プロジェクトレポート
2024年12月21日 Sat
建築家として多くの作品を残された「谷口吉生」さんがお亡くなりになられた。
直接の面識はありませんが、正統なモダニストであったと思います。
上野の「法隆寺宝物館」は設計に行き詰まると訪れては新たな気持ちになれる、わたしにとっては「原点」です。
三代続く建築家の家系でこの世界では「サラブレッド」で、ニューヨクの近代美術館の新館完成時の挨拶では流暢な英語でジュークを交えて話されていた。
直角と直線を活かしたデザインは無駄のない端正な建物であったし、出来上がった空間は「崇高」な雰囲気さえ漂わせていた。
洒脱でハンサムで、わたしの大好きな建築家の一人であり憧れの人でした。
87歳の生涯は多くの後輩に影響力を与えたと思います。
御冥福をお祈りいたします…合掌…