インタビュー

2014年03月11日 Tue

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家の中に流れる「風」がとてもやわらかいんです。

M様 検見川の家 / 千葉県

 

●居住歴 6年   ●家族構成 夫(60代)・妻(60代)

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

 もともと木が好きなんです。木工や打ち刃物、日本建築が好きで、自分で道具を一式そろえて、家具や木の小物などを作っていました。ある時、とある古民家を取り壊すという話を聞いて、素晴らしい松材の柱を手に入れたことがありました。いま思えば、その頃から少しずつ、終の棲家としての家を建て替えようと思い始めた気がします。いろいろと調べながら心の準備をしてきました。家づくりを真剣に考え始めたのは、仕事を退職する時期ですね。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

 以前から木が大好きでしたので、最初から、ごく自然に、建て替えるなら「木組みの家」にしようと思っていました。そのため、木組みの家を設計できる建築家を調べては、いろいろな方に会いに行きました。そのなかで松井さんのことを知り、飛び込みで事務所にお伺いしたのが始まりです。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

 木について、木組みの家について、職人さんについてどう考えているのかを松井さんに尋ねた時に、その人柄に惹かれました。後から松井さんには「あの時の質問はいじわるだったよ!」と言われますが、「この設計士さんならおまかせできる」と思いました。それで、お願いすることに決めました。今でも年に一度は、松井さんと我が家で一緒にお酒を呑むんですよ。とても楽しいひとときです。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?印象に残っていることはありますか?

 松井さん、棟梁をはじめとした職人の皆さま、そして私。みんなが「本当にいい家をつくりたい」という強い思いを持ち、それぞれの立場で自分の考えや思いをはっきりと、後くされなく言い合いました。時には良い意味で戦いながら、家をつくりあげたような気がしています。松井さんも「ここまで、がっつりと木を組ませてもらえる家づくりはなかなかありません」と仰っていました。それだけ、それぞれが大変な思いをしながら家づくりに関わったのだと思います。松井さんや職人さんは、仕事のやりがいがあっただろうと思いますよ!私は非常に面白かったです。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

 この素晴らしさは、実際に生活をしてみないと分からないと思います。そのため、言葉ではうまく言えないのですが…。なんと言いましょうか、家の中に流れる「風」がとてもやわらかいんです。春夏秋冬、四季折々の季節の良さを運んでくれるようなやわらかさです。この家に住んで6年目ですが、今でも木の香りが「風」にのってふんわり漂っています。そして、いつも空気が澄んでいるように感じます。

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Q. 住むようになって、暮らしに変化はありましたか?

 今では、この家ではない生活は考えられません。家に入り込んでくる朝焼けの光、夕陽、どれもが本当に美しい。夕陽に照らされ反射した黄金色の木の美しさを眺め、「あぁ、今日も一日よかったな」と、しみじみと幸せを噛みしめます。そして、この家で目覚めることのできる幸せを、日々感じながら暮らしています。リビングは吹き抜けになっていますので、家の天井を見上げれば立派な木組みをいつでも眺めることもできます。これも幸せなことですね。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

 我が家は4軒分の木材を使って木を組んだ「せがい造り」の家で、建方の時はとにかくすごい迫力でした。そのため、ご近所の方々が「何ができるんだろう」と、頻繁に見に来て下さいましたね。家が完成した後は、いろいろな友人知人がよく遊びに来て下さるようになりました。面白いことに、皆さんそれぞれに、ご自分のお気に入りの場所というのがあるようです。ある方はキッチンカウンター、ある方はリビング、ある方は工房で、めいめいがくつろいでいかれます。私たちもなんだか嬉しいですよ。娘もこの家が大好きで、早く住み継ぎたいと言っています。

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Q. これから木組みの家をつくろうとしている人へのアドバイスを教えて下さい。

