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2022年08月29日 Mon

コラム「異常気象に想う植林の大切さ」

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最近の世界中の異常気象をどう考えたらいいのだろう。

日本ではこの夏は、毎日35度を超える猛暑で、雨が降れば豪雨となって床上浸水の被害が出る。

世界では、猛暑と豪雨と干ばつが続き、南極の氷が溶けだしている。

先日見たTVでは海水の酸性化による甲殻生物の殻の融解まで起きている。

海中の二酸化炭素料が増えてプランクトンが激減している。

このままでは人の寿命より地球の寿命が早く来てしまいそうだ。

もう手遅れかもしれないが、わたしたちにいまできることはなんだろうと考える。

まずは、省エネルギーを図って二酸化炭素の排出量を抑制すること。

そのためには、建築の建設にかかわるエネルギー消費を抑えること。

断熱材を充分に補填した、熱を入れずに逃さない「省エネルギー」の家をたてること。夏涼しく冬暖かい家を建てること。

いや、むしろ住まいから「寒さ暑さを取り除く」だけでいい。

また、光合成によって酸素を供給する樹木を植えること。

木材の案的供給は植林から始めなければいけないが、木の値段は植林費用が出る値段を適正価格としなければならない。

現状の木材は伐採すると植林費用がでないほど安いことが問題。

木は切っても植えれば「無限の資材」であるが、植林費用の確保は急務である。

コロナ禍で出来なかったが、ワークショップ「き」組の山と職人と住まい手を結ぶ仲間で毎年続けいていた植林ツアーを再開したい。