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2024年10月26日 Sat

「能登半島」の災害復興について

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「能登災害復興」のお手伝いをすることになりました。昨日のことですが、旧知の都市計画事務所から連絡があり打ち合わせをしました。

今年の元旦に起きた「能登地震」は大きな被害をもたらし、さらにその復興の最中の9月には豪雨によって再び被害が広がってしまいました。

日本海に突き出すような「能登半島」は道路網が付け根の道に限られているため救援の物資の輸送に苦労していたところに土砂崩れが起きて一時孤立しました。

海からの輸送は地震による地盤の隆起が激しく海岸に船が付けられなくて困難だといいいます。

珠洲市の被害が大きくTVでも再三報道されていますが。朝市の立つ中心街は地震の際の火事で焼けてしまったままです。

さらに「輪島塗」の職人さんたちが多く住む集落「黒島地区」も被害にあって苦しんでいるようです。

その「黒島地区」には文化財の古民家を始め、伝統的な民家が多く残っています。復興には「古民家再生」の技術者が必要ということで、実績のある当事務所に相談がありました。

出来ることを検討するために被害の実態を知り、地元の大工さんたちや設計事務所を訪ねる事になりそうです。

以前にも中越地震や東日本大震災の復興のお手伝いをしたことがありますが、毎回緊張します。

まずは現地入りする必要がでてきました。またご報告します。