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2015年12月04日 Fri

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「阿佐ヶ谷の家」が始まります

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外観は焼杉板とのツートーン

 

「阿佐ヶ谷の家」が始まります。
本を沢山お持ちの、若いご夫婦とお子さんたちのために、壁一面本棚の木組の家です。
外壁は焼杉板と土壁風モルタルのツートーン。
浮いた階段とバルコニーも見所の、たのしい住まいになりそうです。
軽やかで、使い勝手の良い木組の家を目指します。

AutoSave_151202吹き抜け本棚岩田邸B案

二階まで続く、壁一面の本棚

2015年11月30日 Mon

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日本が取り残される?

地球温暖化が待ったなしの状況であることは、世界的な天候異変を見れば明らかです。そんな中で、温暖化対策パリ会議(COP21)が開かれます。

この会議から、脱化石燃料時代に向けて新たなルール作りが始まります。1997年の京都議定書(COP3)は、先進国に対して法律的な義務を課する割り当て目標として、当時は画期的なルールでしたが、2020年には、途上国や新興国も含めた新しいルールを目指します。各国が目標案を設定し、その成果を監視し、評価しあうことになるのです。

日本は、現在2020年の省エネルギー改正の義務化の検討にあたって、地域の気候風土に応じた住まいに対してガイドラインが公表されました。その中では、伝統的な工法の建物は、温熱の性能である外皮性能の適用が基準に満たなくても、ガイドラインに沿った建物であれば建築主事の判断で適用除外を受けることができそうです。

日本の伝統的な内外真壁の家づくりも可能になることは歓迎しますが、一次エネルギー削減の世界的な大きな流れの中で、賛否両論が生まれそうな制度です。パリ会議とガイドライン検討の行方が気になります。
外皮適用除外概要_ページ_02

2015年11月21日 Sat

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「古民家リノベーション・プランニング講座」に行ってきました

岐阜森林アカデミーで開かれた社会人講座に参加してきました。

兵庫県篠山市で古民家を活用したまちづくり「ニッポニア」を運営する、金野幸雄氏(一般社団法人NOTE代表)の指導で、美濃市の古民家を取り上げて利活用と事業手法を学びました。

半年にわたる連続講座は、篠山の古民家再生事例や、雲上の城で有名な竹田城下のつくり酒屋を改装した、ホテル「エン」などの見学から始まりました。その後美濃市の伝統的建物群保存地区「うだつの上がる町」に場所を移して、市が所有する古民家「須田家」を事例に実践講座が続きました。

周辺の地域を把握するために町を歩き、住んでいる方のお話を聞き、3つのグループが提案をつくります。受講生は、総務省が全国の自治体に派遣する「地域おこし協力隊」の若者ばかりです。同じグループの人たちに助けられて、座敷から見える庭を生かした、いい提案ができました。講座の最終日には、市民の方を招いて発表しました。

事業手法や運営費用までを盛り込んだ発表は、市民の方に好評でした。金野氏は、「この提案は、実際に実現可能なものばかりです。」と言っていただきました。今後の美濃市の動きが気になりますが、ここで培った手法を、多くの若者たちが実践してゆく日が来るのが楽しみです。

うだつの上がる町 美濃

伝統的な町家は紙問屋です。

須田家のお庭

綺麗なお庭と座敷が印象的な建物です。

グループの中間発表です。

みんな才能のある人で助けられました。

須田家の座敷で発表

市民の前で発表会。須田家の座敷にで行われました。

2015年11月08日 Sun

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住宅建築 好評連載中「古民家その用と美に学ぶ」 

雑誌 住宅建築に連載記事を書いています。「古民家の用と美に学ぶ」という題名です。隔月の発行の雑誌ですが、住宅雑誌としては老舗です。これまでも時折、古民家再生の仕事を取り上げていただきましたが、講演会を機会に連載記事となりました。このブログでは、校正中の表紙をちらりとお見せするだけですが、どうぞ、バックナンバーをお取り寄せになり、詳しくお読みください。今回は第3回のスケッッチを掲載します。

足固めの効果

住宅建築連載第3回

2015年11月02日 Mon

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「深大寺の家」完成内覧会のご報告

「深大寺の家」完成居間

先週末の「深大寺の家」完成内覧会は快晴で、
たくさんの方々にお越しいただき、
木組ゼミの受講生を中心に、
新潟や能登からもプロの方々がお見えになりました。

24坪の小さな家ですが、風の流れや太陽のまわり方を計算して、
建物を配置し、小さな吹き抜けを設けました。
窓の断熱性能を上げ、太陽光発電を搭載し、
エアコンによる床下暖房によりエネルギーの効率を上げました。
松井事務所の建物の中でも、温熱性能の高い木組の家になっているのは、
これからの地球環境を見据えてのことです。

もちろん架構は、無垢の木による伝統構法です。
吉野産の杉を使い、手刻みによる貫と足固めの壁、
仕上げは自然素材の漆喰壁です。調湿に優れた素材は、快適な室内を造ります。

建て主様ご家族には、これからの寒い季節を、
温かく過ごしていただけると思います。
建て主様のご厚意に感謝し、
お運びいただいた多くの皆様に御礼申し上げます。

設計:松井郁夫建築設計事務所
構造協力:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング

「深大寺の家」完成外観

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2015年10月22日 Thu

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小さくて快適「深大寺の家」完成です

木組みの家「深大寺の家」完成時外観

 

「深大寺の家」が完成し、建築基準法の検査も終わりました。
あとは、25日の内覧会とお引き渡しです。

小さくても、広々と感じて心地よく暮らせるように、
随所にさりげない工夫を施してあるのですが、
たぶん、言わないと誰も気づかないでしょう(笑)

内覧会へのお越しをお待ちしています。
<匠>

 

木組みの家「深大寺の家」完成時1F内観

木組みの家「深大寺の家」完成時2階天井

2015年10月13日 Tue

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「深大寺の家」完成内覧会のご案内

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調布市深大寺に、吉野木材を使った「深大寺の家」が完成しました。
コンパクトなL字の間取りの木組の家です。

光や風の回りを計算し、小さな吹き抜けのある延床24坪の家です。
窓の断熱性能を上げ、太陽光発電と床下エアコン暖房による、エネルギー効率の向上を目指しました。

伝統の木組と省エネルギーの融合をご高覧ください。
当日は皆様のお越しをお待ちしております。

「深大寺の家」完成内覧会

開催日時:
2015年10月25日(日)
11:00~16:00

対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生

お申込みはこちらからどうぞ

チラシ印刷はこちらからどうぞ

 

「深大寺の家」建物データ

小さな木組の省エネタイプ
1F 40.39㎡ 2F 38.74㎡
延床面積 79.13㎡(23.04坪)
構造材 吉野杉・桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル
内壁 漆喰塗り
開口部 アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、GW
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング
山:吉野中央木材

2015年10月13日 Tue

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歴史ある街「佐倉の秋祭り」

佐倉は、江戸時代から続く城下町です。毎年、秋には大祭が催されます。

先日、その祭りに遭遇しました。

佐倉は30年前に武家屋敷の改修をお手伝いし、昨年も平屋の住宅の新築をさせていただいた馴染みある街ですが、秋祭りを見たのは初めてです。

普段静かな通りが、夜店でいっぱいになり、通りに繰り出す人が多いのに驚きました。

メインは、お囃子を載せた山車です。笛や太鼓のリズムの載せて、緞帳をかけて提灯を飾った、山車が街を練り歩きます。

夕方になると提灯に灯が入りなんとも幽玄な光景です。佐倉の歴史的な町並が似合います。

この町で二軒も建築にかかわることができたことをうれしく思う一日でした。

もちろん、その日はお神酒をいただいて帰りました。

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大和武尊の山車

佐倉秋祭り山車

佐倉秋祭り山車

佐倉秋祭り

佐倉秋祭り

 

2015年10月05日 Mon

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ついに来た!古民家の新しい時代!

丹波篠山を中心に、古民家をホテルとして再生事業をしてきた、一般社団法人NOTEが、集客サイトの株式会社一休と提携した。http://plus-note.jp/event/press/post-129.html

その名もNIPPONIA。命名は外国人向けのようだが、日本人が知らない古民家の良さを再発見したのは、エトランゼである外人だから、この名はふさわしい。かつての豊かな日本の風景を彷彿とさせる命名だ。http://nipponiastay.jp/

この提携は大きなエポックだ。これまで眠っていた、空き家同然の古民家が日本中で甦ることになる。あまりにも身近で、見慣れてきたために忘れ去られていた、日本の古民家が日の目を見るのだ。

これまで、日本人で古民家を財産としてみるのは、ごく限られた人たちであったが、この事業によって、多くの人たちが注目するであろう。

おめでとう!眠っている古民家たち。目覚める時が来た。

日本の伝統と技術を最も表している建物は、古民家であることは間違いない。長い間、自国の評価よりも他国の評価が高かったが、あらためて自覚する機会になるだろう。

この機会を創ってくれた、NOTEの金野幸雄さんに乾杯!

 

2015年09月16日 Wed

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「松本城のみえる家」完成内覧会は盛況でした!

夕方になると、暖かい光が感じられます

夕方になると、暖かい光が感じられます

 

2015年9月6日に行われた「松本城のみえる家」完成内覧会。
当日の松本市はあいにくの雨で、少し肌寒い中でしたが
たくさんの方がご来場くださいました!

玄関を入ると広々とした空気が感じられ
スケルトンの一本力桁階段の先にはストーブが!!!
スマートでかわいらしいストーブですが、存在感抜群ですね。
機能も抜群、気密をしっかりしているので、これ一台で家中暖かくなります。

無垢の床板の綺麗さや、外壁板張りの綺麗さはさることながら
壁面や建具を必要最低限にしたシンプルな間取りにも
皆さんから興味が注がれました。

建主さんご一家も、これからの生活を想像しワクワク過ごしてくださっています。
1歳の娘さんが、嬉しそうに階段を上る様子を見て
家は、住む人に大事に育ててもらうことで完成するんだなと思いました。

見学に来てくださった皆様、遠くまでいらしてくださり
どうもありがとうございました!  (木村)

たくさんの方がいらしてくれました。

たくさんの方がいらしてくれました。

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建主さんが探してくださった、おしゃれなストーブです

建主さんが探してくださった、おしゃれなストーブ

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2階まで広がる開放感のある空間

2階まで広がる開放感のある空間

2015年09月02日 Wed

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「松本城のみえる家」竣工直前の写真公開

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「松本城のみえる家」の竣工前検査に行ってきました。
足場が外れて、唐松の無垢板と藁入モルタル左官のファサードのお披露目です。

この日は建主さんとも現場でお会いできるたので、細かな金物の位置や、外構のお打ち合わせもできました。
建主さんからは、すぐにブログで現場詳細レポートをいただいています!
http://blog.goo.ne.jp/mtk-house

 

9月6日(日)完成内覧会へのお越しをお待ちしています!お申し込みはこちら!

 

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室内は、漆喰と無垢の杉板もお目見え。「だるまの目玉」である四方隠し框の木製サッシも設置されていました。
この写真、窓が閉じているのです。お分かりでしょうか?この仕掛けの詳細は、建主さんのブログで!(笑)

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モダンな設えにピッタリの照明「PH5」も設置されました。吹抜に映え、漆喰に溶け込みます。

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吹抜。漆喰と無垢の木のコントラストがよくわかります。

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「悟工房」山中さんによる構造計算のおかげで、すっきりした間取りになりました。

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夜はキャットウォークも光ります。

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垂木と落とし込み野地板。寒冷地で寒さを取り除くための「上方開放」です。

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この景色が、いちばんの見どころです。松本市をすべて見渡せる大パノラマ。松本城はどこでしょう?

2015年08月27日 Thu

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「深大寺の家」コンテンポラリーな屋根野地板

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前回リビングに錆丸太が立った「深大寺の家」ですが、いよいよ二階屋根野地板が貼られました。
「深大寺の家」はL字なので、写真はちょうどL字の部分です。
近未来的なアートのような雰囲気ですが……伝統構法木組の家です。
一歩引いてみると、天井らしさが現れます。

素材は杉の無垢板です。色合いがまちまちで綺麗ですよね!
うちでは普段屋根の垂木を見せているのですが、今回は断熱性能を上げる工夫で、新しい屋根を考案しました。板張りも、こうして見ると新鮮な美しさがあります。
板と板の合わさる3㎜の目地がピシっと揃っていて、これはもう棟梁の永田さんの腕が素晴らしい証拠です。

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外壁も下塗りが終わりました。
このままでもいいくらいの雰囲気ですが、これから仕上げの藁入モルタルが塗られます。
今日は家具屋さんが来て、棚や下駄箱を設置してくれました。
かわいらしい下駄箱が玄関に置かれます。
完成は10月末です。乞うご期待ください!

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2015年08月20日 Thu

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「松本城のみえる家」完成内覧会開催

完成内覧会

 

長野県松本市に、市内を一望できる木組の家が完成しました。

松本市内は歴史的な建物が多く残っており、新しくも懐かしい町並みです。

「松本城のみえる家」は、南のどの窓からも松本城のみえる丘の上に建っています。

大きな窓でも信州の気候に耐えられるよう、寒冷地仕様で付加断熱を実施し、

暑さ、寒さを取り除いた家となりました。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

 

 

「松本城のみえる家」完成内覧会

開催日時:
2015年9月6日(日)
10:30~16:00

対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生

お申込みはこちらからどうぞ

建主さんは家づくりへの思いをブログにしてくださいました。
こちらもどうぞご覧ください。

「わたしたちの住処をつくる記録」
http://blog.goo.ne.jp/mtk-house

 

 

「松本城のみえる家」のデータ

寒冷地高断熱仕様のモダンな木組の家

1F 47.72㎡ 2F 48.28㎡
延床面積 96.00㎡(29.04坪)
構造材 長野県産杉・吉野桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル 唐松無垢板張り
内壁 漆喰塗り
開口部 木製造作、木製気密玄関戸、
アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、セルロースファイバー
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:悟工房
施工:田中製材工業・森澤建業

2015年08月10日 Mon

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「松本城のみえる家」壁塗りワークショップ

ブルーのツートンカラーをチョイス

ブルーのツートンカラーをチョイス

 

着々と工事が進む「松本城のみえる家」にて、壁塗りのワークショップを行いました。
塗っているのは生石灰クリームと言って、柔らかいクリーム状の塗り物です。
今回は寝室の壁を、両面塗っていきます。
表面に味のある立体感を出すため、左官屋さんに塗り方を教わります。

建主さんご家族、爽やかなブルーのツートンカラーをチョイス!
自分たちで手を加えると、より一層愛着をもって生活できますね。
だんだんと手慣れていくのがとても楽しく、また挑戦したいとおっしゃられていました。

 

暑い中での作業でしたが、お疲れ様でした。
とても素敵な壁になりました!

 

かわいい足型、残るかな?

かわいい足型、残るかな?

2015年07月28日 Tue

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「深大寺の家」錆丸太が入りました

錆丸太、ちょうどいい太さです。

錆丸太。いい太さです

毎日暑い日が続き、夏らしくなってきました。
猛暑の中、精密な仕事してくださる大工さんたちのお陰で「深大寺の家」も着々と進んでいます。

居間には錆丸太を採用しました。
錆丸太とは、杉の木をカビさせて模様を付けている柱のことです。
趣ある柱になっていると思いませんか?

