鹿沼市街地に建っていた築120年の麻問屋を那須の別荘地に移築して再生。
材木町の目抜き通りにあったオーナーのご実家の商家を解体・移築して再生した、めずらしい事例です。
解体した部材の柱や梁の一本一本の痕跡を調べることができました。
架構は農家の田の字型をかさねた立方体です。
「阪神大震災」の後でしたから、耐震性能を上げることがテーマでした。
貫に松の厚板24ミリを縦に打って耐震要素としました。
増田一真さんの構造設計です。
所在 | 栃木県那須郡那須町 |
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構造規模 | 木造2階建て |
敷地面積 | 1124.44㎡(340.22坪) |
建築面積 | 106.59㎡(32.25坪) |
延床面積 |
146.32㎡(44.27坪) |
建築費 | 2,800万円(参考価格) |
設計監理 | 松井郁夫建築設計事務所 |
施工 | 益子工務店 |
竣工 | 1995年8月 |
建蔽率 | 20% |
容積率 | 40% |
地域地区 | 都市計画区域内(無指定) 日光国立公園内 鳥獣保護区指定 |
防火地域 |