ブログ

2014年04月30日 Wed

_

「吉祥寺の家3」家具が入りました

外構打ち合わせ中

外構打ち合わせ中

お庭の模型

庭の模型

この日は、引っ越しがお済みの「吉祥寺の家3」にお邪魔して、外構のお打ち合わせでした。

お好みの家具が置かれていて、テーブルの大きさも、照明もソファもカーテンも、この家にぴったりのものばかりでした。

照明はルイスポールセンPH5 ソファは、以前からお持ちの二人掛け。アンティークな雰囲気が素敵です。自作のラジオとアンテナも見逃せませんね。

模型を見ながら、庭木を選んで、これから外廻りの工事がはじまります。

庭が完成したら、またお住まい内覧会を予定しております。これからもよろしくお願いいたします。

居間の家具

居間の家具

木組みの家「吉祥寺の家3」家具

ぴったりの家具が入りました

2014年04月30日 Wed

_

「佐倉の平屋」1:50模型をつくりました

木組みの家「佐倉の平屋」模型1

外からも室内からも屋根を綺麗にみせる工夫をします

「佐倉の平屋」の実施設計が終わり、1:50模型を作成しました。
のびのびした屋根と、おおらかで開放的な空間に、南の庭を楽しめる開口部が特徴です。

木組みの家「佐倉の平屋」模型

お子さんを元気に育てる広々した間取り

省エネ等級4の「住宅性能証明書」も取得して、1台のエアコンで全室を空調できるように設計しました。
燃費が良く、地震に強く、長寿命の木組みの家です。
現在見積中。コストを精査して、無駄のない費用で木組の家をつくります。

木組みの家「佐倉の平屋」模型2

南に大きく開いた窓に、たっぷりと軒を伸ばします

2014年04月30日 Wed

_

「高円寺の家」お住まい内覧会は盛況でした

木組みの家「高円寺の家」庭木140429

庭木も春の装いで迎えてくれました

29日の「高円寺の家」お住まい内覧会は、たくさんの方にお越しいただきました。
お子さんたちがデッキを走り回っている間に、松井事務所の木組の家についての紙芝居が行われました。
また、建主さんのKさんによる自邸のご説明は、設計事務所顔負けでした……。
Kさん、ご丁寧な解説をどうもありがとうございました。

「高円寺の家」は2014年8月2日(土)に、今度はお住まい内覧会「夏」を開催します。

詳細はまた、当サイトでお知らせします。今度は夏の涼しさを体感していただければと思います。ご期待ください。

<匠>

木組みの家「高円寺の家」お住まい内覧会140429

木組の家の紙芝居をしました

2014年04月23日 Wed

_

「日本の木のいえ情報ナビ」のブログに「吉祥寺の家3」が掲載されました

140423木のいえブログ

玉井編集長の「木のいえブログ」です。

「日本の木のいえ情報ナビ」の玉井編集長が、先日の「吉祥寺の家3」完成内覧会にお越しになり、内覧会の様子をブログに掲載していただきました。 真壁で柱と梁があらわしの木組の家が、すっきりとしたデザインになっていることを記事にしてくださいました。 どうぞ御覧ください。玉井さん、ありがとうございます。

【木のいえブログ】 http://kinoieb.exblog.jp/20570813/

 

「日本の木のいえ情報ナビ」は林野庁と農林水産省が国産材の家を普及を推進するために、公的な補助事業としてはじまったサイトで、木の家づくりのサイトのとしては国内最大級です。 国産材を扱う設計事務所や工務店が検索できるようになっており、わかりやすいサイトですので、ぜひ一度御覧ください。

【日本の木のいえ情報ナビ】 http://www.nihon-kinoie.jp/

ワークショップ「き」組も 参加しています。 http://www.nihon-kinoie.jp/search/card.php?oi=162#card

2014年04月23日 Wed

_

「高円寺の家」お住まい内覧会【春】開催のおしらせ

木組みの家「高円寺の家」内覧会春 高円寺の家解説シート

 

