プロジェクトレポート

2023年03月08日 Wed

「小平の古民家再生」竣工しました。

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小平の新田開発に尽力された祖先をお持ちの古民家を再生させていただきました。

昭和になって屋根を瓦に変えたのですが、それまで江戸時代の茅葺の外観が残っていました。

100年以上も前の建物をスケルトンにして耐震補強と温熱改修を行い、室内を茶室と、生花のアトリエとギャラリーに改装してさらに100年超の命をつなぎました。

お引渡しの前に写真を撮らせていただきました。プロのカメラマンの写真の前に松井が取った竣工写真を公開します。

丈夫で暖かい「古民家のみらい」を御覧ください。

2023年02月17日 Fri

内覧会のお知らせ「小平の古民家再生」

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お待たせ致しておりました「小平の古民家再生」の内覧会の日程が決まりました。

オーナーのご厚意により、2023年3月5日(日)10時から16時までの開催となります。

お申し込みは、下記松井事務所までご連絡ください!地図をお送り致します。
MAIL:ok@matsui-ikuo.jp     TEL03-3951-0703      FAX03-5996-1370

 

 

2023年02月16日 Thu

「小平の古民家再生」進捗報告⑦

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「小平の古民家再生」は今月の完成を目指して追い込みに入っております。

間接照明のあかるさの調整や家紋入りの本襖の制作を入念にやっております。

生花の水切り作業をする台所やお茶室になる座敷には土塗りの炉壇も入り畳と炉縁を据えるだけになっております。水屋も竹釘の位置を決めました。

台所や洗面トイレは奥様こだわりの黒を基調にしたインテリアになっています。古民家の中にモダンを感じる仕上がりとなりました。

一般公開の内覧会をさせていただくことになっておりますので、3月にはいって日程が決まりましたらご案内致します。

耐震補強と温熱向上を施した「懐かしい古民家のみらい」をご堪能ください。

梅の花が咲き始めました。

本塗りの炉壇が入りました。

照明設計をしてくれたヤマギワの遠藤くん。8通りのシーン設定ができるスポットライトの調整中。生花を照らします。

黒を基調にした台所と洗面所。

床は吉野中央木材から直送された「吉野桧」です。

 

2023年02月11日 Sat

コラム:参加のデザイン「ワークショップ」②

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快適で住みよい空間をつくることは住まい手の「しあわせ」につながると思います。

意見の違いを乗り越えて「しあわせ」の目標に向かってみんなで作業する場を「ワークショップ」といいます。

一時期、日本全国を席巻した「住民参加の手法」です。いまでも多くの自治体や設計者が採用しています。

松井事務所では、「まちづくり」ばかりでなく「木組の家づくり」の仲間との「協働の場」として「ワークショップき組」を実践しています。

今回は、住まい手と職人と設計者の協働の場「ワークショップき組」について解説します。

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松井事務所が、「ワークショップ」で家づくりを進めようと考えたのは20年前になります。

1995年の阪神大震災のあと、ものづくりの職人の力は大きいと感じていたので、職人との協働は実践していましたが、2000年に「近くの山の木で家をつくる運動」に参加して、職人の手仕事と山の保全つながりが一気に見えたのです。

荒れていた日本の山を救い、伝統的な日本の職人技を駆使して、住まい手の「しあわせの家づくり」を実現したいと思ったのです。

当時、海外に頼っていた木材をやめて、近くの山の木を使うことで、その願いは解決すると確信したのが「ワークショップき組」の結成につながりました。

長い時間をかけて育てた山の木を大切に使い、腕に自信のある大工に技術を振るってもらう。

伐った木は、植林をして山を守り、次の世代が建て替えるまで長寿命で丈夫な家を一般の人でも手に入れられる価格でつくる「山と職人と住まい手をつなぐ」仕組みです。

山の木は「トレーサビリティ」という生産履歴がついた「生まれも育ちもわかる木」です。

職人は「木組」という日本古来の伝統的な大工技術を実践する人たちです。

「プレカット」という工場加工の家が大勢を占める木造住宅業界の中、「手仕事」をいとわない家づくりの集団をつくる必要があったのです。

「手仕事」の職人と組める設計者の育成もはじめました。「木を知り」「職人言葉のわかる」設計者をつくることです。

それが今年で20期を迎える「木組のデザインゼミナール」です。20年間で240人の木組のわかる受講生を世に送ってきました。

いまでは「木組ゼミ」を修了した全国のメンバーが「ワークショップき組」を構成しています。

「第20期木組のデザインゼミナール」は4月16日から12月16日まで、「古民家講座」「木組講座」「理念講座」「温熱講座」をZoomで行います。20年を記念して豪華な講師陣を揃えました。木造住宅の設計のスキルアップを目差している方はぜひご参加ください。

