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2006年12月14日 Thu

江原公園・秋

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秋になると毎朝見る隣の公園の景色が日毎に変わっていきます。葉の色が変わり、それがだんだん落ちて枝だけになっていきます。その毎日の変化を楽しみながら描きました。今年は暖冬だったので真っ赤になるような紅葉は見られませんでしたが、やはり色とりどりできれいでした。

江原公園・秋

2006年12月12日 Tue

晩秋の八郷

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今年の紅葉は少し遅く、八郷の山はちょうど紅葉がきれいでした。八郷は里山として自然と人とがうまく調和が取れたきれいな村です。東京などからもずいぶん移り住んでいる人が増えているのもうなずけるほど、豊かで温和な土地です。

晩秋の八郷

2006年12月11日 Mon

八郷・西光寺

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西光寺を訪れるのは3回目です。東の清水寺と呼ばれているこのお寺は、断崖絶壁に「懸け造り」で造られています。その舞台から見る眺めは最高です。八郷の里山としての美しさにいつも感動してしまいます。

八郷・西光寺

2006年12月02日 Sat

古楽器の音色

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奈穂です。友人のご主人がチェロの前身であるヴィオラ・ダ・ガンバという古楽器の奏者で、先日、新大久保の大きな教会でコンサートを開きました。ピアノの前身であるチェンバロとのハーモニーはすばらしいものでした。そのヴィオラ・ダ・ガンバは弦が7本あって透明感のある音がします。古楽器の魅力に触れた素敵なコンサートでした。

古楽器の音色

2006年11月29日 Wed

萩・菊が浜

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奈穂です。萩で泊まったホテルのすぐ裏は日本海、菊が浜が広がっていました。夏は海水浴場になるそうです。今年は11月でもあまり寒くなく、目の前に広がる日本海を描きました。毛利のお城があった指月山が右手に見えます。紅葉が始まったところです。近所のおじいちゃんと孫が楽しそうに遊んでいました。

萩・菊が浜

2006年11月28日 Tue

長門・湯本温泉

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山口県の木造塾に呼ばれました。萩で設計した建物の構造見学会の後、少し足を伸ばして長門・湯本温泉へ行きました。小雨の中、萩焼の窯元を訪ね、山の美しさを堪能しました。ホテルの窓からの山里の眺めが良く、朝、まだ車がライトをつけて走っている頃から描きはじめ、朝のすがすがしさを描きとめようとしました。うまく伝えられていますでしょうか。

長門・湯本温泉

2006年11月23日 Thu

本居宣長邸

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伊勢神宮見学の前に松阪に立ち寄りました。事前に何も調べずに行ってしまって、松阪牛のことばかり考えていたら、松坂屋も三井もここからはじまったという事を知りました。松坂は伊勢商人発祥の地だったのです。市民運動で大切に保存されている町並みが印象的でした。武家の長屋もいまだに人が住み続けていて利用されています。また国学者の本居宣長がここで生まれ暮らしていたことなど歴史に残る町でした。松阪城址に移築されている本居宣長の家を描きました。小さいながら、二階に書斎を増築したり、ウダツがあったり質素な家でした。ここで講座や歌会が催されたそうです。

本居宣長邸

2006年11月21日 Tue

伊勢神宮

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伊勢の内宮へは五十鈴川の橋を渡ってから玉砂利の参道をずーと歩いていきます。200年も経ていると思われる楠や檜の大木が両側にあり、森林の空気がおいしく感じられました。本殿は写真撮影もできないので、裏のほうから少し見える場所から、見えた部分だけをスケッチしました。金が張ってあって神々しい神殿でした。

伊勢神宮

2006年11月16日 Thu

伊勢・星出旅館

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伊勢で泊まった旅館は、歴史的町並み保存地区・河崎の一角にある古くからの建物でした。なんだか懐かしい雰囲気の部屋が並んでいて、タイムスリップしたような気がしました。外国人のお客が多くなってきたと女将さんが話してくれました。ここは無農薬野菜の体に良い食事を提供しています。襖で仕切られた室内はとてもプライバシーがあると思えませんが・・・。伊勢へ行ったときはどうぞ宿泊地の一つとして候補に上げてみてはいかがでしょうか?(奈穂)

伊勢・星出旅館

2006年11月14日 Tue

伊勢・河崎町

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伊勢・河崎町
伊勢神宮を一度は見なくてはと思いつつ、今まで機会がなくここまで来てしまいました。
今回、縁あって三重、松坂で開かれている「みえ木造塾」に呼ばれ講演をすることになりました。これ幸いと伊勢参りをすることにしました。
泊まったところが伊勢河崎の歴史的街並みが保存されている地区で、この街並みがまたとても良くて、たくさんスケッチを描いてきました。伊勢の台所をあづかる河崎は水路を使った物流と金融の中心地区でしたが、勢田川の改修工事のため多くの蔵や商家がなくなってしまいました。市民の町並み保存運動の力で、白鷹酒造の商家を中心に多くの家や蔵が残され、活用されています。今尚生きている町並みとしての魅力を感じました。

伊勢・河崎町

2006年10月31日 Tue

桐生・芭蕉庵

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桐生には「異国調菜・喫茶室馬小屋」と書かれた看板を出し、独特の雰囲気で町の文化に影響を与え続けてきた洋食の芭蕉庵があります。昭和12年に開店以来、長い間変わらず、今でも若い人たちや文人たちが通っているところのようです。中には馬にちなんだものが数多くあり、所狭しと民芸が並んでいます。どこを見ても雰囲気の良い、絵になる場所です。馬小屋カレーが辛かった!おいしかった!

