の見学会は、
建主さんから直接お話をお聞きいただけます。
完成から2年経ち、色よく馴染んできた無垢の木を
ご覧いただける貴重な機会です。

お誘い合わせの上ぜひお越しください。
みなさまのご来場をお待ちています。

また、建主さんは現在、木組みの家での暮らしを、
連載エッセイで綴っておられます。こちらもどうぞ御覧ください。

連載【木組みの家に住んで】
第一話「木組みの家の暖房事情」

 

「高円寺の家」お住まい見学会【紅葉】

開催日時:
2014年11月22日(土)
13:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp

松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォームはこちら。

印刷用PDFチラシはこちら。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年11月12日 Wed

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「松本城のみえる家」地鎮祭を執り行いました

木組みの家「松本城のみえる家」配置

松本市街が見渡せる最高のロケーションです

 

141112matsui2空気の澄んだ秋晴れの日に「松本城のみえる家」の地鎮祭が執り行われました。

建物の配置も決まり、いよいよ着工です。寒冷地仕様で高断熱な木組みの家。
住んでいて、いつも楽しくなる家をつくります。

木組みの家「松本城の見える家」模型俯瞰

2014年11月02日 Sun

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伝統構法の優位点「貫」

昨晩の朝日テレビで、伝統構法についてかなり深く取り上げていただいた。もともと日本の建物は、中国から渡ってきた構法が、この島国の素材や気候風土によって独自の発達を遂げたものだ。

台風や地震に耐えるために、木と木を組むことによって、木の特性である「めり込み」の強さを発揮し、継手・仕口と呼ばれる接合部の加工を「摩擦」によって大きな力に対して減衰するという複雑な仕組みでできている。

ここで大切な部材は「貫」である。「貫」はどんなに大きな力が掛っても、柱にめり込んで建物を倒壊させない。変形はするが、「復元力」をもって元の形に戻る特性がある。こんな大切な部材が、今では使われていないか、薄い下地材になって力を負担できなくなってしまっていることが残念でならない。

伝統構法の良いところは、簡単にいえば、本来やわらかい木同士を組むことによって、ゆらゆらと揺れながら力を逃がす「柳に風」の理屈である。これは金物ではできない技であり、金物は木より強いので、母材を折ってしまう。むかしから「針金で豆腐を吊ってはいけない」の例えがあるように。

昨晩の番組を見た方は、伝統構法の優れた点を改めて認識していただいたと思うが、現実は「貫」を使った建物にめぐり合うのはごくまれだろう。「貫」は、やめてはいけない部材であり、地震国日本の世界に誇る架構の知恵であるとあらためて思う。

2014年10月31日 Fri

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古民家利活用の行方

最近、古いお宅をお持ちの方からのご相談を受けることが多くなりました。

いわゆる古民家と呼ばれる100年を超える立派なお住まいです。古い家は以前から、寒い、暗いということで、不便で使いにくいといわれて壊されてきましたが、最近少し事情が違ってきています。古民家再生がまたブームになってきたこともあり、古い家の良さは、みなさんの認めるところになってきました。

さらに、全国的に空き家が増えていますが、新築住宅を求めつことができない若者を中心に、空き家を買ってリノベーションをすることが増えてきました。その中に、古民家も含まれているようです。社会事情の変化でしょうか、これまでのような悲痛さはなく、古民家の雰囲気を求めることがブームのようです。どうやら古民家スタイルが良いようです。

一方で、大きな古民家を持て余している方もいらっしゃいます。二度と建てられないくらい立派な材料と大工技術を駆使した名家です。主に相続税がその原因ですが、先代が亡くなった後の維持管理に困っているのです。

手をこまねいていると、そのまま空き家になって、朽ちてゆくしかありません。文化財級の建物ですから、自治体が守ることができればいいのですが、昨今の地方自治体はお金がありません。町並み保存の運動も長年活動していますが、市民の活動にも限界があります。

世代交代のたびに相続の問題が、古民家を破壊します。この問題を乗り越えた仕組みはないものか?悩み多いこの頃です。

 

2014年10月29日 Wed

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TV番組で施工写真が放映されます

DSC_6352 DSC_6347

テレビ番組で、松井事務所設計の木組の家の施工写真が使われることになりました。
伝統的な技術を用いた日本家屋の紹介をする際に、
古材をつかった建方の写真が放映されます。

番組名:新番組『世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団』
放送局:テレビ朝日系列 全国ネット
放送予定日: 11 月1 日(土)18:56~20:54

2014年10月22日 Wed

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エコハウス研究会で講演します

141021ecohouse

丸谷博男さん主催のエコハウス研究会で、松井が講演します。

快適な温熱環境の家づくりをライフワークにしてきた丸谷さんが「土」、
木組の家の松井が「木」をテーマに語ります。

お時間のある方はぜひご来場下さい。

ご案内PDFはこちらです。

2014年10月20日 Mon

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「佐倉の平屋」断熱の検査

木組の家「佐倉の平屋」141017_1

無垢野地板の上に木の繊維系断熱材が詰まっています

「佐倉の平屋」は次世代省エネ基準クリアし「フラット35S」を取得した木組の家です。

冬の寒さを取り除くために、壁や屋根に充填された断熱材施工状況の検査を行いました。

木組の家では、木の繊維で出来た自然素材の断熱材を採用しています。
現場では、隙間なくしっかりと施工されていました。
サッシも入り、工事は着々と進んでいます。

木組の家「佐倉の平屋」141017_3

のびのびとした空間が出来てきました

木組の家「佐倉の平屋」141017_2

貫の間にもきちんと断熱材を充填します

木組の家「佐倉の平屋」141017_4

ゆったりした軒の平屋です

2014年10月15日 Wed

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「古民家再生ゼミ」好評につき拡大募集します

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いま日本の住宅は、リフォーム・リノベーション時代となり、
改修設計は設計者・工務店にとって必修の技術となっています。

そこで、「古民家再生」の基本を学び、
本来の日本の家づくりを根本から問い直す講座をはじめたいと思います。

講師は、木の家づくりのバイブル「木造住宅私家版仕様書」を共著し、
古民家に学んだ木組の家を実践する、松井郁夫です。

講義は、文化庁監修「民家のみかた調べかた」(絶版)を手引きに、
古民家を理解し実測の方法を学ぶ【座学】からはじまり、
実際の古民家の【実測】を通して、
何を残し何を変えるのか、
「古民家の耐震省エネ改修」の実例もまじえ
再生と【設計】のコツを公開します。

古民家は、日本の木造住宅の基本です。
再生だけでなく、戦後の住宅のリフォーム・リノベーション、
新築住宅の設計・施工にも、すぐに役立ちます。

「古民家再生ゼミ」は観て測って手を練る、きわめて実践的な講座です。
実測・再生設計歴30年の松井郁夫が、実際の古民家で、
実測の方法から民家の構造・改修手法まで解説します。
日本の木造住宅の基本がしっかりと理解でき、
実習を通して、きちんと実力がつく講座です。

 

定員は先着30名です。
全国のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

松井郁夫

 

【お申込用紙はこちら】

 

【座学】

民家のみかた調べかた

「基本は古民家にある」

2014年11月8日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

「民家のみかた調べかた」
調査手引書を読み解く
どんな民家が古いか
どのように調査をするか
調査の実例

 

【実習】

実測職人のあで姿

「先人の知恵と工夫を測る」

2015年2月18日(水)10:00~16:30
会場:日本民家園(神奈川県川崎市)

日本民家園(川崎)実測研修
野帳の描き方
寸法の採り方
解体現場の研修

 

【設計】実測野帳

「むかしといまをみらいにつなぐ」

2015年3月7日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

可変と不変の架構
架構を生かす
不易と流行を知る
現代性の表現
耐震補強の方法
省エネ改修の方法

 

全講座講師・松井郁夫
定員先着30名

 

【お申込用紙はこちら】

2014年10月14日 Tue

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宇部・渡辺翁記念会館

山口県の宇部市に、木の建築賞の公開審査に行ってきました。

木の建築賞は、NPO法人木の建築フォラムが木造建築物の普及と顕彰のために行っているコンクールです。今年で10周年を迎えました。

わたくしは2回目と7回目に入賞したことから、審査委員を務めさせていただけることになりました。

一次審査はパネル審査、二次審査は応募者のプレゼンテーションを公開の場で審査、最後は現場審査と進みます。

全国を4地域に分けて、4年で全国を回ります。毎回時間と手間をかけて事務局はじめ多くの人がボランティアで働くことになりますが、今年は宇部の山口大学にお世話になりました。

審査される方々ばかりでなく、審査するわたしたちも大変勉強になります。地域の建物に触れることができるからです。

宇部には何回か行きましたが、やはり渡辺翁記念会館が最高です。とても昭和12年に建てられたとは思えないモダンな感性が今なお輝いています。設計は、村野籐吾。宇部の文化活動の拠点としていまも活用されています。重要文化財に指定されています。

さらに審査会場は、同じく村野さん設計の宇部ヒストリアル。こちらも昭和14年竣工とは思えない建物でした。

スケッチは、2006年に描いた渡辺翁記念会館。本物をまじか見ながら、感動しながら描いたのを覚えています。

 

061127_山口・宇部

 

 

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渡辺翁記念会館内部

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木の建築賞審査風景

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審査会場村野設計宇部ヒストリア

 

2014年10月14日 Tue

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会津・山都の古民家

会津・山都の沼の平へは、喜多方に入る街道筋から山に入ります。山道をもうこれで家がなくなるというところまで行って、さらに胸突き八兆の坂道を登った先の集落が沼の平です。

20数件の家が残っていますが、高齢者ばかりです。冬は豪雪で悩まされますが、春にはフクジュソウが自生して観光客が大勢見に来るといいます。その集落の中の古民家を見てきました。おばあさんが亡くなったので、残された古民家の活用を相談されたので、出かけてきました。

昭和47年に大改造していますから、座敷廻りは白木の柱です。元土間であった境には100年以上も前のケヤキの大黒柱が建っています。黒光りした柱の伸びた先を見たくて、天井に潜りました。

屋根は茅葺のままトタンをかけてあるので、むかしの構造が良く見えます。と言っても、一歩踏み込むと埃で前が見えないくらいです。すすけた叉首(サス)は縄でなってありますから屋根屋さんの仕事です。

小屋組は、素晴らしく太い梁組に大きな木栓が打ってあります。木と木を組むのは大工仕事です。いつでも組み手を外して移築も可能ですが、この家をどう生かすのかは、その晩の家族会議では答えが出ませんでした。

50代の息子さんたちはこの集落の村おこしに努力しています。棚田をやめた山の斜面に3000本の桜を植えたり、鯉を飼ったり。この集落をあきらめるつもりはありません。夕食には、山の幸のてんぷらのゼンマイでお酒を飲みながら、古民家の活用が成功している丹波篠山の取り組みや九州八女のまちづくりの話で盛り上がりました。

今のわたしにできることは限られていますが、古民家の活用を考えることは、日本の将来を考えることにつながると思える一夜でした。

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2014年10月14日 Tue

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梅原猛さんのコラムに共感しました

東京新聞に、時折、梅原猛さんのコラムが載ります。学生時代から歴史や哲学が好きで、梅原ファンでしたので、いつも楽しみにしています。

今回10月6日のコラムにも、梅原氏の東洋的思想に大いに共感しましたので、ブログに掲載しました。

よろしかったら、読んでみてください。

梅原猛コラム

2014年10月13日 Mon

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網走は美しい町でした

網走と聞くとつい刑務所を思い出してしまいますが、実はとても風光明美なところでした。

先週の9日に、北海道の高断熱高気密の家づくりを実践する「アース21」というグループに呼ばれて、伝統構法の話をしてきました。

高断熱高気密の会で伝統構法を話すのも、なんだか場違いな気もしますが、木組みの家は地震や台風から命を守ることが使命で、北海道の高断熱高気密の家は、寒さから命を守ることが使命ですから、人の命を守るという方向は同じと言えます。

ところが、北海道では2×4が主流で、軸組工法は稀です。ましてや、伝統的な木組みの家はほとんどないといってもよいでしょう。

そんな中、北海道で雑誌の編集をしている友人から、伝統構法のことを知りたいとオファーがありました。木の家づくりの基本は軸組にあると気づいたとか?民族の血が騒ぐとか?

とにかく行ってみると、驚いたことに外壁に400ミリの断熱材を壁に施工していました。室内は、気密を採るためにポリエチレンフィルム。それも継ぎ手のないシームレス施工です。

徹底した施工管理をして、実績を上げている工務店の社長が、以前私の話を東京で聞いて、これは家づくりの基本だと気づいて、みんなに聞かせたかったとか?それで今回の講演会になったようです。うれしいですね。

わたくしも伝統構法で省エネは実践しているほうですから、お互いの構法の違いを超えて交流してきました。それにしても網走は美しい。ホテルに着いて周りの景色に見とれてしましました。

スケッチブックを置いてきたことを反省! 出がけに絵を描いている暇もないかとバックから出してしまいました。残念!