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真っ直ぐな床板が綺麗です

吉野杉の床板。無節です

そして、床板貼りも始まりました。

床板が貼られると、やはり家らしさが増すように思います。
生活が始まると艶が増し、しっとりと落ち着いてくるのも無垢の床板の魅力です。

外壁工事も進み、そろそろ左官がはじまります。
どんな顔になるか、たのしみですね。

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外壁工事も順調です

外壁工事も順調です

2015年07月23日 Thu

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「高円寺の家」床下環境を計測しています

「高円寺の家」は基礎と土台を密閉して、地下室のような床下になっています。
床下エアコン暖房を採用しているのですが、この度、工学院大学の中島先生に床下の温湿度を計測していただけることになりました。

床下、外部、1階室内に温湿度センサーを数個設置し「結露」の心配がないかを判定してもらいます。

そして設置から一ヶ月。計測されたグラフがこちらです。(グラフをクリックすると拡大します)

木組みの家「高円寺の家」床下温湿度グラフ木組みの家「高円寺の家」床下温湿度グラフ2,

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このグラフからわかることは以下です。

この一ヶ月の間「高円寺の家」は、

1、床下の温度、湿度共に、外気温に影響されにくかった。
2、床下湿度の変化が穏やかで安定していた。
3、露点温度と床下スラブ温度に4.6度の差があり、結露の心配のない床下になっている。

無垢の木と漆喰は、湿気を吸ったり吐いたりしてくれる「調湿効果」があるので、床下もかなり安定した結果になったのだと思います。「極めて優秀な数値です」と言っていただきました。

このまま一年を通して測っていただけるので、冬の数値が楽しみですね。<匠>

木組みの家「高円寺の家」床下調査の様子

中島先生と、床下に潜ってくれた石川さん。次回も期待しています!

 

2015年06月17日 Wed

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「松本城のみえる家」外壁に唐松が張られました

 

木組みの家「松本城のみえる家」板張り

「松本城のみえる家」の外壁は長野県産の唐松です。
杉と見まごうほどの綺麗な板が張られました。
「目板張り」といって、板と板の継ぎ目の上から、
細い木(目板)を釘打ちすることで、反り返らずに丈夫な外壁になります。
窓の両側で目板が左右対称になるようにあらかじめ計画しています。足場が取れるのが楽しみですね。

破風板に「眉欠き」という丁寧な仕事がしてありました。斉藤棟梁の技術が冴えます。

「松本城のみえる家」は、外壁の一番端の板、吹抜に面した障子の敷居、巾木、寝室の壁に、
ちょっと工夫が施されるのですが、それは完成してからのお楽しみです。 <匠>

 

木組みの家「松本城のみえる家」打ち合わせ風景2

端の板にひと工夫

木組みの家「松本城のみえる家」眉欠き

破風板の眉欠き

木組みの家「松本城のみえる家」内観150615

裏からみる力桁階段

木組みの家「松本城のみえる家」2F架構

完成しても架構がみえます

 

木組みの家「松本城のみえる家」UB設置

引戸のUB

 

木組みの家「松本城のみえる家」障子の框

ここにも秘密のひと工夫

 

2015年06月12日 Fri

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松本城が見える家 建て主さんのブログ

松本城が見える家唐松の外壁

松本城が見える家唐松の外壁

わたしたちの設計する家の建て主さんは、みなさんブログを書いてらっしゃいます。

毎回のブログからは、首を長くして完成を待っている様子が伝わってきます。

ありがたいですね。がんばります!

よろしければ、是非こちらを覗いてください。

http://blog.goo.ne.jp/mtk-house

2015年06月11日 Thu

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素直な架構は手間が掛る?

 よく松井の設計は簡単そうに見えると言われます。

 特に職人さんから言われることが多いのですが、初めて図面を見ると、とてもシンプルな間取りで、造りやすいと思うそうです。  30年も付き合ってくれている棟梁もそういいます。「はじめは簡単に見えるんだよなぁ」「でもやり始めると素直じゃないんだよなぁ」  簡単で素直な家は望むところですが、そこで金額もシンプルに納まればいいのですが・・・そうもいかないようです。(泣)

 以前にニューヨークに住むキャビンアテンダントの姉妹から設計を頼まれたことがあります。事務所に来るたびにニューヨークで買ったデザイン誌を何冊も持ってきてくれるのですが、コロニアルスタイルからモダンまで様々な種類のデザインスタイルについて、面白い意見を持っていました。

「わたしたちはモダンが好きですが、シンプルなデザインはお金が掛ることを知っています。」「デザインを素直に見せるために手が掛っているんですよね。」というのです。

 まるで、設計者の気持ちを知っているかのようなコメントに、思わず「そうなんですよ!」と言ってしまいました。かといって工事費や設計料が増えたためしはありませんが(笑)

 口の悪い設計仲間も「つまんないほど整理してるなぁ」「もっとデザインすればぁ」とずけずけというのですが、わたしの気持ちはいつも骨組みの整理に整理を重ねて、シンプルで素直な空間をつくりたいという欲求に負けます。

 柱が壁の中にあっても見せないとか・・・梁はそろえて見せるために必要な構造以上の大きさにするとか・・・図面を書きながら、何度も構造にもっどって書きなおします。

 これは「真壁づくり」という柱や梁を見せることにこだわっているからです。日本の気候風土から骨組みを壁の中に入れない方が、蒸れないだろうという配慮です。

 うちの事務所の特徴である「貫」や「足固め」もシンプルに無駄の無いように配置するために、毎日のたうちまわるほど苦しみますが、仕上がると全部見えなくなります。

内覧会に見えたお客さんに、「ここに貫が入っていて、この下に足固めが、がっちり組まれていて、この家を守ってます」なんて言っても、見えませんから・・・。(涙)

みなさん、是非、見学会には構造が見えるときに来てください。整理されて丈夫な架構は美しいですよ!!

矢ヶ崎邸リビング

仕上がると見えない貫

このまま住んでほしい

このまま住んでほしい?

2015年06月09日 Tue

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リオタデザインの関本さんを迎えて

開催中の「木組のデザインゼミナール」入門編に、新進の建築家を迎えて設計のお話しをお聞きしました。リオタデザインを主宰する関本竜太さんは42歳。彼の設計のとっかかりは、敷地を読むところから始まります。敷地から建物の間取りが決まってゆく様子や、構造に苦労しながらも、実に楽しく進めている様子がお話から伝わってきました。同じ設計者として、どれも共感できる気持ちのいい設計です。

フィンランドに留学経験のある彼のデザインは、てっきり北欧系と思っていましたが、ご本人はそうでもないと言っています。むしろスタンダードで飽きのこないデザインを目指しているということです。でも、そこが北欧のデザインの特徴なのだと思いますが・・。

関本さん設計の住宅には、何度か内覧会に参加させていただきましたが、さまざまな生活のシーンを織り込みながら、丁寧なデザインに感心しました。見せていただいた細かな細かな図面にも脱帽です。密度がすごい。かゆい所に手の届く設計です。それでも出来上がりがすんなりと見えるのが不思議です。

講座の後半は、設計者としての心構えをQ&Aで解説してくれました。建築漫談とも言える話術が最高です。オープンで気さくな人柄が、引きも切らない人気の秘密でしょう。同時代の設計者にはいないタイプかも知れないと感心した楽しい時間でした。おかげさまで、学生のようにためになりました!(笑)

関本さんどうもありがとう! 次回もよろしくお願いします!

関本竜太さんのデザイン講座です

リオタデザイン関本竜太さん

関本さん講座

関本さんの建築漫談

2015年06月02日 Tue

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「深大寺の家」構造見学会は盛況でした

先日行われた「深大寺の家」構造見学会は、
真夏のような暑さの中で行われましたが、
木組ゼミ生や一般の方でたいへん賑わいました。

皆さん「木のいい香りがする」「安心感のある造り」と
楽しんで見学してくださいました。

構造見学会は、木組みの家の特徴である
貫と足固めでつくる、丈夫で美しい架構を見ていただけます。

大工さんの叡智である「継手仕口」は、いつも壁の中に隠れてしまうのです。
もったいないけど「粋」ですね。
今のうちにじっくり見ていただきました。

見学会に来てくださった皆様に改めて御礼申し上げます。

<匠>

天井の梁について説明しています

木組の小屋組解説中

「鼻隠板」垂木の小口を守ります。きれいな板です

「鼻隠板」垂木の小口を守ります。きれいな板です

 

2015年06月01日 Mon

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「松本城のみえる家」一本力桁階段の段板

シンプルで綺麗な階段

綺麗な板です!

「松本城のみえる家」着々と大工工事が進行しています。
南から爽やかな光が差し込み、室内に凛とした空気が感じられます。

一本力桁階段の段板が仕上がりました。
このきれいな板!

「松本城のみえる家」は、間仕切りが殆ど無い、一体空間ですので、
スケルトンの力桁階段は、空間を広く感じさせます。
もちろん、手摺のデザインにも気を使います。
面積以上に広い空間で、100年飽きない、すっきりと落ち着いた住まいを目指しています。

二階の窓からの光が綺麗です

二階の窓からの光が綺麗です

階段は家を広くするようにつくります

階段は家を広くするようにつくります

2015年05月26日 Tue

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「松本城のみえる家」一本力桁階段

「松本城のみえる家」の階段工事が始まりました。
一本力桁(ちからげた)階段を使用しています。

一本足で支えます

一本足で支えます

目線の通るスケルトン階段です。
力桁は、軽やかでいながら力強いフォルムで、木材の美しさを感じることができます。手摺がつくのが楽しみです。

滑り止めに溝を掘ります

滑り止めの溝にはイチイの木を埋めます

二階の部屋は障子で仕切られています

二階の部屋は障子で仕切られています

吹き抜けを通して一階に光が届きます

吹き抜けを通して一階に光が届きます

2015年05月19日 Tue

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「茅葺きの古民家」でオープンハウスのお知らせ

150508境野さん

 

20年前に、福島で「茅葺き屋根の古民家再生」をしました。

お住まいの境野さんご夫婦は自然と暮らす家づくりを目指し、畑で作物なども作っておられます。

今回は建主さん主催のオープンハウスです。いただいたご案内を紹介します。

ご興味のある方は、この機会にぜひお出かけください。

 

飯野町の茅葺きの古民家での暮らしも20年がたちました。

原発事故による放射能物質の問題で、自然暮らしはすべて終わったと、

あきらめた時期もありましたが、敷地内の作物がシイタケとタケノコ以外は「検出せず」で

昨年から畑を再開しています。

しかし、除染が終わった畑や山際の線量は驚くほど高く、

孫たちを遊ばせるわけにはいかないと、がっかりしています。

「こんなことで負けてはいられない」という元気な友人たちに背中を押され、

我が家でオープンハウスを行うことになりました。

どうぞ友人、知人をお誘いいただきお出かけいただければ幸いです。

境野 健兒・米子

http://komekosk.blog55.fc2.com/

2015年05月18日 Mon

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「深大寺の家」構造見学会のお知らせ

 

東京都深大寺に、木組の家が上棟しました。

コンパクトな造りながら、のびのびとした明るい家です。
伝統工法の「骨」と優れた温熱性能の「外皮」で、

地震に強く、省エネルギーの住まいを実現します。

吉野の自然乾燥材を使った「本物の家」を見に来ませんか?

骨組みの美しさが「き」組の家の特徴です。
構造見学会は、架構をじっくりご覧いただける機会です。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

 

 

「深大寺の家」木組みの構造見学会

開催日時:
2015年5月30日(土)
10:00~16:00

対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生

お申込みはこちらからどうぞ

 

「深大寺の家」データ

省エネルギーの小さな木組の家
1F 40.39㎡ 2F 38.74㎡
延床面積 79.13㎡(23.04坪)
構造材 吉野杉・桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル
内壁 漆喰塗り
開口部 アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、GW
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:小林一元建築設計室
施工:キューブワン・ハウジング
山:吉野中央木材

2015年05月08日 Fri

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日本住宅新聞で連載が始まりました。

平成27年4月15日発行の日本住宅新聞に、松井郁夫の記事が掲載されました。

「みらいをめざす伝統構法」第一回は伝統構法の家づくりについて書いています。

ぜひご覧ください。

 

150508新聞

2015年05月01日 Fri

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「新建ハウジングプラスワン」に掲載されました

「新建ハウジング」2015年4月30日号付録、「新建ハウジングプラスワン」に掲載されました。

『なぜ「普通の家」なのか。工務店の普通デザイン』特集の中で、長く住まう家づくりを書いてます。

ぜひご覧ください。

 

表紙に模型の写真も載りました

表紙に模型写真も掲載

ライフスタイルに応じて変化する家とは

ライフスタイルに応じて変化する家とは

2015年04月27日 Mon

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「松本城のみえる家」断熱材の充填

梁や柱をしっかり見れます

梁や柱をしっかり見れます

 

今月はじめ「松本城のみえる家」構造見学会を行いました。
当日は天気にも恵まれ、たくさんの方にお越しいただきました。

片流れの屋根に板金と通気が施行され、大工工事が進んでいます。

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2階の小屋裏は完成してもこのまま

 

寒冷地のため、断熱材としてセルロースファイバーを120㎜吹込み、基礎断熱と薪ストーブで、冬の寒さを取り除けるようにしています。

今は、これから壁の中に隠れてしまう構造が見えます。
架構をきれいに整理することを、いつも考えています。

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架構体をすっきり見せます

セルロースファイバーの断熱材

セルロースファイバーの断熱材

 

高台という立地を活かし、南側には大きな窓を作りどの窓からも松本城が見えるようにしました。 足場に登って、屋根の上からパシャリ。
松本城、わかりますでしょうか。

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普段は見れない屋根の上からの眺め。松本城がみえます。

2015年04月21日 Tue

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木組ゼミ入門第2回「デッサンで美術を身につける」

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画像は、木組ゼミ入門コースの生徒さんの作品です。
美術も技術です。プロポーションや素材感覚は、身につけることができます。
才能ではなく訓練で、美しいものをつくりだすスキルを習得できます。

木組ゼミ入門コースで、美術の基礎を学びませんか?
ご応募お待ちしております。

(お申込み用紙はこちら)

2015年04月20日 Mon

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住宅建築新連載「古民家-その用と美に学ぶ-」

住宅建築連載1

住宅建築で新連載がはじまります。
「古民家-その用と美に学ぶ-」と題して、
日本の民家から、美しさと知恵を再発見し、
未来につなげていきたいと思います。

第一回は「足固めの効果」です。

どうぞ書店でお手にとってご覧ください。

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2015年04月17日 Fri

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「深大寺の家」がはじまります

 

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庭のある木組の家が建ちます

東京都調布市で「深大寺の家」がはじまります。

小さなお子さんのいるご家族のための、コンパクトでものびのびと暮らせる明るい家です。

吉野の天然乾燥材を使った無駄のない木組の架構と、優れた温熱性能を備えた、これからの木の家です。

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きめ細かい吉野の桧

 

 

 設計は松井郁夫建築設計事務所、施工はキューブワン・ハウジングです。

下小屋では刻みがはじまっています。

構造見学会は5月30日を予定していますので、
ぜひ木組の家の醍醐味をご高覧ください。
詳細は追って当ページでお知らいたします。

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山で材をよく見て、柱に番付して送られてきます

 

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含水率15%。よく乾いた天然乾燥材です

 

 

 

2015年04月14日 Tue

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2015年度「木組ゼミ」受講料割引キャンペーン実施!