「高円寺の家」が完成して1年と4ヶ月になります。

「お風呂から庭を眺めたい」という、たった一つのご要望から始まったこの家は、 たくさんの知恵と工夫にあふれた「現代木組」になりました。

冬でも明るい「屋上庭園」と、季節の移ろいと暮らす「庭」。 南側に隣家の迫る20坪の狭小地で、西窓から採光しか採れませんでした。そこで「浄土寺格子」と遮熱シートで、西日を楽しむことにしました。 部屋の湿度を安定させて、住む人の肌や体調を整える、調湿作用のある「漆喰壁」。 1台で全室を空調し、晴れた月は電気代が500円になる「床下エアコン」。 新防火地区でも無垢の木をあらわしで使える「木組の準耐火建築」。 そして、いつまでも飽きの来ない、さりげないデザイン。

国産無垢の木と漆喰でつくる、丈夫で長寿命の、快適な木組の家です。 連休前のこの機会に、木組の家を体験しに来ませんか? お住まいの様子を、建主さんから直接お話をお聞きいただける良い機会です。 また、建主さんはエッセイで日々の暮らしを綴ってくださっています。 連載「木組みの家に住んで。」は松井事務所のHPで掲載中です。

お誘い合わせの上ぜひお越しください。みなさまのご来場をお待ちています。

 

「高円寺の家」お住まい内覧会【春】

開催日時:
2014年4月29日(祝)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月22日 Tue

_

山が笑う・落日荘にて

「山が笑っているから見に来ないか」と誘われて、茨城県八郷の「落日荘」にお邪魔しました。わたしの敬愛する岩崎駿介さんのご自邸です。たしかに、周囲の山は笑ってました。「わっはっは」というくらいに笑っていました。

落日荘に着くなりすぐに宴会となって、いろいろな話をしました。まずは、現在の社会問題について。原発事故のこと、カミさんが活動している福島の子供キャンプのこと、わたしの仕事のこと、などなど。

さまざまな話題の中で、物の本質について、話が及んだときに「人は真実から顔をそむけるんだよ」といわれてハッとしました。実直に真実に向き合うことが、正義だと思って活動してきたつもりですが、そのたびに苦慮してきました。そのことを指摘された気がしました。不特定多数の人々の共感を得ることの難しさです。

2度の国政選挙で、田中角栄氏と戦った岩崎さんの生の声は重いです。常々、選挙の結果は一ミリの違いもなく国民の民意だとおっしゃっていましたが、そのことがジワリとわたしの胸に浸みこんできています。

家づくりを通して、共存共栄の社会を築きたいと望む、一人の実務者の夢の裏付けが足りないのでしょうか。これからの日本の家づくりの行方は、平たんではないということでしょうか。

とはいえ、日本の伝統を大切にしたいと望む「き」組の仲間たちと、信じることのできる方法で木組の家づくりを進め、普及に努めたいと思います。省エネ計算対応や金物の使用強要など、伝統構法の置かれている現状は、冬のように厳しいかもしれませんが、常に新しい技術と融合させ、経験を積んだ技能を駆使して、進化する木組みで乗り切りたいと思います。春になると「山が笑う」ように、新鮮な気持ちで進みたいと思います。

山が笑う

山が笑う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩崎邸

岩崎邸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩崎邸 居間

岩崎邸 居間

 

2014年04月18日 Fri

_

落日荘のこと

デザインで何ができるのかを考えあぐねていた、まだ学生の頃、横浜のまちづくりを知った。

そこには、市庁舎前の広場や、商店街の街路の楽しく歩ける都市デザインがあった。ヨーロッパ旅行から帰って、日本の街はつまらないと思っていた時期で、横浜のまちづくりは新鮮に驚いた。 都市デザインという仕事にあこがれて、いつか自分も街づくりをデザインしたいと思った。

当時、横浜の都市デザイン室の室長は岩崎駿介さんであった。そのデザイン力と理念にあこがれた。 「都市住宅」という雑誌に連載していた岩崎さんのエッセイ「クロスオーバー」は今も大事にとってある。自分の進む方向を決めた人だ。

