松井郁夫IKUO MATSUI |
城下町の職人街に生まれ、古い町家で育ちました。幼いころから職人の手仕事を見て、ものづくりに憧れてきました。 学生時代に、ふるさとの町並みが壊されていくのに耐えかねて、全国町並み保存運動に参加し、全国各地の古民家を見て歩きました。 その後、大工棟梁の下で、伝統構法に巡り合いました。町並み保存運動から地域力を学び、古民家の保存再生から木組みを学びました。伝統的な木組みの家に新しいテクノロジーを加えることで、これからの未来を見据えた家ができると思います。 日頃から、職人とともに現代住宅を木組みで提供することを使命とし、「美しい家」を「日本の山の木」と「職人の手仕事」でつくります。また、温熱計算により「省エネルギー」を計り、吸放湿と蓄熱を兼ね備えた燃費の良い快適な家を目指しています。古民家再生や中規模木造建築の設計、町並み保存や住民参加のまちづくりなども手がける他、設計者、大工達への育成もおこなうなど、木組みの普及・継承にもつとめております。 丈夫で快適な木組の家づくりを通して、住まい手のみなさんの幸せと社会に貢献したいと願っております。 |
1955年 | 福井県大野市生まれ |
1977年 | 東京芸術大学美術学部卒業・工業デザイン専攻 |
1979年 | 東京芸術大学大学院美術研究科修了 環境造形デザイン専攻株式会社現代計画研究所入社 都市計画・アーバンデザイン担当 本郷台駅前広場設計担当(横浜市) |
1985年 | 松井郁夫建築設計事務所設立 |
1992年 | まちづくりデザイン室併設 女子美短大講師 |
1993年 | 有限会社 松井郁夫建築設計事務所設立 東京芸術大学講師 金沢工芸大学講師 内閣府地域伝導師 |
2003年 | ものつくり大学講師 国土交通省大工育成塾講師 |
2006年 | 株式会社松井郁夫建築設計事務所に変更 |
2009年 | 一般社団法人ワークショップ「き」組代表理事に就任 |
2011年 | 一般社団法人 住宅医協会理事 一般社団法人地域素材利活用協会理事 |
1988年 京都府舞鶴市生まれ
2012年 三重大学工学部建築科卒
2014年 岐阜森林アカデミー木造建築講座卒
株式会社象設計集団を経て木造住宅の設計者を目指して、入社。
三重県生まれ
宝塚造形芸術大学造形学部環境トータルデザイン学科卒
設計事務所を経てフリーランスとして活動。
2017年に母となり、今春より設計活動再開。
1977年東京都生まれ
芝浦工業大学工学部建築学科卒
2007年から3年間松井郁夫建築設計事務所に勤務。
一児の母。