プロジェクトレポート
2017年11月23日 Thu
「民家の知恵に温熱性能を付加」というタイトルで専門誌「日経ホームビルダー」に取り上げていただきました。
木組でも温熱を実現した例として、細かな数値が専門的でわかりにくいですが、省エネ基準をクリアしている様子が掲載されております。
外皮性能は、G2レベルを超えています。日射取得率は、夏少なく冬に多く採り入れています。
一次エネルギー消費も抑えられています。基準を下回っている様子がわかります。
数値で現れるので、性能がよく見えますよね。
2017年11月23日 Thu
ブログ | プロジェクトレポート | 東馬込の家
「東馬込の家」の家は、温熱向上をめざして、外断熱で付加断熱を実施しました。
10月より始めた計測結果をご覧ください。
2017年11月02日 Thu
遅ればせながら、「漢方の本陣」の由来を公開致します。
この建物は、270年前にあった大火のあとの建築と言われています。
江戸時代には、参勤交代の大名が木之本宿で宿泊する時に、この家にお姫様が泊まったとという正真正銘の「本陣」です。
それが証拠に某藩が連れていた「ウミガメ」が途中で死んだので、本陣で預かったという話があり、その剥製が飾ってあります。
また代々、漢方薬を商っていましたので、そのことと合わせて「漢方の本陣」と呼ばれるようになったようです。
明治時代には、薬剤師第一号の免状を取得しています。
ご紹介が遅くなりましたが、これが「漢方の本陣」の由来です。
調査、設計から3年。従前の温湿度を計測しながら、いよいよ再生工事が始まります。
2017年11月01日 Wed
ブログ | プロジェクトレポート | 中落合の家II | ワークショップ「き」組の建物
「中落合の家2」は、少し大きな三世代住宅です。
木材は、履歴のわかる天竜TSウッドから入りました。雨の中、棟梁と一緒に番付を打ってきました。
詳しくはこちらから。
2017年11月01日 Wed
270年前の古民家「漢方の本陣」の改修前の温熱の計測が始まりました。
古民家の再生には、耐震はもちろんですが、暑さ寒さを感じない断熱計画が大切です。もちろん省エネにもつながります。
今回の計測は従前、従後の計測を実施して計算値ばかりでなく、実際の数値を知ることが必要と判断し実施しました。
建物の座敷の床下と室内、小屋裏と外気に計測器を取り付けました。手元のスマホで随時数値がWi-Fiから確認できるようになっています。
写真は、外気と小屋裏の設定が逆ですが、温度と湿度がライブでわかります。
完成後の測定が楽しみです。
2017年 / 11月