とりあえず写真で景色をお楽しみください。今度は網走に、絵を描きに行きたいですね。

編集者のブログはこちら。http://blog.goo.ne.jp/replankeigo/e/5a9d35a932960951e756d64dacfc8709

 

網走湖の朝

網走湖の朝

 

2014年10月07日 Tue

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会津・喜多方のパルテノン神殿

ここはギリシャのパルテノン神殿かと見まがうような建物が、会津喜多方にあります。

長床という拝殿です。もとは熊野神社の新宮の一部ですが、まるで木造のパルテノン神殿のような、丸い柱の列柱の美しい建物です。

平安時代の源頼義が造営した建物と言われていますが、1611年(慶長19年)の会津地震で倒壊した後、一回り小さく再建されたといいます。

それでも美しいプロポーションを見せてくれています。茅葺の屋根も重厚で、古くて厳かな姿です。

ここにいると、なぜか哲学的になるのはどうしてでしょう。ここには建物の本質がある気がします。うまく言えませんが、魂がゆすぶられるのです。

だから神殿に見えるのかもしれません。

以前雪の中で見た時も驚きましたが、今回も何度も何度もシャッターを押してしまいました。

080301 長床

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2014年10月03日 Fri

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「さまのこアートinよっさ2014」開催のお知らせ

yossa2014_1友人の丸谷芳正さんから「さまのこアートinよっさ2014」の案内が届きましたので、お知らせいたします。

お近くの方はぜひご参加ください。ご案内チラシのPDFはこちらからどうぞ。


yossa2014_2yossa2014

2014年10月01日 Wed

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「佐倉の平屋」省エネタイプの木組みの家

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事1

奥まで野地板を見せます

「佐倉の平屋」は、省エネ等級4の認定を受け「フラット35S」「贈与税の非課税措置」を取得した、省エネタイプの木組みの家です。エアコン1台で全室を暖めることができます。さらに自然素材の断熱材、無垢の木、漆喰による調湿作用で、快適で健康な住空間となっています。

CO2削減に向けた、これからの時代の木の家です。

現場では順調に大工工事が進んでいます。梁は、吉野の杉です。無節の野地板に、梁の赤みが映えています。

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事2

反射光が天井を照らします

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事3

木の繊維で出来た断熱材

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事4

屋根工事も順調です

2014年09月24日 Wed

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吉祥寺の家3 お住まい見学会+撮影会報告

少しづつ庭づくりを進めている「吉祥寺の家3」ですが、先週の日曜日に、撮影会とお住まい見学会を開催させていただきました。

お引き渡しから4カ月がたっていますが、綺麗にお住まいで、家具の入った室内はモデルルームのようでした。

天候にも恵まれて、わたくしの設計した家を撮り続けてくれている、カメラマンの奈良岡忠さんも快調に撮影を進めてくれました。

7月に完成した八王子の建て主さんも、子供連れで見にきてくれました。吉祥寺3の建て主さんとは、一緒に天竜の山まで木を見に行った仲です。お互いに家ができてからも交流があるのは、設計者としてはうれしい限りです。

室内に人がいる写真もイイかもという話になって、みんなでモデルをやりました。お住まい見学会+撮影会も楽しいですね。

 

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2014年09月23日 Tue

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丹波篠山に行ってきました

先週金曜日に、丹波篠山の古民家イベントに行ってきました。

篠山の歴史的街並みを歩き、町家の利活用の実際を見せていただきました。驚いたことに、空き屋になった町家を、隔週ごとに、掃除をしたり自力改修をするボランティア活動が10年続いているそうです。

中心になっているのは、町家好きの兵庫県の職員さんであったり、元副市長であった方たちでした。何ともうらやましい実力者ぞろいですが、現役や元行政の方たちが、町家の保存に真剣かつひたむきに取り組まれていることに感動しました。

わたしが37年間に、全国町並み保存連盟の運動に飛び込んで活動していた頃には考えられなかったことです。時代の変化を感じるとともに、古民家を残すには、利活用のための企画力が大きく物を言うことを思い知りました。

なにしろ、どんどん空き家になってゆく古い家を、無償で借りて、お店や宿泊施設に改装して、10年後には持ち主に返すという手法は、確実に町並み保存になっています。

企画者で一般社団法人ノオトの金野氏は自嘲気味に「もとのもくあみプロジェクト」と呼んでいますが、こんな手があったのかと驚かされる2日間でした。

夜は、集落丸山という、桃源郷のような村の茅葺の家に泊まりました。古民家をリノベーションした宿ですが、周囲の環境と響き合って、快適な一夜でした。これからの古民家再生の方向性が見えた気がします。

町で出会った、篠山の地元のみなさんの笑顔がすてきでした。お世話になりました。

篠山の歴史的町並み

篠山の歴史的町並み

町歩きの面々

 

古民家の宿

古民家の宿

 

丸山集落

丸山集落

 

 

2014年09月18日 Thu

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佐倉の平屋、構造見学会終了しました。

歴史のまち、千葉県佐倉市内に建つ「平屋の家」の構造見学会が無事終了いたしました。

伝統的な木組みの家で、省エネルギーを計るために床下に工夫を凝らし、省エネ等級4を習得しました。エアコン一台で暖房できる家です。

また耐震の工夫は、貫と足固めによる木の特性を生かした、粘り強い壁で、巨大地震にも倒壊しない家を目指しております。

当日は、見学者のために、足元の工夫が見えるように床下を空けてお待ちしていました。みなさん納得していただいたと思います。

考えてみると、木組みの家も省エネも足元が大切ですね。

そして、何よりも吉野杉の美しいこと。シンプルな架構にピッタリの色つやの良い材でした。

遠くからお運びいただいたみなさま、ありがとうございました。

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2014年09月11日 Thu

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会のお知らせ

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「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺に完成して、4ヶ月が経ちました。

建主さんのご厚意で、暮らしの様子を拝見させていただけることになりました。

「木漏れ日格子」と木製サッシ、遠州流のお茶室が見所です。趣きのある土壁です。
エアコン1台でほぼ全室を冷暖房する省エネルギー性能に優れた住まいです。

若いご夫婦の住む、本物の木組の家を見に来ませんか?

「お住まい見学会」は無垢の木の家の、暮らしの様子を見せていただける貴重な機会です。
みなさまのお申込みをお待ちしております。折り返し地図をお送りいたします。

印刷用のPDFはこちらです。

 

「吉祥寺の家3」お住まい見学会

開催日時:
2014年9月21日(日)
13:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年09月09日 Tue

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「古民家再生ゼミ」がはじまります

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いま日本の住宅は、リフォーム・リノベーション時代となり、
改修設計は設計者・工務店にとって必修の技術となっています。

そこで、「古民家再生」の基本を学び、
本来の日本の家づくりを根本から問い直す講座をはじめたいと思います。

講師は、木の家づくりのバイブル「木造住宅私家版仕様書」を共著し、
古民家に学んだ木組の家を実践する、松井郁夫です。

講義は、文化庁監修「民家のみかた調べかた」(絶版)を手引きに、
古民家を理解し実測の方法を学ぶ【座学】からはじまり、
実際の古民家の【実測】を通して、
何を残し何を変えるのか、
「古民家の耐震省エネ改修」の実例もまじえ
再生と【設計】のコツを公開します。

古民家は、日本の木造住宅の基本です。
再生だけでなく、戦後の住宅のリフォーム・リノベーション、
新築住宅の設計・施工にも、すぐに役立ちます。

「古民家再生ゼミ」は観て測って手を練る、きわめて実践的な講座です。
実測・再生設計歴30年の松井郁夫が、実際の古民家で、
実測の方法から民家の構造・改修手法まで解説します。
日本の木造住宅の基本がしっかりと理解でき、
実習を通して、きちんと実力がつく講座です。

 

定員は先着30名です。
全国のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

松井郁夫

 

【お申込用紙はこちら】

 

【座学】

民家のみかた調べかた

「基本は古民家にある」

2014年11月8日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

「民家のみかた調べかた」
調査手引書を読み解く
どんな民家が古いか
どのように調査をするか
調査の実例

 

【実習】

実測職人のあで姿

「先人の知恵と工夫を測る」

2015年2月18日(水)10:00~16:30
会場:日本民家園(神奈川県川崎市)

日本民家園(川崎)実測研修
野帳の描き方
寸法の採り方
解体現場の研修

 

【設計】実測野帳

「むかしといまをみらいにつなぐ」

2015年3月7日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

可変と不変の架構
架構を生かす
不易と流行を知る
現代性の表現
耐震補強の方法
省エネ改修の方法

 

全講座講師・松井郁夫
定員先着30名

 

【お申込用紙はこちら】

2014年09月08日 Mon

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古民家再生ゼミ・始動予告

新築住宅の建設が伸び悩む中、中古住宅を改修して住む人たちが増えています。中でも建てられてから百年を超える古民家は、太い柱や梁、土壁などの素材の良さもあって大変人気があります。

わたくしも古い町家に育ち、歴史的な町並みの保存に若いころから取り組み、事務所開設時から古民家の再生に取り組んできました。さらに、古民家から得た伝統的な木組みの素晴らしさを、新築住宅の設計に生かしてきました。

そこで、これまでの経験を生かして、古民家に息づく伝統技術を多くの方に知ってもらうために、古民家の歴史や架構の仕組みを学ぶゼミナールを開くことにしました。

まずは、座学で古民家とは何かを学び、次に実測調査を行い、実際の古民家の寸法を採り構造を学びます。さらに、架構を生かした再生のデザインを演習します。 むかしの知恵や工夫をいまに生かし、みらいにつなぐ実習です。

古民家から日本の家づくりの基本を身につけ、実務に使えるゼミにしたいと思います。

古民家に限らず中古の住まいのリフォームにも役に立つと思います。興味のある方は、どなたでも参加できます。現在日程を調整中です。正式の応募はこの後すぐです。

どうぞご期待ください。

 

 

2014年09月03日 Wed

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「佐倉の平屋」構造見学会のおしらせ

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武家屋敷のある佐倉の町に、国産無垢材の「木組の家」が上棟しました。
子育て世代の家族4人で住む、軒の深い平屋です。

吉野の美しい天然乾燥材を、職人の手で刻んで組上げました。
金物に頼らない木組の家は、架構がそのまま空間になります。

地震国日本で古来から受け継がれてきた,木の特性を生かした民家の知恵「足固め」と「貫」構法を採用し、継手・仕口と呼ばれる木組みの加工をしています。大きな地震にも、めり込みと摩擦によって力を減衰し、粘り強く倒壊に耐えます。地震国日本の伝統を生かした丈夫な架構です。

さらに、時代を見据えた「省エネルギー対策等級4」を取得した高断熱に加え、エアコン1台でほぼ全室を空調する温熱の性能向上を実現し、伝統構法でも低燃費を図りました。自然素材である無垢の木と漆喰が、調温・調湿してくれるので、体にやさしく健康な温熱環境です。

本物の木の家は、時間がたつほどに美しく経年変化します。飽きの来ないシンプルな架構は、世代を越えて受け継がれ、長く使える資産になる住まいです。

構造見学会は、木組の家の醍醐味である「骨組み」をみることのできる、またとない機会です。

現場の近くには、松井が保存調査に参加し、公開している武家屋敷や美術館、国立博物館もあり一日中楽しめる歴史の街です。遠足に行くような気分で、足を延ばしてみませんか?

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

佐倉武家屋敷 但馬家

佐倉武家屋敷 但馬家

佐倉武家屋敷 河原家

佐倉武家屋敷 河原家

 

 

「佐倉の平屋」構造見学会

開催日時:
2014年9月14日(日)
11:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

印刷用高画質案内はこちらです

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp

松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

2014年09月03日 Wed

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「佐倉の平屋」建方の動画を公開中!

「佐倉の平屋」の建方をYouTubeに掲載しました。

金物に頼らない、美しく丈夫で長寿命な「木組みの家」の醍醐味です。
一本ずつ手で組みあげます。複雑でとても丈夫な継ぎ手「金輪継ぎ」で材をつなげるシーンも見所です。
むかしからいまに受け継がれてきた優れた大工技術を、ぜひご覧ください。

2014年09月02日 Tue

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【民家を住む。】TURNSに「き」組広告

「き」組広告「TURNS vol.10」

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民家を、住む。

家は、家族の暮らしを守ること。まずは、丈夫な骨組をつくります。
「古民家」に学んだ「き」組のパッシブハウスは、 優れた職人技術を伝え、
100年住み継げる、これからの「民家」です。
無垢の木と土を使い、燃費の良い、長く愛される美しい「民家」をつくります。

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TURNS Vol.10表紙 人、暮らし、地域をつなぐ「ターンズ」Vol.10に、「き」組の広告が掲載されました。

民家に学んだ、ワークショップ「き」組の家がつくる民家ってすてきな現代住宅ですよ。

写真は、長野県上田市の古民家を再生した「田舎暮らしを楽しむ家」です。

ぜひ書店でお手にとってご覧ください。

 

(印刷用高画質PDFはこちらです)

2014年09月01日 Mon

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「佐倉の平屋」上棟しました

木組みの家「佐倉の平屋」上棟

「佐倉の平屋」が上棟しました!

 

平屋なのでレッカーを使わず、太い材料を手で上げました。
タケワキ住宅建設の若き棟梁篠塚さんとベテランの原田さんの刻んだ材木です。

 

木と木を継いでいくための「継ぎ手」の中でも、最も強く、手間のかかる「金輪継ぎ」を、全ての箇所でつくってくれました。

 

きめの細かい吉野の材が、掛合(木槌)で一本ずつ打ち込まれ、見事に組み上がりました。 金物を使わないから美しく、「貫」と「足固め」によって、しなやかで丈夫な木組みの家の上棟です。 おめでとうございます!

 

深い軒で夏の日射をカットし、冬は少しの暖房であたたまる、 次世代省エネ基準をクリアした「省エネ等級4」の木組みの家です。

9/14(日)の構造見学会にぜひお越しください。

美しい無垢の木の架構と、丈夫で長寿命な木組みの家の、醍醐味が体験できます。 みなさまのお越しをお待ちしております

 

木組みの家「佐倉の平屋」建方

まず柱が建ちます

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平屋なので手で上げます!