 
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入門コース第2講義からのお申し込みで「受講料割引キャンペーン」実施中!

ぜひこの機会にお申込みください!
申込用紙・募集要項はこちら


※実践コースの会場はAGCスタジオに変更となりました。
また実践コース第四回講義は8月29日(土)に変更となりました。

 

いま、日本の家づくりは大きな節目を迎えています。
住まいは、丈夫で長寿命の架構を持つ省エネルギー住宅へ変わろうとしています。
そこで見直されてくるのが、日本の気候風土に合った伝統の木組です。
本講座では、伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。

大好評の岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、木組の家の温熱環境と改正省エネ法への対応が身につく講座に加え、
伝統構法の耐震設計を適切に行うための「限界耐力設計法」講座を用意しました。

架構を知りつくした「き」組による、丈夫で、快適で、燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?
対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。

本講座の特色は、美しいデザインと耐震的な構造のバランスの取れた木組を学べる点にあります。
美術大学出身のメンバーが「美術講座」を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画する「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが「木組講座」を指導します。
美術と技術の二方向から美しい木組の架構と温熱環境の構築の手法を学びます。
知識だけでなく、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。

ワークショップ「き」組の家づくりが「平成20年度 長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を受けたことを契機に、
全コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成となっています。
講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3講座制です。
実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意しました。
受講生による実践事例も増えています。

わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、
省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。
日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。
全国の皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

 

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 ◆2015年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項

申込用紙・募集要項PDF

※実践コースの会場はAGCスタジオに変更となりました。
また実践コース第四回講義は8月29日(土)に変更となりました。

■ 入門コース: 美術講座と木組の理念
■ 上級コース: 私家版メンバーによる木組講座
■ 実践コース: 温熱講座、限界耐力設計法講座

■ 開講日:4月~8月、9月~1月 基本的に月1回 (入門・上級コースは日曜日、実践コースは土曜日)
■ 時間:10:00~17:00 全5回(詳細は別紙スケジュールを参照) 

■ 費用:入門コース・上級コース 受講料8万円(1講座1万6千円×5回)+入学金1万5千円(お申込み時) 実践コース 受講料5万円
    入門コース第2講義からのお申し込みで16,000円を割引するキャンペーンを実施中です

■ 場所:入門・上級コース 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102) 
     実践コース    AGCスタジオ(東京都中央区京橋2-5-18 京橋創生館1・2階)

■ 講師:

美術講座 松井郁夫、松井奈穂、松井匠
関本竜太(リオタデザイン)、若原一貴(若原アトリエ)
泉幸甫(泉幸甫建築研究所)
木組講座 松井郁夫、宮越喜彦、小林一元
温熱講座 辻充孝(岐阜森林文化アカデミー准教授)
限界耐力計算講座 山中信悟(悟工房)

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■ 講座内容

美術講座
「美術を身につける」 家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

 

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木組講座
「木組を学ぶ」 初めて木の家を学ぶ人や改めて木組の家を学びたい人のための、実習。 木組の家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組を学ぶ。 私家版研究会メンバーによる課題と講評。

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実践講座
「温熱講座」   省エネルギー法改正に基づく温熱対応の手法を学ぶ。
「限界耐力設計法講座」   木の特性を活かした構造解析で、木組の家を適切に設計する。

 

 

実際に計画中の建物を私家版メンバーが添削する「スペシャルプログラム」(別途料金)も用意しました。 今すぐ建てる家を、木組でつくりたいとお考えの実務者にオススメです。

12年目を迎え、大好評の温熱講座と、限界耐力設計法講座で、ますます充実した内容となっています。
全国から奮ってのご参加をお待ちしております。

■ 申し込み: 所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。
〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局
「木組のデザイン」ゼミナール 係

■ 問い合わせ: 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局(松井郁夫建築設計事務所内)
TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  E-MAIL info@kigumi.jp

2015年03月31日 Tue

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美術も技術、感性が身につきます。「木組ゼミ」のお誘い

現在募集中の「木組のデザインゼミナール」には、入門コースに美術の時間があります。木組みの設計を学ぶ前になぜ美術なのか?少し書いてみました。

美術は、デザインを実践する上で欠かすことのできない要素です。よくセンスの問題と言われますから、本来持っている感性であって訓練できないものと思われがちです。

しかし、美術も技術です。技術を身に付けることで、美しい感性を磨くことができます。

美術は色彩感覚や立体感覚を身に付ける技術であったり、プロポーションやバランスを計る技術です。それは、訓練によって身につけることができます。デッサンや、色面構成や立体構成は、そのためのエクササイズです。

さらに、重要なことは自分の作業に対して「全体感」や「観察眼」を持てることです。

例えば、デッサンでは対象物を見つめながら、光と陰をつかまえます。描き進める上で、常に陰の暗さや光の明るさを画用紙に落としながら、鉛筆を走らせますが、いつ止めてもいいように、画面全体の進め方を気に留めながら完成に至ります。

そのことは取りも直さず、作業の全体を俯瞰する訓練になります。全体の完成をイメージしながら、部分を書き進めることは設計の仕事を進める上でも大切です。

なぜならば、部分を集めても全体にはならないからです。よく勘違いしがちなのですが、詳細な部分の描き込みが絵をつくると思われがちですが、部分を集めても美しい全体にはならないのです。デッサンでは、描きながら画面全体を俯瞰する能力が必要なことを学びます。

また、対象物を長い時間観察することで、見慣れた静物にも新しい発見があります。発見は新鮮です。絵が生き生きとしてくるのは、発見の連続があるからです。

実はこの「全体感」と「観察眼」が感性を磨く秘訣なのです。感性は、美しさを見つける観察眼であり、全体感を身に付けることなのです。

どうぞ、美しいを技術身につけたいと思われる方は、木組ゼミの入門コースから始めてください。美術は、絵を描くことで、思いがけない方向から、感性を身に付ける訓練にもなります。

2015年03月23日 Mon

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住宅特集「高円寺の家」掲載+記念見学会開催

住宅特集2015年4月号「高円寺の家」

 

新建築社『住宅特集』2015年4月号に
「高円寺の家」と「ワークショップ「き」組の取り組み」が掲載されました。

高円寺の家は
「快適性を確保しながら西日を楽しむ家」「住宅密集地に建つ準耐火建築」
という見出しで、きれいな写真と図面つきで掲載されています。

ワークショップ「き」組は「伝統構法とテクノロジーが融合する木組の家」として
「き」組の取り組みを代表の松井が執筆しています。

どうぞ書店でお手にとってご覧ください。

 

住宅特集2015年4月号表紙「高円寺の家」掲載を記念して、お住まい見学会を、
4月11日(土)13:00から17:00に開催させていただける運びとなりました。
本日から予約制で参加者を募集いたします。

いつもは家づくりをご検討の一般の方が対象ですが、
現在募集中の本年度木組ゼミ受講生も対象ですので、併せてご参加ください。

 

 

 

 

 

「高円寺の家」お住まい見学会<2015春>

開催日時:
2015年4月11日(土)
13:00~17:00

対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生

お申込みはこちらからどうぞ

・建主さんの連載エッセイ「木組みの家に住んで」
「高円寺の家」作品データ
「高円寺の家」ができるまで

 

2015年03月18日 Wed

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「松本城のみえる家」木組みの構造見学会開催

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長野県松本市の高台に、木組の家が上棟しました。

南の全ての窓から松本城がみえる素晴らしいロケーションです。
若いご夫婦と小さな赤ちゃんの住む、 本物の木の家を見に来ませんか?

骨組みの美しさが「き」組の家の特徴です。
構造見学会は、架構をじっくりご覧いただける機会です。

みなさまお誘い合わせの上、ぜひお越しください。

 

 

「松本城のみえる家」木組みの構造見学会

開催日時:
2015年4月4日(土)
10:00~16:00

対象:家づくりをご検討の方・本年度「木組ゼミ」受講生

お申込みはこちらからどうぞ

建主さんは家づくりへの思いをブログにしてくださいました。
こちらもどうぞご覧ください。

 

「わたしたちの住処をつくる記録」
http://blog.goo.ne.jp/mtk-house

 

「松本城のみえる家」データ

寒冷地高断熱仕様のモダンな木組の家
1F 47.72㎡ 2F 48.28㎡
延床面積 96.00㎡(29.04坪)
構造材 長野県産杉・桧(手刻み)
外壁 土壁風藁入モルタル 唐松無垢板張り
内壁 漆喰塗り
開口部 木製造作、木製気密玄関戸、
アルミ樹脂複合サッシ
断熱材 ウッドファイバー、セルロースファイバー
設計:松井郁夫建築設計事務所
構造計算:悟工房
施工:田中製材工業・森澤建業

2015年03月17日 Tue

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「松本城のみえる家」上棟です

木組みの家「松本城のみえる家」上棟2

長野県松本市の高台に「松本城のみえる家」が上棟しました。

片流れのモダンな木組みの家です。

軸組が出来たときに、きれいだなと思える家は、完成しても凛々しい空間になります。

建主さんには「この骨組みのままで住みたいくらいです」とおっしゃっていただけました。

設計は松井郁夫建築設計事務所。
材木は県産材。田中製材工業さんのバイオ乾燥第1号です。
色艶もあり、陽の光でしっとりと光っていました。
施工は森澤建業さんです。29歳の若き棟梁の腕がなります。

上棟おめでとうございます!これから松本に通うのが楽しみです!

また、建主さんが、家づくりのブログを綴ってくださいましたので、ご紹介いたします。

わたしたちの住処をつくる記録」http://blog.goo.ne.jp/mtk-house

家づくりへの真摯な姿勢が伝わってきます。
建主さん、どうもありがとうございます!

構造見学会は4月4日を予定しています。
当サイトにてご案内いたしますので、お近くの方はぜひお越しください。

 

木組みの家「松本城のみえる家」上棟5

木組みの家「松本城のみえる家」上棟4

木組みの家「松本城のみえる家」上棟3

木組みの家「松本城のみえる家」上棟1

木組みの家「松本城のみえる家」上棟6

2015年03月06日 Fri

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木組ゼミのおかげです!

「木組のデザイン」ゼミナール模型

「木組のデザインゼミナール」と銘打って、
伝統的な木造住宅の設計・施工の基本から実践まで、
連続講座を開いて12年になります。

おかげさまで、今では、これまでの受講生と一緒に、
木組みの家づくりの仕事が出来ています。

木組ゼミでは、「木造住宅【私家版】仕様書」を教科書にしています。
阪神大震災を契機に出版した、伝統的な木組みの仕様書で、
当初、丈夫な架構づくりを中心に書きましたが、
改訂版では、仕上げも追加しました。
専門家向けの仕様書は、いまでも多くの方に愛読していただいています。

講座では、上級コースとして、木の特性から、木材の拾い方、架構の理念と技術。
地盤の読み方から、継手・仕口の使い方や木組みの模型製作まで、
丁寧な講義を心がけています。
【私家版】を書いた小林一元さんや宮越喜彦さんと一緒です。

入門コースでは、美術も教えています。自分が美術出身なので、
木組みを美しく見せるためのテクニックは、
美的感覚の研鑽が必要だと考えているからです。

驚いたことに、有名な棟梁が、美術を習いに通ってくださったことがあります。
(講義中は冷や汗をかきました・・。)
もちろん次の年には、講座をお願いしましたが・・。

昨年は、三澤文子さんに来ていただき「住宅医」の大切さをお聞きしました。
今年は、泉幸輔さんや、若原一貴さん、関本竜太さんに
デザインの話をしていただきます。
わたしたちも楽しみにしています。

そんな木組ゼミも今年で12年を迎えました。
毎年全国から15名ほどの受講生が、
月に一回日曜日に当事務所に来られて一日中熱心に学んで帰られます。
受講生の方は北は青森、秋田から、南は大分、高知まで、
遠い方もいらして本当にありがたいことです。

今では、受講生と一緒に仕事を出来るようになりました。
所員として事務所で働いていただいた方もいます。
現在、いくつかのプロジェクトを手伝っていただいています。
木組みのスキルを身につけているので、
打ち合わせがスムーズで、大いに助かります。

講座を修了すると実力がつくので、
すぐに木組みの家づくりを実践することができると好評です。
そのまま、ワークショップ「き」組に入会されて、
木組の家づくりの実践活動される方は、全国で18社になりました。
毎年、木組みの家づくりの後継者が増えていると感じています。

最近になって、また伝統構法の家づくりが注目を浴びるようになったようです。
貫や足固めを駆使した自然素材の家は、丈夫で長持ちです。
何年たっても変わらない良さが見直されているのでしょうか。
資産価値も高いことは、先日のブログにも書きましたが、
設計者冥利に尽きるうれしい事実です。

みなさんもご一緒に「木組の家づくり」を学びませんか。
ここには、日本の家の伝統があり、木造住宅の基本があります。

密度のある講義ですが、毎年和気あいあいとした楽しい講座です。
今年も全国からのお越しをお待ちしています。

<「木組のデザイン」ゼミナール2015募集の記事はこちら>

「木組のデザイン」ゼミナールデッサン

デザインの基本を、手から学べる美術講座は大好評です

2015年03月02日 Mon

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家の資産価値

「空き家」問題が話題になっている最近ですが、少しいい話が飛び込んできました。

建物の価値が下がっていく風潮の中、松井事務所開設の時に設計させていただいた「江古田の家」が、土地付きで売り出されていたのですが、先日新しいオーナーが付きました。30年前の「木組の家」です。

元のオーナーが都心のマンションに引っ越されて、土地を売ろうとしたのですが、不動産屋さんから「この家は売れますよ」と言われて、驚いたそうですが、何人かの引き合いがあって高く売れたそうです。

元オーナーの方は、「木組みの家は外国の人に人気だ」とおっしゃています。イギリス人の方や台湾の方、近所のご夫婦も建物を見に来られて、みなさん気に入られたそうです。「海外の人が興味を持つのは、君の設計は、日本的なんだろう。木組は人気だね!」との言葉に、感謝!

