プロジェクトレポート
2024年12月17日 Tue
元旦に起きた「能登地震」の現況を報告いたします。
震災から約一年経った12月13日・14日に能登の被災地を訪ねました。
NPO法人都市計画家協会の被災地調査のお手伝いで、災害の復興を業務にしている「地域計画連合」の代表江田隆二さんと一緒に今後の復興計画のための下調査です。
一日目は輪島市の黒島地区に入りました。黒島地区は能登半島唯一の重要伝統的建物群保存地域です。
TVで放映されていた道路に倒れかかった7階建てのビルも道路にはみ出した部分は解体されていました。火災で焼けてしまった朝市の通りも解体されて更地になっていました。
それでもあちこちに倒壊したままの建物がまだ点在しています。
現地での宿泊は古民家を改修した民宿でした。
二日目は地元の人達との「住宅相談」や「古民家に住む」をテーマに意見交換会に参加しました。
被災した住宅の「耐震補強」や寒さを克服する「温熱改修」方法についてお話させていただきました。
今後は被災した高齢者の方々のために「サービス付き共同住宅」の提案をすることになりそうです。
しばらく能登通いが続くと思います。