明日は、岩崎さんが奥さんの美佐子さんと一緒に自力建設した「落日荘」を訪ねる。もう何度目の訪問だろう。自力建設のお手伝いに始まって、僕の悩みを聞いてもらうまでになったいま、仕事のこと、人生のこと、現在の社会のこと・・・話したいことは山積みだ。

長く開発国の援助に尽力した経験を持つ、岩崎さんの言葉は重い。うわべのデザインの話では済まない叱咤を受けることも、しばしばだ。 明日もまた、いま悩んでいる伝統構法のグローバル化を、どう乗り切るのかということと、ローカルな仕組みの継続について、聞いてもらおうと思う。

日が暮れる直前の落日が美しい岩崎邸の建設は、まだまだ続く。建設のお手伝いにかこつけて、千年生きると豪語する岩崎さんのエネルギーを時々浴びに行く。

2014年04月16日 Wed

_

RCでも無垢の木のリノベーション

かつて進学塾であった、3階建てのコンクリートの建物を住宅として改装しています。もとは教室であったので、間仕切りをとれば、広々としたワンルームの住まいとなります。

二階には、リビング・ダイニングと座敷につながる水廻りを配置しました。一階は、個室と和室をつくります。玄関は、ガラスのドアを木製の引き戸に変えて、建物全体は、和の住まいを目指します。

まずは、二階が出来上がり、仮の引っ越しを済ませました。まるで戸建に住んでいるような、その暮らしを少しだけご紹介します。

外部に面する壁には、全てウレタンを吹き付け、断熱性能を上げました。天井や床は、杉の無垢材です。壁は、吸放湿性の高い壁紙です。家具も入って、暮らしやすくなりました。

これから一階の改修工事にかかります。コンクリートの建物も、内装を無垢の木の変えて、自然素材に囲まれた木の家の快適さを満喫できる、暮らしができます。

無垢の木の内装

無垢の木の内装

2014年04月14日 Mon

_

フツーの家

先週土曜日に「吉祥寺の家3」の内覧会を終えた。多くの方に来ていただいて、木組みの家を体感していただき、様々な感想を聞かせていただいた。

「木の香りが素敵!」「明るくて暖かい」「落ち着く」などなど、中には「帰りたくないね」とおっしゃる方もいて、うれしかった。大きな木の窓と格子の細長い家は、一日中、和やかな雰囲気に包まれた。

わたしのつくる家が、みなさんに評価される点は、どなたにもスーとなじんでいただけることかもしれない。どこを凝って創ったとか、ここが目玉ですということはない。どちらかというと作品性とか作家性を排除した、フツーの家を目指している。

おそらく、みなさん家に帰ると、雰囲気は良かったけど、どこがどうだったかな?と思われるかもしれない。もし、そう思っていただけたなら、それはわたしのつくる家がうまくいったのだと思う。

写真にすると狙った構図が決まるとか?この場所が一番だとか。そんな家づくりは、長く住むうちに飽きてくると思う。つくり込まずに、どんな生活も受け入れるような家。住む人の感性がイキイキと感じる家がいいと思っている。

設計者としては欲がないのかもしれないが、長い間生きてきた古民家を見ると、その佇まいや創り方に感銘を受ける。無名の職人による質の高い造形がある。できれば、わたしもその当たり前なフツーをつくるために、技能の修練をめざしたい。

内覧会の後、「ブラインドが付きました。」と建て主さんが写真を送ってくださった。それはそれは、家の雰囲気に馴染んだ、おあつらえのロールブラインドで、何気なく自然な感じに建て主さんのセンスが光っている。

引っ越されると、建て主さんの選ばれたテーブルや照明がセットされることになっているが、室内はどんなインテリアもしっくりとなじみ、居心地の良い家でありたいと思う。この後は、庭づくりが始まるが、この家の持っているフツーの感じが出せるような雑木林のような木を植えたいと思う。

 

2014年04月13日 Sun

_

「吉祥寺の家3」完成内覧会は大盛況でした

木組みの家「吉祥寺の家3」格子をから灯りが漏れる夜景

格子から灯りが漏れる夜景

 

