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2013年02月02日 Sat

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イエを原点から考える

3.11以来、イエについてずっと考えている。

あの日多くの家が津波で流され、多くの命が失われた。

かろうじて助かった人たちは、今も仮設住宅に暮らしている。

避難生活は困難を抱えたまま、もうすぐ2年がたとうとしている。

仮設住宅は、避難している人たちの生活を支えきれているだろうか?

狭くて無機質な仮説住宅は、家族が集う器として、決して満足ゆくイエではないと思う。

イエとは何か?家族が住まうイエとは何か?

人の生活を支えるためのイエ。子供たちが元気に育ってくれるイエ。

家族が集い団欒するためのイエ。自然の猛威から身を守ってくれるイエ。

イエは本来どうあるべきか?

寝て起きて食事をするだけがイエではないだろう。寒さ暑さをしのげればよいばかりでもないだろう。

人の生活には家族が大切だ。人間らしく生きるということは、家族がともに暮らし支えあうことではないか。

家族みんなが心豊かに、過不足のない暮らしができるイエ。子供たちが健やかに育つイエ。

丈夫で長持ち、安心して暮らせるイエ。住んでいる地域の風景となるイエ。

一家族のイエが始まりとなって、隣との関係が生まれ地域が育ってゆく。

イエは人格形成の原点。家族の原点。

イエづくりにかかわる一人として、人間らしく暮らし、人と社会がつながる住まいを提供したいと心から思う。

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