お知らせ

2013年03月19日 Tue

_

第10期「木組のデザイン」ゼミナール満員御礼

2013「木組のデザイン」ゼミナール

2013年度 第10期「木組のデザインゼミナール」受講生を募集します
丈夫で快適な、燃費の良い木組の家づくりを身につけたい方に

いま、日本の家づくりは大きな節目を迎えています。戦後68年つづいた簡便な在来軸組住宅の時代から、丈夫で長寿命の架構を持つ省エネルギー住宅へ変わろうとしています。 そこで見直されてくるのが、日本の気候風土に合った伝統の木組です。さらに、省エネルギー基準をクリアする性能の住宅を造るための手法です。

本講座では、伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。 今年度は、岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、木組の家の温熱環境と改正省エネ法への対応が身につく講座も準備いたしました。 架構を知りつくした「き」組による、快適で燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?

対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。 本講座の特色は、美しいデザインと耐震的な構造のバランスの取れた木組を学べる点にあります。 美術大学出身のメンバーが美術講座を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画する「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが木組講座を指導します。 美術と技術の二方向から美しい木組の架構と温熱環境の構築の手法を学びます。 知識だけでなく、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。

ワークショップ「き」組の家づくりが「平成20年度 長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を受けたことを契機に、全コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成となっています。 講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3講座制です。 実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意しました。受講生による実践事例も増えています。

わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。 日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。 全国の皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

 

(おかげさまで今年度の木組ゼミは満員となりました。
実践コース「温熱講座」は来年度も予定しています。
受講生募集は来年1月頃から開始致します。ぜひお申込みください。)

 

130116purezen

◆2013年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項

■ 入門コース: 美術講座と木組の理念
■ 上級コース: 私家版メンバーによる木組講座
■ 実践コース: 現場研修、温熱講座、より実践的な木組講座

■ 開講日:4月~8月、9月~1月 基本的に月1回 (入門・上級コースは日曜日、実践コースは土曜日)
※実践コースの木組の家の見学会は、現場の進行状況により日程が変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください

■ 時間:10:00~17:00 全5回(詳細は別紙スケジュールを参照)
一泊研修(植林ツアーまたは伐採ツアー、自力建設補助+スケッチ旅行:費用別途) 詳細後日

■ 費用:入門コース・上級コース 受講料8万円(1講座1万6千円×5回)+入学金1万5千円(お申込み時)
実践コース 受講料5万円

■ 場所:一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102)
※受講生多数の場合は会場を変更することがありますのであらかじめご了承ください。

■ 講師: 美術講座:松井郁夫、松井奈穂、松井匠
木組講座:現場講座:私家版研究会メンバー・松井郁夫、宮越喜彦、小林一元 温熱講座:辻充孝(岐阜森林文化アカデミー講師)

■ 講座内容

120611dessan 美術講座 「美術を身につける」 家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

130116mokei

木組講座 「木組を学ぶ」 初めて木の家を学ぶ人や改めて木組の家を学びたい人のための、実習。 木組の家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組を学ぶ。 私家版研究会メンバーによる課題と講評。

木組ゼミ実践コース最終日

実践講座
「温熱講座」   省エネルギー法改正に基づく温熱対応の手法を学ぶ。
「現場研修」   実務に役立つ詳細設計や監理を、現場の実際を見て学ぶ。
「実践木組講座」 木組の積算や申請業務などを学び、実務に即活用できる木組の講座。

実際に計画中の建物を私家版メンバーが添削する「スペシャルプログラム」(別途料金)も用意しました。 今すぐ建てる家を木組でつくりたいとお考えの実務者にオススメです。

10年目を迎え、温熱講座が加わったことで、これまでで最も充実した内容となっています。 全国から奮ってのご参加をお待ちしております。

(おかげさまで今年度の木組ゼミは満員となりました。
実践コース「温熱講座」は来年度も予定しています。
受講生募集は来年1月頃から開始致します。ぜひお申込みください。)

■ 申し込み: 所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。
〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 「木組のデザイン」ゼミナール 係