最後は広告になってしまいました…。

広告「住む」掲載

 

2023年02月06日 Mon

古民家講演と実測のお知らせ in益子・濱田庄司記念参考館

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古民家は生きています。

その丈夫で長寿命の架構と自然素材でつくられた豊かな空間を追体験できる企画です。

2日間の連続講座ですが、古民家に興味のある方は奮ってご参加ください。専門家はもちろん、一般の方も大歓迎します!

貴重な財産である古民家を活かして「みらい」につなぎましょう!

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古民家の再生スライドトークと長屋門の実測ワークショップのお知らせです。

3月18日(土)と19日(日)に日本の民家の成り立ちから再生までの講演会と実測調査の実習を行います。

場所は益子の「濱田庄司記念益子参考館」です。クラウドファンデイングで長屋門の茅屋根の吹き替えを達成できた記念の企画です。

以前にもお知らせいたしましたが、詳しいチラシが届きましたので、再度お知らせいたします。

18日は午後13時半から16時まで「日本の民家の歴史 縄文から現代まで」のスライドトーク

19日は午前10時から16時まで「古民家を読むー茅葺き長屋門」の実測ワークショップで実際に長屋門を測ります。

日本の家の原点は古民家にあると思います。ここで体験したことは、かならずこれからの新しい設計や暮らしに活かされると思います。

 

 

 

 

2023年02月05日 Sun

「小平の古民家再生」進捗報告⑥

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古民家は生きています。

むかしからの民家をつくった大工技術は、日本が世界に誇る伝統構法です。

「小平の古民家」は、江戸時代にこの地域で新田開発を行った開祖の方のお宅です。

茅葺きから瓦葺きになり長い時間を刻みましたがこの度、生花のギャラリーと茶室と事務所を併合した別宅として生まれ変わります。

もう少しで完成です。

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今月の完成を目指して、現場では最後の追い込みに入っています。

先日は、梁の上の間接照明の明るさをチエックするために仮に通電を行い点検しました。

天井の明るさや、照度にムラがないかを確認し明るすぎるところにはフィルターを掛けて優しい明かりが均等になるよう調整しております。

照明計画は、ヤマギワ照明の後輩に依頼しました。細かなところまで神経の行き届いた計画です。

耐震補強はもちろん、温熱計画も実施して完成が待ち遠しい古民家です。

2023年01月30日 Mon

「温熱計測器による測定値の可視化」

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松井事務所では、日頃から「木組の家」や「古民家再生」の耐震性、温熱性の向上に力を入れています。今回は「室内の温熱環境の向上」について測定器を使って見える化していることについて書きました。

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松井事務所では、新築の「木組の家」を「いつか古民家になる」ことを目標につくり続けています。それには耐震性が必須ですが、室内の温熱性能についても気配りしています。

二年前に竣工した「小金井の家」では先日、測定器を屋外と屋内に置かせていただき、リアルタイムで測定値を見える化しました。

随時スマートフォンから、建主さんにも見えるように設定しています。

「木組の家」といえども、断熱性能と気密性能を向上させることで、外気温1℃の時に「無暖房」でも屋内温度は一階17℃、二階18℃になります。

これからのエネルギー消費量の削減や地球温暖化の抑止につながる試みです。

松井事務所では「断熱気密」は「設備仕様」の一貫としてすべての建物に実践しています。

  

 

2023年01月28日 Sat

お住いの様子を撮影させていただきました

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「小金井の木組の家」は2年前に竣工した、延坪で20坪の小さな木組の家です。

松井事務所のことなら何でも知っているという大ファンの奥様ご夫婦が住んでいます。

昨日は、お住まいの様子を動画で撮影させていただき、取材もさせていただきました。

シンプルに整理された木組みの家に、センスよく綺麗にお住まいで、とても良い映像が取れました。

その様子は、近いうちにHPにアップさせていただきます。

あらためて、設計した木組の家の良さを実感できた一日でした。ちょっと、自画自賛…(笑)

