Q&A

Q.松井事務所と家を建てると、何が違うのですか?

A.松井事務所のつくる家は、総合力の高い本物の家です。古民家と職人に学んだ知恵を元に、地震に強い架構の丈夫さ、快適な温熱環境、素材の良さ、使いやすさをトータルにデザインしてきた実績があります。

また、信頼できる工務店や腕の良い職人との協働によって、コストパフォーマンスの良い家をつくります。

建て主様の、ご要望やご意見に耳を傾けて、無垢の木と漆喰の自然素材を駆使し、手仕事の職人技で、オリジナルデザインの家をつくります。ご予算の範囲内で、満足のいく家をつくることは、設計者の役目だと思っています。

建売住宅のように、既製品を集めてもよい家にはなりません。さまざまなアイディアを駆使し、自由な暮らしができる設計を心がけています。いつ、誰が住んでも、居心地の良い家をつくります。住まい方を提案しますが、固定はしない家づくりです。

工事価格についても、見積もりを提示し査定をして納得のゆくよう進めます。価格の見えるコストバランス表を作成し工事費を比較しながら進めます。

住まいは、ご家族の生活を包む幸せの器だと考えています。ご家族のみなさんの夢をかたちにする事が、わたしの仕事です。

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Q. 建築家の建てる建物は、高いイメージがあるのですが?

A.当事務所でこれまで手掛けた住宅の工事費で最も多かった坪単価は、90〜100万円代です。一戸建ての総工事費は3000万円前後からになっています。
住宅金融支援機構によれば、2011年のデータで東京の一般の戸建ての坪単価は90.3万円だということです。実勢は意外と高い家づくりになっていると思います。

松井事務所の木組の家は、100年後も住み継げる家です。「組んでは、外す」という日本民家の特性で、将来の移築も可能です。家づくりは、大きなスケールで考えることが大切です。

当事務所の作品集を見た方の多くは、敷居が高いというイメージをお持ちですが、コストコントロールもわたしたちの仕事です。わたしは住まい手のご要望にお応えすることを第一義に考え、ご予算の範囲で知恵を絞ることが仕事だと考えています。手の届く価格で、質の高い家をつくりたいと考えています。

また、素材を吟味するために、直接、木を買いに山に出かけることもあります。設計は、住まい手のみなさんに満足していただけるよう、コスト面やデザイン面のバランスをとることが大切だと心がけております。

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Q. 設計料や工事費は、どのくらいかかりますか?

A.設計料は、設計内容や工事金額によって違います。工事費の12%から15%が目安です。

工事費は、ご要望に応じて一概には言えませんが、新築住宅で坪単価100万円前後からと考えてください。

工事費には本体工事と設備工事がすべて含まれています。カーテンは含まれませんが、造付家具、厨房機器、衛生設備、電気設備を含んでいます。

工事費と設計料の他に、確認申請と中間・完了検査の費用が必要です。

構造設計が必要な場合は、別途実費を申し受けます。

また省エネ等級など、住宅性能評価書をご希望の場合は、申請費が別途となります。

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Q. 木の家は、地震に強いのでしょうか?

A.地震国である日本では、昔から地震に強い工夫がされてきました。それが貫や足固めです。

貫も足固めも、木の特性であるめり込みや摩擦を活かした、復元力のある粘り強い家をつくります。

松井事務所のつくる家は、貫と足固めを標準仕様にしています。ご家族の命を守るために、変形しても倒壊しない家づくりを目指しています。

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足固めとは

足固めは、石の上に直接柱を建て、柱の足元が開かないようにするために必要な部材です。むかしから足元を丈夫につくる工夫です。柱を起立させることができる大切な構造材ですが、阪神大震災まで、忘れられていましたが、当事務所の提案で実施した実大実験によってその重要性が認められました。わたしたちがつくる木組みの家では足固めを使い地震に強い足元をつくります。

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貫とは

柱と柱を貫く構造材です。貫の壁は大きな地震で大変形しても粘づよくを維持します。建物が大きく傾いた後も元に戻すことができる復元力にも優れています。わたしたちのつくる木組みの家は、崩壊しない生存空間を確保するために必ず壁の中に貫を通します。貫はむかしの知恵をいまに生かす工夫です。貫はやめてはいけない部材だと考えています。当事務所では、すべての家に、大切な家族を守るために貫を実践しています。

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Q. 相談をしたいのですが、どうすればいいのでしょうか?

