2018年12月08日 Sat
あっという間の一年でしたが、みなさま、大変お世話になりました。
お正月休みを12月28日から1月4日までいただきます。
少し早いですが、来年もよろしくお願いいたします。
2018年11月15日 Thu
順調に進んでいる「保育園+共同住宅」ですが、先日、消防検査を受けました。
質問された内容をパートナーの荒俣さんが答えます。
細かいところまでクリアして終了。頼りになるなぁ!
仕上げ工事を進めてもらいます。
現場の白石建設監督下田氏さん、もうひと頑張りですよ!
それにしてもRCは迫力があります。
古民家の架構を見ているような・・・
ブログ | プロジェクトレポート | 保育園+マンション
2018年11月13日 Tue
八王子で進めております、古民家再生現場の屋根が姿を表しました。
もとは茅葺きの古民家です。屋根裏は蚕を飼うようになっていましたが、茅を下ろして明り取りをつけました。
「高ハッポウ」という山形県の月山の麓、田麦俣集落に多い屋根です。古い写真を載せておきました。すごい迫力でしょう!
今回は板金屋根になりますが、その美しい姿を八王子で再現しました。
古民家の屋根は地域の気候風土によって形づくられます。
元は豪雪地帯の屋根形態ですが、今の時代に伝えたいと思いました。
この古民家にも似合うかなぁ?
ブログ | プロジェクトレポート | 八王子の古民家再生
2018年10月25日 Thu
滋賀県長浜市木之本で進めております「漢方の本陣」再生工事の現場報告です。
大きく傾いていた建物を立て起こし、耐震壁が出来てから、先代の時代に入れた鉄骨の補強を取り除きます。
傾いたままで入れた補強鉄骨材は厄介です。この鉄骨がずっと、建物の垂直保持を阻害していました。
耐震壁は落とし板ですが、これは構造担当の川端真氏の提案です。
早く仕上がりの姿が見たいのですが、古民家の再生仕事は架構が命。
今しばらくの辛抱です。
ブログ | プロジェクトレポート | 漢方の本陣
2018年10月23日 Tue
佳境にはいった「鎌倉古今」の現場に、建具の打ち合わせに行ってきました。
レストランの客席の天蓋と厨房のフード周りが出来つつあります。
古建具の再生もはじめました。
なんと言っても今回のメインは「蔵戸」です。
重厚な扉がレストランの入口で、お客様をお迎えします。
古建具の中でも、最も大きな扉です。どのように仕上がるか楽しみです。
2018年10月16日 Tue
15年続いた「大工育成塾」からリニューアルした「大工志塾」が始まりました。
入塾式には、全国から30名の新塾生が集まりました。
理事長の上野公成さんの挨拶から始まり、塾長、国交省、林野庁、神流町長などの関係者のお言葉をいただきました。
さあ!来月から全国行脚が始まります。気を引き締めて、がんばります。
2018年10月16日 Tue
設計監理に行ってきました。レストランの内装の打ち合わせです。
カウンターまわりの原寸を壁に描いていてくれていました。
カウンターや椅子の高さの検討に、時間をかけました。
原寸で検討することで、一層リアリティがわきます。
心地よく、美しい空間を提供したいと思います。
まだまだ下地の段階ですので、職人を増やして、急ぐようにお願いしてきました。
お引渡しまで、あと二ヶ月。
ipadによる現場指示もしてきました。現場指示が簡単にできて便利です。
2018年10月13日 Sat
日本に長く住んでいるカナダ人のJさんが、長野県飯山に古民家を購入されました。
スキーの基地として別荘する予定です。
飯山市には、移住定住推進課があり、市の担当者が、古民家の売買のお世話をしてくれます。
この古民家も、終日実測までお手伝いいただいて、購入が決まりました。
さて、これからどのように生まれ変わるのか?
楽しみです!
ブログ | プロジェクトレポート | 飯山の古民家再生
2018年10月05日 Fri
コンクリートが打ち上がり型枠も外れて、建物内部の全体像が見えてきました。
太い柱と梁が印象的です。ラーメン構造という柱梁で支えられた開放的な架構は、まるで古民家の骨組みのようです。
「民家はコンクリートや鉄骨の現代建築につながっている」と言ったのは、建築史家で民家研究で有名な「伊藤ていじ」先生です。
この建物が長く使われるように、丈夫な架構で将来の間取りや仕切りの変更に耐えるように作りました。
間仕切りは軽量鉄骨でいつでも取り外せます。配管設備も床下の広い空間で交換ができます。
立つ前から変更話で恐縮ですが、保育園の契約期限の20年後も考えて設計しました。
建物は人の人生より長いと思うからです。
それにしても、コンクリートはモノトーンですね。
ブログ | プロジェクトレポート | 保育園+マンション | RC
2018年09月30日 Sun
八王子の古民家再生現場は、大きな屋根に足場をかけております。急勾配の屋根なので、屋根足場が必要です。
これから屋根下地に木摺を貼り、防水紙を敷いてガルバリュウムを葺きます。
茅葺きの屋根に似せた形態になりますが、新たに明かり窓として「ハッポウ」屋根を加えました。
「高ハッポウ」という茅屋根をまくりあげたような明り取りです。
山形県の月山の麓の田麦俣集落に見られる、養蚕が盛んな頃に作られた独特の窓です。
屋根裏から入れた日射が一階に届くように、吹き抜けを作りました。
光が回る様子が楽しみな再生です。
ブログ | プロジェクトレポート | 八王子の古民家再生
選択して下さい
選択して下さい