 本物の家が持つ様々な力には、本当にすごいものがあると実感しています。この木組みの家に住む機会があれば、誰もが自然と「楽しみながら目一杯しっかりと生きていこう」と思えるようになるでしょう。これは、決して大げさではありません。毎日の充実感が、まるで違います。本物の家とは、それくらい良いものです。家づくりを思い立ったなら、予算はもちろん大切ですが、まずは「本物の家に住みたい」という思いを持ち、その実現にむけて一つ一つ進んでいくといいですよ。そうすれば、私のように良い縁と良い家に必ず巡り会えると思います。もちろん、私は松井チームがつくる木組みの家をおすすめします。

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2013年11月18日 Mon

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住み始めてから、家のことをまじまじと見つめるようになりました。

E様 宮原の家 / 埼玉県

 

●居住歴 4年   ●家族構成 夫(60代)、妻(60代)

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

 主人の仕事の関係から、若い頃は京都に住まいがありました。10回以上引っ越しを繰り返し、大手住宅メーカーや京都の大工さんに依頼して、家を数件建てました。どれも仕上がった時はいいのですが、劣化が早いんですよね。そんな残念な気持ちがあったので、埼玉に家を建てるときは「終の棲家にしよう」と思っていたんです。そして「最後なら、とことん木組みの家に住みたい」という気持ちが芽生えてきました。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

 「木組みの家にしよう」と決めてから、まずはインターネットで建築家を調べました。実際に秩父や飛騨の高山など遠方まで訪ねましたよ。いい家もありました。どうしようか決めかねているときに、たまたま本屋で松井郁夫先生の著書に出会ったんです。「これがいいかも!」とインスピレーションを感じ、本を読んでさらに松井郁夫先生のポリシーを感じて。“木そのものを大切にする”という考えに共感しました。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

 結婚相手を選ぶのと一緒ですよ(笑)。私は実際お会いして、余生のすべてを託そうと腹を決めていましたから(笑)。松井郁夫先生から「木と漆喰の家で、価格も無理なくできますよ」とおっしゃってくださり、納得しました。 主人とふたりで伺ったとき、自分たちが考えた間取りをお見せしようとしたところ「見せないでください」と松井郁夫先生が言われました。そして「どんな家に住みたいのか、言葉で教えてください」と。私たちの希望、要望、すべてを聞いて、言葉を図面に落とし込んでくれたのです。希望を図面にして、形を与える、ああ、これがプロの仕事なんだな、と感動しました。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?印象に残っていることはありますか?

 とにかくプロの考え方を、打合せ中でも、施工中でも、いろんなところで感じました。そして、じゅうぶんに納得しました。一番の腕を持った職人さんが集まって、しっかりしたグループになっていましたね。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

 木のぬくもりが素晴らしいです。この良さは、住んでみないと分かりません。 引っ越しを繰り返していたので、マンション住まいも知っています。コンクリートの冷たさと、木の冷たさは違うんですよね。冷たい、というより暖かい、というのでしょうか。いつまでも家が暖かいんです。家が持つ保温力を実感しています。 住み始めてから、家のことをまじまじと見つめるようになりました。大きな梁を眺めたり、トイレに空気抜けの窓を見つけたり、松井郁夫先生のこだわりと良さが後でじわじわくるんです。

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Q. 住むようになってライフスタイルに変化はありましたか?

 気持ちが変わりました。落ち着きましたね。4年経った今でも、家中に木の香りがします。外出先から戻ると「帰ってきたなあ」と感じるんです。主人も私も、そして娘たちもみな笑顔になるというか。陽の光の温かさ、木と漆喰の調和がこれほどとは。お願いして本当に良かったです。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

 建前のときのむき出しの梁をみて「すごいのができるんだね」と言われました。骨組みだけで分かるんですね。ほかの家のつくりと、構造が違うそうです。近くに住む大工さんにも「ここは料理屋ができるんですか?」と聞かれたほどです。ほかにも、通りがかった左官屋さんが「この壁は本当にすごい。いい壁だ」と感心していかれました。

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2012年03月23日 Fri

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林に張りだしたデッキで、子どもたちが1日中遊んでいます。