A.まずは、メールもしくはお電話いただき、事務所に遊びに来るような気軽さで、おいでください。

事務所内には木組みの実大模型もあります。お話しは木組みの模型の中で伺います。

ショールームのように写真パネルやサンプル展示もございます。

相談は無料ですので、顔合わせ程度と考えてどうぞお気軽にご相談ください。

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Q. 相談するにあたって、何か準備することはありますか?

A.土地の資料をご準備ください。実現したい思いや、ご家族の生活、ご予算やなど、こちらで準備した設計要望シートがあります。

書き込んでいただくとお話がしやすいですので、下記からダウンロードしてご持参ください。

設計要望シートは、こちらからどうぞ

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Q. 敷地が決まっていないのですが、相談にのっていただけますか?

A.もちろんです。敷地によってどれくらいの建物が建つのか、予算のバランスなど総合的にご提案いたします。

検討中の敷地を見て、どれくらいの建物が可能かをアドバイスすることもお手伝いできます。一案20万円ですが、設計契約していただければ設計料に含まれます。

設計要望シートは、こちらからどうぞ

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Q. リフォームなどの改修も、相談にのっていただけますか?

A.もともと古い建物の再生を得意とする事務所です。最近では耐震とエコ改修の両方を心がけています。

建物によってどれくらいの改修ができるのか、建物を実測調査して耐震対策や、温熱環境の向上など、省エネルギー対策や燃費計算などについてもご提案いたします。

建物を拝見するための費用はかかりませんが、実測調査費用は、建物によりますのでご相談ください。

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Q. 予算も、相談にのっていただけますか?

A.もちろんです。ご希望の予算を考慮したうえで最大限の提案をさせていただきます。

空間のイメージをそのままに、工法や仕上げ素材でコストダウンを図ることも可能です。

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Q. 正式に依頼する前に、検討のために図面を書いていただくことはできますか?

A.設計要望シートでご要望をお聞きした後に、敷地を見せていただければ、簡単なアイディアスケッチですが一案お書きすることができます。2~3週間ほどお時間をいただき、簡単な図面でプレゼンテーションいたします。一案の費用は20万円です、お気軽にお申し出ください。その後に契約となった場合は費用は発生いたしません。

設計要望シートは、こちらからどうぞ。

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Q. 自然素材の木組みの家、古民家に興味があり、ゆくゆくは建てたいと考えています。もっと詳しく知りたいのですが、どの書籍がおすすめですか。

A. 松井郁夫執筆の本を4冊ご紹介させていただきます。

 「木組の家」に住みたい!無垢の木で丈夫な家づくり(2004年彰国社刊出版)

これから家を建てようとしている人や住宅設計者、工務店、大工さんに向けて「木組みの家」がいかに住みやすく、地球環境にやさしい循環型で長寿命かを、分かりやすく解説した本です。是非、一番最初に読んで頂きたい本です。

 「いまこそ木組の家」に住みたい!持続可能なみらいのための家づくり(2013年彰国社刊出版)

works_imakoso2「木組の家」に住みたい!の続編です。
2008年より実大実験に参加させていただいた折に感じた所見や、3.11以来のエネルギー問題に対する温熱の考え方も描いています。
山を守る木の値段を検討し、植林費用を山に還す方法や、木の特性を活かす手仕事の大切さなども書きました。

 「木組」でつくる日本の家―むかしといまを未来につなぐ家づくり (百の知恵双書)(2008年農山漁村文化協会出版)

古民家の骨組みはどのように合理的なのか。開放的で耐震的な家づくりの秘密はどこにあるのか。気候風土に根ざした長寿命の家づくりとはどんな家づくりのことか。古民家に学んだ家をつくることが、山と職人と住まい手をつなげ、荒れた日本の山々を再生させることにつながる。これからの「日本の家」づくりのありかたを伝える実践の書です。様々な事例をもとに、解説しています。

 木造住宅私家版仕様書 コンプリート版 完全版 架構編+仕上げ編 究極の木組の家づくり図鑑(2008年エクスナレッジムック出版)