 

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会140412_

たくさんの方にご覧いただきました

「吉祥寺の家3」完成内覧会は、多くの方に御来場いただき、大盛況でした。

一間幅の木製の窓、茶室のしつらえ、木漏れ日格子は、みなさんに喜んでいただきました。

内覧会開催中に、茶室の照明の配線付け根部分に、真鍮のキャップが取り付けられました。

友人の彫金家 藤平朱美さんにお願いしてつくってもらいました。これで茶室の風格が上がった気がします。

竣工おめでとうございます。
これから外構と庭の工事に入ります。
武蔵野らしい庭にしたいと思います。

木組みの家「吉祥寺の家3」真鍮の照明キャップ

この茶室の照明のためにつくってもらった金具。一点ものです

木組みの家「吉祥寺の家3」真鍮取り付け後

配線の付け根に金具を設置。風格が上がりました

木組みの家「吉祥寺の家3」二階夜

夜は間接照明で、屋根野地板を照らします

2014年04月12日 Sat

_

「登戸の家」完成内覧会のご案内

 

 木組みの家「登戸の家」完成内覧会案内

川崎市登戸に木組の二世帯住宅が完成しました。

2階をせり出した「せがいづくり」と、無駄のないデザインで、8畳の居室を3室設けました。21坪の狭い敷地を逆手にとって、広くつかえる小さな家です。良質の無垢の国産材をふんだんにつかった金物を使わない木組で、すっきりとした空間に仕上げました。

前面道路の騒音対策として、断熱材には防音効果のある「セルロースファイバー」を採用しました。
無垢の桧+杉と漆喰でつくる、現代木組です。

狭い敷地の小さな家でも、広く使える間取りの工夫を、ぜひご体感ください。

 

「登戸の家」完成内覧会

開催日時:
2014年5月25日(日)
10:00~15:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちら

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月11日 Fri

_

古民家の再発見

千葉県佐倉市の旧市街地で、新築の住宅建設が始まるので、何度か敷地に足を運んだ。

久しぶりに、鏑木小路に保存公開されている武家屋敷を訪ねた。25年間に千葉大学の大河直身先生と田中文男棟梁に連れられて、文化財保存のお手伝いで実測調査をさせていただいた建物である。

佐倉は昔城下町で、起伏の多い通りには、いまも古い民家や武家屋敷が残っている。江戸時代の町人や武士になった気持ちで市内を歩くと、丘に続く小道や高低のある坂道の眺めには、城下の名残を強く感じる。

お手伝いさせていただいた武家屋敷は、但馬家と河原家である。武家屋敷といっても茅葺の屋根である。細い小路は両側に土手が盛り上がっており、屋敷林が続いている。馬で通ると、ちょうど良い高さに生垣ができているという。この通りには茅屋根が良く似合う。

調査は泊りがけで、古い建物の柱の痕跡を調べ、復元工事のために一本一本の記録を採ることだった。まるで探偵のように柱の傷を観察して、元の間取りを復元する作業は、シャーロックホームズのような推理の連続であった。

但馬家では、痕跡から、床の間の位置が、90度変わった。屋根裏に潜って、本来の床の間の向きが判明したのである。さらに、河原家では、建物の向きも大きく変わって、横向きに配置された。民家の持つ構造の可変性と融通無碍さに驚いたことを覚えている。

田中文男棟梁と大川直身先生の深夜に及ぶ論争の激しさも忘れられない。この調査に参加させていただいて、たくさんのことを教えていただいた。

古民家にはまだまだ私たちの知らない、多くのことが隠れていると思う。民家は、あまりにも身近すぎてよく見ていないことがあると思う。今回の新築の建物には、佐倉の歴史的な建物の思いを込めて、過去と未来をつなぐ現代の住まいとして設計させていただいた。