最初からお持ちだった照明器具(アルテック)と丸テーブル(オーローズ)が木組の家によく似合います。

奥様は、とてもセンスのいい版画家です。二階吹き抜けに面した作業場の様子を撮影させていただきました。

寝室はロフト付きの和室です。

二年目の夕景。木の色がまだまだ新鮮です。

2023年01月19日 Thu

第20期記念「木組のデザインゼミナール」受講生募集

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木の家づくりを基礎から学ぶ「木組のデザインゼミナール」が20周年を迎えました。

発足当時から木造住宅の基本である、架構を丈夫につくることを目差してきました。これまでに約240人の修了生を世に送り、日本の家づくりの伝統である「木組」の技術を伝えてきました。

「軸組工法」と呼ばれる木の家の構造を理解することは、家づくりには必須です。

本講座では、長い時間を生きた「古民家」から木の家の構造である「木組」を学びます。

「木組」は金物に頼らない粘り強くて倒壊しにくい架構です。その習得には、架構の模型づくりの演習が効果的で、木構造の理解を深めます。

無垢の木や土壁などの自然素材に包まれた暮らしから「豊かさ」や「美しさ」を実感できる家づくりを習得します。

さらに、CO2排出を抑える温熱向上による「あたたかい」家造りを学びます。「日本の木造住宅づくり」は、ここから始まります。

今期は20期の記念講座ですので、受講生のスキル向上のために「古民家講座」と「木組講座」に「理念・温熱講座」加えて、例年になく豪華な講師陣で充実した講座をお送りします。みなさんのご参加をお待ち申し上げております。

「木組のデザインゼミナール」事務局:松井郁夫

2023年01月10日 Tue

「小平の古民家再生」進捗報告⑤

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古民家は生きています。むかしの大工技術は、世界に誇る日本の伝統構法です。

いまなお全国に残る古民家を昔ながらの石場建てで再生し、次世代につなぐことを使命に、新築を超える快適な住まいをつくりたいと考えている松井郁夫です。

現在進めている「小平の古民家再生」現場の進捗報告です。

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昨年より取り組んでいる「小平の古民家再生」が室内の壁を塗り終えました。

茶室の炉壇もきれいに上がっています。左官職人は伊藤博文さんです。腕の良さは名人・榎本新吉ゆずりです。

これからは電気設備と建具の工事にかかります。2月の末に竣工の予定です。

内覧会のお許しがでましたので、追ってご案内します。乞うご期待!

2023年01月02日 Mon

「鶴見の古民家再生」現場報告

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日本が誇る古民家に学び継承する「古民家再生」を使命だと考えている松井郁夫です。

進めております「鶴見の古民家再生」現場に年末の納めに行ってきました。

遅れていた現場ですが、ロフトの断熱施工も終わり、お風呂や洗面所が出来つつあります。

和室やリビングの天井が素敵です。来年の3月には完成と聞いていますが、もう少しかかるでしょう。

最後の詰めですから、慌てず丁寧に仕事を進めていただきたいと思います。

2023年01月02日 Mon

「小平の古民家再生」現場見学会

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日本が誇る伝統構法の原点「古民家再生」を使命だと考えている松井郁夫建築設計事務所です。

年末には、何度か進捗報告をさせていただいている「小平の古民家再生」現場に「木組のデザインゼミナール」の受講生の見学会に行ってきました。

講座では古民家の定義や、歴史的変遷などをお話していますが、実際の現場を見て実践力をつけてもらうことが目的です。床下も天井も閉じた状態の見学なので、これまでの工事の経過や改修内容を写真や図面で説明しながら見ていただきました。

その後、場所を変えて忘年会。年の瀬の良い締めくくりになりました。

2023年2月末には完成の予定です。その際には完成内覧会をお願いしています。

 

2022年12月24日 Sat

ホームペイジを再度リニューアルしました!

