プロジェクトレポート
2019年04月04日 Thu
滋賀県長浜市木之本の270年前の古民家再生「本陣」が、竣工します。
5月11日に、滋賀県建築士会の見学会と講演会を行います。
一般見学会は別日になりますが、午後の長浜で行われる講演会は参加自由です。
お近くの方はどうぞこの機会に、古民家から現代木組の流れをお聞きください。
建物の一般公開日は、おってお知らせします。
2018年12月08日 Sat
あっという間の一年でしたが、みなさま、大変お世話になりました。
お正月休みを12月28日から1月4日までいただきます。
少し早いですが、来年もよろしくお願いいたします。
2018年10月16日 Tue
15年続いた「大工育成塾」からリニューアルした「大工志塾」が始まりました。
入塾式には、全国から30名の新塾生が集まりました。
理事長の上野公成さんの挨拶から始まり、塾長、国交省、林野庁、神流町長などの関係者のお言葉をいただきました。
さあ!来月から全国行脚が始まります。気を引き締めて、がんばります。
2018年09月24日 Mon
15年続いた「大工育成塾」が生まれ変わります。
今年10月より「大工志塾」として、全国で5地域で開催します。福島、東京、名古屋、大阪、福岡が教室です。
これまでの指導方法の良いところを充実させて、工務店の若手大工にも門戸を開きました。
15年で約800名の伝統構法の手刻みが出来る大工棟梁を育て上げた実績を踏まえて、更に精鋭を世に送り出すことを目指しています。
手刻みの大工を育成することは、今や緊急の問題です。
志の高い大工を育てる「大工志塾」です。
手仕事の日本を復活するために、毎月、私も全国を巡回します。
集まれ!大工を目指す若者たち!
2018年08月30日 Thu
長年一緒に仕事をしてくれていた、左官屋さんの芳賀信夫さんが亡くなりました。
65歳でした。今年になって体調の不調を理由に一時休業していましたが、8月20日に永眠しました。
仕事のきれいな人で、芳賀さんの塗った漆喰壁は、まるで白い板を貼ったように真っ直ぐで平滑でした。
車の中で寝起きをしながら、どんなに遠いところでも来てくれて、ご夫婦で息の合った仕事をしていました。
松井事務所の左官仕事は、すべて芳賀さんでした。外壁の土壁風の藁入りモルタルも、一緒に工夫してくれました。
ベニヤの板に土を薄く塗って見せてくれた時は、驚きました。
事務所の玄関土間も、貧調合のモルタル塗りですが、まるで三和土のようです。
ニコニコと楽しそうに仕事して、「はい」しか云わない人でした。
他人の悪口を言っているのを聞いたことがありません。
本当に長い間、お世話になりました。きっといまごろ、天国に行ってるんだろうなぁ・・・
合掌
下の写真は
「東馬込の家」の台所の壁を塗る芳賀さん。
天井も照明ボックスも左官仕事です。
2018年08月06日 Mon
暑い日が続いております。
松井郁夫建築設計事務所では、8月13日(月)〜 16日(木)の4日間の夏季休業をいただきます。
8月17日(金)から通常通りの営業となります。
休業期間中のお問い合わせは、メールでお送りください。
皆様どうぞご自愛ください。
2018年07月06日 Fri
松井事務所では、一緒に仕事をしてくれる工務店さんを探しております。
当事務所は、事務所開設以来、無垢の木と漆喰を使った家づくりを目指しております。
最近、木の家がほしいと望まれる方が多く見えていますが、仕事をしてくださる工務店が足りません。
木と木を組み上げる家づくりを、昔ながらの手刻みで、実践しくださる工務店を探しています。
できれば、都内の仕事ができると助かります。もちろん東京の近郊の会社でも結構です。
日本の本来の家、木組の家づくりをご一緒しませんか?