2014年04月07日 Mon

_

「吉祥寺の家3」木漏れ日格子と木の窓

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子140107

南向きの大きな木の掃き出し窓です

「吉祥寺の家3」に木の窓が入りました。
春の日差しが、格子を通して木漏れ日になります。

完成まであと少しです。

庭づくりはこれからですが、出来たばかりで内覧会をさせていただくことになりました。

木組みの家「吉祥寺の家3」木漏れ日格子外観

木漏れ日格子と、一間の木の窓です

木組みの家「吉祥寺の家3」居間140409

明るい居間と食堂

木組みの家「吉祥寺の家3」茶室140409

竿縁天井の茶室もできました

4/12(土)完成内覧会は、まだまだ募集中です。

松井郁夫建築設計事務所では、手の届く価格で、質の高い木組みの家を提供しております。
快適で、美しい無垢の木と漆喰の木組の家を、御覧になりませんか?
みなさまのお越しをお待ちしております。

お申し込みは、松井事務所まで。

2014年04月04日 Fri

_

11期を迎えた「木組のデザインゼミナール」

わたしたちが、いまつくっている木造住宅は、本当に日本の家といえるのか?世界に誇る大工職人の技術と技能を持ちながら、伝統的な日本の住まいをつくってきて来たのか?

阪神大震災を契機に、日本の木の家とは何かを考え、実践してきた仲間と始めた講座が11期を迎えた。

実務者のための伝統的な木造住宅の技術と技能を習得する「木組のデザインゼミナール」である。これまでに147名の修了生が、現場で活躍している。

講座の目的は、伝統構法の木組の家づくりの技術を身につけていただくことにある。

残念ながら、現在の日本の建築教育は、大工技術や民家の流れを組んではいない。明治以来、日本の大学では、本格的な木の家づくりを教えているところが少ないのが事実である。

設計者の多くは、社会に出て現場に立って初めて、木造建築を知ることになる。しかし、大工には大工の言葉があり、現場では学校で教わる知識では分からないことが多いのも事実である。

そこで、西洋建築の教育を受けた設計者から伝統木造の苦手意識をなくし、難しいとされている大工言葉を知り、職人と会話のできる設計者を育成することが必要と考えたのである。

「木組ゼミ」では、伝統的な木組の習得を、各自が設計した住宅の木組の模型(1/50)をつくりながら、木拾いから木の特性、間取りのつくり方や木材の規格寸法の理解、地盤から基礎、柱・梁・小屋組、耐震の工夫まで、木造の基本を体得できるようなプログラム構成となっている。

教科書は、木造住宅「私家版」仕様書(松井郁夫・小林一元・宮越喜彦:共著 エクスナレッジ)を使い、著者3人がマンツーマンで実践力が付くまで教える。

このゼミでは、木組の習得だけが最終目標ではなく、日本の町並みを美しくしたいとの想いを込めて、美術教育(デッサン・色彩構成・立体構成)も行っている。美しいプロポーションや色彩、立体構成力を学ぶ講座である。

さらに、実践的なカリキュラムとして、省エネ法の改正に向けて「温熱計算の実習」や、伝統構法に適した動的構造解析の「限界耐力計算の実習」などの講座もそろえている。明日からでも使える講座である。

受講生の顔ぶれは、大工棟梁や若い職人さん、設計事務所の主催者や駆け出しの所員、専門学校の先生、学生まで様々であるが、みなさん熱心に一カ月一度の講座に通ってこられる。この講座を修了して、すぐに木組の家に取り組む実務者も多く、修了生がそのままワークショップ「き」組の会員として活動する機会もある。

本講座は、即、実践力の付くゼミとして、志ある実務者にはオススメの講座である。残り3名の余席があるので、お申し込みはお早めに。

2014年04月04日 Fri

_

【残り3名】2014年度木組のデザインゼミナール受講生

2014「木組のデザイン」ゼミナール募集 2014「木組のデザイン」ゼミナールスケジュール

全国から受講生が集まる人気の講座「木組のデザイン」ゼミナールが今年も開催されます。

伝統的な木組の家づくりを基本から学び、実践力を身つける講座です。
美しいデザインができるようになる、表現力を身につける美術講座があります。
温熱性能を向上させる講座は、計算ソフトを使って省エネ効果を確かめます。

