出雲は神話の国です。出雲の空には雲が湧き出て神々が降りてきます。
大社の裏の港町は、江戸時代「北前船」の潮待ち港で賑わいました。
山の斜面には、百年を超える古い赤瓦の民家集落があります。
高齢者が半分、空き家が半分の限界集落でしたが、再生して利活用したいという企業が現れました。
原風景を壊すことなく昔のままの景観を維持しながら、再現・再生・新築をしました。
「千と千尋の世界を作ってほしい」というご要望にお答えしました。
レストラン棟や宿泊棟、浴室棟をつくり、非公開ながら「おもてなしの古民家」として蘇りました。
設計監理 | 松井郁夫建築設計事務所 |
---|---|
設計協力 |
悟工房(WS「き」組) |
竣工 | 2016年3月 |