大宮の家

アトリエのある家

設計事務所を初めて三件目の家です。この家は二階「せがい」です。

70歳を過ぎた義理の叔父の家でしたので、後何年暮らせるかわからないと親戚中から言われて反対されました。

結局90歳まで生きたので、20年を過ごせたので良かったのですが、水道の通っていない敷地を買ってしまい、不動産屋に何度も交渉して工事をしてもらったことを覚えています。

耳の不住な叔母と暮らしていました。その叔母が、絵を描くので、二階はアトリエとして使っていました。

階段室にかかっている絵は叔母の描いたものです。

気のいい叔父と叔母でしたが、わたしをかわいがってくれて、依頼してくれました。