詳しくは、当事務所の松井にお電話もしくは、メールにてお問い合わせください。
これまでの実績を検討させていただきますが、これからの家づくりの未来をともにできる、
よい出会いをお待ち申し上げております。
代表取締役 松 井 郁 夫
2018年06月05日 Tue
おかげさまで、応募していたスタッフ募集に、新しいメンバーが決まりました。
「赤尾あずさ」さんといいます。
いくつかの設計事務所を経た、実力のある経験者です。
当事務所の主催する「木組のでザインゼミナール」や「古民家再生ゼミ」に参加され、今回の応募に答えてくれました。
外部スタッフの「荒俣真琴」さんと同じ事務所に所属していたことがあります。
お二人とも、スキルの高い主婦です。
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
2018年04月10日 Tue
ブログ | プロジェクトレポート | お知らせ | 浜田山の家III
建設を進めておりました「浜田山の家Ⅲ」が完成いたしました。
建主様のご厚意で、内覧会を開催することになりました。
「せがい造り」という二階が一階よりせり出した建物です。
和船から学んだ、伝統構法の家です。
金物に頼らない「木組」の醍醐味をどうぞ、ご堪能ください。
所員一同、皆様のお越しをお待ち申し上げております。
2018年02月21日 Wed
本日より3月1まで、松井郁夫の講演会が目白押しです。
まずは、今晩の会は神奈川建築士会の「けんちくラーニング・モア」という若手の建築士向けの講演会です。
「あなたは30年後、生き残れますか?」という過激な呼びかけで始まります。
わたしたちのつくる住まいは、どこから来て、どこへ行くのか?
日本の民家からみらいを見つめる講座にしたいと思います。
2月24日は山形県鶴岡市の「つるおか住宅活性化ネットワーク」による講演会とシンポジュウムです。
歴史的な古民家から学んだ、木組の住まいのいまをお話します。
地元で活躍している剱持棟梁からお声がけいただきました。
尊敬する神田順先ととのコラボが楽しみです。
お近くの方のご参加をお待ちします!
3月1日は、東京両国の国際ファッションセンターで3人の講演のトリを努めます。
こちらも敬愛する都市計画家で建築家の岩崎駿介さんと人気の建築家の伊礼智さんとの合同講演会です。
「美しさ」がテーマですが、わたくしは社会的な仕組みのワークショップ「き」組のお話をします。
目からウロコの面白い内容ですよ!
【ホームズ君】で有名なインテグラルの主催です。どんな講演会になるのか楽しみです。
乞うご期待!
2018年02月03日 Sat
山形県鶴岡市に於いて、つるおか住宅活性化ネットワークの企画で講演会とパネルディスカッションを行うことになりました。
テーマ:「歴史的建築物、民家の良さを【つるおか住宅】へ」(仮題)
日時:2月24日(土)13:30~15:30
場所:東北公益文科大学 鶴岡キャンパス 大学院ホール
記念講演:松井郁夫 株式会社松井郁夫建築事務所 所長
一般社団法人 ワークショップ「き」組 理事長
一般社団法人 住宅医協会理事
一般社団法人 地域素材利用協会理事
パネルディスァッション:司会 高谷時彦 東北公益文科大学 大学院特任教授
パネリスト: 松井 郁夫 株式会社松井郁夫建築事務所 所長
神田 順 東京大学名誉教授
菊間 満 山形大学名誉教授
剱持 猛雄 「番匠 剱持工務店」棟梁
2018年01月11日 Thu
古民家は、民泊法施行の今年、さらに注目を集めます。
古民家を活かし、日本の伝統技術をみらいにつなぎましょう。
詳しくはこちら!
2017年12月27日 Wed
松井事務所のHPをリニューアルしました。
「古民家再生」のページを独立させて、充実させました。
従来の「木組みの家」も健在です。
こちらからご覧ください。
なお、レイアウトが混乱している場合は、ウエブの履歴を削除して見てください。
よろしくお願いいたします。
2017年12月27日 Wed
松井郁夫建築設計事務所は、2017年12月29日より2018年1月4日までお正月休暇をいただきます。
メールは随時見ることが出来ますので、お急ぎの方はok@matsui-ikuo.jpまでご連絡ください。
みなさま、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。
2017年12月09日 Sat
セミナーのお知らせです。2018年3月1日。わたくしの敬愛するお二人とご一緒できる機会が生まれました。
岩崎駿介さんは、都市計画家として憧れた人です。わたくしが若いころアーバンデザイナーを目指し、歴史的町並み保存運動に参加して、今があるのは、岩崎さんのおかげです!