桐生・芭蕉庵

お店の案内を素敵な版画で作っていました。犬がかわいいです。

2006年10月30日 Mon

桐生・のこぎり屋根

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桐生は繊維の町でした。繊維工場だったのこぎり屋根の建物がたくさん残っています。近代化遺産の保存で、この建物もギャラリーとして使われています。会場では、「桐生再演プロジェクト2006」という展示がおこなわれています。11月5日まで。桐生市東7丁目3-62
お近くにお出かけの折には足を伸ばしてみてください。

桐生・のこぎり屋根

2006年10月27日 Fri

「軽井沢の別荘」がはじまります

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斜面地から森を臨むように、バスルームをメインとした別荘が上棟しました。

アイディアスケッチ。一番初めのスケッチにインスピレーションが詰まっています。

 

斜面を見下ろす大きなガラス窓になっています。角の一番眺めのいい部屋は大きなバスルームになります。

大きなバスルームとリラクゼーションルームがゆったりとした空間になっています。
正方形の竹マットが敷き詰められた方形屋根の別荘建築です。

 

照明は天井のスリットからの間接光で部屋を演出します。
浴室の天井にはスピーカーがはめ込まれていて、音楽が楽しめるようになっています。

2006年10月27日 Fri

とうがらし

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きれいに並んだ唐辛子は部屋に掛けてあるだけでも絵になるかわいらしさがあります。地方に行くとまだこのような形体で売り買いされていて、人の手がまだこれを作っているのだと思うとなんだか農家の縁側にいるような気持ちがします。

とうがらし

2006年10月24日 Tue

東京建物園の仕立て屋さん

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江戸東京建物園に行きました。秋の良いお天気の日だったので、たくさんの人がいて、運動会などもやっていました。昔の街並みのように作られている真ん中、土管のある原っぱが町内会の運動会さながらにぎわっていました。その懐かしい街並みの中に小さな仕立て屋さんがありました。本当に小さくて、女の人が一人で住んでいるような家でしたが、チキンと作られていて、気持ちが良かったです。粋な感じがする黒塀に囲まれて秋の空の下に佇んでいました。

東京建物園の仕立て屋さん

2006年10月23日 Mon

碓氷峠

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碓氷峠
碓氷峠を走っていたら、トンネルのようなかわいい橋がかかっていて、驚いて車を止めて絵を描きました。むかし碓氷峠を走っていた機関車が通った陸橋やトンネルがたくさん残っていたのです。この先には大きなめがね橋と呼ばれる橋もありました。緑に埋もれてひっそりと残っている陸橋がいとおしく感じました。(奈穂)

碓氷峠

2006年10月22日 Sun

妙義山

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夭折の天才画家、青木繁が描いた「妙義山」が大好きで、一度スケッチしたいと思っていました。高速で軽井沢方面に向かうとすごい迫力で迫ってくる妙義山が見えます。ここから描きたい、と思うのですが車を止めるわけにもいかず、なかなか思った所では描けません。またゆっくり描きにいきたいとおもっています。

妙義山

2006年10月20日 Fri

「検見川の家」完成内覧会の様子

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空の高い秋晴れの日に完成内覧会が行われました。

当日は、通りがかりのご近所の方から神奈川在住の方、
国土交通省の方までお越しになり大盛況でした。
施工の持井工務店さんも手伝ってくださいました。

欅の古材と大きな松丸太はみなさんからも大好評でした。
デッキに出てせがいを下から見上げたり
古材に触れてみたりと、とても楽しんでいただけました。
当事務所の仕事の中でも特に純和風の
ダイナミックな造りなので、来てくださった方みんなに
木組みの力強い魅力を体感していただけたと思います。

はるばるお越しくださったみなさん
どうもありがとうございました。

2006年10月10日 Tue

那須塩原・初秋

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今年は縁あってずいぶん那須へ通いました。乾燥した風が心地よい季節になり、那須高原の本当の良さが分かってくるとスケッチにも熱が入ります。果物やきのこがおいしい季節になり、いい温泉と空気を吸いにまた訪れたいところです。

「那須塩原・初秋」

2006年10月05日 Thu

「検見川の家」完成

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千葉県は検見川浜に純和風の家が完成です。

欅の古材を使った大黒から、巨大な松丸太、天秤梁にくわえて、二階をせり出させるせがい造りと、じつに迫力のある家になりました。これだけ多くの材木を使った家を建てるのはうちの事務所でも珍しい仕事だったので、現場に行くのが楽しみで、竣工してしまうのが嬉しいような寂しいような妙な気持ちです。

完成内覧会のあとはご主人がこの家でお祝いの席を設けて下さいました。この家での宴会は上棟式に続いて二度目です。
夜、みんなで外に出て、明かりの灯った外観を見ました。一階と二階の間に入ったガラスから光がもれて、二階が浮いているようでした。

これからもたくさんのお客さんを招き入れる賑やかな家になると思います。

「検見川の家」完成

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