■ 問い合わせ: 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内)
TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  
E-MAIL info@kigumi.jp

2013年03月18日 Mon

_

「所沢の家2」お住まい見学会

木組みの家「所沢の家2」お住まい見学会

 

 

埼玉県「所沢の家2」お住まい見学会
3月23日(土)13:00~17:00
(盛況のうちに閉会致しました。ご来場のみなさまに改めて御礼申し上げます)

「所沢の家2」のお庭が完成し、建主さんのご厚意により、お住まいのご様子を見学させていただけることとなりました。
「所沢の家2」は明るくて広がりある空間です。建主さんは出掛けるときに「照明を消し忘れたかな?」と思うそうです。
帰ってくると、木の香りがして気持ちがいいとおっしゃっています。
自然素材の呼吸する木組です。快適な温熱環境は、木と漆喰が調湿・調温しているからでしょう。
お住まい見学会は、木組みの家の暮らしをご覧になれる貴重な機会です。
ぜひこの機会にお越しください。みなさまのお申し込みをお待ちしております。

 

お申込み先
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局
電話:03-3951-0703 メール:info@kigumi.jp

 

※お申込みの方に、地図をお送りします。
※お申込み、お問い合わせは「ワークショップ「き」組:お問い合わせフォーム」からも受付しております。
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

2013年03月06日 Wed

_

「所沢の家2」お住まい見学会のお知らせ

木組みの家「所沢の家2」お住まい見学会

 

 

埼玉県「所沢の家2」お住まい見学会
3月23日(土)13:00~17:00

(印刷用PDFはこちらです)

「所沢の家2」のお庭が完成し、建主さんのご厚意により、お住まいのご様子を見学させていただけることとなりました。
「所沢の家2」は明るくて広がりある空間です。建主さんは出掛けるときに「照明を消し忘れたかな?」と思うそうです。
帰ってくると、木の香りがして気持ちがいいとおっしゃっています。
快適な温熱環境は、木と漆喰が調湿・調温しているからでしょう。
お住まい見学会は、木組みの家の暮らしをご覧になれる貴重な機会です。
ぜひこの機会にお越しください。みなさまのお申し込みをお待ちしております。

 

お申込み先
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局
電話:03-3951-0703 メール:info@kigumi.jp

 

※お申込みの方に、地図をお送りします。
※お申込み、お問い合わせは「ワークショップ「き」組:お問い合わせフォーム」からも受付しております。
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

2013年02月14日 Thu

_

「善福寺の家Ⅱ」お住まい見学会は盛況でした

善福寺の家2お住まい見学会外観 善福寺の家お住まい見学会の様子1 善福寺の家お住まい見学会の様子2

「善福寺の家2」のお住まい見学会が開催され、たくさんの方々がお見えになりました。

この日は 朝から空気の冷たい日でしたが、よく晴れたので窓からの光で部屋が暖まりました。おかげさまで、暖房をつけずに見学会ができました。

 

小さなお子様連れでお越しいただい方が多く、みなさん桧の床や漆喰の壁の感触を実感されていました。2階を廻れるバルコニーも人気でした。 実際の暮らしをご覧になれる「お住まい見学会」でしたので、 建主さんに木組みの家の暮らしをお聞きし、参考になったのではないかと思います。

 

次回のお住まい見学会も当サイトとワークショップ「き」組のサイトでお知らせいたします。 木組みの家づくりをお考えの方は、この機会にぜひお申し込み下さい。

建て主様、参加者のみなさま、遠路お運びいただき、ありがとうございました。

 

2013年02月10日 Sun

_

京町家作事組からイベントのお知らせが届きました

京町家作事組

京町家作事組

 

京町家作事組

京町家作事組

2013年02月05日 Tue

_

2013年第10期「木組のデザインゼミナール」受講生募集

2013木組ゼミ

2013年度 第10期「木組のデザインゼミナール」受講生を募集します
丈夫で快適な、燃費の良い木組みの家づくりを身につけたい方に

 いま、日本の家づくりは大きな節目を迎えています。戦後68年つづいた簡便な在来軸組住宅の時代から、丈夫で長寿命の架構を持つ省エネルギー住宅へ変わろうとしています。 そこで見直されてくるのが、日本の気候風土に合った伝統の木組みです。さらに、省エネルギー基準をクリアする性能の住宅を造るための手法です。

本講座では、伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。

今年度は、岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、木組みの家の温熱環境と改正省エネ法への対応が身につく講座も準備いたしました。 架構を知りつくした「き」組による、快適で燃費の良い木組みの家づくりを身につけませんか?