日本の税法では建物の資産価値は、木造で22年といいます。それなのに、30年前の建物に資産価値がついたことに喜びを感じます。木組みの家は長寿命の家と謳ってきた甲斐があります。これから、さらに長く愛される建物になってほしいと思います。

江古田の家 江古田の家玄関 江古田の家リビング

2015年02月19日 Thu

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伝統芸能を今に伝える「和力」サイトに紹介されました

和力

「高円寺の家」で【魂入れの義】を執り行っていただいた、
伝統芸能集団「和力」のサイトに、松井事務所が紹介されました。 どうぞご覧ください。

プロジェクト「伝統芸能を今に伝える「和力」を、映像を通じて多くの人に知ってほしい」
https://motion-gallery.net/projects/wariki/updates/6775

 

「和力」とは(サイトより抜粋)

「和力」は、伝承される行事や音楽、祭り芸能を舞台表現として確立することをめざし、2001年にK朗(太鼓、舞、大道芸、物語作・演者)と木村俊介(篠笛、津軽三味線、作曲)が発足させました。2005年からは小野越郎(津軽三味線、作曲)が加わり、舞台活動をしています。

2013年、伝統的な音楽・芸能をもとに、演奏・作曲・舞台表現をする個人をつなげ、国内外で舞台製作をするため一般社団法人を設立しました。

「伝統に生かされるのも、伝統を生かすのも私たち現代を生きる者である」―伝統芸能の中に息づく、今に通じる人々の思いを、より多くの方と共有できたら、との思いで今回のプロジェクトを立ち上げました。

2015年02月09日 Mon

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「佐倉の平屋」内覧会は盛況でした

 

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会4

「佐倉の平屋」完成です

 

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会1

週末に「佐倉の平屋」完成内覧会が開催されました。

雨の降る寒い日でしたが、エアコン1台の暖房で家中が暖かく、
みなさんには上着を脱いでゆっくりとご覧いただけました。
ときおり雲の切れ間から日が射すと、室内は一段と暖かくなり、少し換気をしたほどです。

お運びいただいた方々に改めて御礼申し上げます。

 

 

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会6

少し日が射すだけで暖かくなりました

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会5

1.8mの木製引戸は温熱的に優秀

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戸を引込むとすべての部屋が一体空間

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会8

将来わけることのできる子供部屋とロフト

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会3

お子さんはみんなロフトが好き

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会2

間接照明のある下駄箱と、玄関の木製引戸

木組の家「佐倉の平屋」完成内覧会7

床の間の下がり壁は土壁塗回しです

2015年01月22日 Thu

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省エネ時代の木組の家「佐倉の平屋」
完成内覧会のお知らせ

 

木組みの家「佐倉の平屋」完成内覧会

武家屋敷のある佐倉の町に、国産無垢材の「木組の家」が完成しました。

子育て世代の家族4人で住む、のびのびした平屋です。

吉野の美しい天然乾燥材を、職人の手で刻んで組上げました。
金物に頼らない木組の家は、架構がそのまま空間になります。

地震国日本で古来から受け継がれてきた、
木の特性を生かした民家の知恵「足固め」と「貫」構法を採用し、
大きな地震をめり込みと摩擦によって力を減衰し、粘り強く倒壊に耐えます。

さらに「省エネルギー対策等級4」を取得した高断熱に加え、
エアコン1台でほぼ全室を空調する温熱の性能向上を実現し、
伝統構法でも低燃費な住まいです。
自然素材である無垢の木と漆喰が調温・調湿してくれるので、
体にやさしく健康な温熱環境です。

ぜひこの機会に、進化する木組の家を体感しにきませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。

 

「佐倉の平屋」完成内覧会

開催日時:
2015年2月7日(土)8日(日)
10:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
一般社団法人ワークショップ「き」組
電話:03-3951-0703 メール:info@kigumi.jp

ワークショップ「き」組お問い合わせフォームはこちら。

印刷用PDFチラシはこちら。

2015年01月21日 Wed

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おかげさまで30周年

もうすぐ、わたくしの60歳の誕生日です。気持ちはいつまでも18歳なのですが(笑)いつの間にか、年を重ねて還暦を迎えることができました。4人の子供も伴侶を迎え、孫も3人に増えました。いつまでも友人のような妻も元気で、一足先に還暦を迎えました。

なによりも、事務所が30周年を迎えることができたことに感謝しています。本当に、みなさんのおかげです。

この業界は、仕事の波の激しい世界ですから、わたくしの事務所のように、木組みにこだわる設計事務所に良くぞお客さんが続いたものだと、ありがとうございますの気持ちでいっぱいです。

最近は、むかし造りの民家のような家づくりを依頼される方が若い世代にも増え、おかげさまで、忙しくさせていただいています。伝統のよさが見直されているのでしょうか。

いまでは、30年の経験を積んだおかげで、住まいの性能向上はもちろん、資金の計画もあわせて、ご相談に答えることができるようになりました。

子育て世代のご夫婦には、子供の成長に合わせた家づくりを提供し、リタイヤ世代の方には終の棲家の活用も含めた提案もできるようになりました。年を重ねると、住まいの造り方にも、見えてくることが多いものですね。

子育て世代にも、同世代の方にも、幸せな家庭や老後を送ってほしいと想います。世間では、ベテランというのでしょうが、住まいづくりはいつでも新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと想います。

2015年01月17日 Sat

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阪神・淡路大震災を忘れない

20年前の今日、1995年5時46分に近畿圏を中心に阪神淡路大震災が発生し、6434人の命が奪われました。

うち圧死が8割、建物や家具の下敷きになって亡くなった方は約5000人です。

わたしたち建築に携わる者にとって、これほどの衝撃はありませんでした。

倒壊建物、24万9180棟。むかしから日本の家は地震に強いと聞いていたのにも関わらず、目に飛び込んでくる映像は、あまりにも無残な建物の倒壊の姿でした。

この地震の日から、日本の木造住宅の耐震性への研鑽が始まったと言ってもいいと思います。

その後、2008年から始まった国の実大実験にも参加し、多くの知見を得ました。

災害の多いこの国の建物の安全性を、しっかり確保する方法を身につけ、提供しなけらばならないという使命感に燃えています。

亡くなった多くの方々のご冥福をお祈りいたします。合掌。

2015年01月13日 Tue

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「佐倉の平屋」葦張り竿縁天井

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「佐倉の平屋」の外壁の左官がおわりました。

内部の仕上げも進んでいます。

広々した一体空間に、和室の葦張り竿縁天井が趣を添えています。

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2015年01月01日 Thu

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あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます。
おかげさまで30周年。
今年もよろしくお願いします!

2014年12月26日 Fri

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年末年始休業は12/27~1/4となります

平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
さて弊社におきましては、来る下記期間を年末年始休業とさせて頂きます。

■年末年始休業日
2014年12月27日(土)~2015年1月4日(日)

今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう宜しくお願い致します。
尚、休業中にいただきましたお問い合わせは、1月5日から順次対応致しますのでご了承ください。

 

2014年12月10日 Wed

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PHJ「省エネ診断士セミナーin山形」に参加しました

山形エコハウスサーモグラフィ

「山形エコハウス」のサーモグラフィ画像。壁も天井も、24度前後の均一な温度になっていますね。

 

松井匠です。
先日、一般社団法人パッシブハウスジャパン主催の「省エネ診断士セミナー」に参加してきました。
森みわさんと松尾和也さんによる、省エネ住宅をつくるための講義です。

いろんな温風勉強会に出てきましたが、パッシブハウスジャパンの基準にしている性能はとても高いレベルだと思いました。
ぼくは工学系でも理系でもないのですが、温熱の話はなんとなく肌に合うというか、おもしろく感じるので、今回の勉強会はエキサイティングでした。
とくに外皮に断熱材を300㎜以上使った「山形エコハウス」は、室温が天井から床まで均一になっているという快適さと、厚い断熱材で遮音された空間が、とても印象に残りました。
関東と東北の気候の違いはあれど、ずっと住むには気持ちのいい家がいちばんですから、この快適さを忘れないように設計しようと思います。

森さん、松尾さん、パッシブハウスジャパンの方々、ありがとうございました。

<匠>

2014年11月24日 Mon

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再び講演会ラッシュ

年末にかけて、講演会が増えてきました。

12月3日には千葉で、「和の住まい」シンポジュウムに参加予定ですし、13日には、公開フォラム「伝統的木造住宅はどこにむかうか」ー省エネルギー基準義務化を見据えてーにパネラーとして参加。14日は滋賀の木考塾にて、「伝統構法の行方」について講演、18日は、岐阜県のスキルアップ講座にて木造住宅の設計法について講演、年明けは、やはり岐阜にてWOODAC主催のフォラムに「耐震エコ改修から考える伝統民家」の講演予定、等などです。

わたしに話せることは、伝統構法の実大実験の所見だとか、木組みと省エネの家づくりとか、古民家の再生ですが、これまでの講演会では、皆さん大変熱心に聞いて下さるので恐縮するばかりです。

講演会が増えているということは、今の時勢に必要とされている内容があるというふうに考えれば、ありがたいことです。(我田引水ですが・・)

講演に何を期待されているのかと考えて、勝手な解釈をすれば、伝統構法も、木組みの家づくりも、省エネも、古民家の再生も、すべて、現代住宅事情に関連していることなのです。(これも我田引水かなぁ?)

伝統構法を標榜する人たちは、実践している人も、していない人も含めて、このままでは日本の家づくりから伝統構法が消えてしまうのではないか、という危機感があると思います。

木組を実践したいと言う人は、日本に伝わる継手・仕口を駆使した、本来の家づくりのノウハウが知りたいのだと思います。やはり伝統構法を継承したいとかんがえているのでしょうか。

省エネルギーの話題を取り上げる人は、2020年の改正省エネルギー法の義務化を控えて、伝統的な木造住宅と温熱性能をどう融合してゆくのかを心配しているのだと思います。

古民家は、まさに伝統構法や、木組みの基本ですが、講演ではなくて、実際の古民家再生の調査依頼が増えています。もちろん講演の内容にそのエッセンスは出てきます。

実は、いま日本の住宅産業は、これまでに経験したことのない「空き家問題」に遭遇しています。すでに全国で、820万戸を超える空き家が発生し、住宅全体の13.5%が人が住んでいない状態です。2040年には、さらに40%に増えるという予測です。隣の家が空き家という時代が来るということでしょうか。

一見無関係のような伝統の木組や古民家は、この大きな社会問題となる「空き家対策」にもリンクしてゆきます。

つまり、空き家活用には、古い建物を直して住む場合、リフォームもしくはリノベーションの技術が必要になります。そこで、むかしの家の工法を知ることが必要になります。

さらに、耐震改修はもちろん、温熱の改修も必要となります。そのノウハウを身につけるために、これから私たちはさらに修練を積む必要に迫られているのです。これからの住まいづくりの課題にどれだけ寄与し、「地方創世」を実現できるか。まさに、正念場の時期に来ていると思います。

講演会を通して、みなさんと一緒に実践の道を探りたいと思います。どうぞご来場ください。

第二回伝木フォーラムチラシ表第二回伝木フォーラムチラシ裏

湖国すまい h26家づくり講演会 表_(1) 湖国すまい h26家づくり講演会 裏

2014年11月18日 Tue

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「古民家再生ゼミ」が始まりました

今月8日から「古民家再生ゼミ」が始まりました。

すでに、木組みの家づくり講座「木組のデザインゼミナール」を11年間開催してきましたが、伝統の木組みの長所をお話しするときに常に原点となる民家に戻ることが必要なことに気付きました。

さらに最近、家づくりの現場から、本来の日本の家のルーツを見つけることが難しくなったような気がしていたので、むかしの民家を知ることで、いまの住まいづくりを見直そうと今回のゼミを思い立ちました。

木組みの講座の中で、なぜ、貫が大切なのか。なぜ、継手・仕口が大切なのか。言葉と図版を尽くして解説していますが、実際に古民家を観て、実測すれば、たちどころにその理由が分かります。

一回目は、座学で基本的な部位や名称を解説しました。二回目は、日本民家園で町家の実測を行います。3回目は、実例をもとにみなさんに再生設計をしてもらいます。

受講すれば、今まで気がつかなかった住まいの原理・原則が見えてきます。

毎回、これまで知らなかった、民家の再発見があり、必ず実務ににつながる実力の付く「目から鱗」の講座だと自負しています。

古民家は、日本の住まいの原点です。

古民家の架構は、木組みの基本です。

古民家は、究極のエコハウスです。

今年度は3回の講座を用意しましたが、来年4月からは5回に増やして、直に古民家に触れていただくつもりです。

新築の設計の基本をぶことはもちろん、リフォームやリノベーションの技術も身に着きます。どうぞ、ご期待ください!

 

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2014年11月14日 Fri

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「登戸の家」撮影に伺いました

木組みの家「登戸の家」居間2

木組みの家「登戸の家」玄関

冬の明るい日は、砂漠のカスバのような玄関ポーチ

木組みの家「登戸の家」居間1 今年5月に完成した「登戸の家」の竣工写真撮影に行ってきました。

冬の光に無垢の木が輝いています。
楽しく住まわれているご様子で安心しました。
これからもずっと楽しく暮してください。
どうもありがとうございました。

木組みの家「登戸の家」1階寝室

2014年11月12日 Wed

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「高円寺の家」お住まい見学会【紅葉】(盛況のうちに終了しました)

 

高円寺の家お住まい見学会[紅葉]

「高円寺の家」が完成から2年になります。
季節ごとに見学会をさせていただいている「高円寺の家」。
秋も深まりお庭の木々が色づきはじめました。
紅葉を見に来ませんか?

「お風呂から庭を眺めたい」という、
たった一つのご要望から始まったこの家は、
知恵と工夫にあふれた「木組のパッシブハウス」になりました。

狭小地でも西窓で採光し、日射熱は「浄土寺格子」で遮蔽。
部屋の湿度を安定させて、体調を整える「漆喰壁」。
エアコン1台で全室を暖房し、夏はクーラーがいらない「省エネの工夫」。
規制の厳しい新防火地区でも、
無垢の木をあらわしで使える「木組の準耐火建築」。

国産無垢材と漆喰による、
いつまでも飽きの来ないデザインの木組の家です。

お住まいの様子をご覧になれる今回の見学会は、
建主さんから直接お話をお聞きいただけます。
完成から2年経ち、色よく馴染んできた無垢の木を
ご覧いただける貴重な機会です。

お誘い合わせの上ぜひお越しください。
みなさまのご来場をお待ちています。

また、建主さんは現在、木組みの家での暮らしを、
連載エッセイで綴っておられます。こちらもどうぞ御覧ください。

連載【木組みの家に住んで】
第一話「木組みの家の暖房事情」

 

「高円寺の家」お住まい見学会【紅葉】

開催日時:
2014年11月22日(土)
13:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp

松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォームはこちら。

印刷用PDFチラシはこちら。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年11月12日 Wed

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「松本城のみえる家」地鎮祭を執り行いました

木組みの家「松本城のみえる家」配置

松本市街が見渡せる最高のロケーションです

 

141112matsui2空気の澄んだ秋晴れの日に「松本城のみえる家」の地鎮祭が執り行われました。

建物の配置も決まり、いよいよ着工です。寒冷地仕様で高断熱な木組みの家。
住んでいて、いつも楽しくなる家をつくります。

木組みの家「松本城の見える家」模型俯瞰

2014年11月02日 Sun

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伝統構法の優位点「貫」

昨晩の朝日テレビで、伝統構法についてかなり深く取り上げていただいた。もともと日本の建物は、中国から渡ってきた構法が、この島国の素材や気候風土によって独自の発達を遂げたものだ。

台風や地震に耐えるために、木と木を組むことによって、木の特性である「めり込み」の強さを発揮し、継手・仕口と呼ばれる接合部の加工を「摩擦」によって大きな力に対して減衰するという複雑な仕組みでできている。