木造伝統構法を実践する実務者のための唯一の教科書。丈夫で長持ちする長寿命の家づくり、生活の変化に対応する架構体づくり、日本の気候風土に根差した家づくり、川上から川下までを視野に入れた家づくり、地球環境に負担をかけない家づくり、伝統と新技術の融合を目指した家づくり、各地の実践者との連携による家づくり。以上を踏まえて木組みの家を実践して欲しいと共同執筆しました。

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Q. 遠方でも大丈夫ですか。

A. 場所は問いません。松井事務所では全国各地で木組みの家をつくり、古民家の再生を行っています。

その土地の気候・風土・街並に沿った木組みの家や古民家の改修などをご提案させて頂きます。

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Q.設計を依頼するときに、気をつけなければいけないのは、どんなことですか?

A. いちばん大事なのは、欲張らない、ということです。

予算を伝えずに沢山の希望を盛り込んでしまうと、予算オーバーになりかねません。ご自分の希望と予算とをはっきり示してご相談ください。

予算と希望がはじめから明らかになっていれば、一緒に優先順位をつけながら、ベストな解決が見いだすことができます。

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Q. 木組みの家に魅力を感じています。伝統構法で家を建てたいのですが、とても高価な気がするし、いまどき伝統の木組みが出来る職人さんはいるのでしょうか?

A. 木の家は高いという評判は根強く、最初からあきらめている方がほとんどですが、そんなことはありません。

設備や間取りをシンプルにすれば、手の届く価格で、無垢の木の木組みの家を建てることができます。

伝統構法の木組みは、どんな職人さんでも出来るとはいえませんが、最近の家が伝統の木組みを要求しないために、職人さんの腕の奮いどころが無くなっているのも確かです。

まだまだ木組みの仕事のできる職人さんはいます。松井事務所がつくる家の現場では、腕のいい大工職人さんが40代50代を中心に仕事をしています。なかには30代の棟梁もいます。若い職人さんも育っています。

大工ばかりでなく建具や左官も伝統的技術をもった職人を集めて協働しています。

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Q. 最近の家は金物を使うことが主流と聞いています。木組みの家の場合も、筋違を止めるにも、柱を止めるにも金物を使うのですか?

A. 建築法規では、金物の他に木の栓を使ったり、貫という横材で筋違の替りをしたりすることも許可されています。金物よりも貫などの木と木の組み手のほうが、繰り返し揺らされた場合、粘り強く抵抗することが実験で分かっています。

また再生が可能なのは、金物をできるだけ使わない木組みの家です。 一般に筋違を使うのは、簡便に強い壁ができるからですが、その分もろい事も確かです。

伝統的な石の上に置いただけの建物でも、構造解析によって安全を確かめることもできます。お気軽にご相談ください。

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Q. 木の家には住みたいのですが、無垢の木は割れたり反ったりしませんか。木は乾燥が大切と聞いています。どれくらい乾燥した木を使えばよいのでしょう?

A.無垢の木は、乾燥する途中でひび割れたり反ったりします。

しかし、強度には影響がないひび割れ程度です。

また無垢の木には湿度を調整する作用があり、気持を癒す香りがあります。これは人工的に乾燥させたのでは逃げてしまう成分です。

木の持つ吸放湿性は、常に人体に最適な環境をつくります。ひび割れや反りも梅雨時には閉じることもあり、気候次第で変化します。

乾燥の度合いは、天然乾燥材の杉で含水率25%が適切だと考えています。

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Q. 木の家といっても外部には木を見せられないと聞いています。特に都市部に建てる場合は、やはり木の家らしくない外観になってしまうのでしょうか?

A. 都市部では建築規制によって、木の使用が限られていると思われていますが、2000年の建築基準法の改正によって、一定の性能をクリアしていれば外部の板張りも可能となりました。

例えば、外壁の性能を基準に満たすような防火構造にすることによって、都市部の準防火地域内でも木の外装ができます。また、一定の基準を満たせば、燃えしろ設計によって準耐火建築とすることができます。

作品集の「高円寺の家」は、新防火地区での燃えしろ設計です。まだまだ、木には可能性があると考えています。

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