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以前リニューアルいたしましたHPを、再度更新して、新しいページにしました。

さらに見やすく、美しくなった画像から訪問してください。

 

2022年12月15日 Thu

「京都の木組の家」始まります。

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いつか古民家になる「美しい木組の家」をつくりたいと願ってる松井郁夫です。

今日は、当事務所が取り組んでいる新築の家の「プロジェクトレポート」をお届けします。

今後もご報告いたしますので、よろしくお願いします。

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ありがたいことに「木組の家」には、全国に根強いファンがいらっしゃいます。

今回は京都のご夫婦で、金物に頼らない手仕事の家づくりをご要望されて、しばらく設計者を探されていたようです。

いろいろな方にご相談されたようですが、最後にネットで松井事務所にたどり着いていただきました。

いくつか気にされていることがあり、ご連絡を躊躇されていたとお聞きしています。

それは、「木組の家」の良さは共鳴できるが、以下の点が心配だということでした。

①手持ちの予算でできるのか?

②HPで見ると、松井事務所は敷居が高いのではないか?

③東京から地方の仕事はできるのか?

④近くの職人さんを頼めるのか?

⑤その他もろもろ…

そこで、ダメ元でウチに連絡されて、Zoomでの初顔合わせとなりました。

その際の第一印象がお互いに良かったので、早速、敷地を見せてもらいに行きました。

お話を伺うと、予算も敷地も充分でしたし、地方の仕事は、松井事務所のネットワークを使えば、全国で建設可能です。

まず、建築と庭の工事費と設計料や消費税の全ての経費を合算した「工事費の目安」を提示させていただき、安心していただきました。

ちなみに松井が「職人がつくる木の家ネット」を最初に立ち上げたときには、事務局を務めていたことと、雑誌の取材で全国の伝統構法の職人を訪ねて歩いた「日本列島・伝統構法の旅」を執筆したことから、日本中に知り合いの大工職人がいます。

また、木組に熟知した「ワークショップき組」という「木組のデザインゼミナール」のOB仲間も全国のメンバーとして活躍しています。

今回もご依頼人の隣町に、木組みにこだわる大工職人の知り合いがいました。ご依頼人にもご紹介させていただき進めることになりました。

先日は、渋谷にあるオリジナルキッチンのショウルームにご案内させていただき、当事務所にも来ていただきました。

すでにご要望や敷地の図面は「要望シート」で頂いておりましたので、敷地の形状に沿って一案描いて、模型をつくってご提案させていただきました。

南に正対した30坪の平屋です。敷地が低いので基礎を高く建物を浮かせて水害に備えます。

敷地内の樹木はできるだけ活かし、浴室からも眺めることができます。間取りは、南と北に風と視界の抜けるワンルームです。

一案目は「たたき台」ですので、これから更にご意見・ご要望をお聞きして進めることになります。

松井事務所では、多くの方に、ここちよくゆたかな「木組の家」に暮らしていただきたいと考えておりますので、決して敷居は高くありません。本人もいたってフランクな性格です。(笑)

完成まで現場に通うことになります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2022年12月13日 Tue

「鶴見の古民家再生」進捗報告

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古民家は生きています。世界に誇る日本の伝統技術は、むかしからの大工仕事のことです。

松井郁夫建築設計事務所では、いまなお全国に残る古民家を、伝統構法で再生することを、使命にしています。

今回は、現在進めている「鶴見の古民家再生」現場の進捗報告です。

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大正12年の関東大震災で被災した家を修理して住んでいた鶴見の古屋を再生しています。

古民家と呼ぶには、時代が新しいのですが、仕事は立派な古民家並みです。

丈夫な架構が残っていた大正時代の母屋を中心に新しく水回りを改修し、昭和に増築された二階建ては架構も華奢でしたが、耐震補強をして直します。

母屋の座敷は天井を取り払い、太い梁を露出してその上に葦の天井を張りました。断熱材も充填して温熱向上を目差します。

大型の木製窓はオリジナルで気密の良いWガラスです。ロフトに上がる階段はコンパクトに手すりと親柱を一体化しました。

桧板張りの浴室も徐々にできてきました。まだまだ時間がかかりますが、ここに来て一気に仕事が進んでいます。

3月の完成が楽しみです、早くみたいですが…。

2022年12月11日 Sun

「小平の古民家」進捗報告④

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古民家は生きています。むかしの大工技術は、世界に誇る日本の伝統構法です。

いまなお全国に残る古民家を昔ながらの石場建てで、次世代につなぐことを使命にしている松井郁夫です。

現在進めている「小平の古民家再生」現場の進捗報告です。

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ゆっくりと進んでいる現場ですが、内部の壁塗りが始まりました。

