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2019年07月03日 Wed

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「漢方の本陣」竣工

5年の歳月をかけて再生設計を続けてまいりました、滋賀県長浜市木之本の「漢方の本陣」がようやく竣工いたしました。

長い間お世話になった建て主さん、橋本工務店の皆さん、夏見さん、ありがとうございました。

今回棟札が出てきたことで、江戸時代「延享元年甲子」275年前の建設であることがわかりました。

丁寧な再生工事によってさらに200年の命を授かったと自負しております。

大きな吹き抜けのある室内をエアコン一台で温熱をコントロールする仕組みを採用しました。

古民家の欠点である「暗い・寒い」を解消する、明るさと温熱の工夫を付加したことで、建主様のこれからの生活を一新することになると思います。

建主さんから、「家に帰るのが楽しみになりました。」というメールをいただきました。

どうぞ地震に丈夫な「貫や足固め」の木組に守られた、「懐かしくてあたらしい」快適な生活をお楽しみください。

2019年06月24日 Mon

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「野田の平屋」軸組模型ができました

「野田の平屋」の軸組模型ができました。

丈夫な架構を支える地震に強い、門型フレームと足固め折置組のシンプルな軸組です。

居間では象徴的な大黒柱が力強く家族を支えています。

何世代にも渡る生活の変化にも対応できるように、間取りと架構を一致させ、長寿命の木組の家を目指しています。

大きな一枚屋根の下、ご家族の、のびのびとした生活を思い浮かべながら、実施に入ります。

 

 

 

 

2019年06月10日 Mon

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八王子の古民家再生

八王子の古民家再生

 

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八王子の古民家再生

明るく温かい古民家再生

東京都八王子に残る明治44年築の古民家です。

元は農家で、茅葺きでした。

暗くて寒いので、改修して終の棲家にしたいとの依頼で、

耐震改修はもちろん、「高ハッポウ」という屋根に窓を開け、明るい室内を実現しました。

断熱材を充填して、床下エアコンに薪ストーブを設置しました。

温熱環境は、HEAT20にG1レベルに達しています。無暖房で10度を下回らない家です。

明るくて暖かい家は、さらに100年生きる新しい古民家となりました。

所在 東京都八王子
構造規模 木造3階建
敷地面積 3000㎡(907坪)
建築面積 157.18㎡(47.54坪)
延床面積 360.54㎡(109.06坪)
建築費 6600万円
設計監理 松井郁夫建築設計事務所
施工 キューブワンハウジング
竣工 2019年5月
建ぺい率 00%
容積率 000%
地域地区 第一種住居地域
防火地域 準防火地区
構造材 古材
床板 栗 厚15mm
外壁仕上

土壁風藁入りモルタル

焼杉板厚15mm

断熱材

壁フェノバボード63mm

屋根グラスウール300mm

内壁仕上 漆喰塗・土壁藁入り
開口部 アルミサッシ(ペアガラス)

2019年05月24日 Fri

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「野田の平屋」始まります

ワークショップ「き」組ではすでにお知らせしましたが、

千葉県野田で、小さな平屋の家が始まります。場所は「花野井家住宅」の隣の敷地です。花野井家住宅は故・田中文男棟梁が復元した茅葺きの農家です。

「日本建築セミナー」という講座で田中文を棟梁に教えていただいたのは、30年前でしょうか?とにかく怖い棟梁で、設計者嫌いでしたが、宮脇檀さんやその他の設計者との共同で数々の名建築と名言を残しております。

inax.lixil.co.jp/Culture/1998/12word.html

口癖は「木造は軸組だ!」と架構の重要さを常に語っておられました。というか、怒られてました。(笑)