S様 豊田の家 / 東京都

 

●居住歴 3年9ヶ月   ●家族構成 ご主人(40代)・奥様(40代)・お子様(5歳と2歳)

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

 私の祖父が大工で、幼い頃から家作りを感じられる雰囲気の中で遊んでいました。実家も祖父が建てた家。そんな記憶があるからか、自然と木組みの家 がいいなあと思っていました。結婚後、家を建てたいと思っていましたが、住宅展示場を見学しても、自分の心に刺さるものがなかったんです。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

  「木組みの家がいいな」という思いは持っていました。インターネットで松井さんのホームページとブログを拝見し、それが自分の印象と合っていたの が始まりです。そして、松井さんの著書『「木組の家」に住みたい!-無垢の木で丈夫な家づくり』を読んで同感しました。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

 事前に松井さんの本を読んで見学会に足を運びました。すごく心が落ち着きましたね。実際に私たちが家を建てるまでに、松井さんが建てた家を5件くらい見て回りました。土地を決めていなかったので、土地が見つかればお願いするつもりでいました。木組みで、しかも漆喰の壁、職人が建てたというところに大きく惹かれました。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?印象に残っていることはありますか?

 構造見学会へ何件か伺ったとき、職人の人たちと触れる機会がありました。言葉を交わすうちに「この人たちなら、心から信頼できる、安心して任せら れる」と感じました。 私たちの家は、建前から5ヶ月かけて完成した家です。長い時間をかけて作ってくれたと思います。私たちも足しげく通ったからでしょうか、ゆっくり じっくり、一緒に手間をかけて出来ました。 松井さんの図面はとても細かいんですよ。そこに工務店さんが細かく書き加えていく。さらに職人さんが手を加えていく。関わる人の想いが込められた図面だと感動しました。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

 空間が心地いいです。杉の床板は、冬場でも暖かく、やわらかい。冬でも裸足で過ごしています。床も傷つくことを前提に承知の上で取り入れましたか ら。白の漆喰の壁もいいですよ、過ごしていて安心感があります。 林に張りだしたデッキで、子どもたちが1日中遊んでいます。デッキからの見晴らしも最高。鳥たちが飛んでくると「どんな鳥かな?」と知りたくなる。 自然と一体化して過ごしている気持ちになります。

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Q. 住むようになってライフスタイルに変化はありましたか?

 家作りに関わるようになってから、自然環境を気にかけるようになりました。林業への関心も高くなりましたね。この家の材木は徳島の木を使っていま す。建てる前に徳島へも行きました。どんな素材が使われるかをこの目で確かめたいと思ったからです。日本で建てるなら日本の木を使いたい。ごく当 たり前のことですが今の日本の住宅では実は大変なことなんですね。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

 母親は「木組みの、こういう家が一番いいね」としみじみ話してくれました。家に来られる方は皆、「木の匂いがする、安心するわ」と言ってくれます。

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Q. これから木組みの家をつくろうとしている人へのアドバイスを教えて下さい。

 40年、50年先まで住み続けられる家にしたいと思っていました。木組みの家はそんな家です。松井さんは、長く住める家作りが分かっている方。そ れを考慮した設計になっています。大黒柱を入れると、住まいがダイナミックになります。希望している方にはたまらないでしょう。利便性だけではな く、日本の材木を残し、職人の技が残せる家づくりであってほしいと思います。

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2012年03月08日 Thu

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1軒目も2軒目も松井先生にお願いしました。

H様 鶴見の家Ⅰ・Ⅱ / 神奈川県

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●居住歴 1年   ●家族構成 独り暮らし(50代)

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

松井先生に依頼して、自分が育った家を建て替えたのが14年前のこと。その家から徒歩15分ほどのところに兄が住んでいました。もともとは母方の祖父母の家で、築75年ほどの古い家です。兄が亡くなり、私が受け継いで建て替えることになりました。当初は古家の再生を希望していたのですが、構造上の問題があり新築することになりました。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