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棟を叩いて組んでいきます

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丈夫な「金輪継ぎ」

木組みの家「佐倉の平屋」建方3

屋根を支える垂木にも栓を

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上棟式の後は「直会」です

 

2014年09月01日 Mon

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防災の日に命を守る家づくりを考える

今日は、関東大震災が起きた日を記念した「防災の日」です。 TVや雑誌では、これから起こるかもしれない巨大地震の可能性について話題になっています。阪神大震災から20年の間に山古志村や東北大地震が起きましたから、地震国日本では、いつ地震が来ても不思議ではありません。 そこで設計者としては、まず第一に家族の命を守る家づくりを考えなければなりません。そのためには、長い時間が経過した古い建物の造り方に注目したいと思います。 松井事務所では、古民家に採用されている、柱と柱を縫うように入っている横材「貫」に注目しました。また柱の足元を堅牢に固める部材「足固め」にも注目しています。 実験の結果「貫」と「足固め」を入れた建物は、大きく変形しても崩壊することがありませんでした。柱が折れましたが、余力10tを残して傾いたまま止まりました。これは注目すべき事実です。巨大地震が来ても、崩壊することなく人の命を守ることができれば、建物としては役割を果たしたといえます。 貫は柱を貫いているため、めり込みに強く、大きな力で貫をつぶすには困難だからです。これは、木の持っている特性で、何段にも入れられた貫は日本建築の特徴でもあります。 当事務所では「貫をやめてはいけない」を基本に、丈夫で粘り強い壁をつくっています。貫で倒壊しない図1

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大変形しても倒れない伝統構法の家

ダイジェスト:伝統構法・日本の家_ページ_021

60センチ傾いても余力10tで倒壊しない

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倒壊しない「貫」構法の壁

 

2014年08月23日 Sat

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8月末より講演会ラッシュです!

猛暑の中、異常気象が日本中に被害をもたらしています。全国各地で災害に見舞われた方々には、お見舞い申し上げます。

さて、わたくしの講演会が、今月末より目白押しです。多くのみなさんが、今わたくしに講演会を依頼され、期待されていることは、おそらく、伝統的な日本の家づくりがこれからどこへ向かっているのか、を確かめたいのだろうと察します。

つまり、5年間に及んだ国の伝統的木造住宅の実大実験の成果は、どうなってゆくのか?

2020年より義務化される、省エネルギー法改正に伝統的な木造住宅は、乗り越えられるのか?

日々、伝統的な構法で研鑽を重ねる工務店さんや大工さんは、今後の行方が気になるのも無理はありません。

わたしの立場は明快です。伝統構法の家づくりは、次々と繰り出される国の制度改正を乗り越えて、さらに進化してゆくべきだと考えます。

そこで、以下の講演会を行いますので、どうぞお時間の許す方はお運びください。

8月27日 14:00~ 優良工務店の会 九州地区勉強会
「進化してゆく木造住宅」
博多アーバンスクエアビル11階会議室
(財団法人・住宅産業研修財団福岡事務所 092-418-8120中村)

9月1日 18:00~ 伝統木造の会 東海事務局 
「これからの伝統木造の姿」
名城大学名駅サテライト 名古屋駅前桜通ビル13階 多目的室
(東海林建築設計事務所内 ・引越ししましたので、番号をお間違えの無いようお願いします。)
TEL:052-853-9817 FAX:052-853-9818
E-Mail :info@tokairin.jp  (TEL・FAX:052-853-9724 ACC事務局)

9月4日 16:45~ 住宅医・東京
「古民家再生から見える日本の家」
AGC studio AGC旭硝子ショールーム(住宅医協会 06-6454-3465 藤村)

9月28日 9:00~ 伝統木構造講座
「伝統構法の行方(仮)」
姫路商工会館 (㈱兵庫確認検査機構 079-289-3002 中安)

 

140901勉強会の御案内

140901勉強会の御案内

 

2014年08月14日 Thu

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「松本城の見える家」が始まります

木組みの家「松本城の見える家」模型俯瞰

木組みのパッシブハウス「松本城の見える家」

木組みの家「松本城の見える家」模型東

片流の屋根と「せがい造り」が特徴です

木組みの家「松本城の見える家」模型玄関

梁の大きさや間隔も、じっくり検討しました。架構がそのまま意匠となる「木組のデザイン」です

「松本城の見える家」が始まります。 長野県松本市の、松本城が見える高台の敷地に”木組の家のパッシブハウス”が建ちます。

片流の屋根、板張りの外壁、2階をせり出す木組みならではの架構「せがい造り」が特徴です。

躯体は寒冷地仕様の高断熱で、薪ストーブを設置し、夏は家全体の通風を考慮した、冬暖かく夏涼しい”木組の家のパッシブハウス”になります。

「き」組メンバー、田中製材工業(俊建築設計室)さんが施工し、構造設計サポートは悟工房の山中信悟さんです。

架構には、貫と足固めを採用し地震にねばり強く、100年の長寿命、自然素材、無垢の木と漆喰による快適で省エネな木組みの家は、これからの木造住宅です。

竣工は来年5月を予定しています。
進行中のレポートは、随時更新いたしますので、ご期待ください!

松本城が見える高台の敷地

2014年08月12日 Tue

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現代棟梁と呼ばれた田中文男さんのこと

ダイフミさん

毎年8月9日は、田中文男棟梁の命日です。2010年に亡くなってから早くも5年がたちました。

田中文男さんほど現代の木造界に波紋を投げかけた人はいないでしょう。歯に衣着せぬ言葉は、どんな学者も、実務者も唸るしかないほど的確な発言でした。しかし時折見せる笑い顔は、子どものように純真な心が見える笑顔でした。だから「ダイフミ」さんの愛称で親しまれていました。

ダイフミさんが生きていれば、いまの伝統構法の扱いも変わったでしょう。だれよりも伝統技術を語れる大工棟梁で、すこぶる合理的な理論家でした。

わたくしがお世話になった現代計画研究所の藤本昌也先生と、民家型構法を開発し、木造界に旋風を呼んだのは、もう32年前になります。

「木造は軸組だ!」と言い放つダイフミさんには、みんな敬意を表しました。伝統構法でつくる家を「木組み」という言葉で呼び、その言葉は、日本中の大工や設計者を覚醒したのです。もちろん、わたくしもその一人です。

設計者の顔を見ると、「バカヤロー! お前らが日本の建築をダメにしたんだ!」といつも叱られました。日本の伝統構法を、学者や設計士には理解できないと思っていた節があります。それでも、いろいろ質問すると、継手や仕口のこと、施工技術のことをたくさん教えてくれました。

口癖は、「知識と知恵は違う」「技術と技能の融合が大切だ」でした。

「知識」は、やってイイことしか教わらない。しかし「知恵」は、やってはイケナイことを教わるのだ、ということでした。「イイことばかり教わってもイケナイことは分からないが、イケナイことを知れば、あとは何をやってもイイ、工夫と創造の世界が広がるんだ。」という言葉は、今も耳に響いています。

また、最近になってようやく、ダイフミさんの言っていた「技術と技能」の違いが分かってきました。「技術」は本からでも学べることですが、「技能」は自らの体が覚えることです。経験に裏付けされた技なのだ、と思い至りました。だから、職人の技能は、体得するのに長い経験が必要なのです。

ダイフミさんが、現状の家づくりの現場を見たとすると、たぶんその技能不足にがっかりするだろうと思います。なにしろ世の中は機械の時代、プレカット全盛で、柱や梁の骨組みの分からない家が増え続けているのですから。今後、省エネ法の改正に伴い、ますますその傾向は強くなるでしょう。

今日もダイフミさんの嘆き声が、草葉の陰から聞こえる気がします。だから、丈夫な骨をつくる「木組み」の家づくりをがんばらなくては!省エネ法にも負けないぞ! と、自らに鼓舞する命日でした。合掌!

2014年08月08日 Fri

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松井事務所の夏季休業は15日~20日です

松井事務所の夏季休業期間は以下の日程となります。

2014年8月15日~8月20日

期間中にいただいたご連絡は8月21日から順次対応致します。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。

2014年08月05日 Tue

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「高円寺の家」お住まい内覧会(延期)

 

※都合により、当初の日程を延期致します。
日程が決まり次第、当ページでお知らせいたします。

高円寺の家の建主さんから、
「夏の涼しさを体験しませんか?」
というお誘いがありました。
猛暑の夏【風のない日に風の通る】木組の家を、
みなさまで体感しに来ませんか?
「越屋根」と「地窓」と「吹抜」に隠された、
夏でもクーラーのいらない秘密をお披露目します。
お住まい見学会は、建主さんもいらっしゃいますので
木組の家の住み心地をお聞きできる貴重な機会です。
「木組の準耐火建築」「西日を楽しむ浄土寺格子」
「電気代が700円」「桧の浴室」
高円寺の家は、みどころ満載の木組の家です。
ぜひこの機会にお越しください。

建主さんはエッセイで日々の暮らしを綴ってくださっています。
連載「木組みの家に住んで。」は松井事務所のHPで掲載中です。

 

 

「高円寺の家」お住まい内覧会【夏】~風のない日に風の通る家~

開催日時:
未定(決定次第、当ページでお知らせ致します)
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

<印刷用PDFはこちらです>

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年08月03日 Sun

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猛暑に土壁を考える見学会

毎日うだるような暑さが続きます。

最近の気温は、全国で30度を超えることが当たり前になってきましたが、10年前にはこんなに毎日のことではなかったと思います。やはり、徐々に地球温暖化が進んでいると考えられます。

2020年の燃費の良い家をつくるための法改正・義務化など、省エネルギーの対策が厳しくなってくるのも、致し方のないことだと思います。

ではCO2をできるだけ放出しないで、日常を暮らすためには、どんな方法があるでしょう。

わたしたち設計者にできることは、まずは、風通しの良さを確保すること。風のないときには、温度差で空気を移動させる工夫もあります。そのためには、低い位置の窓から冷たい空気を入れて、暑い空気を排熱できる仕組みを作ることです。それには、腰屋根などが有効です。

また、外壁が温まりすぎないように断熱することも大切ですが、一度冷えた熱を逃がさない蓄熱する素材を使うことが大切です。それには、土壁が有効です。

人の体感温度は、室内の空気温度とその周囲の壁の表面温度との中間の温度になることがわかっています。つまり、室温が30℃ででも、室内の壁の表面温度が、26℃であれば、体感温度は28℃になります。これくらいならば、薄着であれば室内の生活も苦にならないでしょう。

土には蓄熱というすぐれた作用があります。この特性を生かして室内を造れば、外部の気温が高くても室内の体感温度は快適な数値まで落とせると考えられます。

さらに室内の湿度を調節する、吸放湿性能もあります。

湿度が下がれば、体感的に心地よいことはよく知れたことですが、これには土壁が最高の効果をあげます。わたしの事務所では、漆喰塗りを標準仕様にしていますが、建て主のみなさん、この時期に汗が引くと好評です。

室内には、土壁を使うことをこれからも、当たり前にしたいですね。

そこで、今月31日には、「高円寺の家」で猛暑の中で、室内温度を体感していただく「お住まい見学会」を実施します。詳しく決まりましたら、またお知らせいたします。ご期待ください。

2014年07月31日 Thu

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いま「住まい」に求められること

昨晩、WEB・HOME’sPRESSで「木組みの家」を取材して下さったコーディネイターの方とライターの方を交えて食事会をしました。

まずは取材の連載が、好評であったとのうれしい報告を受けました。3回とも250以上の「いいね」がついたそうです。なんと1回目は367の「いいね」がついたということです。通常は80くらいだそうですから、大変な反響だといえます。

また、HOME’sPRESSは、広告収入に頼らない自主的な運営によって、社会的にも公平な記事を書いていることも分かり、驚くとともに取材を受けたことを光栄に感じました。あらためて感謝です。

食事会ではいろいろな話をしましたが、これからの家づくりの方向について、いくつかお話を聞かせていただき、大変参考になりました。

なかでも、これからの住まいに求められることの一番は、「寿命」だということです。住まい手が求めるのは、長く住めるということ、つまり建物の寿命が最も気になるという話でした。最近の傾向として、「構造」「温熱」「劣化」がキーワードだと他でも聞いていましたので、なるほどと納得しました。

住まいの動向は、2020年に控えた省エネ法の改正、義務付け問題がクローズアップされて、ゼロエネや、スマートハウスなどがマスコミを賑わせています。どれも建物の性能を向上させることが大切ですが、建物本体の構造が長持ちしなければ意味のないことです。そこで、住まい手が求めていることが「寿命」だという話は健全だと感じました。

3.11以来、これまでの生活をあらためる方たちが増えていますが、控えめな暮らしと節電は3年が経過しても風化させてはいけないことだと改めて思いました。

人は人生の90%を建物の中で暮らすといいます。いまこそ、安全で快適かつ丈夫で長持ちする住まいが求められていると感じた会でした。お二人に感謝!

2014年07月30日 Wed

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松井奈穂展のお知らせ

松井奈穂は、東京芸術大学で日本画を学びました。若いころから子供に絵を教えることが好きで、今は川村学園小学校の図工の先生をしながら、小さな子どもの「アトリエ・かたつむり」を運営しています。

この度、千葉県の南房総市千倉町にある隠れ家的ギャラリーで、これまで描いた絵の展覧会を企画していただきました。遠いところですが、もしお時間ありましたらお運びください。生命力のある南洋の植物や、人物画が展示されています。

夏のひと時、海水浴も兼ねて千倉にお出かけください。みなさまのお越しを、お待ち申し上げております。

場所:ギャラリー・シーレ 〒295-0004 千葉県南房総市千倉町瀬戸1702 ℡0470-44-4893

 期間:8月1日から19日まで

ナホ展

2014年07月28日 Mon

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省エネと体感温度

連日うだるような暑さに覆われている、日本列島ですが、
出来るだけエアコンに頼らず、この暑さをしのぐ方法はないのでしょうか?