和室は土壁です。現場でサンプルをつくってもらい、藁の量の調合を確認しました。

その他は漆喰壁です。内部の壁ができると、完成後の姿が想像できます。

完成は来年2月の末になりそうです。

2022年11月29日 Tue

「小平の古民家」進捗報告③

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現在工事中の「小平の古民家」の再生現場から進捗状況をご報告します。

この古民家は、江戸時代に小平の新田開発に尽力した郷士のご実家です。

2021年6月より設計をはじめて、2022年2月に実施設計を終え、解体工事が始まりました。

入り母屋造りの茅葺き民家の写真も残っており、当時からかなり裕福な家であったことが伺えます。

昭和になって屋根は瓦に葺きの入母屋造りに替えられ一回り大きくなりました。土間部分が増築された様子が写真と小屋裏の痕跡からもわかりました。

今回の再生は、先祖の建物に新しい用途を与え、重厚な外観となりました。住まいとは別の用途を加えて住み継ぐための大改修です。

まず入り母屋の「式台玄関」は残し、中央の部屋は「板張りの広間」とし、生け花のアトリエ兼展示室とします。畳敷の座敷は茶道のできる「茶席」として炉を切り水屋を付けます。

増築部の土間は、新しい台所と生花の水場を兼ねてオリジナルシンクと調理のできるストーブを据えます。シャワー室にもこだわり建物全体は趣味の家となります。

現場は外壁の断熱や仕上げと小屋裏の断熱材工事を終えて、室内の壁仕上げ工事に入っています。解体中は間取りの分からなかった室内も壁ができてだんだんに様子がわかるようになりました。

仕上げの土壁や漆喰壁、タイル工事はこれからですが、無地の桧の板も張り終えて「床下エアコン」の設置が終われば、完成を待つのみとなりました。

途中経過ですが、むかしの茅葺きの頃の外観と工事現場の写真をお送りします。解体中に大きな足固めの存在がわかりましたが、その補強がポイントです。

 

 

2022年10月14日 Fri

「小平の古民家」進捗報告②

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進めております「小平の古民家」再生現場に小屋裏断熱を施し、天井にルーバーをかけて美しい室内をつくります。屋根裏を二重構造にすることで断熱材の挿入を容易にします。内部足場が取れたので写真を撮りに行ってきました。

ルーバーの桧は吉野材です。桧小節の床板も納品されていました。無地に近い板でした。

薪ストーブの煙突も施工済みです。次はオリジナルキッチンの施工会社との打ち合わせです。

外部出窓の庇は古式に則って「七五三庇」としました。手前に木格子がつく予定です。コロナの影響で進行が遅れていますが、丁寧な仕事の完成が楽しみです。

2022年09月17日 Sat

「小平の古民家」進捗報告①

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進めております「小平の古民家」外部足場が取れました。

木製の框ガラス窓を設置しています。

室内の足場は10月の中頃に取れる予定です。

ルーバーの様子をチラ見せ!

室内の変わりようが楽しみです。ご期待ください。

2022年08月25日 Thu

「安達屋豆腐店」完成

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安達屋豆腐店

木組の店舗併用住宅

5年ほど前から当事務所の見学会に来られていた熱心なお豆腐屋さんです。

当事務所のこだわりの「木組」が大好きで依頼を受けました。

お豆腐もこだわりの「自然薯豆腐」を創っています。

何度も打ち合わせを重ねて、依頼を受けてから3年かけました。

1階が豆腐店で、2階が住宅です。

私鉄の駅に近い商店街で、顧客も多く、

内覧会には大勢のお得意さもお見えになりました。

こだわりの木組の家でつくるこだわりのお豆腐です。

奥様の制作されたYoutubeもありますのでご覧ください。

どうぞ末永くご愛顧ください。

所在 東京都世田谷区
構造規模 木造2階建
敷地面積

70.06㎡(21.19坪)

建築面積 52.65㎡(19.92坪)
延床面積 103.54㎡(31.32坪)
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
施工 キューブワン・ハウジング
竣工 2021年9月
建ぺい率 75.19%
容積率 140.99%
地域地区 近隣商業地域
防火地域 準防火地域
構造材 吉野杉・桧
床板 吉野杉 厚15mm
外壁仕上 土壁風藁入りモルタル+新フラット16
断熱材 セルロースファイバー75mm
内壁仕上 漆喰塗り・ラスボード下地
開口部 樹脂サッシ(ペアガラス)
ブログ / プロジェクトレポート