ゼミ修了後に、実際に木組みの家づくりを実践する方が、毎年増えています。
また修了生は、全国の木組の実践者でつくるワークショップ「き」組の入会資格を得られます。

募集要領は以下からどうぞ。 全国のみなさまのご参加を、まだまだ募集しております。

 

申込用紙・募集要項はこちら

2014年度 第11期「木組のデザインゼミナール」受講生を募集します 丈夫で快適な、燃費の良い木組の家づくりを身につけたい、全国の実務者の方に

いま、日本の家づくりは大きな節目を迎えています。戦後69年つづいた簡便な在来軸組住宅の時代から、丈夫で長寿命の架構を持つ省エネルギー住宅へ変わろうとしています。 そこで見直されてくるのが、日本の気候風土に合った伝統の木組です。

本講座では、伝統構法による日本の家づくりを、職人がこれまで培ってきた木を組む技術に学び、さらに美しい日本の風景を取り戻すために美術の習得を目指します。 昨年大好評でした岐阜森林文化アカデミー講師・辻充孝先生による、木組の家の温熱環境と改正省エネ法への対応が身につく講座に加え、 伝統構法の耐震設計を適切に行うための「限界耐力設計法」講座を用意しました。

架構を知りつくした「き」組による、丈夫で、快適で、燃費の良い木組の家づくりを身につけませんか?

対象は、木組の家づくりを学びたい設計者および施工者です。 本講座の特色は、美しいデザインと耐震的な構造のバランスの取れた木組を学べる点にあります。 美術大学出身のメンバーが「美術講座」を、国土交通省による伝統構法の見直し委員会に参画する「木造住宅【私家版】仕様書」執筆メンバーが「木組講座」を指導します。 美術と技術の二方向から美しい木組の架構と温熱環境の構築の手法を学びます。 知識だけでなく、実際に手を動かしてデッサンや軸組模型をつくることで、しっかりと実践力を身に着けることができます。

ワークショップ「き」組の家づくりが「平成20年度 長期優良住宅先導的モデル事業」の採択を受けたことを契機に、全コースとも「長期優良住宅」に対応するプログラム構成となっています。 講座は「入門コース」と「上級コース」と「実践コース」の3講座制です。 実際の建物の架構を実践するコースも、サポート体制として用意しました。受講生による実践事例も増えています。

わたしたちは、伝統的な大工技術と国土保全につながる木材の循環の仕組みから、省エネルギーにつながる日本の家づくりを考えます。 日本の優れた木組の仕組みを、みなさんと共に未来へつなげていきたいと思います。 全国の皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「き」組 代表理事 松井郁夫

 

 

 

◆2014年度 「木組のデザイン」ゼミナール受講生募集要項

申込用紙・募集要項PDF

 

■ 入門コース: 美術講座と木組の理念 ■ 上級コース: 私家版メンバーによる木組講座 ■ 実践コース: 温熱講座、限界耐力設計法講座、3Dモデル作成講座。より実践的な木組講座

■ 開講日:4月~8月、9月~1月 基本的に月1回 (入門・上級コースは日曜日、実践コースは土曜日)

■ 時間:10:00~17:00 全5回(詳細は別紙スケジュールを参照) 一泊研修(植林ツアーまたは伐採ツアー、自力建設補助+スケッチ旅行:費用別途) 詳細後日

■ 費用:入門コース・上級コース 受講料8万円(1講座1万6千円×5回)+入学金1万5千円(お申込み時) 実践コース 受講料5万円

■ 場所:一般社団法人ワークショップ「き」組事務局内(東京都中野区江原町1-46-12-102) ※受講生多数の場合は会場を変更することがありますのであらかじめご了承ください。

■ 講師: 美術講座:松井郁夫、松井奈穂、松井匠 木組講座:現場講座:私家版研究会メンバー・松井郁夫、宮越喜彦、小林一元 温熱講座:辻充孝(岐阜森林文化アカデミー講師) 限界耐力設計法講座:水津民生(アンデン東京) 3Dモデル作成講座:高野量平(高野量平アトリエ一級建築士事務所)