先日「伝統木造と省エネルギー」を考えるグループで、
体感温度について、興味深いお話しをお聞きしました。

以下は、「エクセルギー」という概念で建築環境を読み解く、宿谷正則先生のお話です。

わたしたちが暑さ寒さを感じるのは、気温だけが決め手ではないというのです。
室内の空気の温度が、体感温度とは限らないというのです。

つまり、その部屋の湿度や気流、着ている服や、
その部屋の天井、壁、床の表面温度によって感じ方は違ってくるということです。

また、部屋の表面温度から伝わる熱を、輻射熱と言いますが、
体感温度は室温と輻射熱の中間になるといわれています。

例えば、室内が30度の気温であっても、壁が26度であれば、
体感温度は28度ということになります。

室内の気温は、家を包み込む外皮の断熱性能で決まりますが、
体感温度は、もう少し複雑な要素が絡み合うようです。

ここで、わたしたち設計者が建物をつくる際に考えられるのは、
通風を促す窓の開け方と、室内をつくる天井、壁、床の素材ということになります。

気流は低い位置に開ける地窓や高い位置に開ける越屋根を設けることで、
気流をつくることはできると考えられます。

素材には、調湿効果のある木や土が良いということになります。

木も土も自然素材で、さまざまな性能を持っていますが、
熱伝導率だけを考えると熱を通しやすい数値になってしまうのですが、
蓄熱性能や、吸放湿性能が高いことが分かっています。

表面温度でいえば、木や土は触った時に感じる温冷感が、
アルミやガラスに比べて暖かくて優しいことは、みなさん体験していると思います。

これまでも、これからも、自然の恩恵を生かしながら、
無垢の木と土を使って、建物の環境をつくることが基本だと思うお話でした。

わたしたちは、省エネルギーに取り組む時も、
まずは自然素材の特性を生かし、新しいテクノロジーも取込みながら、
体感温度の快適な現代的な家づくりを進めたいと考えています。

2014年07月25日 Fri

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WEB誌【HOME’S PRESS】連載最終回

HOMESPRESS連載第3回

住宅の最新トレンドや専門家による正しい住宅情報を発信しているWEB誌【HOME’S PRESS】による、
木組みの家についての連載記事の最終回が掲載されました。

最後は「高円寺の家」の建主さんにインタビューです。
HOMESPRESSの連載は、いつもとすこし違った視点で、誰にでもわかりやすい文章にしてくれました。
建築の専門誌ではないので、今回も「電気代が700円!?」という見出しが新鮮です。

こういった機会で、多くの人たちに木組みの家を知ってもらいたいですね。
丁寧な取材をありがとうございました。〈匠〉

【HOME’S PRESS】【木組みの家③】電気代が月700円!? オーナーさんに聞いたリアルな住み心地

2014年07月24日 Thu

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会は盛況でした

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会の様子1

7月20日に開催された「吉祥寺の家3」お住まい見学会はたくさんの方々にご来場いただき大盛況となりました。

小さなお子さんを連れたご家族の方から、老後のお住まいをお考えの方まで、木組みの家を体験していただけました。

建主さんも、茶室の床の間にお花を生けてくれました。

暑い日でしたが、クーラーをつけなくても風通しがよく、心地良いなかでの見学会となりました。

ご来場の方々にあらためて御礼申しあげます。
また、休日にお家にお邪魔させていただいた建主さん、ほんとうにありがとうございました。

これからも長く大切にお住まいになってください。
<匠>

(写真撮影:奈良岡忠、松井事務所)

 

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会外観

木も植え始めました

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会床の間

光を調節できる床の間

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会の様子2

赤ちゃんもご来場

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会居間

木組にぴったりの家具

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会居間2

ラジオアンテナの置物

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会二階2

2階手摺を通して見た吹抜

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会二階

将来の子供室です

 

2014年07月23日 Wed

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「佐倉の平屋」基礎配筋がはじまりました

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子3

「佐倉の平屋」が着工し、基礎配筋がはじまりました。
松井事務所とタケワキ住宅建設で立ち会い、鉄筋の配置を確認しました。
松井事務所では、平らなコンクリートを打つことで、コストを抑えながら丈夫な基礎にするために、独自の計算と工夫をしています。伝統の技術と現代のテクノロジーの融合を計ることで、多くの人たちに手の届く価格で、美しい木組みの家を提供します。

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子1

親方が配筋中

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子2

鉄筋を切るための工具です

配筋の工夫

配筋の工夫

コーナー配筋はしっかり

コーナー配筋はしっかり

2014年07月22日 Tue

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新刊の書評が掲載されました

いまこそ「木組の家」に住みたい!書評

木組の家のさまざまな事例を紹介した最新刊の書評が、全建連新聞に掲載されました。

 

 

先日発売された新刊【いまこそ「木組の家」に住みたい】の書評が掲載されました。

ワークショップ「き」組の10年間の軌跡を、さまざま事例を紹介しながらまとめた本です。

書評は、全建連新聞の平成26年7月10日号に掲載されました。以下、書評全文です。

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設計士である著者は、一般社団法人ワークショップ「き」組の理事長を務める人物である。
「き」組は、日本の伝統構法である手刻み、木組みの技術と、国産無垢材や漆喰などの自然素材を使った家を、適正な価格で提供する実務者の全国ネットワーク。
これから建てる家に使われる木が、どこの山で誰に育てられ、いつ伐られたかわかる履歴書を備え、林業家と住まい手をつなぐなど「顔の見える家づくり」を行う。
2003年には、これらのビジネスモデルが「グッドデザイン賞」を受賞している。
この本は、山と職人、設計士、そして住まい手をつなぎ、こだわりの詰まった家づくりをさまざまな実例を交えながら紹介している。
家づくりは、住まい手はもちろん、家づくりに関わるすべての人びとの共存共栄の想いがなければ成り立たない。
工務店はその想いの一端を担う存在である。
これからの「住まい手」と「つくり手」の関係を考えるヒントとして、一読してみてはいかがだろうか。

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2014年07月22日 Tue

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WEB誌【HOME’S PRESS】連載第2回

HOMESPRESS連載第二回

住宅の最新トレンドや専門家による正しい住宅情報を発信しているWEB誌【HOME’S PRESS】による、
木組みの家についての連載記事、第2回が掲載されました。

今回は木組みの家の温熱環境に加えて、山を守る仕組みと、適正で手の届く工事価格について書かれています。

わかいやすく書かれた記事です。
どうぞご覧ください。〈匠〉

【HOME’S PRESS】【木組みの家②】日本の伝統的家屋には、「燃費の良い家」をつくるヒントが満載

2014年07月19日 Sat

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「八王子の家」完成内覧会のご報告

木組みの家「八王子の家」完成居間

面積は小さくても、広々とした空間になりました。

木組みの家「八王子の家」完成内覧会の様子

家の涼しさに皆さん驚いていました。

 台風の去った先週末「八王子の家」完成内覧会が開催されました。

蒸し暑い日でしたが、南側のテラス窓と越屋根を開けるとスーッと風が通り、室内はとても涼しく過ごせました。
遠方からも見学にお越しいただき、木組みの家の居心地の良さと、シンプルで無駄のないデザインをじっくり見ていただけました。

 

建主さん、ご協力ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

また、ワークショップ「き」組の見学会は、7月20日(日)に「吉祥寺の家3」でも開催されます。
まだまだお申込みを受付中ですので、ぜひお運びください。 <匠>

 

 

木組みの家「八王子の家」完成外観

大きなバルコニーのある家です

木組みの家「八王子の家」完成居間2

無垢のカウンターで暮しが豊かに

木組みの家「八王子の家」完成居間3

キッチンは分離型です

木組みの家「八王子の家」完成寝室

寝室は野地板と漆喰壁を照らします

木組みの家「八王子の家」完成障子

障子が外からの光を柔かくします

木組みの家「八王子の家」完成障子

吹抜が光と風を運んで冷房いらず

木組みの家「八王子の家」解説シート

設計の解説シートです

2014年07月18日 Fri

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会のお知らせ

 木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会

「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺に完成して、2ヶ月が経ちました。

おしゃれな家具が置かれ、紅葉やオリーブを植えた庭と板塀も完成し、あたらしい暮しが始まっています。
建主さんのご厚意で、暮らしの様子を拝見させていただけることになりました。

「木漏れ日格子」と木製サッシ、遠州流のお茶室が見所です。趣きのある土壁です。
エアコン1台でほぼ全室を冷暖房する省エネルギー性能に優れた住まいです。

若いご夫婦の住む、本物の木組の家を見に来ませんか?

「お住まい見学会」は無垢の木の家の、暮らしの様子を見せていただける貴重な機会です。
みなさまのお申込みをお待ちしております。折り返し地図をお送りいたします。

 (印刷用PDFはこちらです)

「吉祥寺の家3」お住まい見学会

開催日時:
2014年7月20日(日)
13:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年07月14日 Mon

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お住まい見学会・吉祥寺の家3

二週続けて、見学会を開催させていただきます。

建物が竣工してすぐに開催させていただく見学は、「完成内覧会」ですが、すでに暮らされているお住まいの様子を見せていただける見学会は、「お住まい見学会」と呼んでいます。おかげさまで、どちらも建て主様のご厚意で、時々お願いしています。

今回の「吉祥寺の家3」は、3か月前に竣工して引っ越されたばかりですが、お庭が少しづつ出来てきたので、「お住まい見学会」をお願いいたしました。建て主さんに感謝!

この家は、茶道教室に通う同じ社中の若いご夫婦の木の家です。なのでお茶室をつくりました。土壁の4畳半です。相談に乗っていただいた、茶道の先生の合格もいただき無事完成いたしました。

ご夫婦がご要望された家づくりのコンセプトは、「木漏れ日のある家」でした。武蔵野の雑木林のような木漏れ日です。

そこで、南に面した一間(1.8m)巾の木の窓をつくり、庭とつなぐことを考えました。開放的な大きな窓からの眺めと、二階の不規則な格子から差し込む光が、木漏れ日のようにキラキラまたたきます。

現在、空き地になっている南側に大きな家が建設されても、冬の光はタップリ入るように、建物を配置しました。吹抜けを通して光も風もゆらいでいるスタイリッシュな木組みの家です。

7月20日の午後13時から、お住まい見学会を行います。どうぞお運びください。みなさまのお越しをお待ち申し上げています。

お申し込みは、メール  ok@matsui-ikuo.jp   もしくは、お電話 03-3951-0703まで、地図をお送りいたします。

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子外観

不規則な格子か木漏れ日がもれます

 

木組みの家「吉祥寺の家3」茶室140409

土壁のお茶室

木組みの家「吉祥寺の家3」二階夜

夜は、屋根野地板を照らします

 

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会140412_2

夜景の光も格子からこぼれます

木組みの家「吉祥寺の家3」居間140409

大きな窓の居間・食堂

140404木組みの家「吉祥寺の家3」解説シート

解説シート

 

2014年07月11日 Fri

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まちづくりを持続可能に・西村幸夫×八甫谷邦明

「季刊・まちづくり」という雑誌が、休刊となりました。
建築雑誌、「建築知識」を経て「造景」の編集長を務めた八甫谷さん編集の最後の仕事になりました。以前、八甫谷さんには「造景」で地域づくりの事例をいくつか紹介していただきました。
福島飯野町の診療所と、熊本宮原町の古民家と銀行を改修した公共施設「まちつくり酒屋」でした。どちらの建物も、町の人たちとワークショップという「住民参加の手法」を使って建てました。
参加のデザインは、町の人たちの意見をカタチにする、楽しいプロセスが決め手です。
たくさんの意見を言葉でいただき、言葉に文脈をつくるダイナミックな手法は今でも素晴らしいデザインプロセスだと思います。
住民の意見を形にする建築家を「コミュニティアーキテクチャー」と呼びます。作品性を排除し、専門性を生かした建築士の仕事です。日本ではなかなか見かけませんが、住民に寄り添って設計する、誇り高き人たちです。公共性や社会性の薄れた都市にとっても、人間らしい交流の停滞している現代の世相にも、これからは、まちづくりの持続に必要な「人づくり」が大切だと感じた夜でした。

2014年07月09日 Wed

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「佐倉の平屋」地鎮祭と下小屋打合せ

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学

リビングの梁。きれいな吉野杉です。

 

「佐倉の平屋」がいよいよ着工です。 地鎮祭が執り行われ、神主さんが土地の神様を鎮めます。
家族みんなで敷地の線に沿って米を撒いていくという、おめでたい地鎮祭になりました。

 

木組みの家「佐倉の平屋」地鎮祭

神主さんが土地を清めます

木組みの家「佐倉の平屋」位置出し

タケワキ社長みずから計器を覗いて計測中

地鎮祭の後には、施工のタケワキ住宅建設さんと、建物を位置出ししました。道路との高低差を確認します。

その後、タケワキさんの下小屋に伺い、先日吉野で選んだ材料の墨付けを見に行きました。 戸の引込みなど、細かな打ち合わせもはじまっています。

上棟は8月下旬を予定しています!