対象は、木組みの家づくりを学びたい設計者および施工者です。 本講座の特色は、美しいデザインと耐震的な構造のバランスの取れた木組みを学べる点にあります。 美術大学出身のメンバーが美術講座を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画する「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが木組み講座を指導します。

美術と技術の二方向から美しい木組みの架構と温熱環境の構築の手法を学びます。 知識だけでなく、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。

ワークショップ「き」組の家づくりが「平成20年度 長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を受けたことを契機に、全コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成となっています。 講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3講座制です。 実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意しました。受講生による実践事例も増えています。

わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。 日本の優れた木組みの仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。 全国の皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

130116purezen

 

◆2013年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項
(募集要項+お申込書のPDFはこちらです)

■ 入門コース: 美術講座と木組みの理念
■ 上級コース: 私家版メンバーによる木組み講座
■ 実践コース: 現場研修、温熱講座、より実践的な木組み講座

■ 開講日:4月~8月、9月~1月 基本的に月1回 (入門・上級コースは日曜日、実践コースは土曜日)
 ※実践コースの木組みの家の見学会は、現場の進行状況により日程が変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください

■ 時間:10:00~17:00 全5回(詳細は別紙スケジュールを参照)
 一泊研修(植林ツアーまたは伐採ツアー、自力建設補助+スケッチ旅行:費用別途) 詳細後日

■ 費用:入門コース・上級コース 受講料8万円(1講座1万6千円×5回)+入学金1万5千円(お申込み時)
 実践コース 受講料5万円

■ 場所:一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102)
 ※受講生多数の場合は会場を変更することがありますのであらかじめご了承ください。

■ 講師: 美術講座:松井郁夫、松井奈穂、松井匠
  木組み講座:現場講座:私家版研究会メンバー・松井郁夫、宮越喜彦、小林一元
  温熱講座:辻充孝(岐阜森林文化アカデミー講師)

■ 講座内容

120611dessan

美術講座 「美術を身につける」 家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

130116mokei

木組み講座 「木組みを学ぶ」 初めて木の家を学ぶ人や改めて木組みの家を学びたい人のための、実習。 木組みの家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組みを学ぶ。 私家版研究会メンバーによる課題と講評。

木組みゼミ実践コース最終日

実践講座
「温熱講座」   省エネルギー法改正に基づく温熱対応の手法を学ぶ。
「現場研修」   実務に役立つ詳細設計や監理を、現場の実際を見て学ぶ。
「実践木組講座」 木組みの積算や申請業務などを学び、実務に即活用できる木組みの講座。

実際に計画中の建物を私家版メンバーが添削する「スペシャルプログラム」(別途料金)も用意しました。 今すぐ建てる家を木組みでつくりたいとお考えの実務者にオススメです。

10年目を迎え、温熱講座が加わったことで、これまでで最も充実した内容となっています。 全国から奮ってのご参加をお待ちしております。

■ 申し込み: 所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。
〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 「木組のデザイン」ゼミナール 係

■ 問い合わせ: 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内)
TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  E-MAIL info@kigumi.jp

(募集要項+お申込書のPDFはこちらです)

2013年01月22日 Tue

_

東京都「善福寺の家Ⅱ」お住まい見学会(満員御礼)

130114zenpukuji

東京都杉並区「善福寺の家Ⅱ」 お住まい見学会
2月9日(土) 13:00~16:00
(印刷用PDFはこちらです)

(定員に達しましたので締め切らせていただきました。ありがとうございました。)