■ 講座内容

100613nyuumonj 美術講座 「美術を身につける」 家づくりにかかわる基礎的な美術の実技を行い、プロポーションや色彩感覚を養う。 デザインの基本となるスケッチや色面構成、立体造形を学ぶ。

130116mokei

木組講座 「木組を学ぶ」 初めて木の家を学ぶ人や改めて木組の家を学びたい人のための、実習。 木組の家づくりにかかわる、実施構造図から模型までの木組を学ぶ。 私家版研究会メンバーによる課題と講評。

「木組のデザイン」ゼミナール樫原健一

実践講座 「温熱講座」   省エネルギー法改正に基づく温熱対応の手法を学ぶ。 「限界耐力設計法講座」   木の特性を活かした構造解析で、木組の家を適切に設計する。 「3Dモデル作成講座」 はじめての人のための3Dモデル講座。日影のシュミレーションを行う。

実際に計画中の建物を私家版メンバーが添削する「スペシャルプログラム」(別途料金)も用意しました。 今すぐ建てる家を、木組でつくりたいとお考えの実務者にオススメです。

11年目を迎え、大好評の温熱講座と、限界耐力設計法講座が加わったことで、これまでで最も充実した内容となっています。 全国から奮ってのご参加をお待ちしております。

■ 申し込み: 所定の申し込み用紙に必要事項を 手書きで 記入の上、下記に郵送する。 〒165-0023 東京都中野区江原町1-46-12-203 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 「木組のデザイン」ゼミナール 係

■ 問い合わせ: 一般社団法人ワークショップ「き」組事務局 (松井郁夫建築設計事務所内) TEL 03-3951-0703  FAX 03-5996-1370  E-MAIL info@kigumi.jp

2014年04月04日 Fri

_

「吉祥寺の家3」完成内覧会受付中「解説シート」付き

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会

140404木組みの家「吉祥寺の家3」解説シート

 

「吉祥寺の家3」完成内覧会は、参加者をまだまだ募集中です。手描きスケッチの解説シートもできました。当日ご来場の方々にお配りします。

国産・無垢の木と漆喰でつくる金物に頼らない、伝統構法の木組の家です。 

2階の格子から吹抜を通して木漏れ日がゆらぎます。
南面の大きな木製建具に、繊細な趣の茶室も見所です。
エアコン1台で、ほぼ全室を冷暖房する省エネルギーの工夫も施しました。
架構も外皮も満足する木組の家は、これからの日本の家です。
みなさま、お誘い合わせの上お運びください。
ご来場を、心よりお待ち申し上げております。

 

木漏れ日のある家「吉祥寺の家3」完成内覧会

開催日時:
2014年4月12日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちらからどうぞ。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

2014年04月02日 Wed

_

「吉祥寺の家3」完成内覧会のお知らせ

木組みの家「吉祥寺の家3」完成内覧会

「木漏れ日のある木組の家」が吉祥寺の住宅街に完成いたしました。
国産・無垢の木と漆喰でつくる金物に頼らない、伝統構法の木組の家です。
2階の格子から吹抜を通して木漏れ日がゆらぎます。
南面の大きな木製建具に、繊細な趣の茶室も見所です。
エアコン1台で、ほぼ全室を冷暖房する省エネルギーの工夫も施しました。
架構も外皮も満足する木組の家は、これからの日本の家です。
みなさま、お誘い合わせの上お運びください。
ご来場を、心よりお待ち申し上げております。

 

木漏れ日のある家「吉祥寺の家3」完成内覧会

開催日時:
2014年4月12日(土)
10:00~16:00
対象:家づくりをご検討の方
※一般向け見学会ですので建設業関係の方のお申込みはご遠慮ください。

お申込み先:
松井郁夫建築設計事務所
電話:03-3951-0703 メール:ok@matsui-ikuo.jp
松井郁夫建築設計事務所お問い合わせフォーム

印刷用PDFはこちらからどうぞ。

また、今回の内覧会にご来場の方には、
近日発行の「松井郁夫建築設計事務所の小冊子」無料プレゼントにご登録いただけます。
完成作品の解説スケッチ、書き下ろしエッセイ、写真集、65ページ以上の楽しい本になりました。
ぜひ奮ってご参加ください。