晩年は、コンペの審査員をご一緒させていただき、更に薫陶を受けました。最後にいただいた言葉は今でも忘れません。珍しく褒めてくれたからです。

そんな棟梁の隣で建てられることで、とても緊張しております。

木造は軸組だ!と架構の大切さを教えてくれました。
野田の平屋外観模型
シンプルな内部の架構と間取り

2019年05月14日 Tue

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「漢方の本陣」内覧会報告

一般公開に先駆けて、滋賀建築士会湖北部会の見学会を開催しました。

その後、長浜に会場を移して「古民家への道」と言うタイトルで、古民家に学ぶ木組みの家づくりの講演を行いました。

引き続き工事は続きますが、5年の歳月をかけた古民家再生の出来は上々です。

竣工写真を撮るまでのチラ見でした。

リビング・ダイニングの吹き抜け
ロフトの観覧席 下にはグランドピアノが置かれます

2019年05月08日 Wed

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「八王子の古民家再生」内覧会

GWの10連休最終日にもかかわらず、およそ30人の方が内覧会に足を運んでいただきました。

都内でも八王子の小高い山に囲われた緑豊かなところです。

みなさま、遠路はるばるありがとうございました。

屋根に開けた「ハッポウ」窓から一階まで届く、光あふれるダイナミックな吹き抜けをご満足いただけたでしょうか?

5月10日のお引渡しまでに外構を仕上げて、5年間の設計監理を終えます。

明治44年築(168年前)の建物が、さらに長く愛されて生き続けるように、余分なものを造り付けない、民家本来の架構と間取りを継承しました。

工務店の担当者や職方さんありがとうございました。

建主様のご厚意に感謝します。

西側外観、格子戸を残しました
小屋裏は茅葺きのサス構造を残しました
3階分の吹き抜け
吹き抜けのTV台
吹抜の小窓から
図面担当の長男・匠も岐阜から駆けつけました
古民家再生ゼミのOGたち 美女軍団も駆けつけました(笑)
薪ストーブも設置されました

2019年04月27日 Sat

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「八王子の古民家再生」完成

外観
吹き抜けいっぱいの光

吹き抜けのリビング・TV棚
キッチンカウンター・床下エアコン
ストーブコーナー
座敷

ベットルーム・ヘッドボード

廻り階段

小屋裏
アイディアスケッチ
初回案(基本設計)

2019年04月25日 Thu

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「漢方の本陣」吹抜けの足場がとれました

追い込みに入っていた「本陣」の吹き抜けの足場が取れて、全容が姿を現しました。

あと少しで完成です。乞うご期待!

リビングよりロフトを望む
手摺と古い神棚がつきます。
南の光が吹き抜けいっぱいに注ぎます。

2019年04月20日 Sat

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「漢方の本陣」追込です

5月11日の滋賀県建築士会の見学会と講演会を控えて、工事の追い込みに入っています。

メールのやり取りで現場の様子を見ていましたが、壁の仕上げに入る前に架構の様子を確かめに行ってきました。

ここで決めておかないと、やり直しの効かない段階に入ります。

現場で、いくつかの指示を済ませてとんぼ返りの監理でしたが、これで最終仕上げまで、大丈夫でしょう。

現場の大工さんたちは、よくやってくれてます。感謝!感謝!

一般公開はまだ先ですが、とりあえず建築士会の皆さんに見ていただければ、午後の講演会にも、話が弾みます。わたくしも楽しみにしております。

古民家の再生の理論と技術について、耐震+エコ改修の家づくりのお話をさせていただきます。

「むかしといまをみらいにつなぐ」「本物は本来のもの」は、松井事務所の理念です。

リビングの吹き抜け足場が取れれば大空間

ロフトに設置する神棚
出窓のデスク
天井の高い廊下
ロフトに上がる階段
個室の高窓
個室の梁
玄関の石貼り床
飾棚を決める
ステンレス仕様のオリジナルキッチン

2019年04月11日 Thu

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古民家再生・内覧会のお知らせ

5年の年月をかけて取り組んでまいりました「八王子の古民家再生」が竣工となりました。

暗くて寒かった明治時代に建てられた茅葺きの古民家を、明るくて温かい住宅に改修し

「終の住まい」としました。

耐震は石場建てのまま、エアコン一台を床下に吹き込み暖冷房します。

地震に強く、温かい「耐震エコ改修」の古民家再生事例です。

このたび建主さんのご厚意で・内覧会を催すことになりました。

古民家の再生にご興味あるみなさんのご参加をお待ちします。

2019年5月6日(月・祭日)12時より17時まで現地でお待ちします。

お申込みは、松井事務所のメール ok@matsui-ikuo.jp からお願いいたします。

追って地図をお送りいたします。

外観 タカハッポウという屋根裏窓が付きました。
小屋裏
タカハッポウからの美しい光
旧家の煤竹を再利用
古い格子の建具を使って、むかしの外観を再現
階段前の新しい格子戸
工事中のキッチンカウンター
工事中の下足入
工事中のTV台

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