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2018年05月02日 Wed

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「漢方の本陣」建て起こし完了

「漢方の本陣」の建て起こしが終わりました。

長年の傾きが、最大9センチだった柱が、ほぼ真っすぐに直りました。

これから足固め、板壁で耐震補強して、温熱向上の工夫を始めます。

古民家に最大の欠点である寒さの克服に向けて、空気のコントロールを仕掛けます。

滋賀県の夏見工務店さんのお力を借りて、いよいよ日本でも珍しい古民家の温熱改修が始まります。

乞うご期待!

2018年03月27日 Tue

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「漢方の本陣」建て起こし

270年もの間、徐々に傾いてきた北国街道の町家「漢方の本陣」。

何度かの補修の跡が見られますが、貫の入った壁のおかげで、倒壊を免れてきたようです。

これまでの改修で外された足固めを入れ直し、柱を根接ぎし土壁を落として傾きを直します。

昭和56年の豪雪のあとに入れられたと思える、鉄骨の架構も今回は外します。

創建当時の架構に戻し、本来の骨組みに現代の生活を反映します。

一年をかけて、再生する様子を逐次報告したします。 

もう200年生きる民家に生まれ変わります。

2018年02月16日 Fri

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「漢方の本陣」内部解体始まりました

滋賀県長浜市の木之本で始まった築270年の古民家再生は、4年目に入りました。

室内の荷物の片付けも終わって、ようやく内部の解体が始まりました。

大きく傾いた柱と、30年も前に傾きを止めるために入れた鉄骨が姿を表しました。

これから、大直しのために土壁を一旦崩します。土は採っておいてまた使います。

むかしの土のほうが性能がいいからです。

この日は、滋賀の工務店さんで、パッシブハウスを実践されている工務店の夏見さんにお越しいただき、温熱改修の打ち合わせも行いました。

この規模の古民家の温熱改修は、全国でもまだ例がないかもしれません。

夏見さんの「空気の流れをコントロール」をするという考えに目からウロコです。

工事には一年を要しますが、完成が楽しみです。乞うご期待。

2017年11月02日 Thu

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「漢方の本陣」由来

遅ればせながら、「漢方の本陣」の由来を公開致します。

この建物は、270年前にあった大火のあとの建築と言われています。

江戸時代には、参勤交代の大名が木之本宿で宿泊する時に、この家にお姫様が泊まったとという正真正銘の「本陣」です。

それが証拠に某藩が連れていた「ウミガメ」が途中で死んだので、本陣で預かったという話があり、その剥製が飾ってあります。

また代々、漢方薬を商っていましたので、そのことと合わせて「漢方の本陣」と呼ばれるようになったようです。

明治時代には、薬剤師第一号の免状を取得しています。

ご紹介が遅くなりましたが、これが「漢方の本陣」の由来です。

調査、設計から3年。従前の温湿度を計測しながら、いよいよ再生工事が始まります。

   

 

2017年11月01日 Wed

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「漢方の本陣」温熱計測をはじめました

270年前の古民家「漢方の本陣」の改修前の温熱の計測が始まりました。

古民家の再生には、耐震はもちろんですが、暑さ寒さを感じない断熱計画が大切です。もちろん省エネにもつながります。

今回の計測は従前、従後の計測を実施して計算値ばかりでなく、実際の数値を知ることが必要と判断し実施しました。

建物の座敷の床下と室内、小屋裏と外気に計測器を取り付けました。手元のスマホで随時数値がWi-Fiから確認できるようになっています。

写真は、外気と小屋裏の設定が逆ですが、温度と湿度がライブでわかります。

完成後の測定が楽しみです。

  

 

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