萩の家 〈山口県〉

萩の家

伝建地区に建つ木組の家

萩の「伝統的建物群保存地区」の中に建つ木組の家です。

基本設計と実施設計まで関わりました。萩では有名な材木商の自宅です。

伝建地区の規制があり「入り母屋の屋根」が求められましたが、切妻に下屋を回した模型を提示して市に認可してもらいました。

師匠の「小川行夫」の知り合いの先代がいましたが、亡くなられてしまいました。

松材を何年も乾燥させて売っていましたが、ときどき大きな声で「仕事ありまへんか!」と電話してくる親父でした。

所在 山口県萩市
構造規模 木造2階建
敷地面積 436.25㎡(131.97坪)
建築面積 129.02㎡(39.03坪)
延床面積 161.21㎡(48.77坪)
建築費
設計/監理 松井郁夫建築設計事務所/堀設計事務所
施工 安成工務店
竣工 2007年9月
建ぺい率 50%
容積率 80%
地域地区 伝統的建造物群保存地区  
用途地域 第一種低層住居専用地域
構造材 施主支給
床板 施主支給
外壁仕上 漆喰塗
断熱材 フォレストボード
内壁仕上 漆喰塗・土壁藁入り
開口部 アルミサッシ(ペアガラス)