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2023年05月03日 Wed

「鶴見の古民家再生」竣工しました

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「鶴見の古民家再生」3年の歳月をかけて竣工いたしました。

設計契約はコロナ禍の最中でメールでのやりとりで受注しました。

建物は「関東大震災」で被災した後に修復してちょうど100年経過しました。

今回これから100年の命をつなぐために再生工事を行いました。

平屋の建物が古民家と呼べる石場建ての架構で建てられていましたので、再生計画は石場建てのまま「限界耐力計算法」という「超高層ビル」に採用されている「減衰設計」で力をいなす計算方法を採用しました。

「耐震補強」をするためと「温熱性能向上」のために建物を「骨組」にまで裸にして断熱材を充填したり外張りに付加断熱したりして「スケルトン改修」を行いました。

昭和に増築した二階部分は「大壁」のままですが、平屋は柱梁の見える「真壁」の和風です。

最新の設備を装着して「むかしといまをみらいにつなぐ」再生となりました。

わたしたちは「古民家のみらい」を創る仕事を得意にしています。

まずは竣工写真をご覧ください。