民家園を見て気持ちが変わったのと同時に、木組みの家の耐震性の強さを本で知りました。それを機に読むようになった建築雑誌に松井先生の連載があり、興味をもちました。しかし連絡先が分からず、他の建築家を訪ねました。でも「何かが違う」と思ってばかり。その頃にようやく松井先生の連絡先が分かり、施工された家を見学に行きました。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

自分が望んだ通りの木組みの家を建ててくれると感じだからです。木の相性を考え、漆喰や土壁など、昔の知恵に基づいた家づくりをしてくれる方です。ざっくばらんで、気も合いました。これはご縁でしょうね。当初、私の母は疑心暗鬼でしたが、松井先生が建てた他の家を見学して気持ちがすぐに変化し「大らかで骨太な、良い家ね」と賛成してくれました。

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Q. 2軒目も松井事務所にお願いした理由を教えて下さい。

1軒目の家が住んでいて飽きない家だったので、安心して任せられると思いました。柱などの木の色が変化していき、その一方で木の香りはいまだに残っている。空間づくりも上手で、居心地が良い。そうした松井先生の家の良さを十分に感じていたからでしょうね。亡くなった母がお茶の先生だったので、私も少し茶道をやります。そのため、茶室のある家を希望しました。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?印象に残っていることはありますか?

棟梁と、若い大工さんが組んで仕事をしていたのですが、その光景が微笑ましかったです。若い人も次世代を担う職人として修行しており、すごく丁寧に仕事をしてくれました。将来、こういう若い方が腕前を発揮できるような住宅業界であってほしいです。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

空間が大らかなので、自分の気持ちも大らかに、落ち着いて過ごせます。以前に住んでいたハウスメーカーの家は、箱のような四角の家。空間が断絶され、独立した個室が続く家だったので狭く感じました。しかし鶴見の家Ⅰ・Ⅱのどちらとも、扉は全て引き戸なので、開け放つと空間を大きく使えます。家の中をぐるりと一周できるのもポイントですよ。家の使い方が変わりました。

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Q. 木組みの家のよいところを教えて下さい。

西欧において、自然とは敵対し押さえつけるもの。そのため、石造りの頑丈な家が多いのだと思います。日本にもそういう家が増えましたが、松井先生の家は、自然と調和し共存する家です。これは、日本古来の考え方も合っています。阪神大震災以降、木造は良くないという風潮がありました。しかし実際には、丁寧に建て、メンテナンスが行き届いた家は、柳に風のごとく、揺れに強いと思います。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

家を建てている期間にも、近所の人が見に来ましたし、見学会にもいらっしゃいました。「今でも、昔の知恵が生きている家を建てることができるんだ!」と驚かれます。「こういう家づくりを知っていたら良かったのに」と、ご自分の家づくりを後悔される方もいました。

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Q. これから木組みの家をつくろうとしている人へのアドバイスを教えて下さい。

ハウスメーカーが建てた家に20年以上住んでいましたが、大した思い入れもありませんでした。取り壊す様子を見ていても何の感情も湧かず、「これでいいのか」と考えました。しかし、松井先生に建てていただいた家にはすでに愛着があります。家族の思い出は、家と共に残るものですから、慎重に選んで欲しいですね。しかし木組みの家を望んでも、松井先生にたどりつくのは容易ではありません。ですが、家は高価なものですから、誰に建ててもらうかを、じっくり選んだ方がいいと思います。

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2011年02月25日 Fri

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我が家に訪れたいという人が増えました。

S様 蛍舞う丸子の家 / 長野県

●居住歴 5年   ●家族構成 夫(50代)、妻(50代)

 

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Q. 家づくりのきっかけは何でしたか?

20年以上前から、いつかは自分の家を建てたいと考えていたので、資料は集めていました。それまで住んでいた古い家にシロアリがでたので、それを機に建てることになりました。

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Q. 木組みの家に興味をもったきっかけは何でしたか?

