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2021年12月09日 Thu

コラム「木組の職人」

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みなさんこんにちは、いつか古民家になるような丈夫で美しい木組みの家をつくりたいと想い続けている松井郁夫です。
このコラム欄では、日々の設計から考える家づくりのことや環境問題のことなどを綴っています。

今回は「木組の職人」について描きました。

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木組とは、木と木を組んで丈夫な骨組みをつくる日本の伝統的な職人技です。

木組で家をつくる職人は、まだまだたくさんいます。お寺や神社、古い民家も木組でつくられています。職人はベテランも若い人も手仕事の木組で腕を振るいたいと考えています。

わたしたちの主催する「ワークショップき組」のメンバーも全国で活躍しており、日本中の職人とネットワークを持っているので、各地の住まいを木組で手がけることができます。

図は、「継手・仕口」のイラストです。「継手」は握手して手をつなぐように木と木をつなぐことを言います。「仕口」は腕をつかむように接合することを言います。