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学2

棟梁と原寸で打ち合わせ

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学3

材料の向きが記されています。「適材適所」ですね。

2014年07月06日 Sun

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小さな家の見学会

二週続けて「内覧会」と「お住まい」見学会を開催させていただきます。

八王子の小さな木組みの家は、若いご夫婦とお子様の3人暮らしです。奥様は、元CADオペレーターです。仕事ではプレカットの家を作図していました。

7年前には、当事務所が主催した、自力建設の家「落日荘」のお手伝いに来ていただきました。そこで経験したことがきっかけになったと思いますが、ご自分の家は、木組で建てたいと訪ねてこられたのが3年前です。

お若いご夫婦なので資金のこともあり、お金をかけずに手刻みと漆喰で木組の家を建てるために、時間をかけました。

また、南側に大きなアパートも建っていたので、3Dで冬の影を計算して、建物の配置や窓の位置を決めました。

おかげさまで、増税前に工事にかかることができました。途中大雪で数週間現場が止まりましたが、先日無事にお引き渡しを終りました。

リーズナブルな価格で丈夫で無駄のない木組みの家になりました。八王子の寒さにこたえるように断熱効果の上がる、珍しい素材も使いました。

開放的な、ワンルームのような小さな木組みの家です。7月13日の日曜日。皆様のお越しをお待ちしております。

木組みの家「八王子の家」居間140620

2014年07月04日 Fri

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「八王子の家」完成内覧会のお知らせ

 木組みの家「八王子の家」完成内覧会2東京都八王子市に木組の家が完成しました。

若いご夫婦とお子さんのための小さな木組の家です。

構造材は静岡県天竜の無垢材です。みんなで山まで木を見に行きました。
朝日で明るい大きなバルコニーが特徴です。日照を3Dシミュレーションして吹抜を採用しました。明るく開放的な間取りです。

小さな家ならではの、無駄のないデザインと、きめ細やかで美しい仕上がりになりました。

八王子は都心よりも寒い地域なので、暖房の熱を蓄える断熱材を使いました。エアコン1台で全室を暖めるする工夫も施しました。さらに、夏の熱気を気化熱で逃す秘密の素材「現代の土壁」も採用しました。内覧会で公開します。

 

美しい本物の木組の家がつくる、無垢の木と漆喰の心地よさを体感しに来ませんか?
みなさまのご参加をお待ちしています。

(印刷用PDFはこちらです。)

 

 

「八王子の家」完成内覧会

開催日時:
2014年7月13日(日)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年07月03日 Thu

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RCの進学塾を「和の住まい」にリノベーション

 

140703rinove9

進学塾として使われていたRC2階建ての建物を「和の住まい」としてリノベーションしました。

内部にウレタンで断熱して、壁をつくります。座敷や床の間のある、真壁の和風住宅に生まれ変わりました。

工事中です

断熱吹き付け工事中

和室のアールを決めています

床の間のアールを決めます

設置して高さを検討

設置して高さを検討

和室に生まれ変わりました

教室が和室に生まれ変わりました

 

一階座敷生け花の間

一階生け花の間

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無垢の板と土壁で、体にやさしい快適な住まいになりました。
和風が好みの建主さん。床の間や和室への入口が見所です。

入り口の照明

座敷入り口の照明

140703rinove3

バリアフリーの廊下

光格子

塾の受け付けも光格子に

1階玄関も引戸にして広々と

玄関も引戸にして広々

2014年06月30日 Mon

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342年前の古民家に会いました

昨日、埼玉県所沢市で、古民家を見せていただきました。江戸時代の初め(寛文12年、西暦1672年)342年前の建物です。
文化財として保存されている建物には、さらに古い古民家もありますが、現存する民家で今もお住まいになっている事が驚きです。ご当主のお話しでは、そのまたお爺さんのころは、茅葺の兜造りだったようです。いわゆる養蚕農家の造り方です。その後お茶の栽培を始めて、広い敷地には工場もあったそうです。今はお一人暮らしで、広い座敷を自由に使っていらっしゃいました。
昨日は、温熱耐震改修が可能かどうかの予備調査でした。柱梁はケヤキです。全く壁のない開放的な造りで、建具はすべて手の込んだ優れモノでした。台所はすっかり改修され、座敷は天井が貼り直してあったり、多少手を入れた形跡はありましたが、良く342年前の形をとどめていると感心しました。
ご当主の話では「あまり造り込んでない建物だったから、どういう時代の生活にも対応できたのではないか」とおっしゃっていました。これはいい話ですね。造り込まない方が、長く使えるということは、これからの住まいをつくる条件と思っていいでしょう。架構の痕跡も調べて当初の家の大きさも分かりました。今後の調査が待たれます。

2014年06月28日 Sat

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我孫子の家2・撮影しました

奈良岡忠さんは、カメラマンです。 僕の建物を撮っていただいて、20年になります。建築写真のカメラマンではありませんが、縁があって撮影をお願いしています。 先日、我孫子の家2の撮影に行ってきました。時折晴れ間の覗く曇り空でしたが、いい写真がとれました。 やはり室内は、家具が入っているといいですね。タケワキ住建さんの用意してくれたテーブルと椅子、緑の小物で、生活感のある空間になりました。 明日は、いよいよお引き渡しです。いつものことですが引き渡しのときには、嬉しいようなさびしいような感覚になります。娘を嫁に出すような感じです・・・。末長く建て主さんに喜んでもらえる家であることを願っています。皆さんありがとうございました。とりあえず、松井の撮影した写真をお楽しみください。

我孫子の家2

我孫子の家2

居間と小上がり

居間と小上がり

二階個室

二階個室

浴室

浴室

撮影中の奈良岡さん

撮影中の奈良岡さん

トウモロコシ畑と木組の家

トウモロコシ畑と木組の家

2014年06月24日 Tue

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WEB誌【HOME’S PRESS】掲載

homespless木組みの家の記事1

木組みの家についてお話ししました。3回連載です。

 

住宅の最新トレンドや専門家による正しい住宅情報を発信しているWEB誌【HOME’S PRESS】から、取材を受けました。

木組みの家について、詳しく記事にしていただいています。

ライターさんに文章にしていただくと、わかりやすくてまとまっていて、新鮮ですね。
3回連載ですので、当サイトで随時お知らせいたします。 どうぞご覧ください。〈匠〉

【HOME’S PRESS】 【木組みの家①】通常の木造住宅とは似て非なる、本来の日本の伝統技術を生かした家

2014年06月24日 Tue

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「我孫子の家2」完成内覧会は大盛況でした

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会

大盛況でした。ご来場の皆さまに改めて御礼申し上げます

「我孫子の家2」の完成内覧会は、気温28度の夏日の中で行われ、たくさんの方にご来場いただきました。 家に入った途端に涼しくなることに皆さん驚かれていました。漆喰の調湿作用と、越屋根を利用した風通しの良さですね。 とうもろこしとジャガイモの葉の上を渡った風が、家に通り抜けていきます。 内覧会で朝から一日過ごしましたが、クーラーをつけていなくても、汗が引いていくのがわかりました。

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木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会居間

小上がりのある居間

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会2階

2階の小窓を開けたところ

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会浴室

桧浴室はメンテも楽です

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会2階2

広がりのある二階

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会外観

風通しは抜群です

木組みの家「我孫子の家2」トウモロコシ畑

今年はジャガイモ畑です

 

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木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会床板

床は、足にやさしい無垢の杉板です

床板も、含浸性のワックスで艶が出ましたね。お子さんが素足で走りまわる楽しい内覧会になりました。

心地の良い高さで設計しているので、ご来場の皆さんからは「面積よりも広く感じる」と仰っていただきました。

やっぱり体感していただくのが一番ですね。
開催させていただいた建主さんのご厚意に感謝いたします。<匠>

2014年06月23日 Mon

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「八王子の家」完成間近です

木組みの家「八王子の家」吹抜140620

「八王子の家」は左官も終わり建具も入りました。
完成間近です。 南に背の高いアパートがあるため、日照計算して吹抜を開けた小さな家です。
きめ細やかで、完成度の高い仕上がりとなりました。若くて真面目な村井大工の仕事です。
陽当りの良い東の大きなベランダが特徴です。
完成内覧会も予定していますのでご期待ください。

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木組みの家「八王子の家」小窓140620

東の小窓

木組みの家「八王子の家」外観140620

駐車場上のベランダが特徴

木組みの家「八王子の家」居間140620

居間のカウンター

木組みの家「八王子の家」2階140620

2階は勾配天井で広々と

 

2014年06月23日 Mon

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TVに紹介されました

フジテレビのクイズ番組「それマジ?ニッポン」6月22日19時放映で、松井事務所の木組の家が紹介されました。

写真を使いたいとのオファがあってから、時間をおかずにすぐの放映だったので、うっかりお知らせすることを忘れていましたが、どなたかご覧になりましたか?

金剛組という、1400年続く社寺建築の会社紹介の続きで、いまでも木組みの工法は造られているという流れで、松井事務所の木組の家が数枚写し出されました。

ぼんやりしていると、見逃してしまいそうな映像でしたが、放映されたのは次の映像です。お知らせできなかったので、この場でアップします。

検見川の家は、木組ならではの二階がせり出した「せがい造り」です。

大和の家は、貫の様子が良くかりますが、貫は大地震にも建物が倒壊しない優れた構法です。

井土ヶ谷に家では木と木を組む様子がわかります。骨組みが丈夫で、長い時間を生きる家になります。

高円寺の家は、準耐火建築という燃え代設計で火にも強い構造です。

木組みの家は、長い歴史をいまにつなぐ技術ですが、その優れた構法は、新しい現代住宅にも使い続けることが大切だと思います。木組は、現代住宅にもデザイン性の高い家を造ります。

今度は、木組みの家の特集番組を造ってほしいですね。

検見川の家

検見川の家

大和の家

大和の家

井土ヶ谷の家

井土ヶ谷の家

高円寺の家

高円寺の家

 

2014年06月21日 Sat

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お城の見える家が始まります

どの部屋からもお城が見える。

そんな、眺めの良い木組みの家が、長野県松本市の丘のうえで始まります。

各部屋からはもちろん、お風呂や台所、ピアノ室からも松本城が見えます。

これから生まれてくる赤ちゃんのための部屋も用意しました。

毎日お城を眺めて、気持ちの大きな子供に育ってほしいですね。

お城の見える家

お城の見える家

 

2014年06月17日 Tue

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OZONEの展示会に行ってきました

先日、新宿のOZONEに行ってきました。建築家の造った、建築模型の展示会が開かれているので見に行ってきたのです。松井事務所からも「せがい造りの家」を出品しています。

見ていて興味があったのは、最近の家づくりの傾向についてでした。何か新しい視点が見つかるかなと期待して見ましたが、特に目につく傾向も、視点もなかったかなァ・・という印象です。

よくいえば、家づくりの世界は、ある面で成熟しているのかもしれません。今回の展示のタイトル「What’s 家?」もそれを物語っているように思いました。

今は、デザイン性の高い家が当たり前になって、奇抜さを求めるのは、もう限界に来ているのではないでしょうか?むしろ、みなさん敷地や暮らしに素直につくっている感じで好感が持てました。

松井事務所は、しっかりとした骨組みの模型を展示させていただいております。本来、目新しいものを追いかけるような仕事をしていませんので、まあ、いつものように木組みの家をアピールさせていただいております。

木と木を組むことで、美しい骨を造り、冬暖かく夏涼しい腰屋根や、壁や開口部の工夫を加えて、丈夫で心地よい空間をつくる。むしろ伝統的な木組の家づくりを再発見してほしいという思いで展示に参加しました。

やはり、家づくりは、土地の気候に沿って、住まい手にとって気持ちのいい生活を造り出すことが大切だと思います。それには、まず安全な骨組みを造り、風の流れや太陽の動きを読んで、自然に逆らわずに家づくりを進めることかな、という思いを再確認した展示会です。8月5日まで開催されているので、お時間のある方は是非お立ち寄りください。

写真 1

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2014年06月12日 Thu

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「佐倉の平屋」吉野へ材木検査に行きました

「佐倉の平屋」材木検査

構造材を一本ずつ選びます

「佐倉の平屋」の材木は、奈良県吉野の山の木です。 実際に家に使われる材木を検査するために、タケワキ住建のみなさんと一緒に、吉野に行ってきました。

「佐倉の平屋」材木検査含水率

含水率を測ります。よく乾いています

天然乾燥の無垢の木を扱う材木屋さんで、含水率を調べたり、節の様子を確認しました。 原田棟梁と篠塚大工にも同行してもらい、じっくりと材料を見極めて良い材料を選びました。

「佐倉の平屋」材木検査2

適材適所。どの材をどこに使うか決めます

見学させていただいた吉野の山は深く美しい山でした。 これから刻みがはじまり、上棟は8月中を目指しています。 この材料で「佐倉の平屋」の木組みを美しく建ちあげます。こうご期待!

「佐倉の平屋」吉野の山

樹齢の200年の杉と。美しい山の木で美しい家をつくります

2014年06月04日 Wed

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「我孫子の家2」完成内覧会のお知らせ

 

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会案内

千葉県我孫子市に木組の家が完成しました。

手賀沼の緑に囲まれ、南にはトウモロコシ畑が広がります。(今年はジャガイモでした)

建物を真っ直ぐ南に向け、最高の陽当たりと風通しで、自然をいっぱいに感じる家です。
国産無垢の木を大工の手で刻んだ金物に頼らない、貫と足固めの丈夫な木組の家です。
温熱性能に配慮した、夏涼しく冬温かい、燃費の良い家です。
広い庭に樹を植えや菜園をつくり、住む人も訪れる人も、健やかになる木組の家です。

建て主さまのご厚意で内覧会を行います。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
心地よい空間を、ぜひご体験ください。

印刷用PDFはこちらからどうぞ。

 

「我孫子の家2」完成内覧会

開催日時:
2014年6月15日(日)
10:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年06月01日 Sun

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住宅は骨と皮とマシンからできている②

先日、南雄三さんとの対談は、かなり深く掘り下がった面白い議論になったと思います。

南雄三さんの指摘は、最近木造住宅の議論が、はっきりしない。そもそも日本の木の家づくりとは何か?ということでした。そこでわたしが最近5年間に行われた、伝統構法の実大実験を通して感じた所見をお話ししました。

大切なのは、伝統構法の構造の整理と定義。やってはいけないことと、自由な工夫。そして未来への展開です。話した骨子は「建築とまちづくり」に掲載いたしました。

少し専門的な内容ですが、プリントアウトして、大勢の方に読んでいただきたいと思います。掲載誌の許可を取り、ここに掲載させていただきました。どうぞお読みください。

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2014年05月29日 Thu

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ワークショップ「き」組公式サイトがリニューアルオープン

おかげさまでワークショップ「き」組は、設立して10年が経ちました。
これもひとえに皆様のご支援のたまものと深く感謝しております。

この度、「き」組公式サイトがリニューアルオープンしました。

http://kigumi.jp/

見やすく、わかりやすいサイトとなり、竣工物件の写真も増えました。
どうぞ御覧ください。

また、実例集で工事費内訳をガラス張りにしているのは、「き」組の大きな特徴です。
ネット会員登録をしていただくことで、
工事費内訳と、メンバーの詳細の閲覧、アイディアスケッチの割引も適用され、
本格的な木組みの家づくりをはじめることができます。
この機会にぜひご登録ください。

これからもワークショップ「き」組は、山と職人と住まい手をつなぎ、
日本の伝統的な民家の知恵と、現代の技術を融合した「き」組の家を
全国各地で提供してまいります。

今後共、どうぞよろしくお願いします。

 

