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2023年01月30日 Mon

「温熱計測器による測定値の可視化」

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松井事務所では、日頃から「木組の家」や「古民家再生」の耐震性、温熱性の向上に力を入れています。今回は「室内の温熱環境の向上」について測定器を使って見える化していることについて書きました。

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松井事務所では、新築の「木組の家」を「いつか古民家になる」ことを目標につくり続けています。それには耐震性が必須ですが、室内の温熱性能についても気配りしています。

二年前に竣工した「小金井の家」では先日、測定器を屋外と屋内に置かせていただき、リアルタイムで測定値を見える化しました。

随時スマートフォンから、建主さんにも見えるように設定しています。

「木組の家」といえども、断熱性能と気密性能を向上させることで、外気温1℃の時に「無暖房」でも屋内温度は一階17℃、二階18℃になります。

これからのエネルギー消費量の削減や地球温暖化の抑止につながる試みです。

松井事務所では「断熱気密」は「設備仕様」の一貫としてすべての建物に実践しています。