ここで大切な部材は「貫」である。「貫」はどんなに大きな力が掛っても、柱にめり込んで建物を倒壊させない。変形はするが、「復元力」をもって元の形に戻る特性がある。こんな大切な部材が、今では使われていないか、薄い下地材になって力を負担できなくなってしまっていることが残念でならない。

伝統構法の良いところは、簡単にいえば、本来やわらかい木同士を組むことによって、ゆらゆらと揺れながら力を逃がす「柳に風」の理屈である。これは金物ではできない技であり、金物は木より強いので、母材を折ってしまう。むかしから「針金で豆腐を吊ってはいけない」の例えがあるように。

昨晩の番組を見た方は、伝統構法の優れた点を改めて認識していただいたと思うが、現実は「貫」を使った建物にめぐり合うのはごくまれだろう。「貫」は、やめてはいけない部材であり、地震国日本の世界に誇る架構の知恵であるとあらためて思う。

2014年10月31日 Fri

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古民家利活用の行方

最近、古いお宅をお持ちの方からのご相談を受けることが多くなりました。

いわゆる古民家と呼ばれる100年を超える立派なお住まいです。古い家は以前から、寒い、暗いということで、不便で使いにくいといわれて壊されてきましたが、最近少し事情が違ってきています。古民家再生がまたブームになってきたこともあり、古い家の良さは、みなさんの認めるところになってきました。

さらに、全国的に空き家が増えていますが、新築住宅を求めつことができない若者を中心に、空き家を買ってリノベーションをすることが増えてきました。その中に、古民家も含まれているようです。社会事情の変化でしょうか、これまでのような悲痛さはなく、古民家の雰囲気を求めることがブームのようです。どうやら古民家スタイルが良いようです。

一方で、大きな古民家を持て余している方もいらっしゃいます。二度と建てられないくらい立派な材料と大工技術を駆使した名家です。主に相続税がその原因ですが、先代が亡くなった後の維持管理に困っているのです。

手をこまねいていると、そのまま空き家になって、朽ちてゆくしかありません。文化財級の建物ですから、自治体が守ることができればいいのですが、昨今の地方自治体はお金がありません。町並み保存の運動も長年活動していますが、市民の活動にも限界があります。

世代交代のたびに相続の問題が、古民家を破壊します。この問題を乗り越えた仕組みはないものか?悩み多いこの頃です。

 

2014年10月20日 Mon

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「佐倉の平屋」断熱の検査

木組の家「佐倉の平屋」141017_1

無垢野地板の上に木の繊維系断熱材が詰まっています

「佐倉の平屋」は次世代省エネ基準クリアし「フラット35S」を取得した木組の家です。

冬の寒さを取り除くために、壁や屋根に充填された断熱材施工状況の検査を行いました。

木組の家では、木の繊維で出来た自然素材の断熱材を採用しています。
現場では、隙間なくしっかりと施工されていました。
サッシも入り、工事は着々と進んでいます。

木組の家「佐倉の平屋」141017_3

のびのびとした空間が出来てきました

木組の家「佐倉の平屋」141017_2

貫の間にもきちんと断熱材を充填します

木組の家「佐倉の平屋」141017_4

ゆったりした軒の平屋です

2014年10月15日 Wed

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「古民家再生ゼミ」好評につき拡大募集します

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いま日本の住宅は、リフォーム・リノベーション時代となり、
改修設計は設計者・工務店にとって必修の技術となっています。

そこで、「古民家再生」の基本を学び、
本来の日本の家づくりを根本から問い直す講座をはじめたいと思います。

講師は、木の家づくりのバイブル「木造住宅私家版仕様書」を共著し、
古民家に学んだ木組の家を実践する、松井郁夫です。

講義は、文化庁監修「民家のみかた調べかた」(絶版)を手引きに、
古民家を理解し実測の方法を学ぶ【座学】からはじまり、
実際の古民家の【実測】を通して、
何を残し何を変えるのか、
「古民家の耐震省エネ改修」の実例もまじえ
再生と【設計】のコツを公開します。

古民家は、日本の木造住宅の基本です。
再生だけでなく、戦後の住宅のリフォーム・リノベーション、
新築住宅の設計・施工にも、すぐに役立ちます。

「古民家再生ゼミ」は観て測って手を練る、きわめて実践的な講座です。
実測・再生設計歴30年の松井郁夫が、実際の古民家で、
実測の方法から民家の構造・改修手法まで解説します。
日本の木造住宅の基本がしっかりと理解でき、
実習を通して、きちんと実力がつく講座です。

 

定員は先着30名です。
全国のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

松井郁夫

 

【お申込用紙はこちら】

 

【座学】

民家のみかた調べかた

「基本は古民家にある」

2014年11月8日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

「民家のみかた調べかた」
調査手引書を読み解く
どんな民家が古いか
どのように調査をするか
調査の実例

 

【実習】

実測職人のあで姿

「先人の知恵と工夫を測る」

2015年2月18日(水)10:00~16:30
会場:日本民家園(神奈川県川崎市)

日本民家園(川崎)実測研修
野帳の描き方
寸法の採り方
解体現場の研修

 

【設計】実測野帳

「むかしといまをみらいにつなぐ」

2015年3月7日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

可変と不変の架構
架構を生かす
不易と流行を知る
現代性の表現
耐震補強の方法
省エネ改修の方法

 

全講座講師・松井郁夫
定員先着30名

 

【お申込用紙はこちら】

2014年10月14日 Tue

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宇部・渡辺翁記念会館

山口県の宇部市に、木の建築賞の公開審査に行ってきました。

木の建築賞は、NPO法人木の建築フォラムが木造建築物の普及と顕彰のために行っているコンクールです。今年で10周年を迎えました。

わたくしは2回目と7回目に入賞したことから、審査委員を務めさせていただけることになりました。

一次審査はパネル審査、二次審査は応募者のプレゼンテーションを公開の場で審査、最後は現場審査と進みます。

全国を4地域に分けて、4年で全国を回ります。毎回時間と手間をかけて事務局はじめ多くの人がボランティアで働くことになりますが、今年は宇部の山口大学にお世話になりました。

審査される方々ばかりでなく、審査するわたしたちも大変勉強になります。地域の建物に触れることができるからです。

宇部には何回か行きましたが、やはり渡辺翁記念会館が最高です。とても昭和12年に建てられたとは思えないモダンな感性が今なお輝いています。設計は、村野籐吾。宇部の文化活動の拠点としていまも活用されています。重要文化財に指定されています。

さらに審査会場は、同じく村野さん設計の宇部ヒストリアル。こちらも昭和14年竣工とは思えない建物でした。

スケッチは、2006年に描いた渡辺翁記念会館。本物をまじか見ながら、感動しながら描いたのを覚えています。

 

061127_山口・宇部

 

 

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渡辺翁記念会館内部

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木の建築賞審査風景

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審査会場村野設計宇部ヒストリア

 

2014年10月14日 Tue

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会津・山都の古民家

会津・山都の沼の平へは、喜多方に入る街道筋から山に入ります。山道をもうこれで家がなくなるというところまで行って、さらに胸突き八兆の坂道を登った先の集落が沼の平です。

20数件の家が残っていますが、高齢者ばかりです。冬は豪雪で悩まされますが、春にはフクジュソウが自生して観光客が大勢見に来るといいます。その集落の中の古民家を見てきました。おばあさんが亡くなったので、残された古民家の活用を相談されたので、出かけてきました。

昭和47年に大改造していますから、座敷廻りは白木の柱です。元土間であった境には100年以上も前のケヤキの大黒柱が建っています。黒光りした柱の伸びた先を見たくて、天井に潜りました。

屋根は茅葺のままトタンをかけてあるので、むかしの構造が良く見えます。と言っても、一歩踏み込むと埃で前が見えないくらいです。すすけた叉首(サス)は縄でなってありますから屋根屋さんの仕事です。

小屋組は、素晴らしく太い梁組に大きな木栓が打ってあります。木と木を組むのは大工仕事です。いつでも組み手を外して移築も可能ですが、この家をどう生かすのかは、その晩の家族会議では答えが出ませんでした。

50代の息子さんたちはこの集落の村おこしに努力しています。棚田をやめた山の斜面に3000本の桜を植えたり、鯉を飼ったり。この集落をあきらめるつもりはありません。夕食には、山の幸のてんぷらのゼンマイでお酒を飲みながら、古民家の活用が成功している丹波篠山の取り組みや九州八女のまちづくりの話で盛り上がりました。

今のわたしにできることは限られていますが、古民家の活用を考えることは、日本の将来を考えることにつながると思える一夜でした。

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2014年10月14日 Tue

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梅原猛さんのコラムに共感しました

東京新聞に、時折、梅原猛さんのコラムが載ります。学生時代から歴史や哲学が好きで、梅原ファンでしたので、いつも楽しみにしています。

今回10月6日のコラムにも、梅原氏の東洋的思想に大いに共感しましたので、ブログに掲載しました。

よろしかったら、読んでみてください。

梅原猛コラム

2014年10月13日 Mon

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網走は美しい町でした

網走と聞くとつい刑務所を思い出してしまいますが、実はとても風光明美なところでした。

先週の9日に、北海道の高断熱高気密の家づくりを実践する「アース21」というグループに呼ばれて、伝統構法の話をしてきました。

高断熱高気密の会で伝統構法を話すのも、なんだか場違いな気もしますが、木組みの家は地震や台風から命を守ることが使命で、北海道の高断熱高気密の家は、寒さから命を守ることが使命ですから、人の命を守るという方向は同じと言えます。

ところが、北海道では2×4が主流で、軸組工法は稀です。ましてや、伝統的な木組みの家はほとんどないといってもよいでしょう。

そんな中、北海道で雑誌の編集をしている友人から、伝統構法のことを知りたいとオファーがありました。木の家づくりの基本は軸組にあると気づいたとか?民族の血が騒ぐとか?

とにかく行ってみると、驚いたことに外壁に400ミリの断熱材を壁に施工していました。室内は、気密を採るためにポリエチレンフィルム。それも継ぎ手のないシームレス施工です。

徹底した施工管理をして、実績を上げている工務店の社長が、以前私の話を東京で聞いて、これは家づくりの基本だと気づいて、みんなに聞かせたかったとか?それで今回の講演会になったようです。うれしいですね。

わたくしも伝統構法で省エネは実践しているほうですから、お互いの構法の違いを超えて交流してきました。それにしても網走は美しい。ホテルに着いて周りの景色に見とれてしましました。

スケッチブックを置いてきたことを反省! 出がけに絵を描いている暇もないかとバックから出してしまいました。残念!

とりあえず写真で景色をお楽しみください。今度は網走に、絵を描きに行きたいですね。

編集者のブログはこちら。http://blog.goo.ne.jp/replankeigo/e/5a9d35a932960951e756d64dacfc8709

 

網走湖の朝

網走湖の朝

 

2014年10月07日 Tue

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会津・喜多方のパルテノン神殿

ここはギリシャのパルテノン神殿かと見まがうような建物が、会津喜多方にあります。

長床という拝殿です。もとは熊野神社の新宮の一部ですが、まるで木造のパルテノン神殿のような、丸い柱の列柱の美しい建物です。

平安時代の源頼義が造営した建物と言われていますが、1611年(慶長19年)の会津地震で倒壊した後、一回り小さく再建されたといいます。

それでも美しいプロポーションを見せてくれています。茅葺の屋根も重厚で、古くて厳かな姿です。

ここにいると、なぜか哲学的になるのはどうしてでしょう。ここには建物の本質がある気がします。うまく言えませんが、魂がゆすぶられるのです。

だから神殿に見えるのかもしれません。

以前雪の中で見た時も驚きましたが、今回も何度も何度もシャッターを押してしまいました。

080301 長床

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2014年10月03日 Fri

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「さまのこアートinよっさ2014」開催のお知らせ

yossa2014_1友人の丸谷芳正さんから「さまのこアートinよっさ2014」の案内が届きましたので、お知らせいたします。

お近くの方はぜひご参加ください。ご案内チラシのPDFはこちらからどうぞ。


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2014年10月01日 Wed

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「佐倉の平屋」省エネタイプの木組みの家

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事1

奥まで野地板を見せます

「佐倉の平屋」は、省エネ等級4の認定を受け「フラット35S」「贈与税の非課税措置」を取得した、省エネタイプの木組みの家です。エアコン1台で全室を暖めることができます。さらに自然素材の断熱材、無垢の木、漆喰による調湿作用で、快適で健康な住空間となっています。

CO2削減に向けた、これからの時代の木の家です。

現場では順調に大工工事が進んでいます。梁は、吉野の杉です。無節の野地板に、梁の赤みが映えています。

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事2

反射光が天井を照らします

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事3

木の繊維で出来た断熱材

木組みの家「佐倉の平屋」大工工事4

屋根工事も順調です

2014年09月24日 Wed

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吉祥寺の家3 お住まい見学会+撮影会報告

少しづつ庭づくりを進めている「吉祥寺の家3」ですが、先週の日曜日に、撮影会とお住まい見学会を開催させていただきました。

お引き渡しから4カ月がたっていますが、綺麗にお住まいで、家具の入った室内はモデルルームのようでした。

天候にも恵まれて、わたくしの設計した家を撮り続けてくれている、カメラマンの奈良岡忠さんも快調に撮影を進めてくれました。

7月に完成した八王子の建て主さんも、子供連れで見にきてくれました。吉祥寺3の建て主さんとは、一緒に天竜の山まで木を見に行った仲です。お互いに家ができてからも交流があるのは、設計者としてはうれしい限りです。

室内に人がいる写真もイイかもという話になって、みんなでモデルをやりました。お住まい見学会+撮影会も楽しいですね。

 

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2014年09月23日 Tue

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丹波篠山に行ってきました

先週金曜日に、丹波篠山の古民家イベントに行ってきました。

篠山の歴史的街並みを歩き、町家の利活用の実際を見せていただきました。驚いたことに、空き屋になった町家を、隔週ごとに、掃除をしたり自力改修をするボランティア活動が10年続いているそうです。

中心になっているのは、町家好きの兵庫県の職員さんであったり、元副市長であった方たちでした。何ともうらやましい実力者ぞろいですが、現役や元行政の方たちが、町家の保存に真剣かつひたむきに取り組まれていることに感動しました。

わたしが37年間に、全国町並み保存連盟の運動に飛び込んで活動していた頃には考えられなかったことです。時代の変化を感じるとともに、古民家を残すには、利活用のための企画力が大きく物を言うことを思い知りました。

なにしろ、どんどん空き家になってゆく古い家を、無償で借りて、お店や宿泊施設に改装して、10年後には持ち主に返すという手法は、確実に町並み保存になっています。

企画者で一般社団法人ノオトの金野氏は自嘲気味に「もとのもくあみプロジェクト」と呼んでいますが、こんな手があったのかと驚かされる2日間でした。

夜は、集落丸山という、桃源郷のような村の茅葺の家に泊まりました。古民家をリノベーションした宿ですが、周囲の環境と響き合って、快適な一夜でした。これからの古民家再生の方向性が見えた気がします。

町で出会った、篠山の地元のみなさんの笑顔がすてきでした。お世話になりました。

篠山の歴史的町並み

篠山の歴史的町並み

町歩きの面々

 

古民家の宿

古民家の宿

 

丸山集落

丸山集落

 

 

2014年09月18日 Thu

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佐倉の平屋、構造見学会終了しました。

歴史のまち、千葉県佐倉市内に建つ「平屋の家」の構造見学会が無事終了いたしました。

伝統的な木組みの家で、省エネルギーを計るために床下に工夫を凝らし、省エネ等級4を習得しました。エアコン一台で暖房できる家です。

また耐震の工夫は、貫と足固めによる木の特性を生かした、粘り強い壁で、巨大地震にも倒壊しない家を目指しております。

当日は、見学者のために、足元の工夫が見えるように床下を空けてお待ちしていました。みなさん納得していただいたと思います。

考えてみると、木組みの家も省エネも足元が大切ですね。

そして、何よりも吉野杉の美しいこと。シンプルな架構にピッタリの色つやの良い材でした。

遠くからお運びいただいたみなさま、ありがとうございました。

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2014年09月11日 Thu

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会のお知らせ

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「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺に完成して、4ヶ月が経ちました。

建主さんのご厚意で、暮らしの様子を拝見させていただけることになりました。

「木漏れ日格子」と木製サッシ、遠州流のお茶室が見所です。趣きのある土壁です。
エアコン1台でほぼ全室を冷暖房する省エネルギー性能に優れた住まいです。

若いご夫婦の住む、本物の木組の家を見に来ませんか?