「善福寺の家Ⅱ」が竣工して4年が経ちました。
東京都杉並区善福寺公園の近くに建つ、パティオのある木組みの家です。パティオに緑を植え、四季の変化を楽しめます。2階には空中回廊と呼ぶバルコニーがあり、上から中庭を臨めます。 この度、建主さんのご厚意により、お住まいの様子を見学させていただけることとなりました。 無垢の木と漆喰による、人の体にやさしい室内です。調温湿に優れた自然素材の快適な住み心地をぜひ体感ください。 お申し込みをお待ちしております。

お申込み先
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内)
電話:03-3951-0703 メール:info@kigumi.jp

※お申込みの方に、地図をお送りします。
※お申込み、お問い合わせは「お問い合わせフォーム」からも受付しております。
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

2013年01月01日 Tue

_

年賀

松井郁夫建築設計事務所

2012年12月13日 Thu

_

年末年始休業は12/28~1/6です

今年度の、松井郁夫建築設計事務所の年末年始休業期間は
12月28日(金)~1月6日(日)となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2012年11月22日 Thu

_

講演会のお知らせ

松井の講演会情報を更新致しました。
国土交通省の「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験検討委員会」による全国キャラバンツアー講演会です。
12月8日(土)に高知、12月15日(土)に山形、12月22日(土)に大分で行われます。
詳しくはこちらに掲載されていますので、どうぞ御覧ください。

http://matsui-ikuo.jp/media/lecture/

2012年11月11日 Sun

_

「豊田の家」(東京)お住まい見学会開催のお知らせ

 

東京都日野市の武蔵野の森に「豊田の家」が、竣工して四年になりました。
緑豊かな林に張り出したデッキが特徴の、コンパクトな木組みの家です。
この度、お住まいのご様子を、建主さんのご厚意で見学させていただけることとなりました。
「渡辺篤史の建もの探訪」でも放映された、無垢の木と漆喰と、薪ストーブがある家の、
実際の住み心地をご覧になれる貴重な機会です。
どうぞ事務局までお問い合わせください。皆様のお申込みをお待ちしております。

開催日時
2012年12月2日(日)
13:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※建設業関連の方はご遠慮ください

お申し込み:
ワークショップ「き」組事務局
東京都中野区江原町1-46-12-203
メール info@kigumi.jp
電話  03-3951-0703
FAX  03-5996-1370

印刷用PDFチラシはこちらです

2012年08月06日 Mon

_

越美文化研究所セミナー「いとしろ」開催のお知らせ

2008年に竣工した「越美文化研究所」は、
越後と美濃の歴史文化をつなぐ拠点としてセミナーを開催しています。
「いとしろ-境界を超えて-」と題し、石徹白の歴史を掘り起こします。
お申込み方法など、詳しくは下記のPDFをご覧下さい。

越美セミナー「いとしろ-境界を超えて-」

松井郁夫建築設計事務所「越美文化研究所」

2012年07月30日 Mon

_

展覧会のお知らせ【数寄屋大工 -美を創造する匠-】

「数寄屋大工-美を創造する匠-」と題した展示が、東陽町駅の竹中工務店東京本店で開催されます。
実物大の茶室構造模型をはじめ、銘木、土壁、建具など、職人がつくった美しく繊細な制作物、
あるいは名工が用いた 道具や図面など約150点の資料を紹介しています。 
神戸と名古屋にも巡回予定ですので、お近くにお越しの際にはお立ち寄りください。

印刷用PDFはこちらです

2012年06月21日 Thu

_

「所沢の家2」完成内覧会のお知らせ

「所沢の家2」が完成します。

建主さんのご厚意で、2012年6月23日(土)11:00~16:00に

完成内覧会を開催させていただけることになりました。

小さな建物の随所にしつらえた、光を運ぶための工夫が、

広がりと彩りある豊かな空間を生みました。

天然乾燥の無垢の木は、何年経っても樹の香りがします

ひとつひとつ手でつくる家はずっと先の未来まで、

住む人も訪れる人も、みんなが居心地よい住まいです。

「き」組がつくる、これからの日本の家を、

どうぞこの機会に御高覧ください。

お申し込みは、下記までご連絡ください。

みなさまのお越しをお待ちしております。

 

