プロジェクトレポート

2007年09月13日 Thu

「那須の別荘」建具の打ち合わせ

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この日は鹿沼の建具屋の下小屋に行きました。これは「猿おとし」という雨戸の錠です。

2007年09月13日 Thu

「宮原の家」構造見学会のお知らせ

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大宮の生産緑地に平屋建て純和風の家が上棟します。
構造材はTSウッドの徳島杉。
施工は渡辺工務店。松井事務所と22年のコンビです。梁に使う松丸太は、
渡辺棟梁と福島の協和木材まで買い付けに行きました。
熟練の技とコンビネーションで、数寄屋の趣と民家の開放感を現代に紡ぎ合わせます。

2007年08月13日 Mon

「浜田山の家Ⅱ」足場がとれて全景が現れました

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南側の外観。1階ベランダの腕木庇で影を深くし陰影のリズムを出しています。
和室も出来てきました。これから左官屋さんが入ります。

2007年08月13日 Mon

「浜田山の家Ⅱ」天井が張られました

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見事に張られました。きれいな板なので、庭の陽光が反射しています。
板は一枚一枚選別して色の近いのものを隣に合わせます。

 

木目もできるだけ合うように施工してくれました。まさに職人技です。
和室の床の間です。垂れ壁の曲線は現場で実際に描いて決めました。

2007年08月13日 Mon

「那須の別荘」順調に工事が進んでいます

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懸け造りで浮いた建物外観です。少しづつ優雅な平屋の雰囲気が出てきています。

 

小屋組みです。フレームが並んだ構造がよくわかります。ここには月見デッキが造られます。

2007年08月13日 Mon

「宮原の家」下小屋で丸太を組みました

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がっしり組まれました。

 

仕口を慎重に検討しています。丸太は水平垂直が出ないためレーザーをあてながら測ります。

 

きれいな仕口。これだけで造形物としてすばらしいものです。
 こちら側はこのように丸太の上に丸太が乗ります。

2007年08月01日 Wed

「浜田山の家Ⅱ」工事は順調に進んでいます

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まだシートは外れませんが全貌が感じられるようになりました。

 

2階は小屋組みが見えます。棟梁の仕事の繊細さが伝わります。
和室。穏やかな雰囲気を大切にして造って行きます。

2007年07月25日 Wed

「浜田山の家Ⅱ」上棟しました

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上棟しました。

 

建て方が行われた2日間は天気に恵まれました。猛暑の中、ベテランの職人さんたちが走り回ります。

2007年07月13日 Fri

「那須の別荘」上棟しました

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上棟しました。連日の雨の中でしたが、見事な木組みが建ち上がりました。

 

広々とした平屋の間取り。すでにこの家の雰囲気の軸を感じることが出来ます。
懸け造りの梁です。この上に家が乗っている形になっています。

  

式次第は地域ごとにやり方は異なってきます。沢山棟梁が四方を清めて回ります。
棟札とお供え物です。工事の無事を祈願しました

2007年07月13日 Fri

「宮原の家」松丸太に墨付けをしています

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丸太と丸太を組むための墨付けに型板が登場。
丸太の刻みに入ります。大きいので少し動かすのも大変です。

 

丸柱が届きました。軒下の磨き丸太です。右は、桁に使う磨き丸太です。背割れを入れてあります。

 

徳島からTSウッドの和田さんが来られました。杉の材木を前に棟梁とお話されていきました。
 「宮原の家」の屋根のおさまりは難しいので、板金屋さんも一緒に打合せをしました。

2007年06月13日 Wed

「軽井沢の別荘」屋根ができました

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方形屋根がかぶさって、別荘らしくなってきました。

 

玄関の格子はシャープに。庇の垂木も細かいピッチでいれます。ステンドグラスもポイントです。

 

浴室窓際から室内を見るとこのようになります。左側はリラクゼーションルーム。右にはガラスが入ります。
この建物の戸はすべてぶらさがり型の引き戸です。内装に力を入れているので、仕上がりが楽しみです。

2007年06月13日 Wed

「浜田山の家Ⅱ」位置出しを行いました

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位置出しをしました。木目の細かい滑らかな表面の通し柱です。この家によく合うでしょう。