「お住まい見学会」は無垢の木の家の、暮らしの様子を見せていただける貴重な機会です。
みなさまのお申込みをお待ちしております。折り返し地図をお送りいたします。

印刷用のPDFはこちらです。

 

「吉祥寺の家3」お住まい見学会

開催日時:
2014年9月21日(日)
13:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年09月09日 Tue

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「古民家再生ゼミ」がはじまります

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いま日本の住宅は、リフォーム・リノベーション時代となり、
改修設計は設計者・工務店にとって必修の技術となっています。

そこで、「古民家再生」の基本を学び、
本来の日本の家づくりを根本から問い直す講座をはじめたいと思います。

講師は、木の家づくりのバイブル「木造住宅私家版仕様書」を共著し、
古民家に学んだ木組の家を実践する、松井郁夫です。

講義は、文化庁監修「民家のみかた調べかた」(絶版)を手引きに、
古民家を理解し実測の方法を学ぶ【座学】からはじまり、
実際の古民家の【実測】を通して、
何を残し何を変えるのか、
「古民家の耐震省エネ改修」の実例もまじえ
再生と【設計】のコツを公開します。

古民家は、日本の木造住宅の基本です。
再生だけでなく、戦後の住宅のリフォーム・リノベーション、
新築住宅の設計・施工にも、すぐに役立ちます。

「古民家再生ゼミ」は観て測って手を練る、きわめて実践的な講座です。
実測・再生設計歴30年の松井郁夫が、実際の古民家で、
実測の方法から民家の構造・改修手法まで解説します。
日本の木造住宅の基本がしっかりと理解でき、
実習を通して、きちんと実力がつく講座です。

 

定員は先着30名です。
全国のみなさまのご参加をお待ちしております。

 

松井郁夫

 

【お申込用紙はこちら】

 

【座学】

民家のみかた調べかた

「基本は古民家にある」

2014年11月8日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

「民家のみかた調べかた」
調査手引書を読み解く
どんな民家が古いか
どのように調査をするか
調査の実例

 

【実習】

実測職人のあで姿

「先人の知恵と工夫を測る」

2015年2月18日(水)10:00~16:30
会場:日本民家園(神奈川県川崎市)

日本民家園(川崎)実測研修
野帳の描き方
寸法の採り方
解体現場の研修

 

【設計】実測野帳

「むかしといまをみらいにつなぐ」

2015年3月7日(土)13:00~17:00
会場:AGCスタジオ(東京都中央区京橋)

可変と不変の架構
架構を生かす
不易と流行を知る
現代性の表現
耐震補強の方法
省エネ改修の方法

 

全講座講師・松井郁夫
定員先着30名

 

【お申込用紙はこちら】

2014年09月08日 Mon

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古民家再生ゼミ・始動予告

新築住宅の建設が伸び悩む中、中古住宅を改修して住む人たちが増えています。中でも建てられてから百年を超える古民家は、太い柱や梁、土壁などの素材の良さもあって大変人気があります。

わたくしも古い町家に育ち、歴史的な町並みの保存に若いころから取り組み、事務所開設時から古民家の再生に取り組んできました。さらに、古民家から得た伝統的な木組みの素晴らしさを、新築住宅の設計に生かしてきました。

そこで、これまでの経験を生かして、古民家に息づく伝統技術を多くの方に知ってもらうために、古民家の歴史や架構の仕組みを学ぶゼミナールを開くことにしました。

まずは、座学で古民家とは何かを学び、次に実測調査を行い、実際の古民家の寸法を採り構造を学びます。さらに、架構を生かした再生のデザインを演習します。 むかしの知恵や工夫をいまに生かし、みらいにつなぐ実習です。

古民家から日本の家づくりの基本を身につけ、実務に使えるゼミにしたいと思います。

古民家に限らず中古の住まいのリフォームにも役に立つと思います。興味のある方は、どなたでも参加できます。現在日程を調整中です。正式の応募はこの後すぐです。

どうぞご期待ください。

 

 

2014年09月03日 Wed

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「佐倉の平屋」構造見学会のおしらせ

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武家屋敷のある佐倉の町に、国産無垢材の「木組の家」が上棟しました。
子育て世代の家族4人で住む、軒の深い平屋です。

吉野の美しい天然乾燥材を、職人の手で刻んで組上げました。
金物に頼らない木組の家は、架構がそのまま空間になります。

地震国日本で古来から受け継がれてきた,木の特性を生かした民家の知恵「足固め」と「貫」構法を採用し、継手・仕口と呼ばれる木組みの加工をしています。大きな地震にも、めり込みと摩擦によって力を減衰し、粘り強く倒壊に耐えます。地震国日本の伝統を生かした丈夫な架構です。

さらに、時代を見据えた「省エネルギー対策等級4」を取得した高断熱に加え、エアコン1台でほぼ全室を空調する温熱の性能向上を実現し、伝統構法でも低燃費を図りました。自然素材である無垢の木と漆喰が、調温・調湿してくれるので、体にやさしく健康な温熱環境です。

本物の木の家は、時間がたつほどに美しく経年変化します。飽きの来ないシンプルな架構は、世代を越えて受け継がれ、長く使える資産になる住まいです。

構造見学会は、木組の家の醍醐味である「骨組み」をみることのできる、またとない機会です。

現場の近くには、松井が保存調査に参加し、公開している武家屋敷や美術館、国立博物館もあり一日中楽しめる歴史の街です。遠足に行くような気分で、足を延ばしてみませんか?

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。

佐倉武家屋敷 但馬家

佐倉武家屋敷 但馬家

佐倉武家屋敷 河原家

佐倉武家屋敷 河原家

 

 

「佐倉の平屋」構造見学会

開催日時:
2014年9月14日(日)
11:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

印刷用高画質案内はこちらです

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp

松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

2014年09月03日 Wed

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「佐倉の平屋」建方の動画を公開中!

「佐倉の平屋」の建方をYouTubeに掲載しました。

金物に頼らない、美しく丈夫で長寿命な「木組みの家」の醍醐味です。
一本ずつ手で組みあげます。複雑でとても丈夫な継ぎ手「金輪継ぎ」で材をつなげるシーンも見所です。
むかしからいまに受け継がれてきた優れた大工技術を、ぜひご覧ください。

2014年09月01日 Mon

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「佐倉の平屋」上棟しました

木組みの家「佐倉の平屋」上棟

「佐倉の平屋」が上棟しました!

 

平屋なのでレッカーを使わず、太い材料を手で上げました。
タケワキ住宅建設の若き棟梁篠塚さんとベテランの原田さんの刻んだ材木です。

 

木と木を継いでいくための「継ぎ手」の中でも、最も強く、手間のかかる「金輪継ぎ」を、全ての箇所でつくってくれました。

 

きめの細かい吉野の材が、掛合(木槌)で一本ずつ打ち込まれ、見事に組み上がりました。 金物を使わないから美しく、「貫」と「足固め」によって、しなやかで丈夫な木組みの家の上棟です。 おめでとうございます!

 

深い軒で夏の日射をカットし、冬は少しの暖房であたたまる、 次世代省エネ基準をクリアした「省エネ等級4」の木組みの家です。

9/14(日)の構造見学会にぜひお越しください。

美しい無垢の木の架構と、丈夫で長寿命な木組みの家の、醍醐味が体験できます。 みなさまのお越しをお待ちしております

 

木組みの家「佐倉の平屋」建方

まず柱が建ちます

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平屋なので手で上げます!

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棟を叩いて組んでいきます

木組みの家「佐倉の平屋」建方2

丈夫な「金輪継ぎ」

木組みの家「佐倉の平屋」建方3

屋根を支える垂木にも栓を

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上棟式の後は「直会」です

 

2014年09月01日 Mon

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防災の日に命を守る家づくりを考える

今日は、関東大震災が起きた日を記念した「防災の日」です。 TVや雑誌では、これから起こるかもしれない巨大地震の可能性について話題になっています。阪神大震災から20年の間に山古志村や東北大地震が起きましたから、地震国日本では、いつ地震が来ても不思議ではありません。 そこで設計者としては、まず第一に家族の命を守る家づくりを考えなければなりません。そのためには、長い時間が経過した古い建物の造り方に注目したいと思います。 松井事務所では、古民家に採用されている、柱と柱を縫うように入っている横材「貫」に注目しました。また柱の足元を堅牢に固める部材「足固め」にも注目しています。 実験の結果「貫」と「足固め」を入れた建物は、大きく変形しても崩壊することがありませんでした。柱が折れましたが、余力10tを残して傾いたまま止まりました。これは注目すべき事実です。巨大地震が来ても、崩壊することなく人の命を守ることができれば、建物としては役割を果たしたといえます。 貫は柱を貫いているため、めり込みに強く、大きな力で貫をつぶすには困難だからです。これは、木の持っている特性で、何段にも入れられた貫は日本建築の特徴でもあります。 当事務所では「貫をやめてはいけない」を基本に、丈夫で粘り強い壁をつくっています。貫で倒壊しない図1

ダイジェスト:伝統構法・日本の家_ページ_020

大変形しても倒れない伝統構法の家

ダイジェスト:伝統構法・日本の家_ページ_021

60センチ傾いても余力10tで倒壊しない

ダイジェスト:伝統構法・日本の家_ページ_047

倒壊しない「貫」構法の壁

 

2014年08月23日 Sat

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8月末より講演会ラッシュです!

猛暑の中、異常気象が日本中に被害をもたらしています。全国各地で災害に見舞われた方々には、お見舞い申し上げます。

さて、わたくしの講演会が、今月末より目白押しです。多くのみなさんが、今わたくしに講演会を依頼され、期待されていることは、おそらく、伝統的な日本の家づくりがこれからどこへ向かっているのか、を確かめたいのだろうと察します。

つまり、5年間に及んだ国の伝統的木造住宅の実大実験の成果は、どうなってゆくのか?

2020年より義務化される、省エネルギー法改正に伝統的な木造住宅は、乗り越えられるのか?

日々、伝統的な構法で研鑽を重ねる工務店さんや大工さんは、今後の行方が気になるのも無理はありません。

わたしの立場は明快です。伝統構法の家づくりは、次々と繰り出される国の制度改正を乗り越えて、さらに進化してゆくべきだと考えます。

そこで、以下の講演会を行いますので、どうぞお時間の許す方はお運びください。

8月27日 14:00~ 優良工務店の会 九州地区勉強会
「進化してゆく木造住宅」
博多アーバンスクエアビル11階会議室
(財団法人・住宅産業研修財団福岡事務所 092-418-8120中村)

9月1日 18:00~ 伝統木造の会 東海事務局 
「これからの伝統木造の姿」
名城大学名駅サテライト 名古屋駅前桜通ビル13階 多目的室
(東海林建築設計事務所内 ・引越ししましたので、番号をお間違えの無いようお願いします。)
TEL:052-853-9817 FAX:052-853-9818
E-Mail :info@tokairin.jp  (TEL・FAX:052-853-9724 ACC事務局)

9月4日 16:45~ 住宅医・東京
「古民家再生から見える日本の家」
AGC studio AGC旭硝子ショールーム(住宅医協会 06-6454-3465 藤村)

9月28日 9:00~ 伝統木構造講座
「伝統構法の行方(仮)」
姫路商工会館 (㈱兵庫確認検査機構 079-289-3002 中安)

 

140901勉強会の御案内

140901勉強会の御案内

 

2014年08月14日 Thu

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「松本城の見える家」が始まります

木組みの家「松本城の見える家」模型俯瞰

木組みのパッシブハウス「松本城の見える家」

木組みの家「松本城の見える家」模型東

片流の屋根と「せがい造り」が特徴です

木組みの家「松本城の見える家」模型玄関

梁の大きさや間隔も、じっくり検討しました。架構がそのまま意匠となる「木組のデザイン」です

「松本城の見える家」が始まります。 長野県松本市の、松本城が見える高台の敷地に”木組の家のパッシブハウス”が建ちます。

片流の屋根、板張りの外壁、2階をせり出す木組みならではの架構「せがい造り」が特徴です。

躯体は寒冷地仕様の高断熱で、薪ストーブを設置し、夏は家全体の通風を考慮した、冬暖かく夏涼しい”木組の家のパッシブハウス”になります。

「き」組メンバー、田中製材工業(俊建築設計室)さんが施工し、構造設計サポートは悟工房の山中信悟さんです。

架構には、貫と足固めを採用し地震にねばり強く、100年の長寿命、自然素材、無垢の木と漆喰による快適で省エネな木組みの家は、これからの木造住宅です。

竣工は来年5月を予定しています。
進行中のレポートは、随時更新いたしますので、ご期待ください!

