ブログ

2023年04月15日 Sat

「彦根・足軽屋敷のまちづくり」講演会のお知らせ

_

城下町彦根の市街地には江戸時代の「足軽屋敷」が残っています。

幕末の大老、井伊直弼の父直中は足軽を大切にした名君で、城下に庭付きの一軒家を足軽屋敷としてたくさん建てました。今も残っている屋敷を見ると最下層の侍の家としては破格の扱いです。

歴史的佇まいを残す芹橋地区には「足軽屋敷」と見張りのための「辻番所」が残っています。

ご実家が足軽屋敷内に残っている友人笠原啓史さん(木組ゼミ受講生)に招かれて「住民参加のまちづくり」の講演をしたのが7年前です。当時「景観からのまちづくり」として課題にしたことが実践されたので、今年はその続きとして実現可能な仕組みを考えるための二度目の講演となりました。

前回のまとめは、①地元の再発見と発掘②近隣関係の復権③地域の価値を共有しビジョンを描く④快適空間の創出⑤空き家利用でした。その後地元ではワークショップを繰り返し実践を重ねてこられました。

今回は「町並みづくりのアイディアや実現の仕組み」についてさらなる実践を目指します。

2023年4月23日(日曜日)15時から 芹橋2丁目「辻番所・旧磯島家」にてみなさんのお越しをお待ちしています。急なお誘いですが、お近くでお時間のある方はどうぞお運びください。

古民家の利活用や歴史的町並み保存に興味のある方は必見です。