一般社団法人ワークショップ「き」組理事一同

 木組みの家「吉祥寺の家3」内観

2014年05月28日 Wed

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トウモロコシ畑と「我孫子の家2」

木組みの家「我孫子の家2」トウモロコシ畑

トウモロコシ畑に浮かぶ木組みの家、というコンセプトの「我孫子の家2」ですが、今年はジャガイモが植えられていました(笑)
足場が外れて、外観のお披露目です。土壁風の外壁が綺麗に仕上がりました。 いよいよ完成間近です。

2014年6月15日(日)に完成内覧会を開催させていただけることになりました。
詳細は追ってお知らせいたします。お申込みは松井事務所まで。

 

2014年05月22日 Thu

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雑誌「建築とまちづくり」

雑誌「建築とまちづくり」2014May表紙

 

新建築家技術者集団発行の「建築とまちづくり」にワークショップ「き」組代表の松井郁夫と、神奈川県のメンバー山中信悟さんの原稿が掲載されました。

松井は【伝統構法は進化する ワークショップ「き」組の実践】と題して、2006年から2012年まで行われた伝統的木造建築の実大実験を通しての所見から、これからの伝統構法について述べています。

山中さんは【「飯山の家」の木組みの家の実践 自然な架構を目指して】と題し、「柳のようにしなやかに力を伝達する架構の実践」(本文抜粋)を書いています。

ぜひ全国の書店でご購入ください。

 

 

 

雑誌「建築とまちづくり」2014May目次

2014年05月18日 Sun

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WOOD JOB

話題の映画を見てきました。林業の話ですが、恋あり笑いありでとにかく楽しめました。

いわゆる3Kといわれる山仕事を題材に、よくエンターテイメントにまとめたと思います。

原作は、三浦しをんさんのお仕事小説です。

都会の若者が、携帯の電波も届かない山奥の自然の中で、たくましく育ってゆく姿には、

これからの日本の林業に明るい日差しが差すような気がしました。本当に、いい映画でした。

この映画をきっかけに、山に入る若者が増えるといいなと思います。

ウッドジョブ

2014年05月17日 Sat

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住宅は骨と皮とマシンからできている①

表題のタイトルは、野沢正光さんの本の題名です。建物をクールに分析した客観的なフレーズだと思います。

そのフレーズを、木組みの家に置き換えて考えたことを書きたいと思います。以前から発言している、よく似た話になるかもしれませんが、そこはブレない考え方だと思ってお付き合いください。

今回は骨の話です。

最近、巨大地震が来るという番組やニュースがたびたび流れていますが、建物の骨は、まさに地震や災害に耐え抜く必要があります。

わたしたちは、阪神大震災を契機に、丈夫な構造をつくることを学びました。しかし、巨大地震に耐えるには、建物を強固にするだけでは自然の脅威に耐えられません。柔よく剛を制すの通り、力を逃がす工夫も大切です。大きな力に対して粘り強い架構をつくることです。

そこで着目したいのが、木の特性であるめり込みの強さと靭性です。さらに、継手・仕口の摩擦力と貫の復元力です。ちょっと専門用語で難しいのですが、要するに、木造建築の粘り強さは、柳に風のたとえのように、力をいなす仕組みだと考えてください。

伝統構法と呼ばれる日本家屋は、構造の世界では、まだまだ解明されていないことがあったのですが、最近5年間の実大実験で多くのことが分かりました。

一つには石の上に置いた足元フリーの建物は、大きな振動でも柱が折れないとか、貫の入った建物は、大きく変形しても倒壊には至り難い、などこれまでの常識にないことばかりです。

これまで、わたしたちのつくる家は、土台を基礎に結んで地震や風に耐えてきましたが、どうやら地面と結ばない方が免振的だということです。この事については、実験結果が証明してくれていますが、一般の方への周知はもとより、建築基準法の改正には時間がかかりそうです。

興味がある方は、防災研究所(Eディフェンス)のHPをご覧になることお勧めします。一連の映像が公開されています。

また、20日に行う南雄三さんとの対談でも、詳しくお話しできると思います。どうぞご参加ください。

伝統構法の実験 足元フリー

2014年05月09日 Fri

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「我孫子の家2」桧の浴室

木組みの家「我孫子の家2」浴室桧板

きれいな桧の無垢板の浴室です

「我孫子の家2」は、コストを抑えた小住宅ですが、浴室は桧の板張りです。

ハーフユニットといって、浴室の腰から下がユニットバスになっています。
壁や天井は、無垢の桧ですので、いつまでも桧の香りが楽しめます。
水切り良く設計してありますので、メンテナンスも楽です。
窓を開ければ風が入り、ずっと入っていたくなるお風呂になりました。
このお風呂にすると、温泉気分が味わえて、あまり旅行に行かなくなるという方も多いようです。

バルコニーも組まれ、吹抜には格子もできました。
原田棟梁の指導のもと、若き大工志の篠塚くんが、しっかり施工してくれています。タケワキ住建の力のこもった家になりそうです。
完成が楽しみですね。

木組みの家「我孫子の家2」バルコニー

篠塚くんが頑張っています

木組みの家「我孫子の家2」吹抜格子140509

吹抜に風と光を通す格子

2014年05月02日 Fri

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対談 南雄三×松井郁夫 伝統構法を語る

住宅評論家の南雄三さんと対談することになりました。今月20日18:30より 神楽坂・あゆみギャラリーです。

近頃、どうにもはっきりしない伝統構法の家づくりについて、南さんが議論をぶっつけたいということで、松井に白羽の矢が立ちました。

これまでも、伝統構法と省エネは整合するのか?などと議論を振られたことがありますが、その都度、真面目に答える松井に対して、新鮮な角度から意見を述べる南さんの語りが楽しみです。

今回も、伝統構法の定義を試みながら、歴史的な経緯の問題点を上げ「わたしたちがつくっている家は、本当に日本の家なのか?」「これからの家づくりは、いったいどこへ行くのか?」などなど・・

楽しい対談になると思います。どなたでも参加できますので、奮ってご参加ください。(参加費1000円)お申込みは、sg.baba@c-serve.co.jp 馬場まで。

対談 南雄三

対談 南雄三

2014年04月30日 Wed

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「吉祥寺の家3」家具が入りました

外構打ち合わせ中

外構打ち合わせ中

お庭の模型

庭の模型

この日は、引っ越しがお済みの「吉祥寺の家3」にお邪魔して、外構のお打ち合わせでした。

お好みの家具が置かれていて、テーブルの大きさも、照明もソファもカーテンも、この家にぴったりのものばかりでした。

照明はルイスポールセンPH5 ソファは、以前からお持ちの二人掛け。アンティークな雰囲気が素敵です。自作のラジオとアンテナも見逃せませんね。

模型を見ながら、庭木を選んで、これから外廻りの工事がはじまります。

庭が完成したら、またお住まい内覧会を予定しております。これからもよろしくお願いいたします。

居間の家具

居間の家具

木組みの家「吉祥寺の家3」家具

ぴったりの家具が入りました

2014年04月30日 Wed

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「佐倉の平屋」1:50模型をつくりました

木組みの家「佐倉の平屋」模型1

外からも室内からも屋根を綺麗にみせる工夫をします

「佐倉の平屋」の実施設計が終わり、1:50模型を作成しました。
のびのびした屋根と、おおらかで開放的な空間に、南の庭を楽しめる開口部が特徴です。

木組みの家「佐倉の平屋」模型

お子さんを元気に育てる広々した間取り

省エネ等級4の「住宅性能証明書」も取得して、1台のエアコンで全室を空調できるように設計しました。
燃費が良く、地震に強く、長寿命の木組みの家です。
現在見積中。コストを精査して、無駄のない費用で木組の家をつくります。

木組みの家「佐倉の平屋」模型2

南に大きく開いた窓に、たっぷりと軒を伸ばします

2014年04月30日 Wed

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「高円寺の家」お住まい内覧会は盛況でした

木組みの家「高円寺の家」庭木140429

庭木も春の装いで迎えてくれました

29日の「高円寺の家」お住まい内覧会は、たくさんの方にお越しいただきました。
お子さんたちがデッキを走り回っている間に、松井事務所の木組の家についての紙芝居が行われました。
また、建主さんのKさんによる自邸のご説明は、設計事務所顔負けでした……。
Kさん、ご丁寧な解説をどうもありがとうございました。

「高円寺の家」は2014年8月2日(土)に、今度はお住まい内覧会「夏」を開催します。

詳細はまた、当サイトでお知らせします。今度は夏の涼しさを体感していただければと思います。ご期待ください。

<匠>

木組みの家「高円寺の家」お住まい内覧会140429

木組の家の紙芝居をしました

2014年04月23日 Wed

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「日本の木のいえ情報ナビ」のブログに「吉祥寺の家3」が掲載されました

140423木のいえブログ

玉井編集長の「木のいえブログ」です。

「日本の木のいえ情報ナビ」の玉井編集長が、先日の「吉祥寺の家3」完成内覧会にお越しになり、内覧会の様子をブログに掲載していただきました。 真壁で柱と梁があらわしの木組の家が、すっきりとしたデザインになっていることを記事にしてくださいました。 どうぞ御覧ください。玉井さん、ありがとうございます。

【木のいえブログ】 http://kinoieb.exblog.jp/20570813/

 

「日本の木のいえ情報ナビ」は林野庁と農林水産省が国産材の家を普及を推進するために、公的な補助事業としてはじまったサイトで、木の家づくりのサイトのとしては国内最大級です。 国産材を扱う設計事務所や工務店が検索できるようになっており、わかりやすいサイトですので、ぜひ一度御覧ください。

【日本の木のいえ情報ナビ】 http://www.nihon-kinoie.jp/

ワークショップ「き」組も 参加しています。 http://www.nihon-kinoie.jp/search/card.php?oi=162#card

2014年04月23日 Wed

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「高円寺の家」お住まい内覧会【春】開催のおしらせ

木組みの家「高円寺の家」内覧会春 高円寺の家解説シート

 

「高円寺の家」が完成して1年と4ヶ月になります。

「お風呂から庭を眺めたい」という、たった一つのご要望から始まったこの家は、 たくさんの知恵と工夫にあふれた「現代木組」になりました。

冬でも明るい「屋上庭園」と、季節の移ろいと暮らす「庭」。 南側に隣家の迫る20坪の狭小地で、西窓から採光しか採れませんでした。そこで「浄土寺格子」と遮熱シートで、西日を楽しむことにしました。 部屋の湿度を安定させて、住む人の肌や体調を整える、調湿作用のある「漆喰壁」。 1台で全室を空調し、晴れた月は電気代が500円になる「床下エアコン」。 新防火地区でも無垢の木をあらわしで使える「木組の準耐火建築」。 そして、いつまでも飽きの来ない、さりげないデザイン。

国産無垢の木と漆喰でつくる、丈夫で長寿命の、快適な木組の家です。 連休前のこの機会に、木組の家を体験しに来ませんか? お住まいの様子を、建主さんから直接お話をお聞きいただける良い機会です。 また、建主さんはエッセイで日々の暮らしを綴ってくださっています。 連載「木組みの家に住んで。」は松井事務所のHPで掲載中です。

お誘い合わせの上ぜひお越しください。みなさまのご来場をお待ちています。

 

「高円寺の家」お住まい内覧会【春】

開催日時:
2014年4月29日(祝)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月22日 Tue

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山が笑う・落日荘にて

「山が笑っているから見に来ないか」と誘われて、茨城県八郷の「落日荘」にお邪魔しました。わたしの敬愛する岩崎駿介さんのご自邸です。たしかに、周囲の山は笑ってました。「わっはっは」というくらいに笑っていました。

落日荘に着くなりすぐに宴会となって、いろいろな話をしました。まずは、現在の社会問題について。原発事故のこと、カミさんが活動している福島の子供キャンプのこと、わたしの仕事のこと、などなど。

さまざまな話題の中で、物の本質について、話が及んだときに「人は真実から顔をそむけるんだよ」といわれてハッとしました。実直に真実に向き合うことが、正義だと思って活動してきたつもりですが、そのたびに苦慮してきました。そのことを指摘された気がしました。不特定多数の人々の共感を得ることの難しさです。

2度の国政選挙で、田中角栄氏と戦った岩崎さんの生の声は重いです。常々、選挙の結果は一ミリの違いもなく国民の民意だとおっしゃっていましたが、そのことがジワリとわたしの胸に浸みこんできています。

家づくりを通して、共存共栄の社会を築きたいと望む、一人の実務者の夢の裏付けが足りないのでしょうか。これからの日本の家づくりの行方は、平たんではないということでしょうか。

とはいえ、日本の伝統を大切にしたいと望む「き」組の仲間たちと、信じることのできる方法で木組の家づくりを進め、普及に努めたいと思います。省エネ計算対応や金物の使用強要など、伝統構法の置かれている現状は、冬のように厳しいかもしれませんが、常に新しい技術と融合させ、経験を積んだ技能を駆使して、進化する木組みで乗り切りたいと思います。春になると「山が笑う」ように、新鮮な気持ちで進みたいと思います。

山が笑う

山が笑う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩崎邸

岩崎邸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩崎邸 居間

岩崎邸 居間

 

2014年04月18日 Fri

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落日荘のこと

デザインで何ができるのかを考えあぐねていた、まだ学生の頃、横浜のまちづくりを知った。

そこには、市庁舎前の広場や、商店街の街路の楽しく歩ける都市デザインがあった。ヨーロッパ旅行から帰って、日本の街はつまらないと思っていた時期で、横浜のまちづくりは新鮮に驚いた。 都市デザインという仕事にあこがれて、いつか自分も街づくりをデザインしたいと思った。

当時、横浜の都市デザイン室の室長は岩崎駿介さんであった。そのデザイン力と理念にあこがれた。 「都市住宅」という雑誌に連載していた岩崎さんのエッセイ「クロスオーバー」は今も大事にとってある。自分の進む方向を決めた人だ。

明日は、岩崎さんが奥さんの美佐子さんと一緒に自力建設した「落日荘」を訪ねる。もう何度目の訪問だろう。自力建設のお手伝いに始まって、僕の悩みを聞いてもらうまでになったいま、仕事のこと、人生のこと、現在の社会のこと・・・話したいことは山積みだ。