松本城が見える高台の敷地

2014年08月12日 Tue

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現代棟梁と呼ばれた田中文男さんのこと

ダイフミさん

毎年8月9日は、田中文男棟梁の命日です。2010年に亡くなってから早くも5年がたちました。

田中文男さんほど現代の木造界に波紋を投げかけた人はいないでしょう。歯に衣着せぬ言葉は、どんな学者も、実務者も唸るしかないほど的確な発言でした。しかし時折見せる笑い顔は、子どものように純真な心が見える笑顔でした。だから「ダイフミ」さんの愛称で親しまれていました。

ダイフミさんが生きていれば、いまの伝統構法の扱いも変わったでしょう。だれよりも伝統技術を語れる大工棟梁で、すこぶる合理的な理論家でした。

わたくしがお世話になった現代計画研究所の藤本昌也先生と、民家型構法を開発し、木造界に旋風を呼んだのは、もう32年前になります。

「木造は軸組だ!」と言い放つダイフミさんには、みんな敬意を表しました。伝統構法でつくる家を「木組み」という言葉で呼び、その言葉は、日本中の大工や設計者を覚醒したのです。もちろん、わたくしもその一人です。

設計者の顔を見ると、「バカヤロー! お前らが日本の建築をダメにしたんだ!」といつも叱られました。日本の伝統構法を、学者や設計士には理解できないと思っていた節があります。それでも、いろいろ質問すると、継手や仕口のこと、施工技術のことをたくさん教えてくれました。

口癖は、「知識と知恵は違う」「技術と技能の融合が大切だ」でした。

「知識」は、やってイイことしか教わらない。しかし「知恵」は、やってはイケナイことを教わるのだ、ということでした。「イイことばかり教わってもイケナイことは分からないが、イケナイことを知れば、あとは何をやってもイイ、工夫と創造の世界が広がるんだ。」という言葉は、今も耳に響いています。

また、最近になってようやく、ダイフミさんの言っていた「技術と技能」の違いが分かってきました。「技術」は本からでも学べることですが、「技能」は自らの体が覚えることです。経験に裏付けされた技なのだ、と思い至りました。だから、職人の技能は、体得するのに長い経験が必要なのです。

ダイフミさんが、現状の家づくりの現場を見たとすると、たぶんその技能不足にがっかりするだろうと思います。なにしろ世の中は機械の時代、プレカット全盛で、柱や梁の骨組みの分からない家が増え続けているのですから。今後、省エネ法の改正に伴い、ますますその傾向は強くなるでしょう。

今日もダイフミさんの嘆き声が、草葉の陰から聞こえる気がします。だから、丈夫な骨をつくる「木組み」の家づくりをがんばらなくては!省エネ法にも負けないぞ! と、自らに鼓舞する命日でした。合掌!

2014年08月08日 Fri

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松井事務所の夏季休業は15日~20日です

松井事務所の夏季休業期間は以下の日程となります。

2014年8月15日~8月20日

期間中にいただいたご連絡は8月21日から順次対応致します。
ご迷惑をおかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。

2014年08月05日 Tue

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「高円寺の家」お住まい内覧会(延期)

 

※都合により、当初の日程を延期致します。
日程が決まり次第、当ページでお知らせいたします。

高円寺の家の建主さんから、
「夏の涼しさを体験しませんか?」
というお誘いがありました。
猛暑の夏【風のない日に風の通る】木組の家を、
みなさまで体感しに来ませんか?
「越屋根」と「地窓」と「吹抜」に隠された、
夏でもクーラーのいらない秘密をお披露目します。
お住まい見学会は、建主さんもいらっしゃいますので
木組の家の住み心地をお聞きできる貴重な機会です。
「木組の準耐火建築」「西日を楽しむ浄土寺格子」
「電気代が700円」「桧の浴室」
高円寺の家は、みどころ満載の木組の家です。
ぜひこの機会にお越しください。

建主さんはエッセイで日々の暮らしを綴ってくださっています。
連載「木組みの家に住んで。」は松井事務所のHPで掲載中です。

 

 

「高円寺の家」お住まい内覧会【夏】~風のない日に風の通る家~

開催日時:
未定(決定次第、当ページでお知らせ致します)
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

<印刷用PDFはこちらです>

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年08月03日 Sun

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猛暑に土壁を考える見学会

毎日うだるような暑さが続きます。

最近の気温は、全国で30度を超えることが当たり前になってきましたが、10年前にはこんなに毎日のことではなかったと思います。やはり、徐々に地球温暖化が進んでいると考えられます。

2020年の燃費の良い家をつくるための法改正・義務化など、省エネルギーの対策が厳しくなってくるのも、致し方のないことだと思います。

ではCO2をできるだけ放出しないで、日常を暮らすためには、どんな方法があるでしょう。

わたしたち設計者にできることは、まずは、風通しの良さを確保すること。風のないときには、温度差で空気を移動させる工夫もあります。そのためには、低い位置の窓から冷たい空気を入れて、暑い空気を排熱できる仕組みを作ることです。それには、腰屋根などが有効です。

また、外壁が温まりすぎないように断熱することも大切ですが、一度冷えた熱を逃がさない蓄熱する素材を使うことが大切です。それには、土壁が有効です。

人の体感温度は、室内の空気温度とその周囲の壁の表面温度との中間の温度になることがわかっています。つまり、室温が30℃ででも、室内の壁の表面温度が、26℃であれば、体感温度は28℃になります。これくらいならば、薄着であれば室内の生活も苦にならないでしょう。

土には蓄熱というすぐれた作用があります。この特性を生かして室内を造れば、外部の気温が高くても室内の体感温度は快適な数値まで落とせると考えられます。

さらに室内の湿度を調節する、吸放湿性能もあります。

湿度が下がれば、体感的に心地よいことはよく知れたことですが、これには土壁が最高の効果をあげます。わたしの事務所では、漆喰塗りを標準仕様にしていますが、建て主のみなさん、この時期に汗が引くと好評です。

室内には、土壁を使うことをこれからも、当たり前にしたいですね。

そこで、今月31日には、「高円寺の家」で猛暑の中で、室内温度を体感していただく「お住まい見学会」を実施します。詳しく決まりましたら、またお知らせいたします。ご期待ください。

2014年07月31日 Thu

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いま「住まい」に求められること

昨晩、WEB・HOME’sPRESSで「木組みの家」を取材して下さったコーディネイターの方とライターの方を交えて食事会をしました。

まずは取材の連載が、好評であったとのうれしい報告を受けました。3回とも250以上の「いいね」がついたそうです。なんと1回目は367の「いいね」がついたということです。通常は80くらいだそうですから、大変な反響だといえます。

また、HOME’sPRESSは、広告収入に頼らない自主的な運営によって、社会的にも公平な記事を書いていることも分かり、驚くとともに取材を受けたことを光栄に感じました。あらためて感謝です。

食事会ではいろいろな話をしましたが、これからの家づくりの方向について、いくつかお話を聞かせていただき、大変参考になりました。

なかでも、これからの住まいに求められることの一番は、「寿命」だということです。住まい手が求めるのは、長く住めるということ、つまり建物の寿命が最も気になるという話でした。最近の傾向として、「構造」「温熱」「劣化」がキーワードだと他でも聞いていましたので、なるほどと納得しました。

住まいの動向は、2020年に控えた省エネ法の改正、義務付け問題がクローズアップされて、ゼロエネや、スマートハウスなどがマスコミを賑わせています。どれも建物の性能を向上させることが大切ですが、建物本体の構造が長持ちしなければ意味のないことです。そこで、住まい手が求めていることが「寿命」だという話は健全だと感じました。

3.11以来、これまでの生活をあらためる方たちが増えていますが、控えめな暮らしと節電は3年が経過しても風化させてはいけないことだと改めて思いました。

人は人生の90%を建物の中で暮らすといいます。いまこそ、安全で快適かつ丈夫で長持ちする住まいが求められていると感じた会でした。お二人に感謝!

2014年07月30日 Wed

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松井奈穂展のお知らせ

松井奈穂は、東京芸術大学で日本画を学びました。若いころから子供に絵を教えることが好きで、今は川村学園小学校の図工の先生をしながら、小さな子どもの「アトリエ・かたつむり」を運営しています。

この度、千葉県の南房総市千倉町にある隠れ家的ギャラリーで、これまで描いた絵の展覧会を企画していただきました。遠いところですが、もしお時間ありましたらお運びください。生命力のある南洋の植物や、人物画が展示されています。

夏のひと時、海水浴も兼ねて千倉にお出かけください。みなさまのお越しを、お待ち申し上げております。

場所:ギャラリー・シーレ 〒295-0004 千葉県南房総市千倉町瀬戸1702 ℡0470-44-4893

 期間:8月1日から19日まで

ナホ展

2014年07月28日 Mon

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省エネと体感温度

連日うだるような暑さに覆われている、日本列島ですが、
出来るだけエアコンに頼らず、この暑さをしのぐ方法はないのでしょうか?

先日「伝統木造と省エネルギー」を考えるグループで、
体感温度について、興味深いお話しをお聞きしました。

以下は、「エクセルギー」という概念で建築環境を読み解く、宿谷正則先生のお話です。

わたしたちが暑さ寒さを感じるのは、気温だけが決め手ではないというのです。
室内の空気の温度が、体感温度とは限らないというのです。

つまり、その部屋の湿度や気流、着ている服や、
その部屋の天井、壁、床の表面温度によって感じ方は違ってくるということです。

また、部屋の表面温度から伝わる熱を、輻射熱と言いますが、
体感温度は室温と輻射熱の中間になるといわれています。

例えば、室内が30度の気温であっても、壁が26度であれば、
体感温度は28度ということになります。

室内の気温は、家を包み込む外皮の断熱性能で決まりますが、
体感温度は、もう少し複雑な要素が絡み合うようです。

ここで、わたしたち設計者が建物をつくる際に考えられるのは、
通風を促す窓の開け方と、室内をつくる天井、壁、床の素材ということになります。

気流は低い位置に開ける地窓や高い位置に開ける越屋根を設けることで、
気流をつくることはできると考えられます。

素材には、調湿効果のある木や土が良いということになります。

木も土も自然素材で、さまざまな性能を持っていますが、
熱伝導率だけを考えると熱を通しやすい数値になってしまうのですが、
蓄熱性能や、吸放湿性能が高いことが分かっています。

表面温度でいえば、木や土は触った時に感じる温冷感が、
アルミやガラスに比べて暖かくて優しいことは、みなさん体験していると思います。

これまでも、これからも、自然の恩恵を生かしながら、
無垢の木と土を使って、建物の環境をつくることが基本だと思うお話でした。

わたしたちは、省エネルギーに取り組む時も、
まずは自然素材の特性を生かし、新しいテクノロジーも取込みながら、
体感温度の快適な現代的な家づくりを進めたいと考えています。

2014年07月24日 Thu

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会は盛況でした

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会の様子1

7月20日に開催された「吉祥寺の家3」お住まい見学会はたくさんの方々にご来場いただき大盛況となりました。

小さなお子さんを連れたご家族の方から、老後のお住まいをお考えの方まで、木組みの家を体験していただけました。

建主さんも、茶室の床の間にお花を生けてくれました。

暑い日でしたが、クーラーをつけなくても風通しがよく、心地良いなかでの見学会となりました。

ご来場の方々にあらためて御礼申しあげます。
また、休日にお家にお邪魔させていただいた建主さん、ほんとうにありがとうございました。

これからも長く大切にお住まいになってください。
<匠>

(写真撮影:奈良岡忠、松井事務所)

 

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会外観

木も植え始めました

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会床の間

光を調節できる床の間

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会の様子2

赤ちゃんもご来場

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会居間

木組にぴったりの家具

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会居間2

ラジオアンテナの置物

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会二階2

2階手摺を通して見た吹抜

木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会二階

将来の子供室です

 

2014年07月23日 Wed

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「佐倉の平屋」基礎配筋がはじまりました

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子3

「佐倉の平屋」が着工し、基礎配筋がはじまりました。
松井事務所とタケワキ住宅建設で立ち会い、鉄筋の配置を確認しました。
松井事務所では、平らなコンクリートを打つことで、コストを抑えながら丈夫な基礎にするために、独自の計算と工夫をしています。伝統の技術と現代のテクノロジーの融合を計ることで、多くの人たちに手の届く価格で、美しい木組みの家を提供します。

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子1

親方が配筋中

木組みの家「佐倉の平屋」配筋の様子2

鉄筋を切るための工具です

配筋の工夫

配筋の工夫

コーナー配筋はしっかり

コーナー配筋はしっかり

2014年07月19日 Sat

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「八王子の家」完成内覧会のご報告

木組みの家「八王子の家」完成居間

面積は小さくても、広々とした空間になりました。

木組みの家「八王子の家」完成内覧会の様子

家の涼しさに皆さん驚いていました。

 台風の去った先週末「八王子の家」完成内覧会が開催されました。

蒸し暑い日でしたが、南側のテラス窓と越屋根を開けるとスーッと風が通り、室内はとても涼しく過ごせました。
遠方からも見学にお越しいただき、木組みの家の居心地の良さと、シンプルで無駄のないデザインをじっくり見ていただけました。

 

建主さん、ご協力ありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いします。

 

また、ワークショップ「き」組の見学会は、7月20日(日)に「吉祥寺の家3」でも開催されます。
まだまだお申込みを受付中ですので、ぜひお運びください。 <匠>

 

 

木組みの家「八王子の家」完成外観

大きなバルコニーのある家です

木組みの家「八王子の家」完成居間2

無垢のカウンターで暮しが豊かに

木組みの家「八王子の家」完成居間3

キッチンは分離型です

木組みの家「八王子の家」完成寝室

寝室は野地板と漆喰壁を照らします

木組みの家「八王子の家」完成障子

障子が外からの光を柔かくします

木組みの家「八王子の家」完成障子

吹抜が光と風を運んで冷房いらず

木組みの家「八王子の家」解説シート

設計の解説シートです

2014年07月18日 Fri

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「吉祥寺の家3」お住まい見学会のお知らせ

 木組みの家「吉祥寺の家3」お住まい見学会

「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺に完成して、2ヶ月が経ちました。

おしゃれな家具が置かれ、紅葉やオリーブを植えた庭と板塀も完成し、あたらしい暮しが始まっています。
建主さんのご厚意で、暮らしの様子を拝見させていただけることになりました。

「木漏れ日格子」と木製サッシ、遠州流のお茶室が見所です。趣きのある土壁です。
エアコン1台でほぼ全室を冷暖房する省エネルギー性能に優れた住まいです。

若いご夫婦の住む、本物の木組の家を見に来ませんか?

「お住まい見学会」は無垢の木の家の、暮らしの様子を見せていただける貴重な機会です。
みなさまのお申込みをお待ちしております。折り返し地図をお送りいたします。

 (印刷用PDFはこちらです)

「吉祥寺の家3」お住まい見学会

開催日時:
2014年7月20日(日)
13:00~17:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年07月14日 Mon

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お住まい見学会・吉祥寺の家3

二週続けて、見学会を開催させていただきます。

建物が竣工してすぐに開催させていただく見学は、「完成内覧会」ですが、すでに暮らされているお住まいの様子を見せていただける見学会は、「お住まい見学会」と呼んでいます。おかげさまで、どちらも建て主様のご厚意で、時々お願いしています。

今回の「吉祥寺の家3」は、3か月前に竣工して引っ越されたばかりですが、お庭が少しづつ出来てきたので、「お住まい見学会」をお願いいたしました。建て主さんに感謝!

