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2009年01月25日 Sun

「下連雀の家」位置出しをしました

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位置出しを行いました。大きな家になりそうです。

 

地盤調査も並行して行いました。家が建つ前に、地盤の強度を調べます。

 

下小屋では刻みが進んでいます。道行く人が思わず立ち止まるほどの材です。

 

2009年01月13日 Tue

「下連雀の家」地盤改良を行いました

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表層地盤改良を行いました。鳶の下田組さんの出番です。
強い地盤の上に、地震で倒れない家が建ちます。家族の命を何世代にも渡って守ります。

2009年01月13日 Tue

「上田の家」建主さんからお手紙をいただきました

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新しい家での暮らしぶりを、きれいな写真にして送っていただきました
完成から4ヶ月。「上田の家」の建主さんからお手紙をいただきました。
温熱環境についてのご意見が書き添えてありましたのでご紹介します。

「建主さんからのお手紙」
<前略>

新しい家に、引越してから今まで、あわただしく時が過ぎてしまいましたが、楽しみながら自分たちの家をつくっています。
しばらく、ご連絡もせず、失礼しましたが暮らしの様子をお伝えしたいと思いこの手紙を書きました。

暮らし始めたとき、最初にとまどったのが、温度と湿度の調整です。
部屋が大きいので、暖房費がかかると思い、ストーブの温度を上げないと寒いのです。
でも、いったん部屋が暖まれば温かいことがわかりました。それから、天井のファンは必ず回さないと部屋全体が温まりません。
自然の摂理のとおり暖かい空気は上に行くのです。部屋全体の空気が回ると部屋全体が温まるようです。
それから、お風呂場とリビングが近いので、風呂に入ったり出たときに寒くないんです。
アパートの時は、風呂に入っても直ぐに冷えてしまいました。
越してきて直ぐは、木がよく割れました。一度は夜中にすごい音がして木が割れて、その後に近所の犬が吠えました。
吠えた原因が、木が割れた音かどうかわかりませんが、心配になって、湿度計を何個か買い、
リビングに3箇所、納戸と食品庫と点検口の真下に一個ずつ置いてみました。 リビングの湿度は30パーセントぐらいでした。
そこで、ストーブ付属の加湿器と別に用意した加湿器で加湿しています。
それで、湿度はだいたい40パーセントから50パーセントぐらいになり、前ほど木は割れなくなりました。
木が割れるのは自然なので、木の割れ目が見えるのは全然気になりませんが、
家が倒れたりしないだろうかと心配になりましたが、矢島工務店さんは大丈夫だと太鼓判を押してくださったので、安心しています。
リビングは乾燥しますが、逆に納戸と食品庫は湿度が高く、引っ越したところは、漆喰の壁も結露するほどでした。
今は、様子を見て除湿機を使っています。今のところ湿度は60パーセントから70パーセントぐらいで安定しています。
床下の温度は外気温にかかわらず10度ぐらいです。湿度は天候に左右されるような気がしますが、ここも大体60パーセントから70パーセントぐらいです。

<中略>

この家に引っ越してから、暮らしを整えたり、子どものことやら、仕事のことやらであっという間に3ヵ月がたってしまいました。
仕事から帰ってきて、ただいまと言って玄関の扉を空けると、杉戸のガラススリットから漏れる暖かい灯かり越しに、
「ただいま」(?!)とでかい声で走ってくる息子が見えると、とてもあたたかくなります。

<中略>

もう少しすれば、庭もできますし、テーブルも入ります。また、ご報告したいと思いますが、
よろしければ、是非、遊びに来て下さい。お待ちしております。 皆様のご健康をお祈り申し上げます。

平成21年3月15日

 

「松井事務所からの手紙」

お手紙ありがとうございます。温熱の件、大変参考になりました。

天井扇は冬でも逆回転で使う方がいいようです。また結露は漆喰が乾くとおきなくなるようです。
青木村の「田舎暮らしを楽しむ家」も同じでした。
「蛍舞う丸子の家」では蓄熱暖房機を増やしましたが、一度温まると、使わなくなったと聞いています。

お手紙を拝見して、断熱効果を挙げるには、遮熱も大切なことを知りました。

当方の建物の場合、漆喰や厚板がその代わりになっているようです。

さらに進化する木組みの家です。
これからもご意見どしどし下さい。 お住まいになってからの感想が、当事務所の財産です。
よろしくお願いいたします。

松井郁夫・拝

2009年01月13日 Tue

「越美文化研究所」1:50軸組模型ができました

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松丸太を継いで飛ばします。「大庁」をモデルにしたテラスから白鳥の山々を望めます。

長さ16間の住居兼公共施設です。材はすべて郡上のものを使います。

2009年01月05日 Mon

「下連雀の家」吉野桧が届き、刻みが始まりました

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すばらしい材が届きました。下連雀の家の柱は、吉野の桧です。

 

一本一本に番付を打ってから刻みます。土台となる材に穴を開けています。

 

板図を描いて綿密に打ち合わせ。横田木材ベテラン勢とは長年の付き合い。打ち合わせも実にスムーズです。

2009年01月01日 Thu

あけましておめでとうございます

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あけましておめでとうございます
今年は200年住宅のモデルの実施や、
ワークショップ「き」組の法人化を目指して、
さらなる飛躍の年にしたいと思います。
本年も、よろしくお願いいたします。
2009年 元旦

2009年 / 1月