一般社団法人ワークショップ「き」組事務局(松井郁夫建築設計事務所内)

165-0023 東京都中野区江原町1-46-12江原ジュールカースル203

電話:03-3951-0703  FAX:03-5996-1370 メール:info@kigumi.jp

 

「所沢の家2」経緯はこちらからご覧になれます。

 

印刷用のご案内はこちらです

2012年02月23日 Thu

_

2012年度「木組のデザインゼミナール」募集

2011年3月11日14時46分、東北関東地方を未曾有の地震が襲い、その後の大津波によって多くの尊い人命とふるさとの町を流しさってしまいました。

わたしたちはあらためて、大自然の猛威を侮ってはいけないことを思い知らされました。
一瞬にして消えてしまった町の風景には、言葉もありません。
被災地のみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

この悲しみを乗り越えて、新たな生活の場を再建することが、
わたしたち日本人全体に課せられた試練だと思います。

わたしたちは、阪神大震災を契機に、地震に強い木組みの家づくりを実践してきました。
ワークショップ「き」組では、今回も被災地復興に向けて多くの仲間達と支援の輪を広げ、
これからも地震に強い家づくりの実践を重ねたいと思います。

今こそ、安全性を追及した木組みの家づくりが必要とされる時です。
利便性の追求から、手仕事による安心の施工へ、
これからの日本の住宅づくりは、大きく舵取りを変えなければならないと思います。

むかしから受け継がれてきた伝統的な構法と素材、
家づくりからまちづくりの作法にいたるまでを学びなおすことで、
いまを乗り越え、みらいにつなげたいと思います。

これから家づくりを確実な実践に結び付けたいと望んでいる皆さん、
安全な木組みの実践力をつけ、山と職人と住まい手がつながる安心の家づくりを学びませんか?
皆様の熱意あるご参加をお待ちしています。

2012年1月27日
ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

2012年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項

2012年度 「木組のデザイン」ゼミナール募集要項(印刷用PDF)

【開講日】4月~8月/9月~1月 基本的に月1回(日曜日)

入門コース:講義 4/8、5/13、6/10、7/8、8/26    美術講座と木組みの理念
上級コース:講義 9/9、10/14、11/11、12/9、1/13   私家版メンバーによる木組み講座
実践コース:見学 5/12、6/9、7/7、9/8、10/13    現場講座と、より実践的な木組み講座
※ 当ゼミナールを初めて受講される方は、入門コースからお申込み下さい。
(実践コースは木組みの家の見学会を予定しており、現場の進行状況により日程が変更される可能性がございます。あらかじめご了承ください)

【時間】10:00~17:00 各コース全5回(詳細は別紙スケジュールを参照)
一泊研修あり(植林ツアー、伐採ツアー、自力建設補助+スケッチ旅行:費用別途)

【場所】松井郁夫建築設計事務所内(東京都中野区江原町1-46-12-102)

【定員】各講座15名程度

【費用】1コース 95,000円(1講座16,000円×5回+入学金15,000円)

  • 複数のコースを受講される場合は入学金は一回だけで結構です。
  • 卒業生が改めて申し込む場合は、入学金は免除となります。

【講師陣】木組み・設計講座 私家版仕様書研究会メンバー
     松井郁夫(株式会社松井郁夫建築設計事務所 主宰)
     小林一元(小林一元建築設計室 主宰)
     宮越喜彦(木住研 主宰)

【講師陣】美術講座
     松井郁夫(東京藝術大学卒)
     松井奈穂(東京藝術大学卒)
     松井匠(多摩美術大学卒)

【特別講師】木組みゼミOB
     山本兵一(大兵工務店・宇都宮城修復の棟梁)
     青木正剛(青木設計・ワークショップ「き」組メンバーで名古屋の設計士)
     山田健太郎(一級建築士事務所山田屋・福井県福井市の設計士)

美術講座

「美術を身につける」
家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。
デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

木組み講座

「木組みを学ぶ」
初めて木の家を学ぶ人や改めて木組みの家を学びたい人のための、実習。
木組みの家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組みを学ぶ。
私家版仕様書執筆メンバーによる課題と講評。