この家は、茶道教室に通う同じ社中の若いご夫婦の木の家です。なのでお茶室をつくりました。土壁の4畳半です。相談に乗っていただいた、茶道の先生の合格もいただき無事完成いたしました。

ご夫婦がご要望された家づくりのコンセプトは、「木漏れ日のある家」でした。武蔵野の雑木林のような木漏れ日です。

そこで、南に面した一間(1.8m)巾の木の窓をつくり、庭とつなぐことを考えました。開放的な大きな窓からの眺めと、二階の不規則な格子から差し込む光が、木漏れ日のようにキラキラまたたきます。

現在、空き地になっている南側に大きな家が建設されても、冬の光はタップリ入るように、建物を配置しました。吹抜けを通して光も風もゆらいでいるスタイリッシュな木組みの家です。

7月20日の午後13時から、お住まい見学会を行います。どうぞお運びください。みなさまのお越しをお待ち申し上げています。

お申し込みは、メール  ok@matsui-ikuo.jp   もしくは、お電話 03-3951-0703まで、地図をお送りいたします。

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子外観

不規則な格子か木漏れ日がもれます

 

木組みの家「吉祥寺の家3」茶室140409

土壁のお茶室

木組みの家「吉祥寺の家3」二階夜

夜は、屋根野地板を照らします

 

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会140412_2

夜景の光も格子からこぼれます

木組みの家「吉祥寺の家3」居間140409

大きな窓の居間・食堂

140404木組みの家「吉祥寺の家3」解説シート

解説シート

 

2014年07月11日 Fri

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まちづくりを持続可能に・西村幸夫×八甫谷邦明

「季刊・まちづくり」という雑誌が、休刊となりました。
建築雑誌、「建築知識」を経て「造景」の編集長を務めた八甫谷さん編集の最後の仕事になりました。以前、八甫谷さんには「造景」で地域づくりの事例をいくつか紹介していただきました。
福島飯野町の診療所と、熊本宮原町の古民家と銀行を改修した公共施設「まちつくり酒屋」でした。どちらの建物も、町の人たちとワークショップという「住民参加の手法」を使って建てました。
参加のデザインは、町の人たちの意見をカタチにする、楽しいプロセスが決め手です。
たくさんの意見を言葉でいただき、言葉に文脈をつくるダイナミックな手法は今でも素晴らしいデザインプロセスだと思います。
住民の意見を形にする建築家を「コミュニティアーキテクチャー」と呼びます。作品性を排除し、専門性を生かした建築士の仕事です。日本ではなかなか見かけませんが、住民に寄り添って設計する、誇り高き人たちです。公共性や社会性の薄れた都市にとっても、人間らしい交流の停滞している現代の世相にも、これからは、まちづくりの持続に必要な「人づくり」が大切だと感じた夜でした。

2014年07月09日 Wed

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「佐倉の平屋」地鎮祭と下小屋打合せ

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学

リビングの梁。きれいな吉野杉です。

 

「佐倉の平屋」がいよいよ着工です。 地鎮祭が執り行われ、神主さんが土地の神様を鎮めます。
家族みんなで敷地の線に沿って米を撒いていくという、おめでたい地鎮祭になりました。

 

木組みの家「佐倉の平屋」地鎮祭

神主さんが土地を清めます

木組みの家「佐倉の平屋」位置出し

タケワキ社長みずから計器を覗いて計測中

地鎮祭の後には、施工のタケワキ住宅建設さんと、建物を位置出ししました。道路との高低差を確認します。

その後、タケワキさんの下小屋に伺い、先日吉野で選んだ材料の墨付けを見に行きました。 戸の引込みなど、細かな打ち合わせもはじまっています。

上棟は8月下旬を予定しています!

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学2

棟梁と原寸で打ち合わせ

木組みの家「佐倉の平屋」下小屋見学3

材料の向きが記されています。「適材適所」ですね。

2014年07月06日 Sun

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小さな家の見学会

二週続けて「内覧会」と「お住まい」見学会を開催させていただきます。

八王子の小さな木組みの家は、若いご夫婦とお子様の3人暮らしです。奥様は、元CADオペレーターです。仕事ではプレカットの家を作図していました。

7年前には、当事務所が主催した、自力建設の家「落日荘」のお手伝いに来ていただきました。そこで経験したことがきっかけになったと思いますが、ご自分の家は、木組で建てたいと訪ねてこられたのが3年前です。

お若いご夫婦なので資金のこともあり、お金をかけずに手刻みと漆喰で木組の家を建てるために、時間をかけました。

また、南側に大きなアパートも建っていたので、3Dで冬の影を計算して、建物の配置や窓の位置を決めました。

おかげさまで、増税前に工事にかかることができました。途中大雪で数週間現場が止まりましたが、先日無事にお引き渡しを終りました。

リーズナブルな価格で丈夫で無駄のない木組みの家になりました。八王子の寒さにこたえるように断熱効果の上がる、珍しい素材も使いました。

開放的な、ワンルームのような小さな木組みの家です。7月13日の日曜日。皆様のお越しをお待ちしております。

木組みの家「八王子の家」居間140620

2014年07月04日 Fri

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「八王子の家」完成内覧会のお知らせ

 木組みの家「八王子の家」完成内覧会2東京都八王子市に木組の家が完成しました。

若いご夫婦とお子さんのための小さな木組の家です。

構造材は静岡県天竜の無垢材です。みんなで山まで木を見に行きました。
朝日で明るい大きなバルコニーが特徴です。日照を3Dシミュレーションして吹抜を採用しました。明るく開放的な間取りです。

小さな家ならではの、無駄のないデザインと、きめ細やかで美しい仕上がりになりました。

八王子は都心よりも寒い地域なので、暖房の熱を蓄える断熱材を使いました。エアコン1台で全室を暖めるする工夫も施しました。さらに、夏の熱気を気化熱で逃す秘密の素材「現代の土壁」も採用しました。内覧会で公開します。

 

美しい本物の木組の家がつくる、無垢の木と漆喰の心地よさを体感しに来ませんか?
みなさまのご参加をお待ちしています。

(印刷用PDFはこちらです。)

 

 

「八王子の家」完成内覧会

開催日時:
2014年7月13日(日)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年07月03日 Thu

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RCの進学塾を「和の住まい」にリノベーション

 

140703rinove9

進学塾として使われていたRC2階建ての建物を「和の住まい」としてリノベーションしました。

内部にウレタンで断熱して、壁をつくります。座敷や床の間のある、真壁の和風住宅に生まれ変わりました。

工事中です

断熱吹き付け工事中

和室のアールを決めています

床の間のアールを決めます

設置して高さを検討

設置して高さを検討

和室に生まれ変わりました

教室が和室に生まれ変わりました

 

一階座敷生け花の間

一階生け花の間

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無垢の板と土壁で、体にやさしい快適な住まいになりました。
和風が好みの建主さん。床の間や和室への入口が見所です。

入り口の照明

座敷入り口の照明

140703rinove3

バリアフリーの廊下

光格子

塾の受け付けも光格子に

1階玄関も引戸にして広々と

玄関も引戸にして広々

2014年06月30日 Mon

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342年前の古民家に会いました

昨日、埼玉県所沢市で、古民家を見せていただきました。江戸時代の初め(寛文12年、西暦1672年)342年前の建物です。
文化財として保存されている建物には、さらに古い古民家もありますが、現存する民家で今もお住まいになっている事が驚きです。ご当主のお話しでは、そのまたお爺さんのころは、茅葺の兜造りだったようです。いわゆる養蚕農家の造り方です。その後お茶の栽培を始めて、広い敷地には工場もあったそうです。今はお一人暮らしで、広い座敷を自由に使っていらっしゃいました。
昨日は、温熱耐震改修が可能かどうかの予備調査でした。柱梁はケヤキです。全く壁のない開放的な造りで、建具はすべて手の込んだ優れモノでした。台所はすっかり改修され、座敷は天井が貼り直してあったり、多少手を入れた形跡はありましたが、良く342年前の形をとどめていると感心しました。
ご当主の話では「あまり造り込んでない建物だったから、どういう時代の生活にも対応できたのではないか」とおっしゃっていました。これはいい話ですね。造り込まない方が、長く使えるということは、これからの住まいをつくる条件と思っていいでしょう。架構の痕跡も調べて当初の家の大きさも分かりました。今後の調査が待たれます。

2014年06月28日 Sat

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我孫子の家2・撮影しました

奈良岡忠さんは、カメラマンです。 僕の建物を撮っていただいて、20年になります。建築写真のカメラマンではありませんが、縁があって撮影をお願いしています。 先日、我孫子の家2の撮影に行ってきました。時折晴れ間の覗く曇り空でしたが、いい写真がとれました。 やはり室内は、家具が入っているといいですね。タケワキ住建さんの用意してくれたテーブルと椅子、緑の小物で、生活感のある空間になりました。 明日は、いよいよお引き渡しです。いつものことですが引き渡しのときには、嬉しいようなさびしいような感覚になります。娘を嫁に出すような感じです・・・。末長く建て主さんに喜んでもらえる家であることを願っています。皆さんありがとうございました。とりあえず、松井の撮影した写真をお楽しみください。

我孫子の家2

我孫子の家2

居間と小上がり

居間と小上がり

二階個室

二階個室

浴室

浴室

撮影中の奈良岡さん

撮影中の奈良岡さん

トウモロコシ畑と木組の家

トウモロコシ畑と木組の家

2014年06月24日 Tue

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「我孫子の家2」完成内覧会は大盛況でした

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会

大盛況でした。ご来場の皆さまに改めて御礼申し上げます

「我孫子の家2」の完成内覧会は、気温28度の夏日の中で行われ、たくさんの方にご来場いただきました。 家に入った途端に涼しくなることに皆さん驚かれていました。漆喰の調湿作用と、越屋根を利用した風通しの良さですね。 とうもろこしとジャガイモの葉の上を渡った風が、家に通り抜けていきます。 内覧会で朝から一日過ごしましたが、クーラーをつけていなくても、汗が引いていくのがわかりました。

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木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会居間

小上がりのある居間

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会2階

2階の小窓を開けたところ

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会浴室

桧浴室はメンテも楽です

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会2階2

広がりのある二階

木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会外観

風通しは抜群です

木組みの家「我孫子の家2」トウモロコシ畑

今年はジャガイモ畑です

 

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木組みの家「我孫子の家2」完成内覧会床板

床は、足にやさしい無垢の杉板です

床板も、含浸性のワックスで艶が出ましたね。お子さんが素足で走りまわる楽しい内覧会になりました。

心地の良い高さで設計しているので、ご来場の皆さんからは「面積よりも広く感じる」と仰っていただきました。

やっぱり体感していただくのが一番ですね。
開催させていただいた建主さんのご厚意に感謝いたします。<匠>

2014年06月23日 Mon

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「八王子の家」完成間近です

木組みの家「八王子の家」吹抜140620

「八王子の家」は左官も終わり建具も入りました。
完成間近です。 南に背の高いアパートがあるため、日照計算して吹抜を開けた小さな家です。
きめ細やかで、完成度の高い仕上がりとなりました。若くて真面目な村井大工の仕事です。
陽当りの良い東の大きなベランダが特徴です。
完成内覧会も予定していますのでご期待ください。

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木組みの家「八王子の家」小窓140620

東の小窓

木組みの家「八王子の家」外観140620

駐車場上のベランダが特徴

木組みの家「八王子の家」居間140620

居間のカウンター

木組みの家「八王子の家」2階140620

2階は勾配天井で広々と

 

2014年06月23日 Mon

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TVに紹介されました

フジテレビのクイズ番組「それマジ?ニッポン」6月22日19時放映で、松井事務所の木組の家が紹介されました。

写真を使いたいとのオファがあってから、時間をおかずにすぐの放映だったので、うっかりお知らせすることを忘れていましたが、どなたかご覧になりましたか?

金剛組という、1400年続く社寺建築の会社紹介の続きで、いまでも木組みの工法は造られているという流れで、松井事務所の木組の家が数枚写し出されました。

ぼんやりしていると、見逃してしまいそうな映像でしたが、放映されたのは次の映像です。お知らせできなかったので、この場でアップします。

検見川の家は、木組ならではの二階がせり出した「せがい造り」です。

大和の家は、貫の様子が良くかりますが、貫は大地震にも建物が倒壊しない優れた構法です。

井土ヶ谷に家では木と木を組む様子がわかります。骨組みが丈夫で、長い時間を生きる家になります。

高円寺の家は、準耐火建築という燃え代設計で火にも強い構造です。

木組みの家は、長い歴史をいまにつなぐ技術ですが、その優れた構法は、新しい現代住宅にも使い続けることが大切だと思います。木組は、現代住宅にもデザイン性の高い家を造ります。

今度は、木組みの家の特集番組を造ってほしいですね。

検見川の家

検見川の家

大和の家

大和の家

井土ヶ谷の家

井土ヶ谷の家

高円寺の家

高円寺の家

 

2014年06月21日 Sat

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お城の見える家が始まります

どの部屋からもお城が見える。

そんな、眺めの良い木組みの家が、長野県松本市の丘のうえで始まります。

各部屋からはもちろん、お風呂や台所、ピアノ室からも松本城が見えます。

これから生まれてくる赤ちゃんのための部屋も用意しました。

毎日お城を眺めて、気持ちの大きな子供に育ってほしいですね。

お城の見える家

お城の見える家

 

2014年06月17日 Tue

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OZONEの展示会に行ってきました

先日、新宿のOZONEに行ってきました。建築家の造った、建築模型の展示会が開かれているので見に行ってきたのです。松井事務所からも「せがい造りの家」を出品しています。

見ていて興味があったのは、最近の家づくりの傾向についてでした。何か新しい視点が見つかるかなと期待して見ましたが、特に目につく傾向も、視点もなかったかなァ・・という印象です。

よくいえば、家づくりの世界は、ある面で成熟しているのかもしれません。今回の展示のタイトル「What’s 家?」もそれを物語っているように思いました。

今は、デザイン性の高い家が当たり前になって、奇抜さを求めるのは、もう限界に来ているのではないでしょうか?むしろ、みなさん敷地や暮らしに素直につくっている感じで好感が持てました。

松井事務所は、しっかりとした骨組みの模型を展示させていただいております。本来、目新しいものを追いかけるような仕事をしていませんので、まあ、いつものように木組みの家をアピールさせていただいております。

木と木を組むことで、美しい骨を造り、冬暖かく夏涼しい腰屋根や、壁や開口部の工夫を加えて、丈夫で心地よい空間をつくる。むしろ伝統的な木組の家づくりを再発見してほしいという思いで展示に参加しました。

やはり、家づくりは、土地の気候に沿って、住まい手にとって気持ちのいい生活を造り出すことが大切だと思います。それには、まず安全な骨組みを造り、風の流れや太陽の動きを読んで、自然に逆らわずに家づくりを進めることかな、という思いを再確認した展示会です。8月5日まで開催されているので、お時間のある方は是非お立ち寄りください。

写真 1

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

2014年06月12日 Thu

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「佐倉の平屋」吉野へ材木検査に行きました

「佐倉の平屋」材木検査

構造材を一本ずつ選びます

「佐倉の平屋」の材木は、奈良県吉野の山の木です。 実際に家に使われる材木を検査するために、タケワキ住建のみなさんと一緒に、吉野に行ってきました。

「佐倉の平屋」材木検査含水率

含水率を測ります。よく乾いています

天然乾燥の無垢の木を扱う材木屋さんで、含水率を調べたり、節の様子を確認しました。 原田棟梁と篠塚大工にも同行してもらい、じっくりと材料を見極めて良い材料を選びました。

「佐倉の平屋」材木検査2

適材適所。どの材をどこに使うか決めます

見学させていただいた吉野の山は深く美しい山でした。 これから刻みがはじまり、上棟は8月中を目指しています。 この材料で「佐倉の平屋」の木組みを美しく建ちあげます。こうご期待!

「佐倉の平屋」吉野の山

樹齢の200年の杉と。美しい山の木で美しい家をつくります

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