 「大草原の小さな家」のログハウスや「赤毛のアン」の家に憧れていました。しかし一年間のイギリス留学を経験し、考えが180°変わりました。伝統ある古い物を誇り、大切にし、そこに価値を見出しているイギリス文化に大きなカルチャーショックを受けたのです。それに比べて、伝統的な美しい建物は壊され、国籍不明の家ばかりが建ち並ぶ日本。私が家を建てるなら、その土地の気候風土に合う、外国の方に誇れる日本の家を建てたいと考えるようになりました。

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Q. 松井事務所を知ったきっかけは何でしたか?

 他の設計士の方に図面を作成してもらったのですが、どうしても意見が合わず困っていました。その頃、さる方のご紹介で、松井先生に出会いました。気候風土に合い、自然に溶け込み、家そのものが呼吸しているような、健康的な、日本の木組みの家。希望通りの家を設計していただきました。

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Q. 松井事務所に決めた理由を教えて下さい。

 松井先生が最初に我が家にいらした時、古い納屋を見て「ここは湿気ますね」とすぐさま見抜きました。それまで見にいらした方は誰一人気づかなかったのに。建物そのものだけでなく、気候風土までも考慮した家づくりの姿勢に、「あぁ、この人だ!」と思いましたね。設計と施工が分かれている点も決め手でした。

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Q. 家づくりの際、印象に残っていることはありますか?

 木材の選び方です。木のフシが気に入らないからと、松井先生が用意された木材全てを取り替えたことがありました。私たちは、その木でも良いと思っていたのですが「あなた、この木を見て一生を暮らすんですよ」と言われてハッとしました。こだわりの深さに驚き感動しました。

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Q. 松井事務所の家づくりを間近に見てどんな感想をお持ちですか?

 手仕事の美しさを間近で見ることができ、とても感激しました。どの職人さんも、まるで遺跡発掘現場のように丁寧で美しい仕事をされていました。それだけレベルの高い職人さんが揃っていたのだと思います。隣の敷地で建てていたので、毎日、大工さんとお茶を飲みながら話しました。あの時間は、一生の宝物です。

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Q. 実際に住んでからの感想はいかがですか。

 言葉にできないくらい満足しています。夫が「家に帰ってくるのが楽しみだ」と言いますよ。ただ、旅行に出かけて素敵な旅館に泊まっても物足りなくなってしまったことが、ちょっとした悩みですね。上質の旅館に泊まっても、「我が家の方が素晴らしい」と感じてしまうので。

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Q. 住むようになってライフスタイルに変化はありましたか?

 以前から有機野菜などの食材を購入したり、お気に入りのセーターを長年着用したり。ナチュラルで、大量生産品を求めない暮らしを実践していました。この家に住むようになってからは「いいものを長く大切に使う」というライフスタイルが、より一層はっきりしてきました。

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Q. 友人や親戚など 周囲の反応はどうでしたか?

 皆さん、家に入った瞬間に「木のいい香りがする」と驚きます。我が家に訪れたいという人が増えましたし、仕事の同僚はみんな遊びに来ています。心の底から「うらやましい」と言われることが多く、「この家の猫になって、ここに住みたい」と言った人もいましたね。お客さまが、なかなか帰りたがらないので困ってしまうほどです。

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Q. 友人知人に薦めたいと思いますか?

 ぜひ薦めたいですね。高気密・高断熱の住まいを望まれる場合は難しいかもしれません。しかし木組みの家はいいですよ。ある程度の予算は必要ですが、それ以上のものが得られます。

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Q. これから木組みの家をつくろうとしている人へのアドバイスを教えて下さい。

 飽きのこない、不満が一つもない素晴らしい家を建てることができました。ここで一生を終えたいと思っていますし、私たちが死んだ後も、誰かが住んでくれる家だと感じています。私たちの家を通じて、日本の伝統の良さを感じていただけたらと思います。木組みの家は耐震面でも強いと思いますよ。限られた資源と自国の文化を大切にできる住まいを選んでほしいですね。

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