2007年10月24日 Wed
おかげさまで、1ケ月の開催期間中に166名のかたが、私のつたないスケッチを見てくださいました。2回のトークサロンには約50名の方が、千倉の魅力や民家の話を聞いてくださいました。リピータの方も何組かいらして感激です。あらためて「シーレ」の魅力と千倉のよさを実感しました。みなさん、ありがとうございました。
ギャラリー「シーレ」の関さんご夫婦と遠いところをお越しくださった皆様に感謝!感謝!
スケッチは、開催中に古民家を見せていただいたK邸です。茅葺の屋根のまま残せたらいいですね。葺き替えには手伝いに行きます!隣に建つ牛小屋も立派な木組みの家でした。こちらも残して住まいにすれば素敵だと思います。
千倉・スケッチ展終了しました
2007年10月20日 Sat
日本文学の教鞭をとる大学教授の別荘です。ご要望は純和風の建物。
敷地は木立の中の斜面地です。樹木を伐ることなく「懸け造り」という清水の舞台のようにつくりました。
外部に廊下を回して月見台もつくり、内外のつながりを大切にしました。
緑の深い那須の自然を満喫できる別荘です。
所在 | 栃木県那須町 |
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構造規模 | 木造平屋建 |
敷地面積 | 859.19㎡(259.90坪) |
建築面積 | 114.30㎡(34.57坪) |
延床面積 | 106.04㎡(32.07坪) |
建築費 | – |
設計監理 | 松井郁夫建築設計事務所 |
施工 | 山装 |
竣工 | 2007年10月 |
建ぺい率 | 60% |
容積率 | 200% |
地域地区 | – |
防火地域 | – |
構造材 | 天竜桧・天竜杉(葉枯し乾燥) |
床板 | 板厚30mm |
外壁仕上 | 土壁風藁入りモルタル |
断熱材 | フォレストボード |
内壁仕上 | 漆喰塗・土壁藁入り |
開口部 | アルミサッシ(ペアガラス) |
作品 | 美しい木組の家 | 価格帯 | 2,000-3,000万円未満
2007年10月13日 Sat
「月見デッキ」です。屋根の平らな板を丸柱で受けて、繊細な趣を実現しました。
砂利洗い出しもきれいに仕上がっています。手摺もまるで社寺のように格式高い印象です。
玄関の天井は斜めに上がっていきます。「駆込み天井」といって日本の伝統的な技のひとつです。
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2007年10月13日 Sat
上棟です。屋根が架かって建物の全貌が見えてきました。
庭に長く伸ばした軒と玄関先は「宮原の家」の顔です。
入母屋の角木のおさまりを渡辺棟梁と確認。むかしの民家のように小屋組がよくみえます。
屋根に野地板を落とし込んでいきます。天気がいいと作業もはかどります。
松丸太と小屋組。屋根のてっぺんに乗った横長の木が「棟」です。
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2007年10月12日 Fri
建方が始まりました。何ヶ月もかけて手刻みした材が組まれ、建物が姿を見せはじめました。
丸太と丸太を継ぎます。丸太は四角くないのでうまく叩かないと転がってしまいます。
松丸太の上にさらに松丸太がかかります。二代目の孝之さんは実質的にほとんどの仕事を任されています。
5本の松丸太がすべて乗りました!すばらしい腕の職人さんたちがいてこその、この眺めです!
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