長く開発国の援助に尽力した経験を持つ、岩崎さんの言葉は重い。うわべのデザインの話では済まない叱咤を受けることも、しばしばだ。 明日もまた、いま悩んでいる伝統構法のグローバル化を、どう乗り切るのかということと、ローカルな仕組みの継続について、聞いてもらおうと思う。

日が暮れる直前の落日が美しい岩崎邸の建設は、まだまだ続く。建設のお手伝いにかこつけて、千年生きると豪語する岩崎さんのエネルギーを時々浴びに行く。

2014年04月16日 Wed

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RCでも無垢の木のリノベーション

かつて進学塾であった、3階建てのコンクリートの建物を住宅として改装しています。もとは教室であったので、間仕切りをとれば、広々としたワンルームの住まいとなります。

二階には、リビング・ダイニングと座敷につながる水廻りを配置しました。一階は、個室と和室をつくります。玄関は、ガラスのドアを木製の引き戸に変えて、建物全体は、和の住まいを目指します。

まずは、二階が出来上がり、仮の引っ越しを済ませました。まるで戸建に住んでいるような、その暮らしを少しだけご紹介します。

外部に面する壁には、全てウレタンを吹き付け、断熱性能を上げました。天井や床は、杉の無垢材です。壁は、吸放湿性の高い壁紙です。家具も入って、暮らしやすくなりました。

これから一階の改修工事にかかります。コンクリートの建物も、内装を無垢の木の変えて、自然素材に囲まれた木の家の快適さを満喫できる、暮らしができます。

無垢の木の内装

無垢の木の内装

2014年04月14日 Mon

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フツーの家

先週土曜日に「吉祥寺の家3」の内覧会を終えた。多くの方に来ていただいて、木組みの家を体感していただき、様々な感想を聞かせていただいた。

「木の香りが素敵!」「明るくて暖かい」「落ち着く」などなど、中には「帰りたくないね」とおっしゃる方もいて、うれしかった。大きな木の窓と格子の細長い家は、一日中、和やかな雰囲気に包まれた。

わたしのつくる家が、みなさんに評価される点は、どなたにもスーとなじんでいただけることかもしれない。どこを凝って創ったとか、ここが目玉ですということはない。どちらかというと作品性とか作家性を排除した、フツーの家を目指している。

おそらく、みなさん家に帰ると、雰囲気は良かったけど、どこがどうだったかな?と思われるかもしれない。もし、そう思っていただけたなら、それはわたしのつくる家がうまくいったのだと思う。

写真にすると狙った構図が決まるとか?この場所が一番だとか。そんな家づくりは、長く住むうちに飽きてくると思う。つくり込まずに、どんな生活も受け入れるような家。住む人の感性がイキイキと感じる家がいいと思っている。

設計者としては欲がないのかもしれないが、長い間生きてきた古民家を見ると、その佇まいや創り方に感銘を受ける。無名の職人による質の高い造形がある。できれば、わたしもその当たり前なフツーをつくるために、技能の修練をめざしたい。

内覧会の後、「ブラインドが付きました。」と建て主さんが写真を送ってくださった。それはそれは、家の雰囲気に馴染んだ、おあつらえのロールブラインドで、何気なく自然な感じに建て主さんのセンスが光っている。

引っ越されると、建て主さんの選ばれたテーブルや照明がセットされることになっているが、室内はどんなインテリアもしっくりとなじみ、居心地の良い家でありたいと思う。この後は、庭づくりが始まるが、この家の持っているフツーの感じが出せるような雑木林のような木を植えたいと思う。

 

2014年04月13日 Sun

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「吉祥寺の家3」完成内覧会は大盛況でした

木組みの家「吉祥寺の家3」格子をから灯りが漏れる夜景

格子から灯りが漏れる夜景

 

 

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会140412_

たくさんの方にご覧いただきました

「吉祥寺の家3」完成内覧会は、多くの方に御来場いただき、大盛況でした。

一間幅の木製の窓、茶室のしつらえ、木漏れ日格子は、みなさんに喜んでいただきました。

内覧会開催中に、茶室の照明の配線付け根部分に、真鍮のキャップが取り付けられました。

友人の彫金家 藤平朱美さんにお願いしてつくってもらいました。これで茶室の風格が上がった気がします。

竣工おめでとうございます。
これから外構と庭の工事に入ります。
武蔵野らしい庭にしたいと思います。

木組みの家「吉祥寺の家3」真鍮の照明キャップ

この茶室の照明のためにつくってもらった金具。一点ものです

木組みの家「吉祥寺の家3」真鍮取り付け後

配線の付け根に金具を設置。風格が上がりました

木組みの家「吉祥寺の家3」二階夜

夜は間接照明で、屋根野地板を照らします

2014年04月12日 Sat

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「登戸の家」完成内覧会のご案内

 

 木組みの家「登戸の家」完成内覧会案内

川崎市登戸に木組の二世帯住宅が完成しました。

2階をせり出した「せがいづくり」と、無駄のないデザインで、8畳の居室を3室設けました。21坪の狭い敷地を逆手にとって、広くつかえる小さな家です。良質の無垢の国産材をふんだんにつかった金物を使わない木組で、すっきりとした空間に仕上げました。

前面道路の騒音対策として、断熱材には防音効果のある「セルロースファイバー」を採用しました。
無垢の桧+杉と漆喰でつくる、現代木組です。

狭い敷地の小さな家でも、広く使える間取りの工夫を、ぜひご体感ください。

 

「登戸の家」完成内覧会

開催日時:
2014年5月25日(日)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちら

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月11日 Fri

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古民家の再発見

千葉県佐倉市の旧市街地で、新築の住宅建設が始まるので、何度か敷地に足を運んだ。

久しぶりに、鏑木小路に保存公開されている武家屋敷を訪ねた。25年間に千葉大学の大河直身先生と田中文男棟梁に連れられて、文化財保存のお手伝いで実測調査をさせていただいた建物である。

佐倉は昔城下町で、起伏の多い通りには、いまも古い民家や武家屋敷が残っている。江戸時代の町人や武士になった気持ちで市内を歩くと、丘に続く小道や高低のある坂道の眺めには、城下の名残を強く感じる。

お手伝いさせていただいた武家屋敷は、但馬家と河原家である。武家屋敷といっても茅葺の屋根である。細い小路は両側に土手が盛り上がっており、屋敷林が続いている。馬で通ると、ちょうど良い高さに生垣ができているという。この通りには茅屋根が良く似合う。

調査は泊りがけで、古い建物の柱の痕跡を調べ、復元工事のために一本一本の記録を採ることだった。まるで探偵のように柱の傷を観察して、元の間取りを復元する作業は、シャーロックホームズのような推理の連続であった。

但馬家では、痕跡から、床の間の位置が、90度変わった。屋根裏に潜って、本来の床の間の向きが判明したのである。さらに、河原家では、建物の向きも大きく変わって、横向きに配置された。民家の持つ構造の可変性と融通無碍さに驚いたことを覚えている。

田中文男棟梁と大川直身先生の深夜に及ぶ論争の激しさも忘れられない。この調査に参加させていただいて、たくさんのことを教えていただいた。

古民家にはまだまだ私たちの知らない、多くのことが隠れていると思う。民家は、あまりにも身近すぎてよく見ていないことがあると思う。今回の新築の建物には、佐倉の歴史的な建物の思いを込めて、過去と未来をつなぐ現代の住まいとして設計させていただいた。

2014年04月07日 Mon

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「吉祥寺の家3」木漏れ日格子と木の窓

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子140107

南向きの大きな木の掃き出し窓です

「吉祥寺の家3」に木の窓が入りました。
春の日差しが、格子を通して木漏れ日になります。

完成まであと少しです。

庭づくりはこれからですが、出来たばかりで内覧会をさせていただくことになりました。

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子外観

木漏れ日格子と、一間の木の窓です

木組みの家「吉祥寺の家3」居間140409

明るい居間と食堂

木組みの家「吉祥寺の家3」茶室140409

竿縁天井の茶室もできました

4/12(土)完成内覧会は、まだまだ募集中です。

松井郁夫建築設計事務所では、手の届く価格で、質の高い木組みの家を提供しております。
快適で、美しい無垢の木と漆喰の木組の家を、御覧になりませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。

お申し込みは、松井事務所まで。

2014年04月04日 Fri

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11期を迎えた「木組のデザインゼミナール」

わたしたちが、いまつくっている木造住宅は、本当に日本の家といえるのか?世界に誇る大工職人の技術と技能を持ちながら、伝統的な日本の住まいをつくってきて来たのか?

阪神大震災を契機に、日本の木の家とは何かを考え、実践してきた仲間と始めた講座が11期を迎えた。

実務者のための伝統的な木造住宅の技術と技能を習得する「木組のデザインゼミナール」である。これまでに147名の修了生が、現場で活躍している。

講座の目的は、伝統構法の木組の家づくりの技術を身につけていただくことにある。

残念ながら、現在の日本の建築教育は、大工技術や民家の流れを組んではいない。明治以来、日本の大学では、本格的な木の家づくりを教えているところが少ないのが事実である。

設計者の多くは、社会に出て現場に立って初めて、木造建築を知ることになる。しかし、大工には大工の言葉があり、現場では学校で教わる知識では分からないことが多いのも事実である。

そこで、西洋建築の教育を受けた設計者から伝統木造の苦手意識をなくし、難しいとされている大工言葉を知り、職人と会話のできる設計者を育成することが必要と考えたのである。

「木組ゼミ」では、伝統的な木組の習得を、各自が設計した住宅の木組の模型(1/50)をつくりながら、木拾いから木の特性、間取りのつくり方や木材の規格寸法の理解、地盤から基礎、柱・梁・小屋組、耐震の工夫まで、木造の基本を体得できるようなプログラム構成となっている。

教科書は、木造住宅「私家版」仕様書(松井郁夫・小林一元・宮越喜彦:共著 エクスナレッジ)を使い、著者3人がマンツーマンで実践力が付くまで教える。

このゼミでは、木組の習得だけが最終目標ではなく、日本の町並みを美しくしたいとの想いを込めて、美術教育(デッサン・色彩構成・立体構成)も行っている。美しいプロポーションや色彩、立体構成力を学ぶ講座である。

さらに、実践的なカリキュラムとして、省エネ法の改正に向けて「温熱計算の実習」や、伝統構法に適した動的構造解析の「限界耐力計算の実習」などの講座もそろえている。明日からでも使える講座である。

受講生の顔ぶれは、大工棟梁や若い職人さん、設計事務所の主催者や駆け出しの所員、専門学校の先生、学生まで様々であるが、みなさん熱心に一カ月一度の講座に通ってこられる。この講座を修了して、すぐに木組の家に取り組む実務者も多く、修了生がそのままワークショップ「き」組の会員として活動する機会もある。

本講座は、即、実践力の付くゼミとして、志ある実務者にはオススメの講座である。残り3名の余席があるので、お申し込みはお早めに。

2014年04月04日 Fri

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【残り3名】2014年度木組のデザインゼミナール受講生

2014「木組のデザイン」ゼミナール募集 2014「木組のデザイン」ゼミナールスケジュール

全国から受講生が集まる人気の講座「木組のデザイン」ゼミナールが今年も開催されます。

伝統的な木組の家づくりを基本から学び、実践力を身つける講座です。
美しいデザインができるようになる、表現力を身につける美術講座があります。
温熱性能を向上させる講座は、計算ソフトを使って省エネ効果を確かめます。

ゼミ修了後に、実際に木組みの家づくりを実践する方が、毎年増えています。
また修了生は、全国の木組の実践者でつくるワークショップ「き」組の入会資格を得られます。

募集要領は以下からどうぞ。 全国のみなさまのご参加を、まだまだ募集しております。

 

申込用紙・募集要項はこちら

2014年度 第11期「木組のデザインゼミナール」受講生を募集します 丈夫で快適な、燃費の良い木組の家づくりを身につけたい、全国の実務者の方に

いま、日本の家づくりは大きな節目を迎えています。戦後69年つづいた簡便な在来軸組住宅の時代から、丈夫で長寿命の架構を持つ省エネルギー住宅へ変わろうとしています。 そこで見直されてくるのが、日本の気候風土に合った伝統の木組です。

本講座では、伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。 昨年大好評でした岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、木組の家の温熱環境と改正省エネ法への対応が身につく講座に加え、 伝統構法の耐震設計を適切に行うための「限界耐力設計法」講座を用意しました。

架構を知りつくした「き」組による、丈夫で、快適で、燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?