伊礼智さんは、住宅作家として万人に好かれる設計が素晴らしいと、日頃から憧れています。作品を見てそのエッセンスを学びたいと、わたくしの主催する木組ゼミの講師をお願いしております。
今回は、インテグラルの藤間さんの企画で、「美しさ」をテーマに参加することになりました。
わたくしは、日本の住まいのルーツである民家と家づくりの仕組みについてお話しさせていただきます。歴史に埋もれた構法と社会的な取り組みが今こそ重要だと思っております。
お時間のある方は、是非お運びください。
わたくしも、お二人の素晴らしい講演を楽しみにしております。
2017年10月03日 Tue
ブログ | お知らせ | 住まいの相談会・見学会 | 浜田山の家III
浜田山の住宅地に、「せがい造り」の家が上棟します。
「せがい」とは、二階が一階よりせり出したつくり方を呼びます。
和船から来た、日本古来の民家の木組です。
建主様のご厚意によって建方見学会を開催させていただきます。
「木組の家」にご興味のある方は、ふるってご参加ください。
骨太の国産・無垢の木を職人の手で刻み、 金物に頼らず組上げる建て方は、木組の最大の見せ場です。
地震に粘り強くしなやかに耐える「足固め」と「貫」「渡り腮」を採用しました。
当日は、ダイナミックな組み手「継手・仕口」を間近でご覧いただけます。
力強く組み上がる「建て方」を見に来ませんか?
めったにない機会ですので、ぜひお誘い合わせの上お越しください。
お申込みは、松井事務所までメールもしくはFAXにてお申し込みください。
現場の地図をお送りいたします。
10月7日は雨模様ということなので、8日(日)に順延となりました。
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。
2017年08月26日 Sat
全国で講演会をされている住宅温熱環境のトップランナー、
辻充孝先生による 連続5回の「温熱講座」を
2017年「木組のデザイン」ゼミナール(ワークショップ「き」組 主催)で開催します。
じっくり木造住宅の温熱・エネルギーを勉強したい方はぜひご参加ください。
東京での温熱連続講座は今年ここでだけです。
講義後に宿題を提出すれば、辻先生の自作Excel計算ツールが手に入ります。
外皮計算、一次エネルギー計算だけでなく、
結露や室温の予測まで可能な優れたツールです。
温熱・省エネの狙いから基本的な計算、室温の計算まで少人数でじっくり学んで、
温熱計算のスペシャリストになりましょう!
2017年04月04日 Tue
わたくしの長男の松井匠が、このたび「岐阜県立森林文化アカデミー」の講師として、就任いたしました。
松井事務所で11年間スタッフとして働いてきましたが、当事務所での実績を活かして、教職員として成長してほしいと思います。
これまでお世話になった多くの建主様や工事関係者の方、友人みなさまにご報告するとともに、感謝いたします。
引き続き、息子の支援をよろしくお願いいたします。
代表取締役 松井郁夫
2017年03月31日 Fri
木の家を建てようとすると、必ず直面することに構造の問題があります。気になるのは柱や梁の組み方です。
そこで見直されてくるのが、丈夫で長寿命な伝統の木組です。
柱や梁の制約の多い木組ですが、基本的なルールーを身につけることで自由度もアップし、美しいデザインの家をつくることが出来ます。
14期をむかえる本講座では、伝統構法による木組の技術と省エネルギーの手法を加え、これからの木の家づくりを学んでゆきたいと思います。
本講座の特徴でもある、美術が習得できる講座も好評です。
さらに省エネルギー法の改正を2020年に控え、温熱性能向上も必須事項となりました。
毎年大好評の、岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、温熱計算ツールを入手できる講座を、5回連続で行います。
木造住宅の基本から、丈夫で、快適で、燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?
対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。
本講座の特色は、美しさと構造と温熱向上のバランスの取れた木組を学べる点にあります。
美術大学出身のメンバーが「美術講座」を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画した「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが「木組講座」を指導します。
実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。
また、第一線で活躍されている建築家の方々に、家づくりの極意を講義していただくゲスト講座も設けました。
講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3コース制です。
実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意おります。
受講生による実践事例も増えています。
わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、
省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。
日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。
全国の皆様のご参加をお待ちしております。
ワークショップ「き」組 理事長 松井郁夫
2017年03月16日 Thu
台湾でわたしたちが執筆いたしました木造住宅「私家版仕様書」を読み木組の家を自力建設している
揚さんに会いに行くため、4月6日~9日の間 松井郁夫建築設計事務所はお休みになります。
その間に戴きましたご連絡は、10日以降のお返事になります。
ご迷惑おかけいたしますが、ご了承ください。
揚さんが松井の表敬訪問についてFacebook に書いてくれています。一冊大木家屋
出会いが広がり、嬉しい限りです。
訪問の様子はFBにて逐次、報告いたします。
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