実践講座

「現場研修」   実務に役立つ詳細設計や監理を、現場の実際を見て学ぶ。
「実践木組講座」 木組みの積算や申請業務などを学び、実務に即活用できる木組みの講座。

 

申し込み

所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。
一次締め切り 4/1(以降随時受付)

 〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203
 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 「木組のデザイン」ゼミナール 係

問い合わせ
一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内)
TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  E-MAIL info@kigumi.jp

 

募集要項等はこちらからダウンロードできます。
2012年度 「木組のデザイン」ゼミナール募集要項(印刷用PDF)

2011年11月24日 Thu

_

「豊田の家」がTV放送されます

111124tatemono_tanobou.jpg

豊田の家が、「渡辺篤史の建もの探訪」でTV放送されます。 放映日は2011年12月9日(金)午前4時30分です。 雑木林に浮かぶ木組みの家を、ぜひご家庭で御覧ください。

2011年11月12日 Sat

_

木組でつくる日本の家

【日時】2011年11月12日(日)
【会場】富山県総合情報センター(4階 第1会議室)

【内容】木造住宅私家版仕様書を元に 究極の木組の家づくりを学ぶ講座
【講師】松井郁夫・小林一元・宮越喜彦

【主催】木の家スクール富山事務局(富山木構造研究所)
【共催】NPO法人緑の列島ネットワーク

<お問い合わせ> 
木の家スクール富山事務局
富山市西新庄10-10
TEL/FAX 076-433-7117

 

2009年01月01日 Thu

_

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます
今年は200年住宅のモデルの実施や、
ワークショップ「き」組の法人化を目指して、
さらなる飛躍の年にしたいと思います。
本年も、よろしくお願いいたします。
2009年 元旦

2008年12月27日 Sat

_

福岡・田川産業「漆喰」

「真っ白はマッサラにつながる」とは元NHKプロディュサー水谷慶一氏の言葉です。白は太陽の光の色ともいいます。
白という色は不思議な魅力を持っています。漆喰の魅力もそんな白色にあるのかもしれません。建物の内部の壁は漆喰塗りと決めていますが、実に堅牢な素材で、古くはエジプトの昔から壁画の下地に使われていました。高松塚古墳の壁も漆喰塗りです。五千年という悠久の時間を超えて現代につながる素材「漆喰」。
実は漆喰の原料である石灰石は、生物の死骸からできた石であって、漆喰は生石灰から消石灰に加工され、塗られた後も空気中の二酸化炭素を吸収して、再び石に戻ることをご存知ですか?
「マッサラ」とは再び蘇るという意味を持っていることも、あながち偶然ではないのかも知れません。スケッチは田川産業の工場の中です。漆喰の粉で真っ白で幻想的です。
一年の終わりに、更なる「はじまり」の気持ちを込めて。良いお年をお迎えください。
2008年 師走

2008年12月06日 Sat

_

伝統構法の新たな「はじまり」

「これからの伝統構法の家は、どうつくればよいのか?」
Eディフェンス検証された振動台で見た事実は、家づくりに関るものにとって、多くの課題を突きつけられました。
3日から行なわれた、A棟の実験では二度の加震で破損した建物に、神戸波が加えられても倒壊にはいたりませんでした。しかし、損傷の激しいその建物に、最後に加えられたJR鷹取波は厳しい現実でした。
ここまで耐え抜いてきた建物も大黒柱もろとも一階の柱はすべてが折られて、倒壊しました。見ていた関係者は、一同大きなショックを受けたと思います。
私自身は、伝統構法の建物にもっと、がんばってほしかった気持ちと、自然界の厳しさを思い知らされた気持ちが交差しています。
この現実を人知が及ばないと思うのか?さらなる智恵を絞るのか?
伝統構法の家づくりの新しい「はじまり」を感じました。まさに多くの英知の結集のときです。

※木の家ネットのHPに実験した2棟の揺れ方を比較した動画がUPされています。
http://kino-ie.net/kinoienews/?p=22