対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。 本講座の特色は、美しいデザインと耐震的な構造のバランスの取れた木組を学べる点にあります。 美術大学出身のメンバーが「美術講座」を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画する「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが「木組講座」を指導します。 美術と技術の二方向から美しい木組の架構と温熱環境の構築の手法を学びます。 知識だけでなく、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。

ワークショップ「き」組の家づくりが「平成20年度 長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を受けたことを契機に、全コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成となっています。 講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3講座制です。 実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意しました。受講生による実践事例も増えています。

わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。 日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。 全国の皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

 

 

 

◆2014年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項

申込用紙・募集要項PDF

 

■ 入門コース: 美術講座と木組の理念 ■ 上級コース: 私家版メンバーによる木組講座 ■ 実践コース: 温熱講座、限界耐力設計法講座、3Dモデル作成講座。より実践的な木組講座

■ 開講日:4月~8月、9月~1月 基本的に月1回 (入門・上級コースは日曜日、実践コースは土曜日)

■ 時間:10:00~17:00 全5回(詳細は別紙スケジュールを参照) 一泊研修(植林ツアーまたは伐採ツアー、自力建設補助+スケッチ旅行:費用別途) 詳細後日

■ 費用:入門コース・上級コース 受講料8万円(1講座1万6千円×5回)+入学金1万5千円(お申込み時) 実践コース 受講料5万円

■ 場所:一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102) ※受講生多数の場合は会場を変更することがありますのであらかじめご了承ください。

■ 講師: 美術講座:松井郁夫、松井奈穂、松井匠 木組講座:現場講座:私家版研究会メンバー・松井郁夫、宮越喜彦、小林一元 温熱講座:辻充孝(岐阜森林文化アカデミー講師) 限界耐力設計法講座:水津民生(アンデン東京) 3Dモデル作成講座:高野量平(高野量平アトリエ一級建築士事務所)

■ 講座内容

100613nyuumonj 美術講座 「美術を身につける」 家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

130116mokei

木組講座 「木組を学ぶ」 初めて木の家を学ぶ人や改めて木組の家を学びたい人のための、実習。 木組の家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組を学ぶ。 私家版研究会メンバーによる課題と講評。

「木組のデザイン」ゼミナール樫原健一

実践講座 「温熱講座」   省エネルギー法改正に基づく温熱対応の手法を学ぶ。 「限界耐力設計法講座」   木の特性を活かした構造解析で、木組の家を適切に設計する。 「3Dモデル作成講座」 はじめての人のための3Dモデル講座。日影のシュミレーションを行う。

実際に計画中の建物を私家版メンバーが添削する「スペシャルプログラム」(別途料金)も用意しました。 今すぐ建てる家を、木組でつくりたいとお考えの実務者にオススメです。

11年目を迎え、大好評の温熱講座と、限界耐力設計法講座が加わったことで、これまでで最も充実した内容となっています。 全国から奮ってのご参加をお待ちしております。

■ 申し込み: 所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。 〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 「木組のデザイン」ゼミナール 係

■ 問い合わせ: 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内) TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  E-MAIL info@kigumi.jp

2014年04月04日 Fri

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「吉祥寺の家3」完成内覧会受付中「解説シート」付き

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会

140404木組みの家「吉祥寺の家3」解説シート

 

「吉祥寺の家3」完成内覧会は、参加者をまだまだ募集中です。手描きスケッチの解説シートもできました。当日ご来場の方々にお配りします。

国産・無垢の木と漆喰でつくる金物に頼らない、伝統構法の木組の家です。 

2階の格子から吹抜を通して木漏れ日がゆらぎます。
南面の大きな木製建具に、繊細な趣の茶室も見所です。
エアコン1台で、ほぼ全室を冷暖房する省エネルギーの工夫も施しました。
架構も外皮も満足する木組の家は、これからの日本の家です。
みなさま、お誘い合わせの上お運びください。
ご来場を、心よりお待ち申し上げております。

 

木漏れ日のある家「吉祥寺の家3」完成内覧会

開催日時:
2014年4月12日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちらからどうぞ。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月02日 Wed

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「吉祥寺の家3」完成内覧会のお知らせ

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会

「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺の住宅街に完成いたしました。
国産・無垢の木と漆喰でつくる金物に頼らない、伝統構法の木組の家です。
2階の格子から吹抜を通して木漏れ日がゆらぎます。
南面の大きな木製建具に、繊細な趣の茶室も見所です。
エアコン1台で、ほぼ全室を冷暖房する省エネルギーの工夫も施しました。
架構も外皮も満足する木組の家は、これからの日本の家です。
みなさま、お誘い合わせの上お運びください。
ご来場を、心よりお待ち申し上げております。

 

木漏れ日のある家「吉祥寺の家3」完成内覧会

開催日時:
2014年4月12日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちらからどうぞ。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年03月27日 Thu

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内閣官房地域活性化統合事務局「地域活性化伝導師」に登録されました

地域活性化伝導師について 内閣官房地域活性化統合事務局・内閣府地域活性化推進室による、26年度「地域活性化伝導師」の更新が行われ、今年も引き続き「地域活性化伝導師」として登録されました。

「地域活性化伝道師」派遣制度とは、地域における活性化の取組を具体的・実質的なものへ後押しするため、省庁等が連携し、職員が積極的に地域に出向くとともに、専門家(地域活性化伝道師)を積極的に派遣するものです。

 

 

松井は「地域産業・イノベーション・農商工連携」という分野の専門家として登録されています。

■「地域活性化伝道師について」内閣官房地域活性化統合事務局 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/siryou/pdf/about_dendoshi.pdf

■首相官邸HP「地域産業・イノベーション・農商工連携」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/genki/090707/sangyou.html

2014年03月20日 Thu

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「佐倉の平屋」が始まります

木組みの家「佐倉の平屋」模型1:100 木組みの家「佐倉の平屋」模型1:100俯瞰

「佐倉の平屋」がはじまります。

城下町として栄え、武家屋敷の残る佐倉の町に、木組みの平屋が建ちます。

若いご夫婦と小さなお子さん2人がお住まいになります。
庭を楽しみ、冬はいつでも陽だまりができる、明るくて大らかな家です。
省エネ等級4も取得予定です。エアコン1台で全室を空調する工夫を採用しました。
現在実施設計中です。ご期待ください。

2014年03月17日 Mon

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公開フォラム・伝統的木造住宅と省エネルギー

先日の日曜に、伝統的木造住宅と省エネルギーというテーマで、公開フォラムが開かれた。建築士会、建築学会、木の建築フォラムなど5団体の主催による公開討論会は、参加者370名という満員御礼の盛会であった。

多くの実務者が参加した、今回の公開フォラムの契機となったのは、2020年に義務化される省エネルギー法によって、伝統的な木造住宅の建設に支障をきたすのではないか、という危惧からである。

本来、日本の家の壁は真壁という柱や梁の見える構造である。真壁は、土でできているうえに薄いことが特徴である。

真壁に、今回の省エネルギー法の性能を満たす断熱材を、挿入ことができるのか。もしくは、断熱材を挿入するために外壁を厚くするによって、日本の家らしさが失われるのではないか。ということが参加者の関心事であった。

エネルギー問題は、世界の要求であり、地球環境保全の手段として待ったなしの重要事項である。いまや、低炭素化社会を目指す省エネルギーは、建築界にに限らずモノづくりの関係者の目標でもある。

伝統木造とはいえこの事態を避けることはできない。この機会に伝統木造が特別扱いを受けることは、かえって衰退につながる。むしろ、伝統は常に新しい時代を包括しながら、前に進むべきであろう。

わたしも、伝統的な木組みの家を実践しながら、外皮の性能を上げることは可能だと考え、日々の設計でも努力をしている。常に、伝統は進化すべきと考える一人である。

しかしながら、内外真壁ができなくなると困る建物もあると思う。茶室や数寄屋建築である。ここでは土壁の熱伝導率が良いことが熱を逃がすことにつながり、問題となるのだが、蓄熱性能や吸放湿性能は高い。とはいえ数値に現れる熱量としては低い。

また、外皮計算は気密を前提としているために、真壁の実現性が薄れると思う。さらに、自然素材の採用が伝統的な木造住宅の重要な要素であるとすると、呼吸する素材が主体であり、ますます気密は不可能になる。

ここで、壁の性能を高める新しい自然素材による製品の開発ということも考えられるが、あと6年というタイムスケジュールの中でどれほどの期待ができるであろうか?

今回の省エネルギー法改正の性急な義務化には疑問が残るし、性能のハードルの高さにも疑問が残る。特別扱いはないにしても、伝統素材や構法に根差した制度であって、はじめて実現性も出てくる。

このままの工程と性能規定では、外皮性能確保のために大切な構造がないがしろにされる恐れがある。真壁づくりの日本の家が、外皮のために丈夫な木組みが骨抜きにされ、災害に弱くなっては困るのである。

ここからが知恵の絞りどころである。骨と皮を両立させながら伝統がさらに進化するために努力を続けたい。むしろ、この機会をとらえて、未来につなぐ伝統構法の再構築を実践したい。

 

2014年03月11日 Tue

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3.11に本格的な復興を願う

東日本大震災からの3年が、長く感じる。多くの命を奪った津波も憎いが、原発事故は余計だった。

ふるさとを奪われた人たちの気持ちを思うと、本当につらい。震災後すぐに、何とかしたい気持から、復興のために高齢者共同住宅の設計をお手伝いしたが、入札不調に終わった。

一年間の設計期間のうちに現地の工事費の高騰で、金額の折り合いがつかなかった。その当時も、多くの(400件)入札が不調に終わったと聞いていたが、わたしたちの設計もその一つとなった。折り合いのつかない見積書を前に、復興は善意だけでは気持ちが届かないことが分かった。

最近の報道で、今も不調工事が多いことを知って、怒りを感じる。被災した人々や町から、利益を得ようとする行為は、建設に携わるものとして恥ずかしい。建設業界の体質がおかしいと思う。国の施策として、対処できないのか?そのような行為を許していいものなのだろうか?

善意の寄付金や税金の使い道は、そのような業者にわたることのないように、被災地の地元はもとより全ての人々に納得できるような制度が必要なのではないか。

このままでは、高台にできる新しい町が、かつてのような東北独特の重厚な町並みが再現できるとは思えない。東北各地で、復興に努力されている関係者の皆さんに敬意を表しながらも、本来の家づくりや景観づくりの実践を、官民の双方にお願いしたい。

 

 

2014年03月11日 Tue

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「山口の木でやまぐちの家を建てる」

140314yamaguchi2140314yamaguchi山口県で、林野庁25年度「地域住宅づくり支援事業」成果発表【山口の木でやまぐちの家を建てる】の基調講演を行うことになりました。

山口大学大学院教授の内田文雄先生と、山とつながる地産地消の家づくりについて語ります。

お近くの方はぜひお越しください。

日時:3月14日(金)14:00~17:00
場所:山口市民会館 小ホール
定員:80名(先着受付順)
主催:やまぐち木の家ネットワーク事務局 株式会社トピア
お問い合わせ先:083-928-5566(担当:山本・小松・西村)

申込書はこちらからどうぞ。

2014年03月11日 Tue

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家の中に流れる「風」がとてもやわらかいんです。

M様 検見川の家 / 千葉県

 

●居住歴 6年   ●家族構成 夫(60代)・妻(60代)

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

 もともと木が好きなんです。木工や打ち刃物、日本建築が好きで、自分で道具を一式そろえて、家具や木の小物などを作っていました。ある時、とある古民家を取り壊すという話を聞いて、素晴らしい松材の柱を手に入れたことがありました。いま思えば、その頃から少しずつ、終の棲家としての家を建て替えようと思い始めた気がします。いろいろと調べながら心の準備をしてきました。家づくりを真剣に考え始めたのは、仕事を退職する時期ですね。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

 以前から木が大好きでしたので、最初から、ごく自然に、建て替えるなら「木組みの家」にしようと思っていました。そのため、木組みの家を設計できる建築家を調べては、いろいろな方に会いに行きました。そのなかで松井さんのことを知り、飛び込みで事務所にお伺いしたのが始まりです。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

 木について、木組みの家について、職人さんについてどう考えているのかを松井さんに尋ねた時に、その人柄に惹かれました。後から松井さんには「あの時の質問はいじわるだったよ!」と言われますが、「この設計士さんならおまかせできる」と思いました。それで、お願いすることに決めました。今でも年に一度は、松井さんと我が家で一緒にお酒を呑むんですよ。とても楽しいひとときです。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?印象に残っていることはありますか?

 松井さん、棟梁をはじめとした職人の皆さま、そして私。みんなが「本当にいい家をつくりたい」という強い思いを持ち、それぞれの立場で自分の考えや思いをはっきりと、後くされなく言い合いました。時には良い意味で戦いながら、家をつくりあげたような気がしています。松井さんも「ここまで、がっつりと木を組ませてもらえる家づくりはなかなかありません」と仰っていました。それだけ、それぞれが大変な思いをしながら家づくりに関わったのだと思います。松井さんや職人さんは、仕事のやりがいがあっただろうと思いますよ!私は非常に面白かったです。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

 この素晴らしさは、実際に生活をしてみないと分からないと思います。そのため、言葉ではうまく言えないのですが…。なんと言いましょうか、家の中に流れる「風」がとてもやわらかいんです。春夏秋冬、四季折々の季節の良さを運んでくれるようなやわらかさです。この家に住んで6年目ですが、今でも木の香りが「風」にのってふんわり漂っています。そして、いつも空気が澄んでいるように感じます。

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Q. 住むようになって、暮らしに変化はありましたか?

 今では、この家ではない生活は考えられません。家に入り込んでくる朝焼けの光、夕陽、どれもが本当に美しい。夕陽に照らされ反射した黄金色の木の美しさを眺め、「あぁ、今日も一日よかったな」と、しみじみと幸せを噛みしめます。そして、この家で目覚めることのできる幸せを、日々感じながら暮らしています。リビングは吹き抜けになっていますので、家の天井を見上げれば立派な木組みをいつでも眺めることもできます。これも幸せなことですね。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

 我が家は4軒分の木材を使って木を組んだ「せがい造り」の家で、建方の時はとにかくすごい迫力でした。そのため、ご近所の方々が「何ができるんだろう」と、頻繁に見に来て下さいましたね。家が完成した後は、いろいろな友人知人がよく遊びに来て下さるようになりました。面白いことに、皆さんそれぞれに、ご自分のお気に入りの場所というのがあるようです。ある方はキッチンカウンター、ある方はリビング、ある方は工房で、めいめいがくつろいでいかれます。私たちもなんだか嬉しいですよ。娘もこの家が大好きで、早く住み継ぎたいと言っています。

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Q. これから木組みの家をつくろうとしている人へのアドバイスを教えて下さい。

 本物の家が持つ様々な力には、本当にすごいものがあると実感しています。この木組みの家に住む機会があれば、誰もが自然と「楽しみながら目一杯しっかりと生きていこう」と思えるようになるでしょう。これは、決して大げさではありません。毎日の充実感が、まるで違います。本物の家とは、それくらい良いものです。家づくりを思い立ったなら、予算はもちろん大切ですが、まずは「本物の家に住みたい」という思いを持ち、その実現にむけて一つ一つ進んでいくといいですよ。そうすれば、私のように良い縁と良い家に必ず巡り会えると思います。もちろん、私は松井チームがつくる木組みの家をおすすめします。

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