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2006年03月23日 Thu

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「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集中です

アクセスありがとうございます。
いつもはスケッチ三昧の気ままなブログですが、今日は私家版仕様書研究会からのお知らせです。
当事務所では、毎年、設計者向の実践講座「木組のデザイン」ゼミナールを開催しています。「美術講座」と「設計講座」が好評で、全国から受講に見えます。毎年10人ほどの卒業生を各地に送り出しています。
設計者の中には、美術は初めてという方が多いのですが、デッサンや色面構成・木組みの立体構成を楽しく学んでいます。
そこで今日のブログでは昨年度受講の美術講座作品をご紹介します。
本年度は4月16日(日)開講です。ご興味のある方は、当事務所のHPのニュース欄をご覧ください。

「木組みゼミ」詳細はこちら

「鉛筆デッサン」

受講生の静物デッサンの作品です。光や影の描写が綺麗ですね。
プロポーションやレイアウトも適切にかけました。

「色面構成」

色彩による構成の課題です。テーマは「春」。設計事務所を主宰されている方ですが、絵の具を使ったのは久しぶりだとか。

2006年03月22日 Wed

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萩 商家

萩の城下町に残る古い商家の町並みです。菊屋家と久保田家が並んでいます。毛利の御用商人として藩を支えた豪商です。近くに木戸孝允や高杉晋作の旧家の残る城下の面影が色濃く残る町です。

「萩 商家」

2006年03月20日 Mon

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木の家に暮らす

出版社=株式会社地球丸 / 1,200円

家族と一緒に育つ家、という特集の中で、江戸、大正、平成と改修を重ね、手を入れて住み継がれる「日本の家」して「鷹巣の家」が紹介されました。梁が幾重にも重なり重厚な骨組みの家ですがライフステージに対応できるフレキシブな間取りになっています。日本の民家の知恵に学ぶ、という文章も書いています。

2006年03月20日 Mon

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萩 しろうお

萩の春はしろうおが告げるといいます。「おどり」といって生きたまま食すのですが、何ともいえない食感です。

「萩 しろうお」

2006年03月13日 Mon

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「軽井沢の別荘」足場が外れました

足場が外れて顔が見えました。

 

母屋から見下ろす外観。板壁も周囲の空気になじんできたようです。
バスルームの石を割り付けています。レーザーで正確に測って置いていきます。

 

インナーバルコニー。横格子がきれいに入りました。
漆喰塗りの天井。漆喰は湿度の調節をしてくれます。

2006年03月11日 Sat

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「軽井沢の別荘」完成しました

霧の中に建つ、方形屋根と竹タイルのリラクゼーションルーム

 

20年前に自宅を建てた建て主さんが、別荘を頼んでくださいました。
軽井沢の清涼な木立に囲まれた素敵なところです。
既存母屋の下の斜面に、バスルームのための新築をしました。
施工は、地元の工務店の新津組。

疲れを癒すためのリラクゼーションルームとして、広々とした空間になりました。
完成おめでとうございます!

 

設計       松井郁夫建築設計事務所
設計協力  衣袋設計室
施工     新津組
撮影     奈良岡 忠

 

 

 

 

霧の中に建ちました。

日が暮れて、アプローチと玄関に灯がともりました。

 

ブラインドも入って、この建物のメインとなるバスルームも完成しました。

 

玄関。足元はライトで照らしています。ニッチもライトアップしました。
玄関を仕切る浄土寺格子。居間との間には横格子の吊り戸です。

居間の壁には大きなTVが架かります。
キャビネットにはヒーターや除湿機の他に、DVDデッキも取り付けれるよう配慮しました。

2006年03月11日 Sat

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八郷 西光院

八郷にある山寺です。斜面地に柱を建ててお堂をつくっています。京都の清水の舞台のような木組みです。ここから八郷の里山が一望できます。のんびりとした風景が広がる田畑の上を、ときおりパラグライダーが飛んだりして、時間を忘れさせてくれます。

「八郷 西光院」

2006年03月08日 Wed

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伊豆高原・別荘地の朝

友人の別荘に遊びに行きました。伊豆はやはり暖かい土地なのでみかんの木がたくさんありました。誰のものでもないみかんの木に実がたわわについていて私も少しいただきました。奈穂

「伊豆高原・別荘地の朝」

2006年03月07日 Tue

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鹿島槍のブナ小屋・室内風景

信州の信濃大町から少し入ったところ、サンアルピナ鹿島槍というスキー場の山の中に小さな山小屋があります。そこへ毎年春スキーをしに子供たちをたくさん連れて行っています。友人たちと手に入れた小さな小屋ですが、そこへ行くと本当にほっとします。奈穂

「鹿島槍のブナ小屋・室内風景」

2006年03月02日 Thu

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逗子 旧脇村邸

湘南海岸沿いに残る別荘建築のひとつです。脇村氏は東大教授でありながら富豪であったと聞いています。残された建物は、昭和8年 清水組(現:清水建設)によって建設された数奇屋です。お茶室も備えた本格的な和風別荘となっています。スケッチは、1階居間の暖炉と海をイメージしたのか欄間の丸窓が印象的です。これから改修計画が始まります。

「逗子 旧脇村邸」