松井事務所小冊子エッセイ松井事務所小冊子表紙

松井事務所小冊子写真集 松井事務所小冊子図面

ブログ

プロジェクト

選択して下さい

月刊アーカイブ

  1. 2017年7月
  2. 2017年6月
  3. 2017年5月
  4. 2017年4月
  5. 2017年3月
  6. 2017年2月
  7. 2017年1月
  8. 2016年12月
  9. 2016年11月
  10. 2016年10月
  11. 2016年9月
  12. 2016年8月
  13. 2016年7月
  14. 2016年6月
  15. 2016年5月
  16. 2016年4月
  17. 2016年3月
  18. 2016年2月
  19. 2016年1月
  20. 2015年12月
  21. 2015年11月
  22. 2015年10月
  23. 2015年9月
  24. 2015年8月
  25. 2015年7月
  26. 2015年6月
  27. 2015年5月
  28. 2015年4月
  29. 2015年3月
  30. 2015年2月
  31. 2015年1月
  32. 2014年12月
  33. 2014年11月
  34. 2014年10月
  35. 2014年9月
  36. 2014年8月
  37. 2014年7月
  38. 2014年6月
  39. 2014年5月
  40. 2014年4月
  41. 2014年3月
  42. 2014年2月
  43. 2014年1月
  44. 2013年12月
  45. 2013年11月
  46. 2013年10月
  47. 2013年9月
  48. 2013年8月
  49. 2013年7月
  50. 2013年6月
  51. 2013年5月
  52. 2013年3月
  53. 2013年2月
  54. 2013年1月
  55. 2012年12月
  56. 2012年11月
  57. 2012年10月
  58. 2012年9月
  59. 2012年8月
  60. 2012年7月
  61. 2012年6月
  62. 2012年5月
  63. 2012年4月
  64. 2012年2月
  65. 2011年12月
  66. 2011年11月
  67. 2011年10月
  68. 2011年9月
  69. 2011年8月
  70. 2011年7月
  71. 2011年6月
  72. 2011年5月
  73. 2011年4月
  74. 2011年3月
  75. 2011年2月
  76. 2011年1月
  77. 2010年12月
  78. 2010年11月
  79. 2010年10月
  80. 2010年9月
  81. 2010年8月
  82. 2010年7月
  83. 2010年6月
  84. 2010年5月
  85. 2010年4月
  86. 2010年3月
  87. 2010年2月
  88. 2010年1月
  89. 2009年12月
  90. 2009年11月
  91. 2009年10月
  92. 2009年9月
  93. 2009年8月
  94. 2009年7月
  95. 2009年6月
  96. 2009年5月
  97. 2009年4月
  98. 2009年3月
  99. 2009年2月
  100. 2009年1月
  101. 2008年12月
  102. 2008年11月
  103. 2008年10月
  104. 2008年9月
  105. 2008年8月
  106. 2008年7月
  107. 2008年6月
  108. 2008年5月
  109. 2008年4月
  110. 2008年3月
  111. 2008年2月
  112. 2008年1月
  113. 2007年12月
  114. 2007年11月
  115. 2007年10月
  116. 2007年9月
  117. 2007年8月
  118. 2007年7月
  119. 2007年6月
  120. 2007年5月
  121. 2007年4月
  122. 2007年3月
  123. 2007年2月
  124. 2007年1月
  125. 2006年12月
  126. 2006年11月
  127. 2006年10月
  128. 2006年9月
  129. 2006年8月
  130. 2006年7月
  131. 2006年6月
  132. 2006年5月
  133. 2006年4月
  134. 2006年3月
  135. 2006年2月
  136. 2006年1月
  137. 2005年12月
  138. 2005年8月
  139. 2005年6月
  140. 2005年5月
  141. 2005年4月
  142. 2004年12月
  143. 2001年12月

このページの先頭へ