 

原寸図で精度を高めます。「美しい建物を建てたい」石川棟梁の腕がなります。

2007年05月13日 Sun

「浜田山の家Ⅱ」がはじまります

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地鎮祭はお天気に恵まれました。

 

刻みを行う石川棟梁。松井事務所の建物はもう10棟以上建てています。シャープで精緻な仕上がりが評判です。
おどろくほどきれいな通し柱が届きました。

1:50の模型です。軒を深く取ることで陰影を落とし、穏やかで味わい深い当たり前の家にします。

2007年05月13日 Sun

「那須の別荘」材木検査に行きました

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今回お世話になる沢山棟梁です。もう墨付けが始まっています。
天竜の取り組んでいる「新月の木」を使います。新月伐採すると虫が寄らないといいます。

2007年05月13日 Sun

「宮原の家」地鎮祭と位置出し

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この日、現場で敷地を見ながら正確な位置を出しました。このあとは基礎コンクリートを打ちます。

 

神主さんの下、工事の安全とこの地での新しい生活の加護をお祈りします。
下小屋ではどんどん刻みが進んでいます。難しい屋根の収まりは「原寸図」といって原寸大で検討します。
今回は「箕甲」という難しい屋根なので綿密に打ち合わせていきます。
松井事務所と長年のコンビである棟梁と二代目の腕がなります。

2007年04月20日 Fri

「那須の別荘」がはじまります

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正面から見た「那須の別荘」模型。伸びやかな和風の建物になります。

2007年04月13日 Fri

「軽井沢の別荘」外部内部ともに順調に工事が進んでいます

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8畳の広さのバスルーム。この建物のメインです。間接光、オーディオシステムで演出します。

 

外壁が張られて、だんだん建物全体の雰囲気が見えてきました。
 内装に力を入れた建物なので、打ち合わせもじつに綿密になります。

 

最初の平面スケッチから窓のピッチを考えて描いています。方形屋根が姿を現しました。

2007年04月13日 Fri

「萩の家」完成しました

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伝統的建物群保存地区に建つ木組みの新築

 

山口県萩市にある材木屋さんが自宅を作るという事で設計を頼まれました。
先代からの付き合いがある材木屋さんで、この地方の松の木を得意とし大きく商売をされています。
伝統的建造物群保存地区に建つので、色々規制があって難しいところもありますが、町並みに合わせ、
風景に溶け込むように、模型で十分検討しました。ワークショップ「き」組ではじめた設計でしたが、
建て主さんのご希望により、当事務所は基本設計、地元の設計会社に実施設計、監理を任せました。

建て方が始まり、山口木造塾の見学会も行われました。
このような仕事の仕組みを【サポート「き」組】として各地で展開できたらいいなと思っています。

 

基本設計        松井郁夫建築設計事務所
実施設計・監理     堀設計事務所
施工             安成工務店
山             施主支給
撮影             松井郁夫建築設計事務所

 

 

写真のような伝統的建物郡保存地区に建ちました。模型をつくって、伝建地区にふさわしい建物を検討しました。

東道路面と南側外観です。

 

梁組みが見えるフリースペース。階段室を通してリビングルームとつながります。

 

欅の大黒柱です。吹き抜けのあるリビングもあります。

2007年04月13日 Fri

「宮原の家」丸太を買いに行きました

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福島の協和木材に、丸太の買い付けに行きました。

 

この家の印象を決める大事な梁です。渡辺棟梁の目が光ります。
材木のことなら右に出る者はいません。横田木材の目利き、斎藤さんも一緒に選びました。

  

さすがに大きくて立派な工場。みんなで見学させてもらいました。
松丸太もすばらしいものを選ぶことが出来ました。刻みも本番にはいります。

2007年03月13日 Tue

「宮原の家」大黒柱が届きました

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立派な大黒柱が届きました。240×240の桧です。

 

主な構造材は徳島杉。暖かみのあるいい色をみせます。
 渡辺棟梁の息子さんで二代目の孝之さん。刻みに腕がなります。

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