プロジェクトレポート
2008年02月19日 Tue
「雪に晒して紙を白くする」そんな和紙の里に行ってきました。「内山紙」という手漉き和紙の里は、長野県飯山市・瑞穂村にあります。今では7件ほどの紙漉き職人さんがいるそうです。紙漉きの蔵の軒先には、雪に晒す前の楮(こうぞ)が干してあります。皮を向いた枝も積んであります。北信濃の美しい里山の、のどかな冬の一日でした。
今回の旅はNHK出版の「住まい自分流」の新連載として記事になります。毎回のスケッチも載りますので、ご期待下さい。(画・文 郁夫)
飯山・瑞穂村
2008年02月13日 Wed
庭からの外観。大きな越屋根から光をたくさん入れます。
居間。この家の主架構の梁が頼もしく通っているのを見ることができます。
子供たちが思いっきり走れる縁側。玄関を上がって自分の部屋までまっすぐです。
ブログ | プロジェクトレポート | 上田の家
2008年02月13日 Wed
サッシも入り、外壁の下地の木摺りも張られました。
このあと左官がはじまると、またがらっと印象が変わります。
内部の造作が着々と進行中です。打ち合わせも非常に細かな収まりの話に終始するようになってきました。
玄関の式台はこんなにきれいな桧の板が入りました。
床の間も進んでいます。丸窓には「違い棚」という棚が入ります。
水屋の天井は網代張りです。清涼かつしっとり落ち着いた雰囲気にします。
お茶室側のトイレは茶道の際につかうので、趣を添えました。
水屋の棚も出来てきています。水屋の流し。この上に竹のスノコが乗ります。
ブログ | プロジェクトレポート | 宮原の家
2008年02月02日 Sat
豪壮な松丸太を組み上げた民家の木組みを髣髴とさせるリビングと、本格的な茶室のある京間の座敷が融合した家がついに上棟しました。
木組みの苦労はHPにも紹介しましたが、造作や仕上げ工事はこれからが正念場です。「ふるくてあたらしい」空間づくりに一段と努力する覚悟です。渡辺棟梁はじめ、二代目の若い力に期待します。
見学会は2月9日(日)です。ご興味のある方はどうぞお申し込み下さい。
(画・文 松井郁夫)
大宮「宮原の家」上棟